2017夏18きっぷ3日目 189系で行く山梨・甲斐大和(1)

2017/08/27 - 2017/08/27

18きっぷ3日目、果たして使いきれるのだろうかとまで考えていましたが、前の日になって、昨日越後湯沢に行ってきたものの、明日も行けそうだ、と言う感じが。そこで189で山梨へ。
ダメ元で春に塩山でお会いした方に連絡して見たところ、午後なら空いているとのお返事。甲斐大和の武田家関連の所や日川渓谷を案内してくださいました。

エリア 勝沼・塩山(山梨)

• 旅行の満足度: 4.0

新宿8時45分の189系の快速山梨富士でまずは大月へ向かいます

ホリデー快速富士山号 乗り物

前日夜に決定しましたので、指定券を買っていません。
それどころか、先週、のどかに乗り逃した時点で、空席があった今日のリゾートやまどりの座席を駅ネットで取っていました。
新宿へと向かう京王線車内でこのホリデー快速の指定券に変更しました。新宿での乗り換え時間がわずか6分でしたので、券売機が空いていたためよかったものの、ギリギリの乗り継ぎでした。

この編成は、1号車から5号車までがグレードアップ仕様のリクライニングシートとなっていました

急いでいたので新宿駅はスイカで入場しました。車内にて、18切符の日付印を押してもらいます。なぜか列車番号なども記載されました

少し前にいた乗客が、この後の成田エクスプレスの指定券を持っており、それを変更扱いでこのホリデー快速山梨富士にしたい、とのことであったことから、何度も何度も、1号車の車掌室と5号車の座席を往復し、 無線でマルス指令に連絡して成田エクスプレスの座席取り消し等を行っていました。業務放送もしょっちゅう車内で放送されていました。。。乗ってしまえば、席なし指定券の発見も、消極的ではあったものの、やっていたようです。そもそも、新宿駅の駅員が云うところの(および新宿運輸区も同様のことを言ってくる)「車内での切符の発行等は一切認めない」と言う規則は一切存在せず、「第 19 条 乗車券類は、駅において、係員又は乗車券類発売機により発売する。ただし、普通乗車券以外の乗車券類は、当社の指定した駅において発売し、また駅員無配置駅から有効となる乗車券類は、その駅員無配置駅に隣接する駅員配置駅において発売する。 2 前項の規定にかかわらず、旅客が乗車券類を所持しないで駅員無配置駅から乗車した場合又は旅客が係員の承諾を得て乗車券類 を所持しないで乗車した場合は、係員が普通乗車券、急行券、特別車両券、寝台券、コンパートメント券又は座席指定券を当該列車内において発売する。」というふうにわざわざ書いておりますので、このような空席が多い列車においては、逆に積極的に発売するべきものと思います。もちろんそれをあてに乗ってきて、乗り切れないような状況になったら、断れば良いだけの話です。外国人客を拒否していたのも本当に残念だと思った新宿駅の対応でしたが、車掌は、逆に面倒な作業をひたすらやっていました。

新宿駅の意味不明さについては、こちらの口コミに書いておきましたhttp://4travel.jp/domestic/area/kanto/tokyo/shinjuku/shinjuku/tips/12798709/#contents_inner

1号車の座席は、簡易リクライニングシートになっています

高尾駅の自動販売機で、どうにか水とりんごジュースを調達

高尾で京王の電車が見えました

山の中を行く風景

189系電車の走りを楽しみながら、りんごジュースを飲んだり、近くにいた外国人乗客に「なぜ富士山に行くのか」といったアンケートしているうちに、大月駅に到着しました

やはり、国鉄特急色は、どんな景色にもよく合います
さて、急に前日夜に決めた日程ですので、ある準備が足りませんでした。
それは、朝食です。新宿駅で買うつもりでしたが、京王線ホームから指定券の受け取りもやって6分乗り換えでは買えるわけがありません。三鷹駅と高尾駅の自動販売機で飲み物は調達しました。大月の20分乗り換えで朝食を調達さねばなりません。

まずは駅前のデイリーヤマザキに行ってみましたが、私が食べられるようなものはありませんでした。
続いて、開いていたカフェらしきところに入ってみたのですが、つまらないサンドイッチとコーヒーのセットになんと7ー800円の値段がついていました。しかもサンドイッチの中身はベーコンサンド。いくらなんでもこれでこの値段では高すぎる、これならデイリーヤマザキの方がマシかも、と思って退散しました。そして、デイリーヤマザキを少し進んで、道路を左右に見てみると、左に、イオンの看板がありました。その途中にはセブンイレブンの看板も見えました。ということでそこに急いで行き、イオンで、サラダセットと助六寿司、トップバリューのサンドイッチを調達しました。

時間を気にしながら、急いで駅へ戻ってきました。

ビュー山梨に乗ります

215系のちょうどよく2階席が空いていましたので、そちらに座りました。
同じボックスにいた方も、18切符利用の方で、甲府へと往復されるとの事でした。
春のように、勝沼で降りようかと思っていましたが、食事に時間がかかりましたので、そのまま山梨市まで乗ることにしました。

山梨市に着きましたら、3人組で、山手線内から普通乗車券、しかも勝沼までの切符に乗り越し精算!と言う乗客の方々が精算所にいました。18切符で来れば安く上がるのに。

山梨市におりて、駅前をぶらぶら歩いていますと「街の駅」なるものを駅から200メートル位したところに発見しました。

中に入ってみますと、いい感じのカフェがありました
もう少し経って11時半になれば昼食メニューが始まりますが、現在の時間は11時過ぎ。何しろ先ほどサンドイッチを食べたばかり、と思っていましたが、桃の生ジュースを400円発見。この桃ジュースは山梨県産の桃だそうですが、もう一つ検討したジェラートの果物は、山梨県産では無いとの事。質問してよかったところです。

桃ジュースを飲んでいますと、もう1人客の方がやってきました。外国人の方で、店員の方と"ice coffee" をめぐって、何やら話がすれ違っています。ということで、応援に入ってあげました。
どういうこととか説明いたしますと、ヨーロッパでは、アイスコーヒーと言えば、アイスクリームにあったかいコーヒーをかけたデザートの事を言うのですが、その方はまさにそれを食べたかったのです。
その方が食べたがっている「アイスコーヒー」について、店員の方に説明してあげました。そうすると、驚いたような表情をしながら「ない、ない」との事でした。代わりにコーヒーフロートを提案していましたので、その方はそちらを注文しました。面白いことにそのお客さんの方と2人の店員のうち1人は知り合いだったのですが、それでも、「アイスコーヒー」をめぐる話題は通じなかったようです。

その外国人の方とお話ししながら、桃ジュースをいただきました。おいしいジュースでした。
これを飲みに、また来たいと思うようなところでした。

お話しした外国人の方は、スロヴァキアの地方のほうの出身の方で、チェコやドイツなどで陶芸をやった後、日本にやってきて、甲斐大和に住んで、勝沼に工房を持ち陶芸をやっていらっしゃる方でした。
「社会主義時代のスロバキア」から、「ヨーロッパとアジアの陶芸文化」「語学の学習法」などなど、色々お話をすることができました。当時のスロバキアにおいては、ソ連ほど厳格な管理体制ではなく仕事などもある程度ですが、選ぶことができたと言うことです。考えてみてください。列車で1時間15分のブラチスラヴァからヴィーンまで、当時、人の行き来がほとんどなかったわけです。今となっては信じられないことですが。

こちらのページが、その方の陶芸工房のページとなっておりますので、興味がある方はぜひご覧ください https://www.facebook.com/TDesign.ceramics/

フルーツ系のメニューがいろいろあって美味しそうです。今度は食事時間帯に訪れるようにしたいと思います

さて、街の駅に行く途中「エコハウス」という施設の案内があったので行ってみます。

山梨の気候に合わせた、効率的な住宅でした

バイオマスエネルギーは、なんとなく、いろんな自治体が好きですよね。
現場では、大量生産が進む太陽光の方が安上がりな気もするのですが

バイオもいいのだけど、、、、小規模水力とかにも注目すべき

こちらは2階なのですが、このようにすのこにして1回と暖房を共有できます

屋根裏部屋。

屋根裏部屋に設置されたこのファンは上に上がった暖かい空気を一階まで戻す役割があります

ペレットストーブ

なんとなく、私が住みながら「ああすればいい、こうすればいい」と言っているような住宅に近い気がしますが、地中熱利用なども考慮して作ればもっと良かったと思います

2分くらい歩いて駅へと戻ってきました

意外にも山梨市駅で結構時間を使いました。

12時31分発の544Mで甲斐大和へと向かい、12時55分に到着しました

天気も良かったので、簡単な撮影に行きました

塩山で春お話しした方から、メールで甲斐大和の散歩コースの案内が送られてきていましたので、歩いてみたのですが、何かよくわかりません
こちらは笹子トンネルの入り口です。

この後、春にお会いした方が迎えに来てくださる予定です