2017/11/04 - 2017/11/05
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ゆずのはさん
南東北の紅葉を愛でる三泊四日の夫婦旅の続きです。
旅三日目、11月4日(土)鳴子峡で紅葉を見たあと、松島海岸へ到着して、松島観光、三泊目の宿・泉ヶ岳温泉やまぼうし宿泊、旅最後日の11月5日(日)定義如来・西方寺観光についてを記しました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 船 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2017年11月4日(土)、午後12時半、鳴子温泉潟沼から約1時間40分ほどで松島海岸到着。
以前来た時は、仙台市内から延々と一般道を通ってなかなか着かなかったことを考えると、ずいぶん便利になったものです。 -
海岸まで車がつながり、有料の駐車場を探すのも大変そうなので、500mくらい手前の無料の町営駐車場に停めて歩くことに。
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JR松島海岸駅前を通り、まずは遊覧船乗り場の方向へと向かいました。
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夫(カメラ小僧)がひとっ走りして、午後1時発の遊覧船の乗船チケットを買いに行きました。
フットワークが軽いので、こういう時には俄然役に立つ夫(カメラ小僧)。
余裕で1時の遊覧船に乗れそう…感謝だわ。 -
乗り場がたくさんあり、ちょっと迷いましたが…
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6番乗り場の船に乗るんだそうです。
こういうのはいつも大体夫(カメラ小僧)任せだから、私は全然リサーチしていません。 -
定刻の1時を少し過ぎて船は出発、乗車率は50%くらいかしら?
遊覧船乗り場にはたくさんの人がいましたが、案外、遊覧船自体に乗船する観光客はそう多くないのかも。
うちはネットから打ち出した10%割引券を使用しましたが、50分コースで1500円はそれなりに良い値段だし。
ともあれ、五大堂を左に船は進んで行きます。 -
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この右側の小さな岩のような島は兜島というそうですが、震災の津波でだいぶ削られてしまったとか。
近隣の塩竃や石巻に比較すると、松島の津波による被害は少なめだったのは、この点在する島々が緩衝材的な役割を果たしてくれたお陰だったそうです。 -
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遠くに塩竈市内。
震災では大きな被害が出ましたが、少しずつ復興しているようです。 -
震災の津波で半分くらい削られて無くなってしまったドウラン島(左端)。
右はモンド島…かな? -
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仁王島手前で旋回して、港へと戻ります。
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鐘島だったかな?
洞窟みたいな穴の空いた形が面白い島でした。 -
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左に見える福浦島と、赤い橋が見えて来ました。
松島湾の船旅も終わりに近づいています。 -
五大堂ではたくさんの観光客が手を振っていました。
50分間の船旅もこれで終わりです。
どんよりしたお天気が残念でしたが、湾内特有の穏やかな海をのんびりと揺られる船旅も悪くはなかったです。 -
いつもは旅先での昼食を控えるのに、松島に来て、名物の牡蠣を食べないというのもちょっと寂しいかなと思い、目についたお店で牡蠣定食を頂きまました。
一見、豪華に見える定食ですが、可もなく不可もないお味で、こちらのお店も、やはり観光地値段かな…一人前2100円でした。 -
とりあえず、お腹が膨れたところで、五大堂を観光。
こちらも人、人、人…。 -
お堂にも常に人がたくさんいて、なかなか良い写真は撮れませんでした。
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五大堂から見る松島湾の景色。
遊覧船が出入りしているのが見えます。 -
瑞巌寺五大堂の説明板。
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今度は瑞巌寺へ向かいました。
【瑞巌寺について】
天長5年(828年)慈覚大師の開創と伝えられ、鎌倉期に及んで入宋の法心院西を開山の祖として臨済宗の禅寺となった。
藩祖伊達政宗公は慶長9年(1604年)堂宇の造営に着手、5年の歳月をかけ慶長14年(1609年)に落成した。
国宝の本堂、庫裡、御成玄関、廻廊、及び重要文化財の御成門、中門、太鼓塀など桃山時代の代表的建造物である。
以上、拝観券裏側の記述より。 -
国宝の庫裡。
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重要文化財の中門 。
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人気の瑞巌寺のご朱印、書いて頂くまで相当待たされました。
団体客のご朱印帳をまとめて添乗員さんが出すのもあって、私たちのような一般の参拝者は後回しになってしまうみたい。
すごい数のご朱印帳に対して二人のおじさんで対応してるってどうなのかな…しかも受付のお姉さんがすごく感じが悪いんだもの。 -
ご朱印を頂くのにすっかり時間がかかった松島から、前日も通った泉中央経由で、この日の宿・泉ヶ岳温泉やまぼうしへ。
松島海岸からやまぼうしまで、夕方の道路の渋滞もあり、2時間近くかかってしまいました。
チェックイン予定時間の夕方5時を20分ほど過ぎてしまい、宿の夕食時間は6時からと6時半からしか選択できないため、すごく焦りました。 -
やまぼうしのおみやげ処。
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この日のお部屋は、1階の一番端のバリアフリータイプのお部屋でした。
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琉球畳の和室とベッドルームが一体となった広々としたお部屋でした。
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ベッド脇の椅子とテーブル。
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洗面所兼パウダールームのシンクはダブル。
これは便利でした。 -
バリアフリータイプなので、トイレも広々。
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館内は思った以上に広いのですが、大浴場は客室のすぐそばにありました。
夕食まで時間がないので、急いで温泉に浸かりに行きました。 -
でも、暖簾を潜ってから、大浴場までの廊下が結構長い。
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大浴場の脱衣所。
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パウダールーム。
自然豊かな立地のためか、カメムシ発見。 -
ナトリウム・カルシウムー塩化物泉 等張性中性高温泉という珍しい泉質です。
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洗い場。
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内風呂。
まったりと適度に肌に吸いつくような感じの良い感触のお湯でした。 -
露天風呂。
手前が熱めで、奥側が温めかな。
外が暗いので、景色は見えませんでしたが、遠くに仙台中心部の夜景が見えました。 -
使用しませんでしたが、湯上がり処には10分100円のマッサージ機がありました。
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慌ただしく入浴し、6時半を少し過ぎてから食事処へ。
一応、個室となっていましたが、襖だけなので、隣室や廊下で騒ぐお子ちゃまの声が非常にうるさかったです。
旅館に来てテンションの上がるのはわかるけど、他の宿泊客のことを考えて静かにさせるのも親の大事な役目だし、子どもに社会性を身に付けさせる第一歩だと思うんだけど。 -
夕食は雅膳という見た目華やかな会席料理でした。
蟹はもちろん冷凍? -
刺身、前菜、蟹をアップで。
こちらのお宿、お品書きが無いので、料理名を仲居さんが説明してくださるのですが、覚えられません。 -
生ハムとサーモンのサラダ。
食用花が鮮やか。 -
最後に出たデザート。
自家製の甘酒も出ましたが、ちょっと酸味が強く、甘口が好きな私の口には合いませんでした。
その他にも鱸のポワレとか蕪蒸しとか出ましたが、写真は撮り忘れました。
周りが騒がしく、落ち着かない夕食となりましたが、女将さんが丁寧に挨拶に来られたのは感じが良かったです。 -
11月5日(日)、旅最終日の朝。
中庭の景色です。 -
7時から開始される朝食のため、会場へと向かいます。
朝食は和洋中のビュッフェスタイルとのことで、フロント脇のレストランで頂きます。 -
朝の玄関。
暗くなってからの到着だったのでよくわかりませんでしたが、なかなか雰囲気の良い玄関です。 -
朝食会場。
思ったより種類豊富で、あれやこれや取り過ぎてしまいました。 -
そして、ご覧のように一人前とは思えないほどのおてんこ盛りとなりました(笑)※右奥のは夫(カメラ小僧)の朝食。
さすが米どころの宮城県のお米はおいしく、久々にパンにもありつけたので、安っぽいディスペンサータイプのジャム・マーガリンも気にならずパクパク頂きました。 -
食事のテーブルから見える庭にも紅葉が見られました。
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朝食後は、入れ替えとなった大浴場へ。
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ホームページで見かける内風呂。
雰囲気があり、前夜のよりこちらの浴槽のが断然素敵です。 -
露天風呂も岩風呂となっていました。
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宿泊棟が正面に見える中庭の紅葉。
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朝9時過ぎ、宿名の由来となったやまぼうしの木と正面玄関を撮り、宿から出発です。
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駐車場からやまぼうしのほぼ全景を。
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旅最後の観光場所・定義如来西方寺へと向かう途中、泉ヶ岳温泉の名の由来となった泉ヶ岳(標高1175m)をパチリ。
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対向車とすれ違うのに苦労するような山道を通り、定義如来西方寺へと向かう途中、大倉ダムの向こうに冠雪した美しい山々が見えて来ました。
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じょうぎさんの看板発見。
本来、住所の大倉町上下から「じょうげさん」というらしいのですが、最近では標準語表記で「じょうぎさん」となっていて、「じょうげさん」と「じょうぎさん」読み二つが混在しているとのこと。
ちなみに私は「じょうげさん」と覚えました。 -
定義山名物の三角揚げのお店・定義とうふ店の前にはたくさんの人が!
三角揚げ目当てで定義山にやって来る人も多いらしく、私も三角揚げを食べるのを楽しみにしていました。
まずは西方寺のお参りを済ませます。 -
山門到着。
【定義如来西方寺について】
山号:極楽山
宗派:浄土宗鎮西派
本尊:阿弥陀如来
創建:宝永3年(1706年)
開基:観蓮社良念
平家滅亡ののち、平重盛の重臣であった平貞能が源氏の追っ手から逃れるために隠れ住んだことにより、平家落人伝説が存在し、旧本堂は貞能の御廟と伝わっています。
貞能は平家一門と安徳天皇の冥福を祈り、この地に阿弥陀如来を祀り、名前も定義と改名し、音読みで「じょうぎ」、当地を「じょうぎ」「じょうげ」と呼ぶようになり、阿弥陀如来も定義如来となったそうです。 -
右手前が鐘突堂。
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100円で線香と蝋燭を購入。
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旧本堂(平貞能御廟)。
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新本堂と五重塔の配置図。
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新本堂。
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平家の家紋・揚羽蝶が。
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やや逆光ですが、美しい姿の五重塔。
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少し待っていると青空が広がってきました。
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行きに見た西方寺門前の定義とうふ店で、三角揚げと豆腐田楽を頂きました。
私が行った時、30人くらい並んでいましたが、客の捌き方が素早く、そんなに待たずに買うことができました。
最初は、揚げたての三角揚げのみ買うつもりでしたが、カウンターに豆腐田楽、それからお土産用の三角揚げ(5ヶ入り600円)もならんでいたため、三角揚げ・豆腐田楽×2、おみやげ用3袋を購入、全部で2300円だったかしら?
七味唐辛子とタレを掛けてその場(主に外に置かれたテーブル)で食べるのですが、並んでも食べる価値あります。
油っぽくないし、カリカリして本当においしい!
おみやげ用も大好評で、キッチンペーパーで油をちょいと吸いとり、フライパンで表面に焦げ目が少し付くまで両面を焼き、刻み葱、七味唐辛子、醤油を掛けて食べましたが、お店で食べた出来立てと遜色ないお味でした。 -
午後12時半、お腹がいっぱいになったところで、そろそろ帰宅の途につくことにしました。
定義山を後に、大倉ダムに寄ってみました。 -
こちらも紅葉は疎らかな。
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駐車スペースから下の公園みたいな場所を撮りました。
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ダム湖面の向こうに見える冠雪した山の名前はわからずじまいでした。
あちらはもう山形県かな。 -
定義山から東北道、磐越道と順調でした。
トイレタイムで寄った国見SA。 -
三角揚げとは別のおみやげ屋さんで買った定義山新名物・揚げまんじゅう。
6個入り600円で、こしあん(胡麻あん入りもあります)がたっぷり入り、とっても美味でした。
ところで、東北道、磐越道とかなり順調にきたのですが、船引三春ICから小野IC間で起きたバイク事故の直後に通ったため、路上に倒れている男性を必死で心臓マッサージする光景に遭遇してしまいました。
この年まで、大きな自動車事故を目撃することなくきましたが、事故に遇った方がどうぞご無事でありますように。
その後、船引三春ICから小野IC間はしばらく通行止めになったそうですが、私たちの通った時はまだ直後だったため通行止めにはならず、非常に順調に我が家に帰着しました。
今年の車旅はおしまい、あとはすべて電車での旅となりますが、すぐに爆走する夫(カメラ小僧)も少しはスピードに気をつけると良いのですが。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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