紅葉の播州清水寺では、秘仏ご本尊の特別御開帳と秘宝大刀の特別公開

2017/11/15 - 2017/11/15

播州清水寺の根本中堂では、秘仏のご本尊が三十年に一度の御開帳、特別拝観が行われています。

そして本坊では、初めての征夷大将軍、坂上田村麻呂の奉納と伝えられている大刀が、特別展示されています。

こちらは三十六年ぶりの展示で、現在東京国立博物館で保管されているいる三口のうち、二口が特別に一時里帰りしているものです。

紅葉のこの時期、ライトアップもされるという境内の紅葉も期待できそうです。

【写真は、播州清水寺の黄（紅）葉です】

エリア 多可・西脇・加東(兵庫)

• 旅行の満足度: 4.5

• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

昨日の雨があがって、いい天気です。
駐車場の前には仁王門。

紅葉刈りでしょうか、西国三十三霊場巡りでしょうか、特別開帳・特別展示だからでしょうか。いつもより人が多いような気がします。

紅葉ですね。
お堂が見えてくるまで、紅葉を撮っていきます。

石垣の間の石段の向こうも色づいています。

進行方向にも黄葉。

樹間を通して、向こうにも色づく葉。

大講堂の後ろ側が見えてきました。
その向こうには、きれいな紅葉が。
まっすぐ行くと大刀特別展示の本坊で、右の方に上がっていくと特別御開帳の根本中堂に行けます。

大講堂近くの放生池の手前に、薬師堂があります。

お祀りされているのは、もちろんお薬師さま。
お薬師さまを御守りしている十二神将は、藪内佐斗司さん作です。

左側の壁に子・丑・寅・卯・辰・巳。

右の壁には午・未・申・酉・戌・亥。

薬師堂を出ると、向かいに大講堂が。
その手前には放生池があります。

放生池と大講堂の間から石段へ行けます。
根本中堂への石段です。
撮ったところから左に行き、階段を上がって大講堂に入ります。

観音さまを拝み、大講堂の縁側を右に回っていきます。

角を曲がると、見事な紅葉。

大講堂のガラス戸にも、紅葉が映ります。

空気が澄んでいれば、こちらに淡路島が見えるのですが。

きれいに色づいています。

こちら側から下におりていけば、大刀のが特別展示されている本坊があります。

本坊の方へ。

桜が咲いてます。

本坊です。

藪内佐斗司さん作の坂上田村麻呂です。
かわいいですね。

初めて本坊に入ります。

入口の生け花。

こちらの大刀は、刀の先が両刃になっているのが特徴です。
次、いつこの会されるかわからないので、写真を撮って下さいね、と係の人が。

こちらは反りがのあまりなく、刃先がほぼ直角な刀です。

襖には馬の絵が。
島田皓紀師による水墨画です。

本坊の玄関から大講堂が見えます。

本坊から出ます。

紅葉の向こうに大講堂。

大きな葉の楓。

大講堂の下を回っていきます。

水の流れと紅葉。

講堂の横を、根本中堂への石段の方へ。

石段の途中に地蔵堂が。

桜が咲いています。
十月桜で、春と秋、年二回咲くのだそうです。

地蔵堂の向こうにも黄葉が。

地蔵堂をお参りして、石段を上っていくと、根本中堂が見えてきます。

下の方には桜と地蔵堂の屋根。

三十年に一度の御開帳、ご本尊十一面観音立像の厨子の扉が開いています。
外陣からも拝観できますが、拝観料を払って内陣へ。
良いですね。
ありがたい観音さまです。

石段の下の方を見てみます。

その手前には、秘仏ご開帳記念の木柱が。
ご本尊と紐で結ばれています。

大講堂まで下りてきました。

月見亭の方への道に入ってみます。

上の方を見ると、一輪だけの山茶花の花が。

右は、芭蕉の発句塚。
左は、朗霞庵古谷８８歳の句「名月や　どの山見ても　皆低き」。

そこからの大講堂です。

駐車場に戻ります。
昼食は蕎麦、一眞坊へ。

一眞坊です。

一眞坊、玄関です。

玄関から入ります。

玉ねぎが干してあります。

炭の火が暖かい。

上の方には扇風機が。

囲炉裏の席もあります。

鴨ごはん、一姫です。
美味しいです。

もりそばです。
そばが緑ぽい。
新そばですね。
美味しい。

（おしまい）