２度目のフィンランド旅　やっぱり行ってよかった☆　＜１日目＞

2017/10/10 - 2017/10/15

2013年に初めて行ったフィンランド。その時はユハ・レイヴィスカ建築やアアルト自邸を訪ねたりと、予てから関心があった建築や建築家に焦点をあてた内容でした。　

４年経過した今年、長め休みを取る機会があったこと、４年ぶりに訪れるヘルシンキや近郊は変わったのかがこの目で見てみたくなり、以前訪れたところや初めて訪れるところなど、ガイド本にも載っている場所もあれば、本に載っていないローカルエリアを歩きまくった楽しく思い出深い旅でした。

旅の思い出を綴るのと、秋口にフィンランドを旅したい方の少しばかりのご参考になれば幸いです。

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

◆１日目の服装
薄手ニット、ヒートテック（トップス）、パンツ、レギンス、厚手タイプ靴下、サイドゴアブーツ、ダウンパーカー（ショートタイプ）

出発日の成田は気温20度と天気予報を見ながら、冬仕様の恰好に息苦しさを感じつつ、前泊した日航ホテルを後に７時台に成田第２ターミナル　フィンエアーカウンターへ。今回は往路のみ奮発してビジネスを利用することに。

この出発案内を見ると、当たり前なんでしょうけれど、いろんな国へ行くんだなあーと眺めつつ、徐々に人が増えてきましたが、今回は行列とは別の優先搭乗口へ移動。

４年ぶりの成田第２ターミナルでしたが、フィンエアー乗り場があるサテライト側は通行路に変わっていました。以前はモノレールに乗って移動してたけど、あれはあれで良かったのになあと感じながらも遠く長い通行路を歩いていたら・・・

ふと右手を見ると今回乗るフィンエアーを発見。残念ながらウニッコ柄ではなかったのですが、しばらく眺めながら移動。

以前はカンタスラウンジのみの利用でしたが、サテライト側も変わったなあと思ったのはＤＦＳや飲食店などが充実していたこと。以前はキオスクみたいな売店しかない寂しい場所でしたからね。でもってフィンエアーカウンターからはＪＡＬサクララウンジを案内されたので初めて利用してみました。

成田空港国際線 JALサクララウンジ 空港ラウンジ

ＪＡＬサクララウンジは広い空間で、飲み物、食事なども充実しており朝早い時間にも関わらず、大勢の人でにぎわっていました。ワタシも旅気分と思いワインを楽しみながら今回のチケットを再確認すると

成田空港国際線 JALサクララウンジ 空港ラウンジ

実は今回、運よく１Ａ（窓側）でした。どんな座席か期待しつつ、本を読んでいたら、向かいには大柄な外国人の女性の方も読書中。
ところが、この後に偶然ながらもがっかりな事が発生したのでした・・・

搭乗前は大勢の人で賑わっていた中、優先搭乗で移動。
ビジネス用通路より１Ａ席へ行ってみると・・・

フィンエアーの窓側席は窓に向かって斜め形状になっているという面白いつくりになっていました。座席にはマリメッコのクッションを発見。

フィンエアーのビジネスでは、上段にある荷物入れは１人１ボックスと言われていたので安心して荷物を入れようとしたら、すでに誰かの荷物が入っており・・・ふと見ると先程ラウンジにいた方がワタシの隣の席に座っており、先んじて荷物を入れてしまっていたようで、席も違うのにこれはちょっとなあ～と思いＣＡさんへ変更してもらうよう伝えるも、すでに使われているので他を使うか預かりますと謝られてしまった（泣）　旅の始めからちょっといい気分になれず・・

席前側はこんな感じ。モニターは手前の白いボタンを強めに押すと手前に出てくる形になっていて、足下にはマリメッコの上掛けを発見。

お見苦しいかもしれませんが、足を置いてみた状態はこんな感じ。フラットシートにしても奥まで届きませんでした・・・それだけスペースありってことですね。

座席には、マリメッコのスリッパ、アメニティポーチ（中には歯ブラシセットや耳栓などが入っていました）、ヘッドフォンはＢＯＳＥでした。ちょっと気分がアガってきました。

座席脇にはリモコンやＵＳＢ、コンセント、シートボタンなどがまとまってあり、シートボタンはよく見るとマッサージ機能もついているようでした。

もうすぐ出発だなあ～と思って外を見ると暑さを感じていたら・・・

ウェルカムドリンクをすすめられ、シャンパンを頂きました☆

いざ出発！　青い空と成田の景色を眺めていたら
早くも食事メニューのチョイスをお願いします～とＣＡさんがやってきました。早くないかい？

メニューを見ると和食、洋食があり、しばらく洋食だろうなあ～と思ったので和食を選択。サクララウンジではワイン１杯のみだったので、機内のワインを楽しむのも旅の目的のひとつでした。

先程のシャンパン後は、リースリングを選択。

最初は、一口サイズのアミューズ、ピンチョスが登場。
冷たいリースリングにはぴったり。

前菜は野菜の盛り合わせと赤ピーマンのスープを選択。量もちょうどよく、ワインにもこれまた合いました。パンも色んな種類がありましたが、薄くて軽めのクラッカーみたいなものにしたのもワインに合って良かったかも。

メイン登場前にワインはサンジョベーゼのメッセージインボトル（赤）を選択。これは美味しかった☆

メインは鶏肉のゆず醤油ソースと野菜の煮物、御飯（少なめ）にしました。御飯はさておき、ゆず醤油がこれまた美味しったので、帰国後に探してみようとメモ。

デザートも選べたのですが、ワインを楽しみたかったのでチーズ盛り合わせとドライフルーツを選択。
併せてコーヒーも持ってきてもらいました。

最後に選んだのはデザートワイン。デザートワインは産地によって風味や味も異なりますが、このワインも香りがよく自分好みでした。

ちなみにワインには、イッタラのウルティマツーレのグラスに入れてもらいます。ちょうどいい大きさと持ちやすさが気に入りました。

窓を見るときれいなグラデーションの空と雲の景色を楽しんでいたら就寝タイムに入ったものの、せっかくのビジネスなのでど思い、少しだけ眠った以外は映画を見たり、本を読んだりして過ごしていました。

ロシア上空を通過したフィンランドは紅葉と曇り空と雨模様と成田の暑さの景色から一変し、秋らしい風景が見えてきました。
ようやく、今日着た衣服チョイスで良かったと実感。

ヘルシンキ　ヴァンター空港到着は１４時頃でした。
４年ぶりのヘルシンキに来た～！とわくわくでいっぱい。

フィンエアーはターミナル２に到着するのですが、あちこちで工事している景色があり、よく見ると拡張工事のようでした。

空港到着後、満席だった機内のほとんどの方は乗り継ぎカウンターへ移動。相変わらず出口までの通路は人も少なく寂しい感じは変わらないですね。

前回は初めてだったので不安いっぱいでしたが、２度目もあり、むしろなつかしさもあって移動してました。

空港到着後は電車で移動。
４年前は電車はなくフィンエアーバスで移動しか手段がなかったですが、
電車があるとは便利になったものです。

ヴァンター空港には「Ｉ線」または「Ｐ線」のどちらかに乗れば必ずヘルシンキ中央駅に到着するとのこと。
違いは大差ないようですが、若干早め移動するならＩ線がいいとのことです。今回はＩ線で移動すること、約４０分程でヘルシンキ中央駅へ到着。

今回利用した宿は、４年前にも宿泊したグロ・ヘルシンキ　クルーヴィ。
以前と変わったのは、エントランスが前はわかりにくく、地味なところにありましたが、２つの入口に変わっていたのと、フロントの場所が変わってました。

事前に予約はしていましたが、チェックイン時はバウチャーと併せてクレジットカードの提示または一部金額を求められるケースがありますが、グロの場合はカードの提示のみです。

グロ ホテル クルーヴィ ホテル

今回利用した部屋は４階のコンパクトな部屋でした。バスタブなし、シャワーのみでしたが、冷蔵庫とポットがある分いいかもです。
クローゼットはハンガーも多めにあり、アイロンとアイロン台もあるので洗濯派の自分にとっては助かります。

ちなみに洗面スペース備品は、タオル、バスローブ、ハンドソープ、ドライヤーと、シャワースぺ―スはボディジェル、シャンプーのみ。

歯ブラシセットは必須ですよ～

グロ ホテル クルーヴィ ホテル

冷蔵庫の中はこんな感じ。一応確認しましたが、ホテルによっては飲み物を動かしただけで課金カウントする所もありますが、ここはそんなことはなく、利用した場合はデスクにあるチェック表に記載し、チェックアウト時に精算します。

グロ ホテル クルーヴィ ホテル

ちなみに、部屋にはかわいいぬいぐるみもいましたが、よく見ると値札が付いていました・・・

グロ ホテル クルーヴィ ホテル

この日の晩御飯のひとつ。ホテルチェックイン後に雨模様の街を散策していたところ、人気のパン店「カンニストン　レイポモ」のシナモンロールを購入。上から撮りましたが、実際はとっても大きくこれ１個でお腹いっぱいに。　食感はもちっとしていて、シナモンの香りがよく、自分好みのパンはやみつきになり、後日また買いに走ってしまいました。

実は、パン買い物後に近くの書店へ本を買った帰り時に、すれ違い時に一人の女性にぶつかってしまったのですが、歩きながら何となく違和感を感じたので背負っていたリュックを触ると開けられていました！
慌てて中身を確認すると、被害はなかったものの、ハンドクリームなどを入れていたポーチを持ってかれてしまいました・・・（泣）

フィンランドは他国に比べると治安はいい、と言われてはいますが
日本とは違うので、油断禁物だなあと痛感した日でした。

カンニストン レイポモ スイーツ