夢のメープル街道への旅【３】 -- ニューヨーク観光★あの日を希望に！「911メモリアル」、雨の自由の女神、そして新たな旅立ち --

2016/10/08 - 2016/10/16

【夢のメープル街道への旅】第３回は「ニューヨーク観光★あの日を希望に！「911メモリアル」、雨の自由の女神、そして新たな旅立ち」

あの日、テレビニュースで見た憧れの地マンハッタンの高層ビルの頂からの黒煙、目を疑った。
翌朝テレビニュースで何度も何度も放送される旅客機の激突の瞬間に釘付けとなり仕事に遅刻した。
その跡地には、その時その場所にいた2749人の方々の名前が刻まれていた。どんな言葉を使えば良いのか、分からない。。

フェリーに乗ってリバティー島に渡った。酷い風雨で自由の女神はろくに観られず島を後にした。

そして、そんな陰鬱な気分を振り切るように、今回の旅最大の「メープル街道を車で駆け抜ける」という目的を達成するために夜行バスでカナダに向かった。

そんな今回の旅の一部。

【３】 -- ニューヨーク観光★あの日を希望に！「911メモリアル」、雨の自由の女神、そして新たな旅立ち -- ★本投稿★
　・911メモリアルと新WTC
　・雨の自由の女神
　・久しぶりのグレイハウンドでの新たな旅立ち

【２】-- ニューヨーク観光★彼者誰時ビッグアップル
　https://4travel.jp/travelogue/11303263
【１】-- NY到着とマンハッタンの夜景 --
　https://4travel.jp/travelogue/11300908


既に１年以上前になってしまったが、やっと投稿。
いつかは訪れたいと夢にまで見ていたメープル街道。ナイアガラからケベックまで、どうしても車で走ってみたかった。遂に実現！

今回の旅は、中３の息子との２人旅。
我が家には３人の子供たちに、小５と中２でどこか海外に連れて行くというルールを作っているが、今回は次男が中２で部活を優先し何処にも連れて行かなかったため、中３の歳での同行となった。
次男は幼い頃から「ナイアガラの滝に行ってみたい！」と言っていたため、夢実現といったところかな。

旅行三昧としても、初のアメリカ東海岸とカナダ。ワクワクが止まらなかった。


いつも通りの拙い記録となりますが、宜しければ是非ご覧ください。


＜＜お詫び＞＞
他の投稿の先に、この旅行記を投稿させて頂きます。勝手な旅行三昧の旅の記録となりますので、悪しからずご了承のほど。


旅旅旅-- 旅行三昧 --旅旅旅

エリア ニューヨーク(アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今晩夜行バスで念願のカナダへ向かうため、、モーテルをチェックアウトし、PORT AUTHORITYバスターミナルまで行き、スーツケースを預けた。

その後、地下鉄でワールドトレードセンター駅に下り立った。

外に出て見上げると、そこには、超高層ビルが雨空を突き抜けんばかりにそびえ立っていた。

１ワールドトレードセンター。

2014年に開業したばかりの世界で6番目の高さ541.3mの超高層ビル。

ワン ワールド展望台 建造物

そのワールドトレードセンターのビルは、かつてこの場所に建っていた。

「911アメリカ同時多発テロ事件」
この事件を知らない人は殆どいないだろう。

2001年9月11日にハイジャックされた旅客機が超高層のワールドトレードセンターに激突した。
あのアメリカ国防省のペンタゴンですらテロの手に掛かり、ハイジャックされた旅客機が突っ込んだ。

テレビから流れるアナウンサーの悲痛な叫び、徹夜でテレビにかぶりつき、翌朝仕事に遅刻してしまったことを覚えている。

激突されたワールドトレードセンターのツインビルは高層階から黒煙を上げ、ビルとしての本懐を遂げようと必死に建っているように見えたが、最終的には力尽き、完全崩壊してしまった。

グラウンドゼロ 9/11メモリアル モニュメント・記念碑

911メモリアルパークには、かつてのビルがあったノースとサウスの場所に、この美しい人工滝のプールが造られていて、このプールの周囲には犠牲者の方々の名前が刻まれている。

あのテレビの映像は、生涯忘れることはないだろう。

日本で予約済みのリバティー島へ渡るフェリーの時刻が迫ってきていたため、911メモリアルミュージアムや、１ワールドトレードセンターの展望台にも行ってみたかったが、後ろ髪を引かれつつバッテリーパークへ向かった。

グラウンドゼロ 9/11メモリアル モニュメント・記念碑

これがバッテリーパークからリバティー島に渡るフェリー「MISS NEW YORK」。

乗客エリアにはほとんどイスはなく、ポールが何本か立っていてそこに掴まって、リバティー島へ向かった。

バッテリー パーク 広場・公園

フェリー上から、左に自由の女神。右にエリス島。

酷い風雨のため、またフェリーの乗客がすし詰め状態だったため、僅かな遠影のみ写真に収めるのがやっとだった。

風雨で傘は役に立たず、レインウェアを持っていなかったため、やっとの思いで辿り着いたリバティー島。

初めて間近に観る自由の女神は、風雨に気持ちも遮られ、カメラの設定も十分できずに撮影。

自由の女神像 モニュメント・記念碑

正面から撮影しようにも、役に立たない傘を持っているため手が塞がり、お顔もまともに拝見できなかった。

自由の女神像 モニュメント・記念碑

リバティー島から観るマンハッタンもご覧の通り。霞んでしまい良く分からない程。

エリス島にも立ち寄ろうと考えていたが、寒さもあり元気がなくなってしまった。息子とも強く合意し、フェリーから地下鉄とバスを乗り継ぎ、足早に今晩カナダへ夜行バスで移動するため、PORT AUTHORITYバスターミナルへ戻った。

自由の女神像 モニュメント・記念碑

PORT AUTHORITYバスターミナルへ戻り、預けていたスーツケースをピックアップした。

今晩の夜行バスまで結構な時間があるが、外は雨。。
息子と交代でキオスクを物色するなどで時間をつぶそうとするも、退屈の極致。それでも、スマホのゲームなどでなんとか時間をつぶし、やっと夜の帳が下りた。

実際に乗ったバスはこれではなくグレイハウンドだが、退屈していた時に長距離バスをパチリ。
あ、雨止んでるな！

ポート オーソリティ バス ターミナル 駅

グレイハウンドに乗車し、ニューヨークからナイアガラの滝へ。

バスの中で朝を迎えたが、前日のニューヨークとは打って変わって、雲一つない快晴。
眩しくとも清々しい朝陽が出迎えてくれた。

グレイハウンドを見送り、まずは荷物を預けるため、タクシーでナイアガラの滝のホテルに向かう。

そう、そしてここは、既にカナダ！
初カナダだ！！