2017/11/20 - 2017/11/21
345位(同エリア471件中)
ペコちゃんさん
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東海地方の紅葉スポットを巡る1泊2日のバスツアーに、友人と3人で参加しました。
ツアーのタイトルは、『紅葉の連続!大井川鐡道SL&トロッコ列車&香嵐渓』。
紅葉の名所は数々ありますが、旅行誌に必ず顔を出してくるのが愛知県豊田市にある「香嵐渓」。
また、静岡・大井川鉄道のSLとトロッコ列車は、紅葉の時期に一度乗ってみたいと思っていた観光スポットです。
観光バスは満席で、このコースの人気ぶりが窺えます。
7時40分に出発し、香嵐渓に着いたのは14時前。
平日ですが、見頃を迎えた東海随一の紅葉名所・香嵐渓は、大勢の観光客で賑わっていました。
その後、静岡・掛川に向かい、宿泊は「つま恋リゾート 彩の郷」・・・広大な敷地には、リゾートホテルに相応しく、ゴルフ・テニス・乗馬・ウォーターパークなど子供から大人まで楽しめる施設が用意されていますが、秋から冬の期間はイルミネーションが宿泊客を楽しませてくれます。
昼間は見事な紅葉、夜は光り輝くイルミネーションを楽しんだ一日目でした。
写真は、香嵐渓の巴川に架かる待月橋と美しい紅葉。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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バスは圏央道を走り、最初の休憩は厚木PA。
9時前なので「B-1グランプリキッチン」も朝食のお客さんで賑わっています。 -
海老名JCTから東名に入り、御殿場JCTから新東名へ。
2012年に開通した新東名(御殿場~岡崎)を走るのは初めてですが、ほとんど山間部を走る高速なので、海寄りを走る東名高速に比べると、車窓の景色はイマイチ。
10時半に静岡SAで2回目の休憩。 -
12時に岡崎SAで3回目の休憩。
岡崎SAは、上り・下りとも同じ場所にあり、2つの建物で買い物・食事を楽しむことが出来ます。
下り線側のSAのコンセプトは「森のエントランス」。 -
上り線側のコンセプトは「岡崎宿」。
岡崎SAで昼食の弁当を積み込む予定になっていましたが、弁当屋が遅れて到着しないため、香嵐渓で受け取ることに・・・ -
香嵐渓に近づくと道路は大渋滞で、30分ほどノロノロと進んで、14時前に香嵐渓の駐車場に到着。
やっと「篠島名物 シラス弁当」にありつきました。
篠島は三河湾の知多半島と渥美半島の間にあり、フグやシラスなどが獲れる島です。
小ぶりの弁当でしたが、美味しく頂きました。 -
毎年11月には「香嵐渓 もみじまつり」が開催され、夜間ライトアップもある期間中は、大勢の人が紅葉を楽しみに訪れます。
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“ 香嵐渓 ” という名の由来は、「飯盛山からの薫風は、香積寺参道の青楓を透して巴川を渡り、香ぐわしいまでの山気を運んでくる。山気とは、すなわち嵐気也」。
これからとって、昭和5年に香嵐渓と命名されました。 -
香嵐渓のもみじは、寛永11年(1634)に香積寺(こうじゃくじ)11世住職の三栄和尚が巴川沿いの参道に植樹したのが始まりとされ、般若心経を一巻読むごとに楓や杉を1本ずつ参道に植えていきました。
その後、大正から昭和の初めにかけて住民も植え足し、この素晴らしい紅葉名所が生まれました。 -
現在、香嵐渓にはイロハカエデ・ヤマモミジ・ウラゲエンコウカエデ・オオモミジ・コハウチワカエデなど11種類の楓があり、今ではその数4,000本とも言われ、見事な景観を誇っています。
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平日ですが、大勢の人が綺麗な紅葉を求めて訪れています。
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巴川に架かる「待月橋」は、香嵐渓のシンボルとも言える赤い欄干の橋・・・2007年に掛け替えられたコンクリート製です。
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朱色の欄干が周囲の紅葉とよくマッチして、絶好の撮影スポットとして大勢の観光客がカメラを構えています。
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待月橋を渡り、紅葉が続く川沿いを進みます。
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川にせり出す紅葉。
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自然に指が、何回もカメラのシャッターを押します。
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春のサクラと秋のモミジ・・・日本が世界に誇る風景遺産ですね。
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どこを撮っても綺麗!
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赤・ピンク・オレンジ・黄色・緑のグラデーションが目を楽しませてくれます。
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巴川と紅葉を見ながらの散策。
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香嵐渓広場を下に見ながら香積寺に向かいます。
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香積寺の山門近くにある漢詩碑。
作者の服部承風は愛知が生んだ現代の代表的漢詩人で、昭和58年秋に門下生と香嵐渓を訪れた時の五言律詩が刻まれています。
『来尋風外寺 初地蘚苔芳 巴水劃塵境 楓林擁佛堂 衣添紅葉色・・・』 -
漢詩碑の近くにある「風外碑」。
香積寺25世住職(1833年~1842年まで在職)の風外和尚は書画に堪能で、多くの作品を残しています。 -
香積寺本堂の脇には、開山当時から寺の鎮守として豊栄稲荷が奉られています。
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香積寺の山門。
この辺りの紅葉は、11月下旬が見頃のようです。 -
参道を歩いて石段を登ります。
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香積寺は1427年に足助氏の居館跡に創建された曹洞宗のお寺。
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本堂には、本尊の聖観世音菩薩が祀られています。
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本堂の和室。
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香積寺で一番古い仏像は、この毘沙門天。
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香積寺の境内の中にある豊栄稲荷。
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江戸時代後期に建てられた僧堂(座禅堂)。
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僧堂の内部・・・座禅の修行も出来ます。
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鐘楼。
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和モダンな竹細工・・・もみじまつり期間中は、土・日の18時から、『竹灯りの香積寺』と『願掛けろうそく』のイベントが開催されます。
香積寺の参道に、この竹灯りなど約1,000基のロウソクを灯し、巴橋近くの河原に800個のガラスに入ったロウソクを並べ、幻想的な世界が演出されます。 -
香積寺を後にして、再びモミジの中へ。
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グラデーションが見事です。
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香嵐橋が見えてきました。
藁葺の家と川面に映る香嵐橋の色合いが長閑な里山の風景。 -
この辺りまで来ると、香嵐渓もおしまいです。
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なかなか趣きのある香嵐橋。
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香嵐橋から引き返して香嵐渓広場の方へ。
藁葺屋根がいい感じ。 -
空を朱に染める紅葉。
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香嵐渓広場の三州足助屋敷と大銀杏。
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昭和55年に開館した三州足助屋敷は、かつての豪農屋敷を再現し、長屋門、母屋、竹屋などは茅葺の木造建築。
かつてこの地域で行われていた「炭焼き」「木地」「紙漉き」「機織り」など、昔の山里の暮らしを見ることが出来、生きた民俗資料館と言えます。 -
香嵐渓広場は、食べ物屋・お土産屋などが沢山あり、大賑わい。
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これは珍しい刀削麺。
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香嵐渓名物の猿まわし・・・お猿さんと息が合った口上が面白く、結構、笑わせてくれます。
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約4,000本の木々が、黄や紅に染まる様は圧巻!
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一眼レフやスマホでパチリ。
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待月橋まで戻ってきました。
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巴川と紅葉のトンネル。
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巴川沿いの道から上を見ると、昭和6年に建てられた太子堂があります。
法隆寺の夢殿のような六角堂で、中には聖徳太子像が祀られています。 -
巴橋から見た巴川と飯盛山(255m)。
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駐車場の近くにある明治35年創建の「足助神社」・・・鎌倉時代末期の武将・足助次郎重範(1292年~1332年)を祀っています。
足助神社の隣には足助八幡宮があります。 -
「足助八幡宮」の創建は673年と伝えられ、本殿は室町時代の文正元年(1466年)に建立されたものです。
「足助」の名称から旅行・交通安全や足に関すること全般に利益があるとされています。 -
香嵐渓の紅葉鑑賞も終わり、東名・掛川ICへ向かう途中、綺麗な夕日が・・・今日は曇り空でしたが、明日の天気は期待出来そう。
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今夜の泊りは、140万㎡の広大な敷地に、天然温泉をはじめ、多彩なアクティビティ施設を備えたリゾートホテル「つま恋リゾート 彩の郷」。
1974年の開業から2016年まで、「ヤマハリゾート つま恋」としてヤマハが運営していましたが、HMIグループへ売却し、この4月にグランドオープンしたホテルです。 -
18時前に到着。
ロビーも広く、ホテル全体がゆったりとした感じです。
宿泊棟はノースウィングとサウスウィングの2棟あり、我々はサウスウィングへ。 -
暗くなると、2つの宿泊棟に囲まれた広場で、10月28日~年4月8日までの間、イルミネーションが輝きます。
夕食の前に見て回りました。 -
200万球の電飾と最新の技術や照明を駆使した、音楽と光のエンターテインメントは、会場内に流れるBGMと連動して、バラ・桜・星・円形のイルミネーションへと変化します。
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イルミネーションで飾られたチャペルガーデン。
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次々に変化するイルミネーションに、寒さも忘れます。
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ホテルノースウィングの壁面は、イコライザーをイメージしたイルミネーションで、BGMに合わせて色が変化していきます。
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このイルミネーションは、世界的に有名なデザイナーと夜景評論家がプロデュースしたもの。
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見ていると、時間が経つのを忘れます。
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イルミネーション会場に置かれたプードル。
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チャペルにも入ってみました・・・結婚式場ですが、楽器が置かれています。
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19時から、KENTAさんのピアノと女性フルートのチャペルコンサートがあったので、ポップな演奏を聴きました。
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メインロビーの建物にある夕食会場「レストラン ビュッフェテラス」の外観。
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夕食は、50種類以上の料理をバイキング形式で・・・ステーキ・お寿司・刺身・シチューなどなど、美味しく満腹になりました。
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夕食後に、天然温泉「森林の湯」へ・・・ここの湯は循環濾過式で加湿・加水していますが、天然温泉です。
ホテルと離れた別棟なので、1時間に4本のホテル周遊バスで向かいます。 -
露天風呂は水風呂も入れて8つ。
丘の斜面を利用して作られた立体的な設計なので、どこからでも美しい自然を満喫できます。 -
大自然に囲まれた露天風呂で、心も体もリラックス!
特に良かったのは、下の写真の「圧注風呂」・・・強烈なジャグジーで、足腰の疲れがほぐれました。
明日は、楽しみにしている大井川鉄道です。
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