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大英博物館から大量に借り出した葛飾北斎の作品を中心とする、北斎展を見るために、家内と北九州の新門司港から大阪まで往復してきた。あべのハルカスが会場だというので、大阪のミナミに一泊し、二日間、北斎展だけでなく、大阪のミナミの賑やかさを楽しんできた。通天閣界隈も初めて歩いた。<br /><br />あべのハルカスは今、日本で最ものっぽビルだそうだが、その16階のあべのハルカス美術館が会場だ。フェリーで朝、8時半に大阪に到着し、電車で天王寺駅まで移動し、すぐに会場に行くと、開館は10時なのに、朝9時半だが既にすごい列!やはりそうか!でも、これでも、帰りに見た列の凄さとは比較にならない。昼頃は、満員状態だった。<br /><br />私は今年は葛飾北斎を集中的に鑑賞している。萩美術館でも北斎の富嶽三十六景を見に、2度行ったし、東京国立博物館にも今年だけで4回、足を運んだ。大英博物館にも3月に2度は行った。そういう努力にもかかわらず、北斎の本物はなかなか十分とは見れない。世界中に分散しているからだ。<br /><br />アメリカのライフ誌が特集した記事Life(1999):Life Millennium: The 100 Most Important People of the Past, 1000 Yearで、この一千年間で、世界的に影響力のある100人を選択した記事が評判になったが、それを見ると、ミケランジェロ、ダ・ヴィンチ、ラファエロ、葛飾北斎、それにピカソ、Fang Kuaiの6人が選ばれている。日本人で、この世界の100人に選ばれたのは、唯一、葛飾北斎だけなのだ!<br /><br />大英博物館で5月から夏にかけて、世界の注目を集める葛飾北斎展が開催されたが、今回はその展示品の大部分が日本に来たものと思われる。北斎の傑作品は、世界が求めている天才的な作品として、海外では、誰でも知っているが、日本では、必ずしも、それほどの評価は以前はなかった。最近、やっと、日本でも注目が進んでいるし、NHKなども、遅ればせながら、特集番組を組んでいる。<br /><br />今回は、流石にこういった世界の報道などが影響したのだろうが、やっと、日本でも騒がしくなってきた。夏頃、萩美術館で二回にわたり、北斎の富嶽三十六景のうち、23点を見ることができたのだが、会場には私以外はほんの数名しか来ていなかった!東京にある浮世絵関連の美術館などは、複製の展示が目立ち、行く気になれない。大英博物館は大量のコレクションを所有しており、まことに羨ましいかぎりなのだ。<br /><br />今回の展示内容の半分以上を占める大英博物館の所蔵品だけでなく、世界各地からも借り出しており、国内からのものも多少はあり、まことに圧巻というしかない!北斎最晩年の作品もかなり集まっており、長野県の小布施町にある祭り屋台の絵も2枚、ちゃんと見れた!(今、出品目録を見直すと、この日に見た作品は、およそ海外から194点、国内から39点になるようだ。大英博物館からは、開催中ではおよそ合計224点借りることになっているようだ。)<br /><br />富嶽三十六景の人気作も最高の状態にある大英博物館のものが初めて鑑賞できた。大英博物館は私は何度も過去に訪問しているが、このシリーズだけは主要作品が展示されているのを見たことがないのだ。その意味では、普段は国内の人がやたら集まる特別展の類を嫌う私だが、今回だけは、長い列を覚悟のうえで、行った。その価値はあった!世界の美術史で、6人の一人に数える説もあるレベルだと納得の展示内容だった。作品の題材のバラエティとあらゆる技法を容易に駆使している作品には驚愕せざるをえない!なお、シーボルトが持ち帰りライデン博物館にある作品なども初めて今回見られらたのは貴重な体験であった。西洋の遠近法なども簡単にマスターしていたことがわかる。日本が世界に誇る天才絵師だ!日本国内だけの名品レベルとは数段違う世界なのだ!<br /><br />もっとも、肝心の北斎の作品の写真はまったくない。。。 だが、今回は我慢しよう。   <br /><br /><br /><br />

葛飾北斎展を見に、大阪のあべのハルカスへ!

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2017/11/06 - 2017/11/09

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tad

tadさん

大英博物館から大量に借り出した葛飾北斎の作品を中心とする、北斎展を見るために、家内と北九州の新門司港から大阪まで往復してきた。あべのハルカスが会場だというので、大阪のミナミに一泊し、二日間、北斎展だけでなく、大阪のミナミの賑やかさを楽しんできた。通天閣界隈も初めて歩いた。

あべのハルカスは今、日本で最ものっぽビルだそうだが、その16階のあべのハルカス美術館が会場だ。フェリーで朝、8時半に大阪に到着し、電車で天王寺駅まで移動し、すぐに会場に行くと、開館は10時なのに、朝9時半だが既にすごい列!やはりそうか!でも、これでも、帰りに見た列の凄さとは比較にならない。昼頃は、満員状態だった。

私は今年は葛飾北斎を集中的に鑑賞している。萩美術館でも北斎の富嶽三十六景を見に、2度行ったし、東京国立博物館にも今年だけで4回、足を運んだ。大英博物館にも3月に2度は行った。そういう努力にもかかわらず、北斎の本物はなかなか十分とは見れない。世界中に分散しているからだ。

アメリカのライフ誌が特集した記事Life(1999):Life Millennium: The 100 Most Important People of the Past, 1000 Yearで、この一千年間で、世界的に影響力のある100人を選択した記事が評判になったが、それを見ると、ミケランジェロ、ダ・ヴィンチ、ラファエロ、葛飾北斎、それにピカソ、Fang Kuaiの6人が選ばれている。日本人で、この世界の100人に選ばれたのは、唯一、葛飾北斎だけなのだ!

大英博物館で5月から夏にかけて、世界の注目を集める葛飾北斎展が開催されたが、今回はその展示品の大部分が日本に来たものと思われる。北斎の傑作品は、世界が求めている天才的な作品として、海外では、誰でも知っているが、日本では、必ずしも、それほどの評価は以前はなかった。最近、やっと、日本でも注目が進んでいるし、NHKなども、遅ればせながら、特集番組を組んでいる。

今回は、流石にこういった世界の報道などが影響したのだろうが、やっと、日本でも騒がしくなってきた。夏頃、萩美術館で二回にわたり、北斎の富嶽三十六景のうち、23点を見ることができたのだが、会場には私以外はほんの数名しか来ていなかった!東京にある浮世絵関連の美術館などは、複製の展示が目立ち、行く気になれない。大英博物館は大量のコレクションを所有しており、まことに羨ましいかぎりなのだ。

今回の展示内容の半分以上を占める大英博物館の所蔵品だけでなく、世界各地からも借り出しており、国内からのものも多少はあり、まことに圧巻というしかない!北斎最晩年の作品もかなり集まっており、長野県の小布施町にある祭り屋台の絵も2枚、ちゃんと見れた!(今、出品目録を見直すと、この日に見た作品は、およそ海外から194点、国内から39点になるようだ。大英博物館からは、開催中ではおよそ合計224点借りることになっているようだ。)

富嶽三十六景の人気作も最高の状態にある大英博物館のものが初めて鑑賞できた。大英博物館は私は何度も過去に訪問しているが、このシリーズだけは主要作品が展示されているのを見たことがないのだ。その意味では、普段は国内の人がやたら集まる特別展の類を嫌う私だが、今回だけは、長い列を覚悟のうえで、行った。その価値はあった!世界の美術史で、6人の一人に数える説もあるレベルだと納得の展示内容だった。作品の題材のバラエティとあらゆる技法を容易に駆使している作品には驚愕せざるをえない!なお、シーボルトが持ち帰りライデン博物館にある作品なども初めて今回見られらたのは貴重な体験であった。西洋の遠近法なども簡単にマスターしていたことがわかる。日本が世界に誇る天才絵師だ!日本国内だけの名品レベルとは数段違う世界なのだ!

もっとも、肝心の北斎の作品の写真はまったくない。。。 だが、今回は我慢しよう。   



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