弾丸！5日間でハロン湾とアンコール　タプローム　アンコールトム　バンテアイスレイ編

2017/11/04 - 2017/11/08

3泊5日で世界遺産2か所2か国を巡る弾丸旅行
この旅行記は第3部、タプローム　アンコールトム　バンテアイスレイ編です。

訳があって５日間までの旅程しか取れませんでした。
初めアンコールワットなどアンコール遺跡のみ行く予定でしたが、同行者がハロン湾もぜひクルーズしたいというので、日本大手旅行社のツアーを探しました。この２か所を５日間で巡るツアー自体あまり種類が多くないなか、参加したのは

ハロン湾とアンコールワットハイライト　５日間　
（ハロン湾３．５時間クルーズ乗船！人気の２都市をコンパクトにご案内！お客様アンケートで満足度１００％のツアー）に参加

ふたり１室　ひとり約１６万円　
食事代、ガイド料、入場料、ハノイ＝シェムリアップ間の国際線飛行機代など移動の交通、送迎などほとんど入っていています。現地で使ったのは飲み物、チップとお土産代ぐらいでした。
2組6人とこじんまりとしたグループだったし、優良ガイドさんがきめ細かくケアしてくれたのでストレスなく効率的に回れたのは良かったです。

一方、何のハプニングもなくスリル感はなかったです。これは良いことですが・・・。また自由時間があまりなくゆっくりできませんが、これも盛りだくさんの行程上承知の上のことです。
またいつかゆっくりと滞在してみたいと思える場所でした。

アークン（ありがとう）

エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 旅行の満足度: 5.0

さて、アンコール遺跡群を観光するのになくてはならないもの

それは「遺跡入場券」です。

１日券ＵＳ３７ドル、３日券６２ドル、７日券72ドルがあります。

アンコールワット日の出鑑賞前に発券所に寄って作ってもらいました。5時台にオープンしているところがすごい
私たちは3日券を作ってもらいました。早朝だからなのか待つ人も皆無で、顔写真を撮ってもらいすぐにできました。顔写真入り（指で隠れている）です。

1日分はパンチ穴１つです。2つ空いていると2日分使用済みということですね。
発券料はツアー料金に入っていて、ケース＆ストラップも用意してくれているところが至れり尽くせりです。

遺跡に入場するとき検問所で必ずチェックが入ります。日に何回となく提示するので、忘れずに携行しなければなりません。アンコール観光は何がなくても「遺跡入場券」。バスの中に入ってきて顔写真と照らし合わせる細かい係官もいました。ストラップで首から下げておくと間違えありません。

この日はアンコールトム、タプローム、バンテアイスレイを巡りました。

アンコールのなかでも最大の規模のアンコールトム
アンコール＝王都　トム＝大きい
南大門とナーガ（大蛇神）を綱引きのように引っ張る阿修羅の面々

この門にはたくさんの神様のお顔が彫られています。
門は狭いですが、徒歩、車、トゥクトゥク、バイク、象さんまで入り乱れて通行しているところが面白いところ。

象さんの向こうに、アンコールトム中心部バイヨン寺院が見えてきました。

バイヨン 史跡・遺跡

入口前のテラスです。
めずらしく観光客が引けています。
ここでガイドさんからカンボジア・クメールの歴史の簡単な案内がありました。
日本人はうなずきながら割合熱心に聞いています。
ガイドさんいわく、中国人は歴史を聞かない、あの人たちは写真撮るのが大好き、と憮然とした表情で言っていたことが妙に印象に残っています。

バイヨン＝美しい塔・・というだけあり塔の寺院と言っていいほどです。

有名な四面仏像
ガイドさんと一緒にまわると写真のスポットも熟知していてよい記念写真が撮れました。

女神デバター像も多いです。

髪飾りが素敵すぎる！

アンコールトムはワットよりずーっと広いです。
その中に見どころが点在しています。
　バイヨンのほか、バプーオン、象のテラス、ライ王のテラスを回りました。

写真は、ピラミッド型寺院のバプーオンの頂上から見た風景です。
歩いてきた細長～い参道が見えます。

ランチはストライプがモダンなインテリアのクロヤ―へ

クロヤー レストラン アジア料理

マンゴージュースが濃厚そのもの。

大きなブランコに揺られながら食事がとれるのが特徴でした。

遺跡巡りに戻ります。
アンコールトムの近くにあるタプローム寺院。

タ プローム 寺院・教会

ガジュマルの大木が思うがままに成長していて、本当に驚きです。
ここはトゥームレイダーのロケ地になったところでもあります。

どんなところにも絶対根を下ろすぞ！という木の意気込みが伝わってきました＾＾；

奇跡的にお顔だけ根の間から拝めます。
木も配慮したのかな・・・

ここは地震がないのでしょうかね。
あったらひとたまりもないでしょうね。

人の大きさと比べてもその大きさがわかると思います。
ただただ自然のなせる業に驚くばかりです。

バンテアイスレイ寺院に移動します。
車窓からは緑豊かな田園風景が広がっていました。

街道沿いの民家の庭には、犬、牛、鶏が放し飼いになっていて、柵がないのによく道路に飛び出さないね、と思いました。飛び出したら車にひかれると感じているのかな？

独特の赤茶けた色彩の、バンテアイスレイ

バンテアイ スレイ 史跡・遺跡

彫刻の細かさは半端ないです。

もちろんヒンドゥー教の物語があり、詳しく説明がありました。

ラーフ、だったか日本の獅子舞の顔に似ています。
不正に不死の霊薬アムリタを飲んだため、神の怒りを買い、ラーフの首を切ったが、ラーフの首は不死になったというお話。

表の目立つ場所のレリーフは精巧ですが、目立たない裏側は装飾を全く省いているという合理的思考が面白い。

とても絵になる場所が多く、小規模ながらも一番気に入った寺院でした。

お猿さん、ハヌマーンだったか…が控えています。

ここは「東洋のモナリザ」と呼ばれているという有名人デバターがいますが、数メートル離れたところからの鑑賞なので、いまいち良さが感じられません。ガイドさんが双眼鏡も貸してくれましたが、やはり至近距離でじっくり見たかった。

夜はアプサラスダンスショーに行きました。
ビュッフェスタイルの食事付。

手や身体の動きが優雅でした。

ただ食事の内容は （‐_‐）だったし、1回見ればいいかな・・・

スイカジュース最高！！
しぼりたてのストレートスイカジュース。とても美味しくて毎回頼んでました。
左隣はアンコールワットのシルエットが入ったアンコールビール。
暑い国はこういうのが一番ですね。
イエロー マンゴー カフェにて。ここでのランチの後はとなりのオールドマーケットへ。

11月は比較的過ごしやすいそうですが、それでも日中はやはり暑い。日焼け対策必須です。ホテルで毎日1本ずつミネラルウオーターのボトルがいただけましたが、それでは足りません。このツアーでは待機中の車に冷えたミネラルウォーターを常備していてくれて、炎天下遺跡で階段などを上り下りして車に戻ったときに冷たいボトルがもらえて生き返りました。とても嬉しいサービスでした。
ツアーには、オールドマーケット散策のほか、全身マッサージ60分間やアンコールクッキー屋さんへ寄る時間もあります。

おまけにホテルからのプレゼントとして綿ストールのクロマ―、ウエルカムフルーツとともに足のマッサージ30分も付いていました。2泊しかないのに、本当に盛沢山のメニューで満喫しました。帰りの飛行機は夜出発しますが、夕方6時まで部屋を使用できたことも大変助かりました。
気になるところもありましたが、全体的には確かに満足度が高いツアーだと思い、参加して良かったです。ご参考になればと思います。

アークン

イエロー マンゴー カフェ アジア料理