紅葉の磊々峡と秋保大滝をゆく

2017/11/04 - 2017/11/04

秋の東北旅行2日目は仙台の秋保温泉へ行ってきました。陸奥国分寺を散策した後、バスで磊々峡と秋保大滝を巡ります。

エリア 秋保温泉(宮城)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 2.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

秋保温泉へ行く前に仙台の史跡を訪ねることにしました。宮城野通から地下鉄で2駅、薬師堂で下車。駅から3分ほどで立派な茅葺きの山門が見えてきます。ここが聖武天皇の詔によって建築された陸奥国分寺跡です。

陸奥国分寺跡陸奥国分寺薬師堂 寺・神社・教会

昭和30年からの発掘調査で南大門・中門・金堂・講堂・僧坊が一直線にならび、中門と金堂は回廊でつながっていたことがわかりました。現在は国の史跡に指定されています。

陸奥国分寺跡陸奥国分寺薬師堂 寺・神社・教会

本堂は慶長12年に建てられた重厚な瓦葺きの入母屋造の建物で、仙台を代表する桃山建築として重要文化財に指定されています。

陸奥国分寺跡陸奥国分寺薬師堂 寺・神社・教会

礎石立ち・瓦葺きの建物で57ｍの高さの七重塔があったといわれ、934年に落雷によって焼失したそうです。

陸奥国分寺跡陸奥国分寺薬師堂 寺・神社・教会

陸奥国分寺跡を散策して地下鉄で仙台へ戻ってきました。青葉通りは仙台駅と青葉城址を結ぶ道路をいい、けやき並木が美しい通りです。

あおば通駅 駅

あおば通駅近くから出ている、タケヤ交通のかわさきまち行きのバスに乗って秋保温泉へ。まずは秋保では有名な旅館・緑水亭で日帰り入浴を楽しみました。秋保では珍しいにごり湯が楽しめます。

秋保温泉 篝火の湯 緑水亭 宿・ホテル

温泉を楽しんだ後は磊々峡を散策します。のぞき橋から遊歩道を通って、磊々峡のバス停まで行きます。

磊々峡 自然・景勝地

磊々峡は奥羽山から流れる名取川にできた景勝地で、のぞき橋付近からの眺めが最もきれいでした。

磊々峡 自然・景勝地

両岸には秋保石と呼ばれる石英安山岩質凝灰角礫岩からなります。途中には小さな滝もありました。

磊々峡 自然・景勝地

どこか中国のような雰囲気もします。紅葉の方は赤は少なく、黄色が中心でした。

磊々峡 自然・景勝地

秋保温泉の旅館は川沿いに建っているところが多く、露天風呂から美しい景色を楽しむことができます。いつか一泊してみたいです。磊々峡バス停から宮城交通バスに乗って30分、秋保大滝へ向かいます。

大滝へ行くバスは1日数本しかないため、多くの観光客が乗っていました。バスを降りると、秋保大滝不動尊があります。立石寺の奥の院ともいわれ、慈覚大師は秋保大滝で修業したそうです。

秋保大滝 自然・景勝地

展望台から見る秋保大滝です。周囲の山が紅葉してとてもきれいでした。

秋保大滝 自然・景勝地

展望台から滝つぼまでは急な坂道が続きますが、せっかくなので行ってみることにしました。滝つぼまでの途中の道からの眺めも素晴らしいものでした。

滝つぼにもたくさんの観光客が来ていました。滝の周りも紅葉が進み、一層美しく見えました。すごく水量で、離れていても水しぶきが飛んできます。秋保大滝を観光して仙台行きのバスに乗り、途中は混んでいたので長町駅まで80分要しました。

秋保大滝 自然・景勝地

長町からJR東北本線で仙台へ行き、夕食をとってから一ノ関行きに乗って小牛田まで行きます。今日の宿泊は古川のため、ここで陸羽東線に乗り換えです。

小牛田駅 駅

陸羽東線で3駅、古川に着くと駅前の東横イン・・・ではなく東北インで一泊します。前までは東横インだったので内装も同じでした。
明日はもう少し北上して、鳴子温泉を観光します。

アパホテル〈宮城古川駅前〉 宿・ホテル