17年1月●クアラ・ルンプールとルアンプラバンの旅～４ クアラ・ルンプール

2017/01/11 - 2017/01/13

ご訪問ありがとうございます。

17年1月、クアラ・ルンプール＆ルアンプラバン旅の旅行記、ルアンプラバンで3泊したあと、またエアアジアに乗ってKLに戻ってきました。
KLは過去に何度も来たことがあって主なスポットは訪問済みだったので、通常の観光はナシ。KL滞在の一番の目的はナシレマなどのマレー＆インド料理（お手軽グルメのみ）。あとは古い建物を探しながら市内をブラブラと歩いて来ました。

　1日め　広州→香港　ランタオ島大澳散策　香港→KL　KL空港で仮眠
　2日め　KL→ルアンプラバン　ルアンプラバン泊
　3日め　ルアンプラバン滞在　ルアンプラバン泊
　4日め　ルアンプラバン滞在　ルアンプラバン泊
★5日め　ルアンプラバン→KL　KL泊
★6日め　KL滞在　KL泊
★7日め　KL→香港→広州

エリア クアラルンプール(マレーシア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

ルアンプラバンからのエアアジア便は定刻よりだいぶ早く12時14分にKLIA2に着陸。
しかしイミグレが想像を絶するほどの行列…
イミグレの順番が回ってきたのは2時15分ころ、KLIA Transit に乗ったときにはもう2時半をまわっていました。
正直KLIA2はもうこりごりです。

空港での行列で若干パワーダウンしていましたが、予定通りプトラジャヤPutrajayaで途中下車。
ピンクモスクを見に行きます。
駅から車の少ない大きな通りを歩いておよそ20分ほどでこの橋へ。

プトラジャヤの街 散歩・街歩き

その橋の上からピンクモスクが見えました。
確かにピンク色ですが、まあこんなもんかと…
荷物も持ったままだったし、暑かったしで、結局現地までは行かず、ここで駅に戻ることに。

プトラ モスク (ピンク モスク) 寺院・教会

プトラジャヤ・サイバージャヤ駅のホーム。

プトラジャヤ駅 駅

そんな寄り道をしてからKLの宿にチェックインです。
マスジッド・ジャメMasjid Jamek駅のそばにある1000milesという宿。宿の前からKLタワーが見えていました。チャイナタウンも近かったです。

1000 マイルズ ホテル ホテル

宿の近くではインド系のお店をたくさん見かけました。

荷物を置いてぶらぶらと歩きに行きます。
ペタリン通りの強烈なミント・グリーンの建物。

その並びにある永成酒店。

大通り（Tun Tan Cheng Lock通り）に出たところです。
個性的な古いビルが並んでいます。

その大通りにあるコタラヤ・ショッピングセンターの建物。
かなり古びています。でもスタバがあるんですね…

コタ ラヤ ショッピングセンター ショッピングセンター

そのままチャイナタウンの方へ向かっていきます。
大通りを渡ってスルタン通りJalan Sultanへ。

夕方にも関わらず路上で大好きなナシレマを売っていたので、思わず買ってしまいました。ひとつ2.5RM。

裏通りの壁画。

昔の雰囲気を残した写真屋さん（の跡）。
コニカのテントが妙に新しく見えます(^ ^)

ぐるっとひと回りしてから、宿の近くの食堂でお弁当を買って帰宅。
お弁当はアヤムゴレン（フライドチキン）11RM

タイガービール（大瓶）はお弁当より高くて15RMでした(´Д｀)｡

次の日の朝。
宿のそば、マスジッド・ジャメ駅前には行列のできるナシレマの屋台。
気になるのでここで買ってみます(^ ^)

持ち帰り用にバナナの葉っぱで包まれたナシレマ。
別におかずをプラスしないシンプルなナシレマはRM1.5。

ビルの壁面に描かれた田舎の風景(^ ^)

ナシレマ食べたけどまだ入りそうなので、つづけてインド系の朝ごはん(^ ^)
ロティ・チャナイ。何も入っていないいちばん安いものでもカレー2種類とサンバルが付いてきます(^ ^)　テー（ミルクティー）とでRM2.80。

マスジッド・ジャメ駅の周辺にはナシレマの屋台がたくさん出ていて、競争も激しい様子。こちらの屋台の車にはRM1と書かれた垂れ幕が。

ビルの間に味のある古い建物。

ちょっと傷んでいますが、昔のキレイだった頃の様子が想像できる建物。

ムルデカ広場の前にあるスルタン・アブドゥル・サマド・ビル。
このあたりの道沿いにはこういう感じの建物が並んでいます。

スルタン アブドゥル サマド ビル (旧連邦事務局ビル) 現代・近代建築

2つあるドーム状の部分の一番下は螺旋階段になっています。

ムルデカ広場。ふだんはとても静か。
右奥のビルは市役所Dewan Bandarayaで、真ん中あたりに見えているビルは国立銀行Bank Negaraです。

ムルデカ広場 広場・公園

マレーシア連邦歴代の首相の肖像が並べられていました。

さっきのスルタン・アブドゥル・サマド・ビルとつながっている南側のビル。

ムルデカ広場の南側にあるシティギャラリー。

クアラルンプール シティギャラリー 博物館・美術館・ギャラリー

交差点の向こう側にある国立テキスタイル博物館へ。入場無料です(^ ^)

国立繊維博物館 博物館・美術館・ギャラリー

プリント用の版。

2階に上がるとこのような宝物も展示されていました。

トレンガヌのタバコケースだそうです。

こちらのバックルは台の上でクルクルまわっていました。

博物館を出てそこから南の方、KL駅の方向に進みます。
よく目立つ高層ビルはダヤブミ・コンプレックス。

ダヤブミビル 建造物

今は通勤電車しか発着しなくなってガランとしているクアラ・ルンプール駅の中を探検。

クアラルンプール駅 (旧クアラルンプール中央駅) 駅

KL駅の正面にあるKTMB本社ビル。

マレー鉄道 事務局ビル 建造物

こちらはKL駅の正面です。

クアラルンプール駅 (旧クアラルンプール中央駅) 駅

LTRとモノレールでブキッ・ビンタンへ移動。
古いローカルなモール、スンガイワンプラザ4階のフードセンターに来ました。同じ階の半分は駐車場だし、中に飾り付けなどもなく、ビルの中にありながら路上の雰囲気です。

スンガイ ワン プラザ ショッピングセンター

中華系とマレー系のお店が並んでいます。
ごはんの上におかずを選んで乗せる、経済飯・ナシエコノミのお店がほとんど。

マレー系のナシエコノミにしました。
最初にごはんがはいったお皿を受け取り、並べられているおかずを自分で盛り付けて、最後にレジでお会計。値段の表示はないですが、だいたいRM10くらいです。
このときはテー・アイスと合わせてRM10.8

GO KL無料バスでチャイナタウンに戻って、建物見物を続けます。
薄いピンク色に細かな模様がキレイな建物。てっぺんに「國民弐拾年」という表示が見えます。今はホステルになっているようでした。

こちらは赤っぽいピンク色のビル。補助カラーも濃いグリーンでちょっとどぎつい印象。質屋さんのようです。

ペタリン通りをずっと進んでいくとこちらのクラシックなホテル発見。
馬聯旅社。

その先の分かれ道を左に入ると、陳氏書院Chan Clan Ancestral Hallがあります。
工事中のようで足場が組まれていました。

陳氏書院 寺院・教会

そのもうちょっと先、モノレールのMaharajalela駅の近くには観音寺Kuan Yin Templeがあります。

威鎮宮観音寺 寺院・教会

外観、内観とも鮮やかな色使いで香港や広東地方のお寺とよく似た感じです。

Old China Cafeの近く、Lorong Panggungで見つけた壁画。

壁画のそばには何のお店かわからないけど人が集まっているお店がありました。

Jalan Tun H S Leeを少し北に進むと、ヒンドゥー教のスリ・マハ・マリアマン寺院があります。中も見学できました(^ ^)

スリ マハ マリアマン寺院 寺院・教会

中にも飾り付けがいっぱいです。

本堂の中まで自由に見学できました。

跳ね馬7頭。

ヒンドゥー寺院から数十メートル先には今度は関帝廟。マレーシアらしい多文化ミックス。

関帝廟 寺院・教会

なぜかお寺の中でお正月用のみかんが販売されていました(^ ^)

おなじみのぐるぐるお線香も赤で派手派手。

このかわいい壁画はJalan Tun Tan Cheng Lockという大通りに面していました。

同じく大通りに面したインド系の散髪屋さん。
何かの資料に同じ場所で長く営業しているうちに、だんだんと道路が嵩上げされて、お店の床より階段2段分くらいも高くなってしまったと書いてありました。

大通りを渡ると今度は仙四師爺宮Sin Sze Si Ya Temple があります。
門の動物たちがかわいい(^ ^)

こちらも中におじゃましました。いろんなものが赤です(^ ^)

でもこちらのお線香は黄色でした(^ ^)

独特のムードを醸し出す狛犬さん。床の模様もすごい～

一番奥はこんな感じ。

クラン川に架かる橋の上から見たマスジッド・ジャメMasjid Jamekです。
まだ工事中で中を見ることはできませんでした。

マスジッド ジャメ 寺院・教会

また建物を見ながら歩いています。
ファサードの上の方の形が独特。

Jalan Tun H S Lee通りの福安金舗Fook On Co

トゥンH S リー通り 散歩・街歩き

一通り古いビルをチェックしたので、今度はJalan Ampangを北上しそごうの方へ向かって行きます。川沿いの団地。

遠くの方にペトロナスツインタワーが見えました。

Jalan Tuanku Abdul Rahmanと並行する通りには衣類のお店がずらっと並んでいます。

トゥンク アブドゥル ラーマン通り 散歩・街歩き

表通りもよく似た感じ。

日本ではあんまり見られなくなってしまったそごうですがKLのお店は健在。
外壁の配色が懐かしい感じ。

そごう クアラルンプール 百貨店・デパート

晩ごはんとビールを買って宿に戻ります。
ビールが高いマレーシアでなぜかほかのビールよりは安いキングフィッシャー(^ ^)
2本でRM12。

晩ごはんはダールカレーかけご飯、卵焼きとゴーヤ炒めです。全部でRM8。

最終日。香港行きのフライトは1時半発ですが、ちょっと試したいことがあったので7時半ころ、ちょっと早めに宿をチェックアウトして、LRTでバンダル・タシッ・スラタンBandar Tasik Selatan駅まで来ました。LRTのきっぷ買うときうっかりして小銭残してなくてRM50のお札しかなく、窓口で両替お願いして断られたけど、どうしてもこれしかないからってねばったら替えてくれました。でも本当にRM20とか10のお札がなかったみたいで、RM1のお札40枚位渡されてしまった（笑）
バンダル・タシッ・スラタン駅にはKLIAトランジットも通っているのですが、今はスレンバン方面のKTMコミューターに乗り換えます。写真はKTMの駅。

10分ほど待ってやって来たKTMコミューターの列車に乗り込みます。
ガラスが粉々に割れているように見えます…恐

LRTに乗る前に買ってきたナシレマを食べます(^ ^)
昨日の朝買ったのはバナナの葉っぱに包まれていましたが、きょうのは耐油性の紙の包装でした。

ニライNIlai駅で降りて、バスセンターへ。
マスジッド・ジャメ駅でLRTに乗ってからここまで約80分。

バス乗り場の案内がわかりにくかったですが、20分ほど待つと確かにKLIA行きの路線バスが現れました(^ ^)
といっても本当に路線バスで、ニライ駅前から空港まで約45分かかりました。
バスの待ち時間も入れるとマスジッド・ジャメから空港まで約2時間半。
料金はLRTが3.2、KTMCが6.2、路線バスが3.2で、合計RM12.6ですので、一番楽なKLIAエクスプレスのRM55と比べれば千円以上の節約になるのは確か。
ニライ駅ー空港間のバスの所要時間が長く、運行間隔も不明なのが難点で、どちらかと言うと時間の制約が少ない空港→市内の移動になら使えるかなという感じです。

クアラルンプール国際空港 (KUL) 空港

そのままカウンターへ行き、10時半にはチェックインを済ませてセキュリティを抜け、電車でサテライトへ移動します。
サテライトにはマレーシア航空のラウンジがあるので、楽しみです(^ ^)

案内表示が比較的わかりにくくてちょっと探しましたが、無事入り口を見つけました。

お国柄、アルコール類は自由に取ることはできず、入口近くのバーカウンターで注文する必要があります。スパークリングワインとビールをもらって、自分で席まで持ってきました(^ ^)

11時ちょっとまわっていたので、朝食メニューのナシレマは具材が一部品切れでしたが、ちょっと反則のスクランブルエッグなども入れてみました。（すぐあとにランチメニューと取り替えられましたのでナシレマはぎりぎりだったようです）

ラウンジの内部はかなり広く、外も見えていい感じでした。
男性スタッフ数名がサロンケバヤ姿の女性スタッフをずっと追いかけ回していたのが目立ちました（笑）

こちらがバーカウンターです。

香港で広州行きに乗り継ぎです。
ピア、ブリッジへはよく行くんですが、この日は混んでいるイメージがあってあまり行かないウイング（1番ゲートの近く）へ行ってみました。

キャセイパシフィック ラウンジ ザ ウィング 空港ラウンジ

ヌードルバーでつみれと豆腐のライスヌードルなど。
モヒートも写ってますね(^ ^)(^ ^)

スパークリングもいただいちゃいました(^ ^)

ラウンジを楽しんでいるうちに広州行きの搭乗時間になり、1時間ほどで広州白雲空港に到着しました～(^ ^)　夜10時半ころでしたが、スムーズに出てこられたので地下鉄で市内のホテルへ向かいました。

「クアラ・ルンプールとルアンプラバンの旅」最後のKL編は以上です。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございます。
また次回、どこかの旅行記でお会いできますように～(^ ^

最後になりましたが、2018年がみなさまとご一緒に旅を楽しめる一年となりますよう、願っております。本年もどうかよろしくお願いいたします。

広州白雲国際空港 (CAN) 空港