2017/06/26 - 2017/06/27
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天売島旅行1泊2日
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焼尻島から高速船に乗って15分くらい。
ちょっと荒れていたけど無事に到着。
さすがに15分程度なら酔わなかった! -
港で宿泊先の萬谷旅館さんに荷物を預けて、予約していた漁船クルーズへ!
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漁船クルーズってのは漁船に乗って島の周りを周るってもの。
天売島は海鳥の営巣地で、海からじゃないと見られないところもあるので、この漁船クルーズは外せません。
今回お世話になるのは栄丸さん。 -
レインコートと双眼鏡を借りて出発だ!
海が荒れ気味だから南から回って島の西の端へいき、また南回りで帰ってくるということに。
海が凪だと1周するコースになります。 -
漁船を進めながら船長が色々と解説をしてくれます。
緑の草の中に白い点々が。
これはウミネコが大営巣地。
例年と違う場所に大規模なコロニーを形成しているそうです。
これも猫の捕獲が進んだ成果の現れではないかということ。 -
岩場にはウミウとか様々な鳥が見えますよ。
船は揺れるから写真がうまく撮れません。
元々へたくそなのでまともな写真があまり残せず。 -
島の西端にきました。
ここいらがオロロン鳥〈ウミガラス〉の繁殖場所。 -
この断崖の隙間でオロロンが子育て中。
オロロン鳥は最近数が少し増えてきたそうです。
オロロン鳥繁殖のために適した場所にデゴイ(模型)を設置し、さらにオロロン鳥の鳴き声をスピーカーから鳴らしています。 -
ここに
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オロロンが!
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奥に太陽光発電のパネルがあります。
ここから上の方のオロロン鳥の繁殖場所までケーブルを引いて、鳴き声を出すスピーカーの電源にしているようです。
ちなみに、水面を飛んでいるのはたぶんケイマフリ。 -
何故か近づいてきたウミネコ。
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ウミネコの飛行を激写。
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オロロン鳥がいるのは見えたけど、写真に収めることはできず。
船は揺れるし鳥は飛ぶし、素人には無理やで。
水面でくつろぐケイマフリくらいしか撮れん。 -
そんな感じで元の漁港に戻ってきました。
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楽しく貴重な体験でした!船長ありがとう!
今回は80分くらいのクルーズでした。 -
時刻は午前10時50分くらい。
午前11時に港の食事処が開店なので、それまでちょっと港を散策。
ターミナルのこいつは「オロ坊」という羽幌町のマスコットキャラクター。
オロロン鳥が甘エビをかぶっています。 -
ここではウニが売っています。
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特大500円、大300円、中200円
注文するとその場で割ってくれるので、すぐに食べることができます。 -
昼食は羽幌名物ガヤ天丼に決まりだ!
ってあれ?
無いじゃん!なんでぞ?
ガヤの入荷が不安定になったからやめたんだって。
代わりのものが赤ガレイ天丼。
じゃこれで。写真は撮り忘れました。 -
レンタサイクルで島を周ろう!
電動補助なしにしたけど、結果的には何とかなりました。
でも電動補助ありの方にすればよかったとも思います。
天売島は西武がかなり高くなっていてのぼるのがちょっときつかった。
とりあえず、厳島神社を発見。 -
天売高校。夜間定時制。
昔は160名ほどの生徒がいたそうですが、今では数名となっています。 -
高校の入り口にはオロロン鳥の模型が。
島内の色んなところでこの模型が見られます。 -
おっと、信号機!
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天売小学校。
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漁船クルーズでも見たウミネコの営巣地。
天売島はマムシが多いそうなので皆さんご注意ください。 -
西へ西へ。上り坂がつらい!
電動補助にすればよかった!
でも何とかなると言えば何とかなる。
ということで、島の西の方にある便所までたどり着いた! -
ウトウが入りますので、ドアは必ず閉めてください。
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このドアを閉めないとウトウが入ってしまいます。
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そう、天売島の西部は100万羽のウトウの営巣地。
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この穴ほとんど全てがウトウの巣。
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草むらの中にも巣穴がたくさんあります。
実は普通に見える場所にある巣はあまり良くない場所で、逆に草むらの巣穴の方が外敵からの防衛できるので適した場所となっています。
ウトウは海から帰ってくるときに、巣穴に行くまでが勝負!
咥えた魚を狙うウミネコや他のウトウの横取りを避けるのには草むらに入り込めるほうが有利なのです。 -
こんな階段の段の間にも巣穴が。
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島の最西部には灯台と赤岩展望台があります。
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展望台から見えるこんな崖にもウトウの巣。
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赤岩展望台から上り坂をヒーヒー言いながら自転車で進むと千鳥ヶ浦園地に。
自転車から降りて海の方に向かいます。 -
鳥獣保護区の案内図
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道路には鳥の糞がたくさん落ちていますが、奥に進むと小屋がって、中から海鳥を観察できます。
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海鳥観察舎です。ここまで駐車場からは300メートルくらい。
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中に入ると50倍の望遠鏡と海鳥の解説と写真が貼ってあります。
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断崖にたくさんの海鳥が見えますよ!
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戻って自転車で進んでいきます。急な坂はありませんがアップダウンが続きます。
道路標識にもウトウが! -
観音岬園地に到着!
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奥に進むと
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展望台があります。
見晴らしが良いはずなのですが、天気が良くないからなぁ。 -
このあたりに海鳥はいないのね。
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ちょっと、方向を変えて島の中央部を走ります。
森を走ると気持ちいいなー。
ってはずなのですが、道路が舗装されていないので走りにくい、また前日まで雨が降っていたので水溜りもあるってことで、そんなに気持ちよくは無い。これは気候のせいか。
あと、びびりなのでマムシがいるかもって考えると。 -
休憩舎のノゴマ館に着きました。
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中は広々。
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元の道に戻ります。
遭難者の慰霊碑がありました。
やはり昔は遭難が多かったのでしょうか。
北の海は荒れるといいますし。 -
慰霊碑です。
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島の北東部には灯台があります。
せっかくですので行くことにしましたが、まぁここも道がよくない。 -
なんとか到着。
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ちゃんと説明も掲示してあって親切ですね。
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さて、天売港周辺に戻り「海の宇宙館」へ。
お土産の販売と写真の展示、軽食を食べることもできます。 -
写真家の寺沢孝毅氏によって運営されている施設で、氏が撮影した写真がたくさん掲示してあります。
中の展示物や鳥の写真については、撮影はOKですがSNS等への掲載は禁止ということでした。 -
港に戻ります。
離島の港と言えば壁画ですが、ここはオロロン鳥です。 -
港にはオオセグロカモメがたくさんいます。
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余裕かまして歩いてやがる。
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自転車を返却して宿まで歩いていきます。
で、途中のこの建物。
普通に見ると気がつきませんが、羽幌町役場天売支所。 -
玄関にはオロロンの模型。
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支所のなかにはオロロン鳥の絵が飾ってありました。
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さらに歩いて宿泊先の「萬谷旅館」さんに到着。
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萬谷旅館の目の前は港です。
海の音を聞きながら宿泊です。 -
港を散策。
オオセグロカモメが等間隔に一列に並んでる。
賀茂川じゃあるまいし。でもこっちはカップルではないか。 -
部屋からも海が見えます。潮風が気持ちいい。
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お風呂も入って夕食です。
おいおい!これは一人の量とは思えんが。
2人分じゃないのかよって凄い量。
後で女将さんに聞いたら「普通ですよ」って
みんなこんなに食べるのかマジか。 -
ヒエ~ッ!
さらに汁物が追加された。
いや、汁物ならもうウニ汁があるんですが!
豪華すぎるぞ!
なんとか完食しました。 -
食後、ウトウナイトウォッチングツアーに参加。
バスが宿まで迎えに来てくれます。
バスで解説を聞きながら到着。日暮れとともにウトウが飛んでくるのでそれまで待機。
この草むらがウトウの高級住宅街
手前とか草が無いところが一般住宅街 -
一般住宅街ではオオセグロカモメやウミネコが横取りを狙って待機
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この海には何もいないように見えますが、実はウトウが日没を待って水面に浮かんでいます。
ウトウは噛む力が非常に強く、クチバシにたくさん小魚を咥えて巣に戻ります。
多いときは20匹以上の小魚を咥えているらしい。すげぇ。 -
日暮れとともにウトウが次々と帰巣してきます。
人間にぶつかりそうになりますが、さすがに避けて草むらに突っ込んでいったり、道路を歩いて横断したり。
写真で捕らえることはなかなかできず。
ナイトウォッチングツアーは1時間くらいで終了し、バスで宿まで送ってもらいました。 -
翌朝は早く目が覚めたので散策しました。
駐在所にもやっぱりオロロン鳥。 -
このオロロンの模型は売っていないものか。
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またまたウミネココロニーへ。やっぱり凄い数。
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みんな仲良しかな?
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歩いていると、なぜかウトウが。
ウトウは日の出ごろには遠い海に魚を探しにいっているはずなのに。
きょろきょろしてどうしたんだろ。
ここらへんはウトウの営巣地からはだいぶ離れています。 -
道路を横断したいみたいだけど。
地元のおっちゃん数人もいたのですが、「いったいどうしたんだ?」って話しています。 -
ちなみにウトウは繁殖期は鼻にコブができて出っ張っていますが、繁殖期が終わると取れちゃうそうなので、子供のウトウではないはず。
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キョロキョロしていましたが、最後は走って草むらに入っていきました。
どうしてここにいたのか謎です。 -
前日の漁船クルーズにお呼ばれしたので再び行って来ました。
ありがとう御座います。 -
この日は海も凪だったので北周りで一周コース!
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地肌が見えちゃってます。
何か説明を受けたのですが忘れちゃいました。 -
断崖には鵜がたくさん。
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昔、自衛隊がトドを駆除していたときに使った小屋の跡があります。
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小屋と言うかプレハブ?
銃で撃って駆除したらしい。
ってでも調べてもあまり情報が出てこない。実際にどの程度業務を行ったのかは不明。
北海道では海獣を今でも駆除をしていますが、世界的には頭数も減少している種類も少なくないので、漁業被害との兼ね合いが難しそうです。 -
いまでも岩場にはアザラシやトドが来ることもあるそうです。
そういえば、焼尻島ではこれよりも少し前にアザラシの追い払いをしたそうです。 -
島の西部でオロロン鳥の営巣場所。
オロロン鳥もこの年は多く雛が産まれたそうです。
最近鳥が増加傾向、天売島は猫の捕獲に力を入れており、その成果らしいです。
でも、オロロン鳥を増やすためにはカラスやオオセグロカモメは邪魔な存在で困っているとのこと。 -
南側のウミネコのコロニーへ。
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結構たくさんいるように見えるけど、昔はもっといたらしい。
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ちょっと沖の岩場や消波ブロックは鵜が多いですね。
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宿に戻って朝食です。
良かった。朝食の量は普通です。 -
朝食後は朝一番の船に乗るためにフェリーターミナルに送ってもらいました。
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オロロン鳥の模型がここにも。
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パネルの顔を入れる場所が低すぎ!
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フェリーターミナルにはオロロン鳥の繁殖への取り組み紹介がありました。
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凄い大変そうな作業。
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子育ての様子を録画していると言うことなので、いつか見てみたいものです。
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さて、船が来たので乗ります。
またいつの日か。 -
フェリーがつくと今度はこの車で、沿岸バスのターミナルまで行きます。
なかなか面白い取り組みです。
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この旅行記へのコメント (2)
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- マプトさん 2018/05/28 19:55:01
- 懐かしいなあ
- 初めまして。
天売紀行、読みました。
実は私、旧島民です。3年間天売に住んでいました。
住んでいたころの思い出がよみがえってきました。
赴任当初、ゴメの声がうるさくて朝目覚めたとか、子どもたちと海に潜って遊んだこととか。海がしけて出張に行けなかったこと、帰ってこれなかったこと。懐かしい思い出です。
- ミヤマなアカウントさん からの返信 2018/06/01 22:56:44
- Re: 懐かしいなあ
- 天売島は観光客が多いためか、結構明るいというか賑やかな印象でした。でも、おそらく冬になると時化て大変な環境なんだと思います。鳥がたくさんいたのは圧巻でしたが、ちょっと驚いたのが大きな毛虫が結構道路を這っていたこと。小さい島なのに毛虫は大きくてビビリながら自転車で走っていました(笑)
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