第三日<br /><br />レティーロ公園<br />アルカラ門<br />シベレス宮殿<br />王宮<br />アルムデナ大聖堂<br />サンスランシスコ・エル・グランデ教会<br />サン・ミゲル市場<br />マヨール広場<br />プエルタ・デ・ソル<br />ソフィア王妃芸術センター<br /><br />バルセロナへ移動<br />夜のサグラダ・ファミリア鑑賞<br />

プライベート添乗員？シニアの母とのマドリード、バルセロナ、ヴェネツィアの旅　③マドリード、バルセロナ

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2017/07/24 - 2017/07/31

875位(同エリア2650件中)

エリア

マドリード(スペイン)

今日も朝から良いお天気です。
まずは徒歩でレティーロ公園経由でアルカラ門に向かって出発。
せっかくなのでレティーロ公園の中を通ります。
地図で見ると、1000m×800ｍ位あるとても大きな公園。奥の方には、宮殿などがあるらしい。
ジョギングしている人多数。
マドリードという都会にいることを忘れしまうほど緑豊かです。時間がたっぷりあったらここでのんびり過ごしてみたい。
レティーロ公園のホテルとは反対側の端に着きました。
アルカラ門。
かつてはここがマドリードへの東の入口だったそう。

なんとなくパリの凱旋門を思い出させる造りだと思いました。
周りが道路なのでちょっと興ざめだけど…。(凱旋門もだけど）
カルロス三世の命で建設されたそうで、その名もちゃんと刻まれています。
道路を渡ってアルカラ門を内側から見た様子。
ここはちょっとしたスペースになっていて、地下にトイレあり(*'ー'*)
アルカラ通りをアルカラ門を背に歩くとシベーレス宮殿に到着。
今は市庁舎として使われているそう。
"REFUGEES WELCOME"の横断幕にここはヨーロッパなんだと実感しました。

私たちは時間がないので上りませんでしたが、展望台があります。
さすが元々宮殿だけあってきれいな彫刻が…。市庁舎とは思えない。
通りを挟んだ反対側はスペイン銀行。本店なのかな。
バンコ・デ・エスパーニャ駅から地下鉄でオペラ駅へ。
オペラ駅到着。
駅を出ると、王立劇場（Teatra Opera)の真ん前。
王立劇場の横を通りぬけるとオリエンテ広場に出ます。

騎馬像はフェリペ4世。

噴水の前の一等地に記念写真用の首から下の衣装だけが…w(ﾟoﾟ*)w
見渡してみると日陰におばちゃんがいて、有料で写真を撮らせているみたいでした。
オリエンテ広場を抜けると王宮。衛兵が守っています。
それにしても、まだ10時くらいなのにとても強い日差しです。衛兵は微動だにせず、ホントすごいです～～(ﾟдﾟ;)
王宮のチケット売り場に向かって歩く途中にはいろんな人がいました。この人はじっと銃を構えていたのですが、突然動き出したときはびっくり。
その昔マドリードに来たときは、確か中には入らずこのアルマス広場を門の前から見ただけだったような気がする…。

今回はちゃんと中に入って見学。予約はしなかったけどそんない待つことなく入場できました。
スペイン国旗が青空に映えます。（風がないからたなびくって具合にはいかないけど）
いきなり豪華な大階段。
天井も見事！イタリア出身の画家によるものだそう。
とても豪華な内部でしたが、残念ながらお部屋は撮影禁止(ﾉ_-｡)
回廊から中庭を撮ってみました。
大階段まで戻ってきました。
再びアルマス広場。
アーチを抜けると、眼下にカンポ・デル・モーロの緑が広がっています。
続いて王宮のすぐ隣のアルムデナ大聖堂へ。
天井が特徴的。
祭壇正面。
教会の扉にも見事な彫刻が。
かなり暑くなってきたので、次の目的地「サン・フランシスコ・エル・グランデ教会」までは10分位とはいえ、結構しんどくなってきました。

ひたすら日陰を歩いて、着いた～～！
主祭壇。
主祭壇のまわりに6つの礼拝堂があるのですが、電気は消されていて、ガイドツアーのグループが来た時だけおじさんが電気をつけるという節電ぶりでした(-。－；)

たまたま、ガイドツアーの人たちがいたので一緒に回って礼拝堂も明るい中で見学。
これは入って左側にある礼拝堂で、祭壇画はゴヤによってかかれたそうです。
青いドーム天井もすばらしい！
見学している人は少なかったけど、落ち着いてすてきな教会です。おすすめ。
おなかも空いてきました。
お昼ご飯を食べにサン・ミゲル市場に向かいます。
現地の人にとっては普通の景色なんだと思うけど、なんか絵になる。
地図を片手に（アナログ人間なので(^▽^;)）サン・ミゲル市場に近づいてきたところで努力の跡を発見。
着いた！　旅番組で見て以来、市場好きの私としては絶対に訪れたいと思っていたサン・ミゲル市場。
早速中に入ります。･･･すごい人(ﾉﾟοﾟ)ﾉ
おいしそうなものがたくさん！！
鮮魚店ではこんなダイナミックな…　)ﾟ0ﾟ(
この魚の名前は何だろう？どんなふうに食べるのかしら？わかる人いますか？
サン・ミゲル市場で昼食！と意気込んでいたものの、混んでいて席を確保できそうもなかったため、市場のすぐ横の通りのこのレストランで食事をすることにしました。
おじさんと奥さん、弟、パートのおばちゃんといった感じ(勝手なイメージ('-'*)）で経営しているお店は英語はほとんど通じませんでした。
地元の常連さんらしきお客さんがが何人か入っています。
イカリングフライ。すごい量ですw(ﾟoﾟ)w
おいしかった！
おなかが空いていたので他にもチョリソーやスープなどいろいろ頼み過ぎてしまいました。

私のポリシーとして「出されたものは残さずに」というのがあるのですが、さすがに食べきれない…。
すると、かろうじて英語が通じるパートのおばちゃん（？）が持ち帰りの容器に入れてあげると…。これからまだ観光することを思うとちょっと困ったのですが、むげに断ることもできず、結局包んでもらいました。ま、電車の中で食べてもいいし…。
食事の後はマヨール広場へ。
市場方面から広場に入るところに水飲み場があって冷たい水が出ていたのでペットボトルを満タンにしました。

真ん中にはフェリペ3世の騎馬像。
広いんだけど、とにかく日差しが強くて皆広場の隅の日陰に寄っています。
広場を囲む建物は今は集合住宅だそう。こんなところに住むなんて羨ましい！
広場を後にして、街を見ながらプエルタ・デル・ソルへ。
プエルタ・デル・ソル
中央にカルロス3世の騎馬像。
０ｋｍ地点。
ここから地方への道路の起点なんだとか。日本橋みたいなもの？
ここから地下鉄でアトーチャ駅へ戻ります。
地下鉄の券売機
アトーチャ駅から徒歩1-2分でソフィア王妃芸術センターに到着。
元々は病院だったところを改装したそう。

その昔、学生時代にマドリードに来たときは、「ゲルニカ」はプラド美術館に展示されていました。今回、マドリードを訪れるにあたりガイドブックを見て初めてソフィア王妃芸術センターの存在と「ゲルニカ」がそこに移動されていたことを知りました。
ガラス張りのおしゃれなエレベーターに乗って各階へ。
これはダリの「窓際の少女」

「ゲルニカ」(撮影禁止）の前には人だかりができていました。色々な本でも見るこの作品ですが、やはり本物は迫力が違います。ちなみに、ピカソはあまり知られていませんが「Masacre en Corea( 朝鮮の虐殺)」(1951年)という作品も描いていて、こちらはパリのピカソ美術館にあるそうです。
ホテルに戻り、預かってもらっていた荷物をとってアトーチャ駅へ。

ホテルではロビーに冷えたレモン水が用意されており、暑さで乾いたのどを潤すことができました。
駅には早めに行ってセキュリティチェックを受けて、どのプラットホームかの表示が出るまでは待ちます。結構混雑していました（￣。￣）

要領が悪くて待っていた割にはプラットホームに入るのが遅くなってしまいました。もし荷物置き場が空いていなかった場合、スーツケースを荷棚に上げるなんてできない…。
幸い、母の分は荷物置き場に、私の分はその前のスペースに置くことができてほっと一安心。
3時間余りのバルセロナへの電車の旅。
もう終わっていると思っていたひまわり畑もところどころに見られました。ラッキー＼(￣▽￣)／
ラベンダー畑も。
広々とした丘陵
どうしてこんな形になったのかな～？
車窓からの景色を楽しんだり、食事をしていたらあっという間にバルセロナ、サンツ駅に到着。まだ明るかったけど、もうすぐ21時。

ここからはタクシーでホテルに向かいます。このタクシーの運転手さんの飛ばすこと！ちょっと遅い車が前にいると、！Que　tonto！(この馬鹿！）などと悪態をつきながらガンガン行くので、スリル満点でした(ﾟｰﾟ;）
宿泊したホテルはサグラダ・ファミリア至近の「エア・ホテル・ロセリョン」

部屋に入ったときにはカーテンが引いてあったのですが、ジャジャ～ン！！カーテンを開けると真正面にサグラダ・ファミリアが！！
サグラダ・ファミリアヴューを予約してあったのですが、母には秘密にしてあったのでこれも良いサプライズになりました。
部屋は充分広くてスタイリッシュ。
サグラダ・ファミリア前の公園に夜のサグラダ・ファミリアを見に出かけました。
ライトアップされた教会が水面に映って本当にきれい！

今日はここまで。
明日はグエル公園やサン・パウ病院などに行く予定。…この時点では翌日に起こる予想外の事態は知る由もなく･･･||||||(*￣ﾛ￣)ｶﾞｰﾝ|||||||