◆台風２１号襲来翌日の紅葉狩り/会津下郷・観音沼 ②

2017/10/24 - 2017/10/24

☆台風２１号が静岡県御前崎市付近に上陸し、
関東地方を通過し東北沖へ抜けた翌日(１０/２４)、
会津下郷町の日暮の滝と観音沼の紅葉を見に行ってきました。
周辺の台風被害や川の増水などが心配でしたが
台風は茨城県の北部で急に太平洋側に進路を変え
福島県はギリギリ直撃は免れたせいか大きな被害は見られず
２年ぶりの観音沼と３年ぶりの日暮の滝の紅葉を堪能してきました。
(※台風被害に遭われた方には心からお見舞い申し上げます)

前回の旅行記では観音沼の紅葉Part①を紹介したので
今回は観音沼の紅葉Part②をご覧ください。

エリア 湯野上温泉(福島)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車 徒歩

☆下郷町観光俯瞰絵図。

※下郷町役場HPよりの地図に加筆。
http://town.shimogo.fukushima.jp/category/culture_tourism/tourism/tourism_introduction/

☆観音沼絵地図(現地案内板)

前回Part①では主に観音沼の南岸～東岸の紅葉をご覧いただきましたが
今回は北東岸～北岸～南西岸の紅葉をご覧ください。

☆観音沼北東岸の紅葉のトンネル。

観音沼北東岸の遊歩道には見事なモミジのトンネルがあります。

↓ 南岸から見たモミジのトンネル全体の遠望。

☆観音沼南岸から望む北東岸の紅葉のトンネル。

☆観音沼北東岸の紅葉のトンネル。

余計な言葉などいらない美しさです(^^♪。

☆観音沼北東岸の紅葉のトンネル。

☆観音沼北東岸の紅葉のトンネル。

圧倒されるような真紅の紅葉ではありませんが
赤みががった橙色の紅葉はこころ和む癒しの紅葉です。

☆観音沼北東岸の紅葉のトンネル。

☆観音沼北東岸の紅葉のトンネル。

☆観音沼北東岸の紅葉のトンネル。

☆観音沼北東岸の紅葉のトンネル。

☆観音沼北東岸の紅葉のトンネル。

黄色もあるでよ。

☆観音沼北東岸の紅葉のトンネル。

☆観音沼北岸の紅葉。

北岸の枯れ木のシンボリックツリー周りの紅葉です。
あれ枯れ木って、英語で何て言うんだっけ？

調べたら『Dead tree』でした。
そのまんまのストレートな表現ですね(^_^;)。

☆観音沼北岸の紅葉。

☆観音沼北岸のみたらせの畔。

嶽観音堂近くの小さな半島のような部分は
『みたらせの畔（ほとり）』と名付けられていますが
"みたらせ”って、何？(^_^;)

☆嶽観音堂。
　　　　　　　　　　　　　　
任運山『嶽観音堂』(だけかんのんどう)は
坂上田村麻呂が、蝦夷征伐の折、人馬の供養の為に
観音山中腹の洞窟に聖観世音菩薩を祀ったのが開基とされ
寛文３年(1633年)に学円寺中興の祖の尊栄和尚が
この地に仏堂を建立し聖観世音菩薩を遷したそうです。
元禄１１年(1698年)に南山御蔵入三十三観音霊場の
十三番札所になり信仰を集めているそうです。

御堂は明治２５年の再建で唐様式の方三間宝形造りで彫刻が見事。
山門は天保１３年（１８４３）建立で左右に彩色された仁王像が祀られています。

☆観音沼北岸の"みたらせの畔”から望んだ嶽観音堂周辺の紅葉。

☆観音沼北岸の"みたらせの畔”から望んだ嶽観音堂周辺の紅葉。

☆観音沼北岸の"みたらせの畔”から望んだ嶽観音堂周辺の紅葉。

☆観音沼北岸の"みたらせの畔”から望んだ嶽観音堂周辺の紅葉。

☆観音沼北岸の"水明の畔”の紅葉。

小さな半島のような"みたらせの畔(ほとり)”の西側にも
半島のような場所があり“水明の畔(ほとり)”と名付けられています。

☆観音沼北岸の"水明の畔”の紅葉。

☆観音沼北岸の"水明の畔”の紅葉。

☆観音沼北岸の"水明の畔”から望んだ嶽観音堂周辺の紅葉。

☆観音沼北岸の"水明の畔”から望んだ嶽観音堂周辺の紅葉。

☆観音沼北岸の水明の畔から望んだ嶽観音堂周辺の紅葉。

☆観音沼北岸「翆嶺の園」や「晃山の園」の白樺や紅葉。

観音沼正面入り口から観音沼を右手に見ながら嶽観音堂方面に
遊歩道を進むと左手は白樺の木が印象的な丘があり
「翆嶺の園」や「晃山の園」などと名付けられています。

☆観音沼北岸「翆嶺の園」や「晃山の園」の白樺や紅葉。

☆観音沼北岸「翆嶺の園」や「晃山の園」の白樺や紅葉。

☆観音沼北岸「翆嶺の園」や「晃山の園」の白樺や紅葉。

☆観音沼北岸「翆嶺の園」や「晃山の園」の白樺や紅葉。

☆観音沼北岸「翆嶺の園」や「晃山の園」の白樺や紅葉。

☆観音沼北岸「翆嶺の園」や「晃山の園」の白樺や紅葉。

☆観音沼北岸「翆嶺の園」や「晃山の園」の白樺や紅葉。

白い樹皮がとても美しいシラカバですが
那須岳や磐梯吾妻の紅葉シリーズでたびたび登場したのは
似たような白い樹皮で似たような樹形のダケカンバです。
ただダケカンバとシラカバは遠目が良く似ているので
私のような素人が見極めるには近づいて確認しないと正確には判別できません(^_^;)。

ではここでシラカバ(白樺)とダケカンバ(岳樺)の見分け方を復習してみましょう。

シラカバは温帯から亜寒帯地方に多く見られるカバノキ科の落葉樹で、樹皮が白いことからシラカバと呼ばれています。
ダケカンバはシラカバよりも標高が高い場所に分布し、おおよその目安は標高1500mくらいが境界のようです。
それでなくても遠目では見分け辛いダケカンバとシラカバなので、
那須山麓など混在する場所では尚更難しいです。
芽吹きの時に白樺の方が早く芽吹くので見分け易いかも。
またダケカンバの樹皮は赤茶色がかっていて、紙のようにペラリと剥け
葉にやや光沢があります。
シラカバはダケカンバのような樹皮の剥け方はせず
樹皮色はペンキを塗ったようなにベッタリした白です。

ってことですが、ここ観音沼の標高は９００ｍ。
この白い木はもちろんシラカバです。
白い樹皮がほとんどめくれておらず、
ペンキを塗ったようにベタっとした白さです。

☆磐梯吾妻/幕川渓谷(標高1300m)のダケカンバ(岳樺)

さて、こちらは磐梯吾妻のダケカンバですが、
標高は１３００ｍと分布目安の標高よりは低いですが
これは明らかにダケカンバです。
白っぽい樹皮はペラペラと剥がれかけ、木肌が少し赤みががかっています。
ま、これだけ近くから見れば見分けがつくと思いますが
遠目だとまったくお手上げです(^_^;)。

☆観音沼北岸「翆嶺の園」や「晃山の園」の白樺や紅葉。

☆観音沼北岸「翆嶺の園」や「晃山の園」の白樺や紅葉。

☆観音沼北岸「翆嶺の園」や「晃山の園」の白樺や紅葉。

☆観音沼北岸「翆嶺の園」や「晃山の園」の白樺や紅葉。

青空と紅葉と白樺のコントラストがとても美しいです。

☆観音沼北岸「翆嶺の園」や「晃山の園」の白樺や紅葉。

☆観音沼北岸「翆嶺の園」や「晃山の園」の白樺や紅葉。

おもわず深呼吸したくなるようなとても素敵な白樺と紅葉の小径です。

☆観音沼北岸「翆嶺の園」や「晃山の園」の白樺や紅葉。

☆観音沼北岸「翆嶺の園」や「晃山の園」の白樺や紅葉。

☆観音沼北岸「翆嶺の園」や「晃山の園」の白樺や紅葉。

☆観音沼北岸「翆嶺の園」や「晃山の園」の白樺や紅葉。

☆観音沼北岸「翆嶺の園」や「晃山の園」の白樺や紅葉。

☆観音沼北岸「翆嶺の園」や「晃山の園」の白樺や紅葉。

☆観音沼北岸「翆嶺の園」や「晃山の園」の白樺や紅葉。

☆観音沼北西岸の紅葉。

☆観音沼北西岸の紅葉。

☆観音沼北西岸の紅葉。

沼には湿原化した大きな浮島が見えています。

☆観音沼西岸の紅葉。

正面入り口に近い沼の西側の紅葉です。

☆観音沼南西岸から望む「翆嶺の園」や「晃山の園」の白樺や紅葉。

☆観音沼南西岸から望む「翆嶺の園」や「晃山の園」の白樺や紅葉。

☆観音沼南岸の紅葉。

☆観音沼南岸の黄葉。

☆観音沼南岸の紅葉。

☆観音沼南岸から望む観音山方面。

☆観音沼南岸の黄葉＆紅葉。

☆観音沼南岸の黄葉。

☆観音沼南岸の黄葉。

☆観音沼南岸の黄葉。

☆観音沼南岸の黄葉。

☆観音沼南西岸から望む「翆嶺の園」や「晃山の園」の白樺や紅葉。

☆観音沼南岸の黄葉。

☆観音沼南岸の紅葉。

☆観音沼南岸の紅葉。

☆観音沼南岸の紅葉。

これで観音沼を一周し終えました。

前日に台風２１号がかすめて行ったとは思えないほど
素敵な紅葉に恵まれ満足、満足(^^♪。

この後は来たときと同じ国道２９８号を通って帰宅の途につきます。

☆旧・甲子街道、雨沼の森の紅葉。

帰途の途中、甲子トンネルの下郷町側入り口近くの雨沼の森に
ちょっと立ち寄ってみました。
しかし運悪く曇っていたので紅葉の発色がイマイチでした。

☆旧・甲子街道、雨沼の森の紅葉。

☆旧・甲子街道、雨沼の森の紅葉。

☆旧・甲子街道、雨沼の森の紅葉。

☆甲子大橋の紅葉。

帰りがけに再び甲子大橋の紅葉を撮影しました。
色付き的にはまだ８分ていどでしょうか。

橋の向こうの三角山の下は甲子街道(国道２９８号)で最大の難所だった甲子トンネル。
標高は1004m、トンネル全長４３４５ｍで国道トンネルとしては福島県では最長、東北では２番目に長いトンネルでした。
１番長かったのはは岩手県の国道２８３号の新仙人トンネル(４４９２ｍ)でした。

でした？
はい、つい先日(１１/３)までは。
往路の旅行記をUPした時点ではまだ東北で２番目だったんですよ(笑)
実は１１/４に東北中央道の福島大笹生IC⇔米沢北Ic間が部分開通し(３５．６Km)
福島と山形間を抜ける栗子トンネル(8,972 m)が一番になったばかりです。
この栗子トンネルは高速道路ですが新直轄方式であるため無料供用となり、無料の道路トンネルとしては”あつみトンネルや寒風山トンネル”を抜いて
日本一なんだそうです。

☆甲子大橋の紅葉。

甲子大橋は阿武隈川源流の峡谷に架かる橋で、橋長199m、豪快で迫力がありながらとても優美なアーチ橋です。
橋のたもとのわき道を下って橋の下をくぐって５００ｍほど行くと
甲子温泉の大黒屋に到ります。

☆甲子大橋の紅葉。

☆甲子大橋の紅葉。

☆甲子大橋の紅葉。

☆甲子大橋の紅葉。

☆甲子大橋の紅葉。

☆甲子大橋の紅葉。

☆甲子大橋の紅葉。

☆甲子大橋の紅葉。

☆甲子大橋の紅葉。

☆甲子大橋の紅葉。

☆甲子大橋の紅葉。

☆甲子大橋の紅葉。

これで◆台風２１号襲来翌日の紅葉狩り/会津下郷・観音沼 ②◆はお仕舞い、
台風２１号襲来翌日の紅葉狩り/会津下郷シリーズも完結です。

いつも最後までご覧くださり、
さらに投票もありがとうございます。

この後も天気に恵まれ順調に紅葉を追っかけいますが
紅葉のスピードに写真や旅行記の編集がおっついていません。
季節ネタだけにタイムロスが大きくなると紅葉旅行記としては
賞味期限切れになり興醒めするので頑張ろうとは思うのですが
正直、息切れ状態(^_^;)。
趣味がいつの間にか義務にならないよう
追っかけもほどほどにして気楽に楽しまなきゃね(^^ゞ。


では、また。　　　j-ryu