ツアーでクロアチア・スロバニア・ボスニアを回る11月の旅行(2)

2017/11/11 - 2017/11/15

　検討していたヨーロッパへ wife 殿の選んだ地へ行くことにした。近年、テレビで頻繁に紹介されるようになったし、この近辺は難民も移動しないというアドリア海海岸線は治安も良いということのようだ。ツアーではザグレブにも観光する予定になっていたが、カタールのアラブ諸国からの国交断絶を受けて航空路が迂回を始めており、時間なくカットされる始末になった。
　日程は、移動に１．５日残りの５日間の観光となり、ザブレグ、ljubljana 、ブレッド湖、鍾乳洞、シベニク、スプリット、トロギール、Dubrovnik、ブリトゥヴイィツェ湖国定公園、ざっと一周になった。このため国境をまたぐこと何度もとなり、スタンプだけがやたらと押されることになった。
　最終日の国定公園は完全な雪景色となりシロアチアになった雪中行軍は、楽しむというよりは苦行のようだったが、こんな風景を見る観光はそうないだろうとも思う。

エリア ブレッド湖周辺(スロベニア)

　ホテルの近郊を散歩。カナダの国旗になっている広葉樹が凛として立っている。碑に刻まれた文言の内容は不明。いずれこの地の歴史を刻む場所なのだろう。

　ブレッド湖へ向かう途中の山頂の写真。雲で覆われており、頂は見えない。この山から解けた水が石灰質の山肌を下ってアドリア海へ注ぐ。この地の水の源。この山が北からの侵略を防いだのかもしれない。歴史はローマ帝国とトルコとの攻めぎ合いを繰り返したとある。
　南アルプスが難民の移動経路をこの山の北へ押しやったのは現実だ。アドリア海に面するこの地を難民が移動することはなかったようだ。

　その風光明媚なブリット湖。手漕ぎのボートで中州の島へ渡る。

Pletana (ブレッド島へのボート) その他の交通機関

　時間がないツアーなので、峠のブリッド城は写真のみ。じっくり見たければ、改めてくればということになる。

ブレッド城 城・宮殿

　湖水のボートからの写真。晴天ならばもっときれいだろう。11月ではマシな天気か。

　確かに湖水にある島の聖母マリア教会は中々興味深い。

ブレッド島 自然･景勝地

　フラッシュ禁止だけだったので、中を記録。天井の小穴から垂れているロープが願い事をかなえる鐘だそうだ。

聖母被昇天教会 (聖マリア教会) 寺院・教会

　wife 殿と一応は鳴らしてみたが、多少力の入れようが難しい。ならない人もいたからやるなら力を籠める必要あり。

　その教会の上に上る階段の写真だ。紋章なのだと僕には思えたが、調査不足でよくわからない。

　その一番上にある時計。正確に時を刻む人間の作り上げた傑作といってよいかもしれない。このメンテナンスにどれだけの労苦があるだろうと想像したら、作り上げた技術者の労苦にも畏敬の念が浮かぶ。
　以前テレビでこうゆう時計をメンテしていた日本人がいたけれど、当然大変だったと記憶している。

　教会の頂上から湖を見る。

　天気がいまいちすぐれないが・・。

ブレッド島 自然･景勝地

　湖のショッピングセンターで見つけた Salt chocolate 塩チョコ。小さい固形チョコがひと箱３０ケ入っているということで、ばらまき用のお土産に合致。たぶん、事業所に大量に必要な方には最適、僕には最適なので数個購入。味も良い。これはお勧め。

観光案内所(ブレッド湖) 散歩・街歩き

　そんでもってこれまた話題のケーキを見つけたので、食べないわけにはいかない。
ブレッドで頂いた有名なケイキ。一人では無理なので、二人でシェア。最高過ぎる甘さはとても美味い。但し、4時間は、その甘さで他の味覚がマヒしそうだ。しかし、ウマーイ。3.９ユーロ。たかいかなぁ？

　昼食にいただいたビール。スロベニアのビールらしい。飲みやすかった。

　そのクラーニ( Kranj)の昼食の合間を縫って、近くのスーパーマーケットMercator へ。初日に飲みやすかったビールを夜のために缶でゲット。この大きさで 0.9ユーロなのだから、下手すれば水より安いかも。

　Mercator でもらった清算書の一部と思っていた紙切れ。なんと旅行の抽選参加紙と判明。まあ当たっても困るし、参加しないことにした。でもこれって中々立派な規格だと思う。11/22　締切なので今では価値もない。

　その町 Ljubljana 郊外にも教会らしき建物があった。どこの町にも歴史がうごめく。まるでヨーロッパはどこでも絵になる。

　それでもって到着、Postojna Cave。世界三大鍾乳洞だという。さすがにすごい。トロッコで移動すること１０分。電気の灯がなければ戻れないという恐怖を想像する時間はなかったけれど、まあすごい。

　写真はフラッシュなしで OK ということだが、良い写真はとれないので、数枚だけを掲載しておく。現場に見に行くのが一番だと思う。
　秋吉台や岩手のものも拝見したが、この巨大さには驚く。かつてはドイツ軍の武器弾薬保管庫だったという話も伺った。

ポストイナ鍾乳洞 洞穴・鍾乳洞

　この暗さで電気がなかったらと考えたらぞっとする。が、入ったものはしっかり見ようと思う。

　多少でも幻想的な気分になったけれど、地底の底だということは忘れない方が良いようだ。帰れるでしょうねが気になった。

　同行した連れの方がフラッシュバチバチなのには閉口した。ガイドの注意をどう聞いたのか全く、日本人らしくしろと言いたくなったが、余計なことか。

　その洞窟内部にあるなんとお土産ショップ。

　そのトロッコの出口へ向かうときの写真。まるでとある映画のシーンを思い出した。

　例のケーキの立て看板。スロベニア全土で売っているようだ。

　これでスロベニアでの観光は終了、クロアチアへ戻ることになる。当然国境でパスポートチェックがあり、車のマークのついた印が押された。今回は何回やったか忘れるくらいだ。

　クロアチアのカーロヴァック(Karlovac) へ移動。泊まったホテルはエレベーターなしの３階建て。世界遺産選定されそうな建物だが、中は改装し続けたのか迷路まがいのホテルだった。でもまあ広い。そして町の中心地だったことが幸いした。徒歩圏内にスーパーがある。