レッサーパンダの赤ちゃん求めて鯖江と神戸の動物園遠征とグルメの旅（２）西山動物園（前）超うらやましい飼育体験を傍観しながらフルーツ盛りを味わうレッサーパンダたちの可愛い姿をいつもより長く堪能！

2017/11/03 - 2017/11/03

多くのレッサーパンダが生まれ育ってきた実績からレッサーパンダの西の聖地と呼ばれている福井県鯖江市の西山動物園。
今年2017年に赤ちゃんが生まれる前でも、ヤンヤン、キラリちゃん、たいようくん、ミルキーちゃん、ムータン、ティアラちゃん、ライトくん、ひかりちゃん、モッチー、咲弥ちゃん（※2017年11月20日に天王寺動物園にお嫁入り）と総勢10頭もいるレッサーパンダのお城です。
小さな小さな動物園なので、レッサーパンダ以外では、稀少なサルと何種類かの鳥類がいるくらいなので、初訪問のときには、正直、レッサーパンダがみんな寝てしまったときに時間を持てあますことを心配したくらいでした。
でも、いまは西山公園のふもとに魅力的な道の駅ができましたし、レッサーパンダ棟も自販機だけでなく、絵本やグッズ（非売品）がある休憩室が備わっていて、レッサーパンダたちが寝てしまっている間はゆっくり休憩していてもいいです。
ただ、今回は、午後２時から１時間限定で赤ちゃんの公開もあるので、動物園で過ごすこれまでより時間は長くなるだろうと思ったら……なんとトイレと、ちょっとだけリスザルの赤ちゃんや周りの景色を見た以外、レッサーパンダから全く離れられませんでした！
展示場のすぐ隣のレッサーパンダ棟の休憩室ですらも、おちおち休憩していられないくらいでした！

それというのも、まずは、赤ちゃんの公開は１時間限定ではなく、午後１時半に登場してから閉園時間まで延長になっていたおかげです。
（※赤ちゃんの写真は、西山動物園編の後編の旅行記にまとめています。）
それと、暑さに弱いレッサーパンダにとって過ごしやすく、活動的になった秋から冬は、これだけの数のレッサーパンダがいれば、お昼寝に入る時間はずれるし、若いパンダほどお昼寝の時間は短く、誰かしら目を覚ましている状態が続きました。
そして2017年現在の西山動物園のレッサーパンダたちはみんな若いです。
１番年上のヤンヤンとキラリちゃんですら、2010年生まれの７才で、人間でいえばまだまだ働き盛り。あとは2013年生まれのたいようくんとライトくんとミルキーちゃんから2015年生まれのモッチーと咲弥ちゃんで、人間でいえばアラサーからハイテーンくらいかな。

だけど、なにより、クラウドファンディングで寄付して権利を勝ち取った人たちによる飼育体験があったためでした。
西山動物園では毎日11時頃からフルーツ盛りのおやつがレッサーパンダにふるまわれるのですが、屋外展示場とレッサーパンダ棟とでは飼育員さんが別々なので、おやつは同時に与えられます。なので、全員が食べる様子をゆっくり見ている余裕はなく、あっという間に終わってしまいます。
それが、飼育体験が入ると、レッサーパンダにリンゴを食べさせるのがハイライトなので、レッサーパンダ１頭ずつに時間をかけてあげることになったのです。
その間、付き添っている飼育員さんは、どうすればレッサーパンダがリンゴを食べにきてくれるか指導しながら、それが同時にレッサーパンダたちの個性の紹介にもなっていました。
また、私を含め、それを見学している他の来園者が話しかけても、答えてくれるのでした。
おかげで、ふだんなら10分程度で終わってしまうフルーツ盛りのイベントは、全員が終わるまで１時間以上かかっていました！

レッサーパンダを見に行くのに良い景色となって秋から、土日祝日は飼育体験の予定が常に入っているようです。
見ている方は、うらやましいと思いつつも、リンゴタイムのレッサーパンダは可愛いですから、楽しさのおこぼれを預かりますが、飼育員さんは半日はずっと飼育体験のお客さんにずっと張り付いていることになり、それがいつもの仕事にプラスされるわけですから、傍目で見ていて大変だと思いました。
でも、あれだけレッサーパンダたちがなついてくれるのだから、チャンスがあれば私もやりたいと思いました！
旅行記やブログやインスタグラムで飼育体験の様子を知ったときに比べると、実際に目の前で繰り広げられたのを見たインパクトは比べものにならなかったのです。
なにしろ、ちょっとでもこっちを向いてくれたら……と焦がれる相手が、飼育体験の人には、ごはんにつられて自ら寄っていき、笑顔を向け、可愛くおねだりし、ひざに手をついてリンゴを食べ、さわられても逃げないんですから！
バックヤードツアーのような、一般客に見えないところで行われるイベントよりも人気は急上昇しやすいだろうなとうなずけました。
一度体験した人もまた体験したくなるでしょうから、競争率はますます高くなりそうです。

＜文化の日の３日連休を利用して鯖江の西山動物園と神戸の王子動物園ほ訪れた旅行記のシリーズ構成＞
□（１）鯖江編：サバエシティホテル前泊＆味彩よしみつでの贅沢海鮮グルメ＆道の駅の鯖江みやげの買い物＆桜が紅色づいた西山公園
■（２）西山動物園（前）超うらやましい飼育体験を傍観しながらフルーツ盛りを味わうレッサーパンダたちの可愛い姿をいつもより長く堪能！
□（３）西山動物園（後）Hello！レッサーパンダの赤ちゃんの梅香（めいしゃん）＆リスザルの赤ちゃんがママから独り立ちする姿を目撃
□（４）神戸編：初めて元町まで出てＲ＆Ｂホテル神戸元町前泊＆ちょっぴり買い足した神戸みやげ＆焼肉六甲食べ放題と新神戸駅和食レストラン臼臼グルメ
□（５）王子動物園（午前編）キュートで短足なジャイアントパンダのタンタンちゃん＆コアラの子供の桜花ちゃん＆カピバラの四つ子の赤ちゃん＆カバの赤ちゃんの出目丸くん、会いたかった！
□（６）王子動物園（午後編）Hello！レッサーパンダの赤ちゃんのジャズくんとメロディちゃん！～リンゴタイムのガイヤ・パパと甘くないママのミンファちゃん～癒されるアシカ家族＆勢揃いのフラミンゴの美しさ

※順不同で作成しています。

西山動物園の公式サイト
https://www.city.sabae.fukui.jp/nishiyama_zoo/

＜タイムメモ（西山動物園詳細版）＞
【2017年11月２日（木）】
18:33　東京駅始発 新幹線ひかり527号に乗車
20:44　米原駅到着
20:56　米原駅発 JR特急しらさぎ15号に乗車
21:50　鯖江駅に到着
（タクシーでホテルに向かう（670円））
22:10頃　サバエシティホテルにチェックイン
22:20-23:20　１階の味彩よしみつで夕食
（ラストオーダー23:00）

【2017年11月３日（金）】
07:30　起床（06:30に一度起きたが二度寝）
08:10-08:30　ホテルの朝食バイキング
08:45　ホテルをチェックアウト
08:50　西山公園に到着
09:00　開園と同時に西山動物園に入園
09:00-12:30　レッサーパンダ
（11:30頃から飼育体験の人による食事タイム１時間程）
12:30-12:40　リスザル
12:40-12:55　レッサーパンダ
12:55-13:20　休憩
13:20-16:30　レッサーパンダ
（13:20には梅香ちゃん登場～閉園時間まで）
（15:15頃から出入口開放）
16:40-17:00　道の駅で買い物
17:05　荷物を取りにホテルに戻る
17:15頃　タクシーでJR鯖江駅へ（690円）
17:31　特急サンダーバード36号大阪行きに乗車
19:16　新大阪駅に到着
（終点ではなかったが京都で大勢乗客が下りて余裕ができた）
19:29　新大阪駅始発 新幹線こだま761号広島行き各駅停車に乗車
19:41　新神戸駅に到着
20:05-20:20　新神戸駅前で買い物
（地下鉄西神・山の手線とJR神戸線を乗り継いで元町駅へ）
20:55　Ｒ＆Ｂホテル神戸元町にチェックイン
（JR元町駅は西口でないとエレベーターがない）
21:30-22:45　焼肉六甲元町店で夕食（食べ放題コース２時間）

【2017年11月４日（土）】
06:30　起床
07:35-07:55　ホテルの無料朝食
08:05　ホテルをチェックアウト
08:30　JR神戸線 元町駅発に乗車
08:39　灘駅に到着
08:45頃　王子動物園前に到着
09:05-16:30　王子動物園（開園09:00）
17:45頃　元町のホテルに荷物を取りに行った後、新神戸駅に到着
（元町から地下鉄海岸線と西神・山の手線を利用）
17:50-18:25　改札前のレストラン「臼臼」で夕食
19:25　新神戸駅発 新幹線のぞみ54号に乗車
（早い時間の新幹線に変更せず待合所で写真チェック）
22:05　品川駅に到着
00:10頃　帰宅

＜これまでの鯖江＆西山動物園初訪問時の前泊ホテルやグルメの旅行記＞
2016年６月２日（前泊）～６月３日
「初夏の鯖江・神戸のレッサーパンダを求めて北陸から近畿へ（２）【鯖江編２】西山動物園レッサーパンダ特集：会いたかったラブラブなムータン・ティアラと初めましてのシュンシュンくんとミルキーちゃん再会」
http://4travel.jp/travelogue/11139054
「初夏の鯖江・神戸のレッサーパンダを求めて北陸から近畿へ（３）【鯖江編３】西山動物園の新レッサーパンダのいえ特集＆ヤンヤン・キラリ・モッチー・咲耶のレッサーパンダ親子＆その他の動物をちょっとだけ」
http://4travel.jp/travelogue/11139059

2015年11月２日（前泊）～11月３日
「北陸新幹線で行く長野・石川・福井３県３園レッサーパンダ動物園めぐり（９）【鯖江・西山動物園】ついに訪れたレッサーパンダのホームタウン西山動物園！～たいようくん・ミルキーちゃん・ひかりちゃんとキラリちゃんと双子の赤ちゃん」
http://4travel.jp/travelogue/11076725
「Hello！レッサーパンダの赤ちゃん～毛玉がよちよち木を渡る！ モッチーくんと咲弥ちゃん、福井県鯖江市の日本一小さい動物園にて」
http://4travel.jp/travelogue/11072895

※これまでの動物旅行記の目次を作成済。随時更新中。
「動物／動物園と水族館の旅行記～レッサーパンダ大好き～　目次」
http://4travel.jp/travelogue/10744070

※そのうち、これまでの鯖江＆西山動物園の全旅行記のURL集はシリーズ最初の旅行記「レッサーパンダの赤ちゃん求めて鯖江と神戸の動物園遠征とグルメの旅（１）鯖江編：サバエシティホテル前泊＆味彩よしみつでの贅沢海鮮グルメ＆道の駅の鯖江みやげの買い物＆桜が紅色づいた西山公園」の末尾に掲載しました。
https://4travel.jp/travelogue/11300730

エリア 武生・鯖江(福井)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 新幹線 JR特急 JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: その他

正門の外からも見える第一号の屋外展示場

ここには京都生まれのムータンと天王寺動物園生まれのティアラちゃんが過ごしていました。

第一屋外展示場を東屋の近くから見たところ

２面ある半屋内展示場

こちらには、たいようくんとミルキーちゃんが過ごしていました。
そろそろ恋のシーズンだから、２面を分ける扉は開放されていて、たいようくんとミルキーちゃんが行き来できる同居状態になっていました。

第一号の屋外展示場と半屋内展示場にいるレッサーパンダの紹介

たいようくんとミルキーちゃんは2013年生まれの４才、ムータンは2014年生まれの３才、ティアラちゃんは2015年生まれの２才。
レッサーパンダはだいたい２才で大人になり、野生下での平均寿命は15才くらいなので、まだまだ若い子ばかりです！

ムータンとティアラちゃんは私が前回訪れた2016年６月は同居していましたが、その後、恋の季節で改めて出会いを演出するためか、それぞれ別居していたときがあったようです。
でも、そろそろ恋の季節が近いせいか、屋外展示場ではムータンとティアラちゃんが、半国内展示場ではたいようくんとミルキーちゃんが同居していました。
あまり絡みがなかったけれど、やはり同居していてくれる方が、見ている方は楽しいですし、ツーショットは嬉しいです。

一緒に朝ごはん中だったムータンとティアラちゃん

見学者に見やすいように木に掛けられた笹を食べていました。
朝一番に間に合うようにやって来た甲斐がありました！

仲良しなカップルの横顔

手前がティアラちゃん、奥がムータン。

絶世美女ミンファちゃんの娘のティアラちゃん

ミンファちゃんがここ西山動物園から再婚のために神戸の王子動物園に移動し、そこでガイヤ王子との間に初めてもうけた子です。
ムータンに比べると鼻筋が通ったキツネ顔の美少女@

ほんわか和風な顔のムータン

両親とも中国からやってきた、日本に血統の
以前のムータンはティアラちゃんを構いまくりでしたが、今回はティアラちゃんとの同居がなれたのか、恋の季節はまだだからか、本日はおとなしかったです。

今は隣に美処女がいても笹より団子なムータン

ムータン、いったん朝ご飯を中断し、後ろ足でかきかき

美少女は短いおててを有効活用して朝ごはんを続行

たいようくんとミルキーちゃん、同居中

このケージにいるレッサーパンダは撮影するのが難しいので、まともに撮れたたいようくんとミルキーちゃんの写真はとても少ないです。

ミルキーちゃんと一緒に朝ごはん中のたいようくんのきりりとした横顔

ミンファ・ママによく似ているミルキーちゃん

ミルキヘーちゃんはミンファちゃんが西山動物園でもうけた最後から２番目の子です。
最後の子は我が地元の埼玉こども動物自然公園にお婿にきているソウソウくんです。
ミルキーちゃんやソウソウくんの赤ちゃん時代は私がレッサーパンダ・ファンになってまだまもない頃で、この子たちの存在を知り、西山動物園にぜひ行きたいと焦がれたのです。

奥の壁の棚の上で外をうかがうようにしていたミルキーちゃん

さきほどのケージでも、レッサーパンダが奥にいるとなんとか撮影できます。
ミルキーちゃんは、ガラス窓越しに見えるムータンやティアラちゃんの様子をうかがっていたのかな、とずっと思っていましたが、レッサーパンダは目が悪いので、見えていたかどうか、あやしくなりました。

奥の壁の棚の上で毛づくろいするたいようくん、すっかり童顔に@

再びきりとした顔になったたいようくん

「レッサーパンダのいえ」の屋内展示場、出入口を背に、咲弥ちゃんがよくいた右側の事務を中心に

入口側に向かって見たところ

真ん中に見学者の通路を挟んで展示場は３面ありますが、うち２面は壁際の通路を通じてアクセスできます。
その構想は、もしかしたら茶臼山動物園のレッサーパンダの運動場を参考にしたのかもしれません。

屋内展示場で１日過ごしていたひかりちゃんと咲弥ちゃんのプロフィール

この２頭は同じ両親から生まれた姉妹です。
実は、咲弥ちゃんの字を、なぜかずっと咲耶ちゃんだと勘違いしていました。
過去の旅行記では、咲耶ちゃんになっています。

ちなみに、2017年11月20日現在、咲弥ちゃんは天王寺動物園にお嫁に行きました。
当園では、飼育体験になれているひかりちゃんは手放したくないとのことだったので、妹の咲弥ちゃんがお嫁に出ることになったようです。

出入口側に向かって右側を中心に

こちらは３面分かれた展示場のうち独立していて、壁際からアクセスできないようになっています。
今回はここに、午後13時半から、キラリ・ママと今年2017年生まれの赤ちゃんの梅香（メイシャン）が過ごしていました。

キラリちゃんと梅香（メイシャン）のプロフィール

梅香ちゃんの展示は、この日の時点ではまだ公式発表では、午後１時半から１時間程度ということになっていましたが、順調に成長しているようなので、本日は午後１時半に親子が登場してから閉園時間までずっと出ていました。
正確には、午後３時頃からバックヤードへの扉が開いたので、母子は出たり入ったりしていましたが、バックヤードに入りっぱなしで姿を見せない、ということはなかったのです。

キラリちゃんは午前中一時姿を見せたのでこの旅行記にも写真を出していますが、梅香の写真は西山動物園編の後編の旅行記「レッサーパンダの赤ちゃん求めて鯖江と神戸の動物園遠征とグルメの旅（３）西山動物園（後）Hello！レッサーパンダの赤ちゃんの梅香（めいしゃん）＆リスザルの赤ちゃんがママから独り立ちする姿を目撃」にまとめました。

ジムの上でまったりしていた咲弥ちゃん

たぶん朝ご飯の笹を食べておなかがふくれて、眠くなった頃合いだったのではないかと思います。
レッサーパンダは胃が小さいので、すぐにおなかいっぱいになるようです。
でも、もともと草食動物ではなく、雑食なので、笹をほとんど消化することになく排泄してしまうため、おなかがすくのも早いようです。

うっすら目をあけた@

目が覚めたかな

ぺろりんちょ

咲弥ちゃんは、はしごをすたすた登る

とても上手で、スピードがありました。

あっという間にゴールの通路へ

ガニ股で上がっていた様子も可愛らしかったです。
毛並みはこうしてみると下半身が少し抜け気味でした。

壁際の通路からにっこり見下ろす咲弥ちゃん

下りる時はやや慎重になる

咲弥ちゃんと同居中のひかりちゃん

レッサーパンダのいえの奥のモッチーの展示場

モッチーは2015年６月24日、西山動物園生まれで、咲弥ちゃんの双子兄弟です。
レッサーパンダのいえができて初めて訪れた去年2016年６月は、もう気温は高すぎたせいで、奥の屋外展示場は３つともレッサーパンダがいませんでした。
なのでここの展示場に誰かがいるのを見るのは今回が初めてとなりました。

ほんわかしたムードを漂わせたモッチー

ムータンは京都市動物園にいたときからお気に入りですが、西山動物園ではモッチーが１番お気に入りかもしれません。
でも、レッサーパンダはみーんな可愛いので、敢えて言うなら、というところです。

笹をとろうとするモッチーのアゴが見せポーズが可愛い@

やや無表情な顔が実に味があるモッチー

もちろん、笑顔が１番可愛いです。

真ん中のライトくんの展示場

コンデジを片手に撮影している私のシルエットが入ってしまって、あしからず！
ライトくんは2013年７月18日、西山動物園うまれで、ひかりちゃんの双子兄弟です。

ライトくんはこの木に登っていることが多いらしい

地元の見学者の中には、ライトは今日もまたあんなところにいるよ、と言っている人たちもいました。

木の中のライトくん、ちょっぴりタヌキ顔@

向かって１番左側にある、子供たちの父のヤンヤンの展示場

ヤンヤンは2010年６月24日、西山動物園生まれ。
この動物園の大黒柱の地位を、父親のシュンシュンから見事に受け継いでいます。
シュンシュンには前回会えましたが、いまはお星さまです。

小さな白い逆三角形の麻呂眉がちんまり可愛いヤンヤン

木の中で姿を見せたライトくん

ライトくんはしばらくの間、木の中に隠れてよく見えなかったので、あわてて写真を撮りまくりました@

期待に満ち満ちたライトくん

実は、本日は飼育体験の人が来ていたので、飼育員さんが時間外にやって来ました。
おそらくそのせい。

葉の陰に隠れながら上向き加減のライトくんも童顔@

木から全身を見せて、絵になるライトくん

まぶしくて目をつぶった顔もチョー可愛い！

ぺろりとするライトくんは、11時からのフルーツ盛りが楽しみ@

だけどまだその時間ではないので、哀しげな表情でまったりと待つ

屋内に戻ってみたら……ふらっと姿を現したキラリちゃん

歩きながら一時ポーズをしたキラリちゃん

前回にあったとき、キラリちゃんは下半身の毛がかなり薄くなっていました。
換毛期だったので仕方がないと思いましたが、いまではだいぶふんわりと毛が回復したようです。よかった！

しゅたっと歩き回った後、またバックヤードに戻ったキラリちゃん

飼育員さんが何かの都合でバックヤードとの扉を開けたため、キラリちゃんが気晴らしで出てきたのかもれしません。
真っ正面にやってきた時に写真が撮れたのは奇跡的@

キラリちゃん、午後１時半からまた会おうね！
そのときには梅香もいっしょに@

まったり咲弥ちゃん（上）と、様子をうかがうひかりちゃん（下）

ひかりちゃんの切ない顔（笑）

ひかりちゃんも11時からのフルーツ盛りを待っていたのかな。

ちょっぴりタヌキ顔な、ぬいぐるみみたいなひかりちゃんのアップ

キラリちゃんママとヤンヤン・パパがほどよくブレンドされた可愛らしさです。

ひかりちゃんがジムの上に行こうとすると

咲弥ちゃんがひかりちゃんにがうっとなったけど、ひかりちゃんはするりと縄ばしごへ

姉妹として過ごしたことがないので、姉妹の自覚はないようで、お互いに縄張りを犯す可能のあるライバル同士というかんじなのかもしれません。

しばらくひかりちゃんが去った方を見ていた咲弥ちゃん

あっかんべぇする咲弥ちゃん、可愛い顔して、案外気が強いとか？

通路の上で立ち止まったひかりちゃん

ひかりちゃんも階段を上り下りする

咲弥ちゃんの方がスピーディに上り下りしていましたが、ひかりちゃんはまるでそれに競争心を刺激されたように見えました（笑）。

屋外のムータンとティアラちゃんはどうしているかな

もうすぐ11時のおやつの時間です。
レッサーパンダのいえの屋内・屋外と、こちらの屋外展示場では担当飼育員さんが違うので、前回は11時から同時にフルーツが振る舞われました。
それで私自身も中と外を行ったり来たりしていました。

飼育員さんを待つムータンとティアラちゃんのツーショット！

表紙候補でした。
今回は、ムータンとティアラちゃんの絡みが少なかったので（ただし、今回は梅香ちゃん目当てだったので、相対的にムータンたちを見ている時間は少なかったと思います）、貴重なツーショットとなりました！

光る緑の中が似合う、美少女ティアラちゃん、ちんまりと

かと思ったら、軽やかに地上を散策するティアラちゃん

ムータンとティアラちゃんが鉢合わせそうになる

けれど、すんなりスルーし合うのは、レッサーパンダとしては、仲がよい証しといえるかもしれません。
気が合わない同士は、ケンカしてしまいますから。

ムータンと、その傍らにティアラちゃん、青春のワンシーン！

一瞬のことで、どちらも横顔でしたが、いい絵になりました@

ティアラちゃんが東屋にいると、ムータンがやって来て

ムータンはそれ以上ティアラちゃんに近づかなかったのですが……。

ティアラちゃんの方がムータンに近づいた@

でもこのときはムータンの方が逃げて（？）しまいました。
２匹の今シーズンの恋は、まだまだこれからでした！

通路の段差にかかるハシゴから見下ろす咲弥ちゃん

そうやって両手をついている姿はほんとに可愛らしいです。

ふと咲弥ちゃんが上を向いたのは……

ひかりちゃんがひらりと飛び終えた@

ひかりちゃんが去った方をしばらく見ていた咲弥ちゃん

つぶらな瞳のまま、後足でかきかき

ふと見ると、飼育員さんでない人が、ひかりちゃんにリンゴをあげていた！

飼育員さんと同じオレンジの上着を着ていましたが、これがかの有名な（？）、クラウドファンディングで勝ち取った飼育体験だと気付きました！

ひかるちゃんは飼育体験に慣れているので、飼育員さんでない人でも、すぐにこんな風にひざに手をついてリンゴを食べてくれるのだそうです。

おすわりたっちでリンゴを受け取るひかりちゃん

飼育体験の人は３人いたので、ひかりちゃんは飼育員さんとあわせて４人に囲まれていました。
でも、全然物怖じしていませんでした。

ひかりちゃんは、りんごを差し出すとすぐに寄ってくる@

いい表情で食べています。
外から見ていて、実にうらやましかったです。

飼育体験の人のひざに手をついてリンゴをもらうひかりちゃん

油断していると、ひかりちゃんはお皿のリンゴを直接ねらう（笑）

咲弥ちゃんはびびりなので、まずはお皿だけ置いて慣れてもらう

口からぽろんとリンゴをこぼした瞬間です@

咲弥ちゃんも、慣れたら飼育体験の人からリンゴを受け取れる

目の前で食べる咲弥ちゃんを撮影、あーっ、うらやましい！

でも、逆に近すぎるので、一眼レフでは撮影できずに、かえってコンデジが都合よくなるようです。
それをガラスの柵の外から見ている私の方は、一眼レフでズームして撮るのでちょうどよい距離感でもありました。

ご機嫌な咲弥ちゃん

あの笑顔は飼育体験の人に向けられているわけです。あーっ、うらやましい！

もう咲弥ちゃんも、飼育員さんでない人からリンゴをもらうのがへいちゃらに@

残りのお皿のフルーツは自分たちで食べてもらう

飼育体験の人たちは、今度は外の子たちにあげにいくようです。

１番高いところで飼育員さんの登場を待つモッチー

飼育員さんと飼育体験の人たちは、バックヤードで準備してから来るので、しばらく間があきました。

期待でぺろりとしたモッチーくんだけど

なかなかこないのでちょっぴり待ちくたびれちゃった？

この少々ふてくされたように見えるポーズと、どことなくむすっとした表情がたまりません！

半屋内展示場では、バックヤードに人の気配を感じて、たいようくんとミルキーちゃんが興奮！

次のおやつはヤンヤンから

ヤンヤンもびびりなので、しばらく展示場のすみっこにいて、固まっていました。
飼育員さんがリンゴで釣って呼び寄せると、しばらくしてヤンヤンも慣れてきたようです。

大好きなリンゴの誘惑に勝てず、おそるおそる口にするヤンヤン

飼育体験の人たちに慣れたヤンヤン、笑顔になる

もう今のヤンヤンは、リンゴを食べている間は、さわらせても平気！

残りのお皿は自分で食べる

実に美味しそうに、目をつぶってお皿の中に顔を突っ込むヤンヤンです。

口でくわえたら、手にとって食べるのがセオリー

ヤンヤンは、右利きでした。

待ちきれなかったライトくんの熱烈歓迎！

飼育員さんがライトくんを引き寄せるコツをまずお手本で見せてくれました。
急に動いておどろかせない限り、ライトくんはすぐになついてくれるようです。リンゴが誰の手にあっても（笑）。

飼育体験の人が少し手を差し出しすぎたので、ライトくんは猫背の中腰に（笑）

もっとリンゴでレッサーを釣る@

飼育体験の人のひざに手をついて、その場で立ったまま食べるライトくん

上手に立ち食いするライトくん

ライトくんは、去ろうとする飼育員さんたちを追いかけてしまうので

追いかける様子も、とーっても可愛らしかったのですが……。

ついてきちゃだめだよ、と飼育員さん

ライトくんはまだお仕事中なのです。

気を取り直して、皿に残ったおやつを食べるライトくん

モッチーはびびりなので、近づいてくるまで、じっと待つ

はじめのうちは、リンゴを受け取ると、すぐに移動して落ち着けるところで食べていたモッチー

モッチーも、リンゴをくれる人にだんだんと慣れてきた@

リンゴが欲しくて、飼育体験の人の指にキッスしちゃうモッチー@

私は見えなかったのですが、近づいたモッチーは笑顔を見せたらしく、飼育体験の人たちが「笑っている、可愛いーっ！」と黄色い声をあげていました。あーっ、うらやましい@

リンゴをくわえたモッチー、カメラにも興味津々！？

さっきまでのびびりはどこにいったやら、積極的におねだりするモッチーの後ろ姿

なでなでじゃなくて、リンゴが欲しいモッチー

モッチーもリンゴにつられて、ひざに手をついて食べる

あーっ、うらやましい@

ミッチーは、携帯やカメラにも興味津々

興味のあまり、きれいな立ち姿を披露してくれました。

あーっ、モッチーが笑っている

正面からぜひ見たかったです。
むすっとして見えるモッチーが笑うと、雰囲気が一変するのを見たことがあるので、余計。

モッチーも、食べているときには触られても全然平気になっちゃって

ファイティングポーズに見えるモッチーのその立ち姿がチョー可愛い！

願わくば、後ろ姿ではなく、前から可愛い顔付きで見たかったです。

おやつのあとは、東屋の屋根の上で毛づくろい

モッチーは全然毛づくろいをしない子だという話でしたが、あれ、ちゃんとやっている？

12時すぎになってやっとおやつをもらえたムータンとティアラちゃん

ムータンとティアラちゃんの場合は、飼育体験の人たちが手づからリンゴをあげるのではなく、準備したおやつの皿を置いただけでした。

お皿に顔を豪快に突っ込んで食べるムータン@

おやつをお皿からぼろぼろこぼして（笑）

でも、こぼしたおやつも含めて、途中で離れたりしたものの、ちゃんと完食していました。

ラストは、たいようくんとミルキーちゃん

ミルキーちゃんは飼育体験の人たちにあまり慣れなかったのですが、たいようくんは全然物怖じしませんでした。

飼育員さんいわく、こいつは食べている間は何をしてもオッケー！

レッサーパンダは毛がふわふわしているので、見た目よりも細いのです。
というのを、具体的に触りまくって確かめていました。
それでもたいようくんは構わず、おやつに夢中でした。

首根っこを引っ張ってみるのもオッケー！

飼育員さんたちはレッサーパンダを運ぶ必要があるときは、猫の子を運ぶみたいに首根っこをつかむのだそうです。
首のところにつかれるだけたるんでいる部分があるらしいです。

もうすぐおやつが食べ終わってしまう、憂いの美少女ティアラちゃん

おいしかった余韻を味わう笑顔！？

あと少しだけ残っているおやつを食べ尽くすムータンと、何かに気を取られているティアラちゃん

あら、まだおやつがぼろぼろ辺りにこぼれているじゃない（笑）

どっちの残りを食べようっかな

美少女は、リンゴを可愛く持って、可愛く食べる

ムータンと一緒だと、もっとおいしいかな

仲良くおやつを食べる、これからラブラブになるカップル

リンゴをくわえたティアラちゃんは、そのまま木に登る

でこぼこな幹に抱きつくように登る

落ち着ける木の上でゆっくりリンゴを味わうティアラちゃん

ムータンは、ニンジンもしっかり食べる

ティアラちゃんもニンジン大好きかな

振り返り美少女のティアラちゃん、腰の辺りが色っぽい@

木にかかった笹を食べるムータンと、さらに上に登ったティアラちゃん

リンゴ汁がついた手を上品にペロペロ

毛繕いのポーズも色っぽい

お水を飲むムータン

お尻がつーんと盛り上がっています。

半屋内展示場のミルキーちゃん

おやつのフルーツをおなかいっぱい食べて、フルーツ汁のついた手をぺろぺろなめながら、だらんとお昼寝体勢に入りました。

ミルキーちゃん、足をぶらんとさせて、おめめがとろん

再び屋外展示場に行くと……ムータン、にやっとした顔で気持ち良さそうに毛づくろい中

そして東屋の屋根の上でお昼寝に入る

うつぶせで眠るムータン

ティアラちゃんはお昼寝する気、ナッシング@

そっとムータンに近づいて毛づくろいしてあげたら……

まあ、ラブラブ！

ムータン、びくっとして、逃げちゃった、あれま！

仲良くお尻をくっつけんばかりに寄り添って寝てしまった、たいようくんとミルキーちゃん

レッサーパンダのいえの屋内展示場のひかるちゃんも、リラックスポーズでおねむかな

奥の屋外展示場でも、ヤンヤンは東屋の床の下にもぐってお昼寝

咲弥ちゃんも気持ち良さそうにお昼寝@

というわけで、レッサーパンダたちがみんな寝てしまったかと思ったのですが、寝なかった子はしましたし、お昼寝に入っても、みんな寝ていた時間は短かったので、ランチ休憩どころか、あまり休む時間もなく、またレッサーパンダに夢中になってしまいました。

「レッサーパンダの赤ちゃん求めて鯖江と神戸の動物園遠征とグルメの旅（３）西山動物園（後）Hello！レッサーパンダの赤ちゃんの梅香（めいしゃん）＆リスザルの赤ちゃんがママから独り立ちする姿を目撃」へとつづく。