2017/06/24 - 2017/06/26
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ミヤマなアカウントさん
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焼尻島で1泊2日
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羽幌町で1泊して、翌日に焼尻島で1泊、その翌日に天売島で1泊します。
羽幌町へは札幌から沿岸バスで向かいます。 -
萌えキャラ車両でも有名な沿岸バス。
でもこれは普通のデザイン。ちょっと期待していたんだけど残念。
萌えキャラバスは普段は走っていないのか? -
途中で砂川サービスエリアで休憩。
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岩瀬牧場のソフトクリーム。うまうま。
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当日島に渡るのにはフェリーに間に合わないから冨士屋旅館さんで1泊します。
この翌日はちょうど甘エビ祭の日だったようで、宿泊客もちょっと多め。
そういえば、ウェブ予約でもこの日は空き室が早い時期に埋まっていました。 -
入り口は結構お洒落。
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宿にチェックインして食事です。
ここの料理は無茶苦茶おいしいということで、料理が一番豪華な宿泊プランにしました。
おう、豪華やなぁ。 -
さらに牛肉とアスパラの天婦羅も。
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みそ汁と御飯も。
ご飯がおひつで出されても、一人では食べられん。
でもここの食事はうますぎる! -
翌朝、旅館の方にフェリーターミナルまで送ってもらいました。
もともと旅館から歩いていくつもりだったけど、雨降りだったので送迎はありがたい。
せっかくの甘エビ祭りなのに天気が悪くて大変だなぁ。
最近は羽幌の甘エビが減ってきて、逆に増毛の方が増えてきているそうで、甘エビ日本一も増毛に変わっちゃうかもってことらしい。 -
中学1年生。観音崎らいな。
http://www.engan-bus.co.jp/05_moekko/01_character/moekko_character_11.html -
焼尻島に到着。
あり?宿泊先の「磯乃屋」さんには連絡してあって、荷物を取りに来てもらうはずだったんだけど。
いないぞぉ!
島の人に聞くと「来てないよ」「連絡してあげるよ」
ってことで、連絡してもらい取りに来てもらいました。 -
ちょっと寂しい感じの島。雨が降っていたせいで余計に暗く感じるのだろう。
この後でお土産屋さんで物色していたら
「いくら見てもらってもこの島で作られたものは何もありませんから」
「こちらの海藻類くらいしか島のものはないですよ。これは北海道の方にこの島から卸しているので安いですよ。」
って寂しいお言葉をいただきました。
お土産屋さんももっと明るくしてよ~。
でも、この日は島についたくらいから雨が止んだのでよかったよかった。
でも、この時期では異常なほど気温が下がって寒いよぉ。 -
さて、観光ハイヤーに乗って島内の見どころを案内してもらいます。
フェリーから降りると「島を観光するにはレンタサイクルか観光ハイヤーしかないけど利用しますか?」って聞いてきます。
ここでは観光ハイヤーをお願いしました。
焼尻観光ハイヤーと布目旅館観光ハイヤーの2台あるのですが、港で人数が少ないと適当に譲り合って?もしくは交代で?営業するようで、今回は焼尻観光ハイヤーさんにお世話になりました。話がユニークなおじいちゃんです。
布目旅館観光ハイヤーは若旦那さんっぽい人が来ていましたが、今回の観光ハイヤー利用は老夫婦と私の3人だけだったので、帰っていきました。
ちょっと走って車を降りて歩きます牧草地らへんに行くと羊がいました。 -
ハイヤーのおじいちゃんが説明をしてくれますので、聞きながら歩きます。
木に名前が付けられていますが、観光協会か何かの人が変わった形の木があれば、適当に名前をつけているのだそう。
でも、まぁそれっぽく見えないこともない。 -
普通なら上に伸びて高くなるはずの木が、焼尻島の厳しい風雪によって低木状態となり、低い位置で広がっていっている世にも珍しい場所。
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確かに高い木がありません。
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このあたりの木を「おんこの木」と呼ばれていて、一帯を「おんこの荘」というようです。
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おんこの木の中の空間に入れるぞー。
ってことで入ります。 -
入ると結構広い空間がありました。
ここの木には雄と雌があって雌がひとつだけー! -
車に戻り次に来たのは羊の牧場。
ここの羊はサフォークという種類で、小さな島であるため海水由来のミネラルを含んだ草を食べていることから、非常に美味になり高級ラム肉として取引されているそうです。
思えば、島内に屠畜場がないし外に生きたまま船で出荷されているはず。
で、肉になってもそのまま島に戻らず流通するのがほとんどだそうで、焼尻島の人もなかなかこのサフォークラム肉は手に入らないそうです。
8月に焼尻めん羊まつりがあるので、安く食べたい人はレッツゴー。 -
のんびり悠々自適。
サフォークは顔が黒いのが特徴です。
昔の町営でサフォークをやっている方が丼勘定というか、島内への還元も考慮されていたそうですが、今では民営化されてシビアになり、町民もお肉が手に入らない。
島内でサフォークを食べるのには、この後で訪れる「島っ子食堂」もしくは7月中旬以降なら「磯乃屋」さんで食べることができます。
それ以外だと8月の焼尻めん羊まつり。島民もこの祭りのときに入手するそうです。 -
次は鷹の巣園地。
昔、鷹がいたことからこの名前が付いたそうですが、実は高ではなくハヤブサか何かだったとのこと。 -
眺望が良いはずの場所でも、天気が良くなくて全然ぱっとしない。残念。
ハイヤーのおじいちゃんの話で非常に印象に残っているのが、
この島では人が亡くなって葬式になると盛り上がるってこと。
冠婚葬祭といいますが、結婚式は本当に滅多にない。
葬式となると、出て行った人も帰ってきて一堂に会して賑わう。
この島は近い将来無人島になっちまうよー。
明るく話してくれましたが、過疎地の悲しい現実でもありました。 -
ハイヤーは降ろして欲しいところを言えば、遠くなければ降ろしてくれます。
今回は港に戻ってもらいレンタサイクルを利用することにしました。
港にはちょうど次のフェリーが到着。 -
離島で見かける壁画がここにも。
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キャンプ場もあります。
キャンプしている人は1名。毎年来ている人だそうで無線をやっているのだとか。
巨額の金を使ってキャンプ場を整備したけど、利用者がほとんどいないそうです。 -
誰だお前は!?
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キャンプ場の近くには海に降りられる場所がありました。
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降りたからといって何もすることがねぇ。
勝手にウニとかとっちゃいけません。 -
ほう、これが羊舎かな。
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周遊道路は少しアップダウンはありますが、普通の変速自転車で回れる程度です。
ただ、本当に季節外れの寒さ。冷え性の私には厳しい。 -
焼尻島の西側にいくると天売島が見えます。
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焼尻島は西部が高くなっているので、あとは一気に下ります。うひょ~。
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島の北側は、はっきり言うと本当に寂しい場所です。
もう北国の過疎地って感じがして、走っていて悲しくなるくらい。
廃墟が目立ちます。
曇天で日曜日だから余計活気がないせいかもしれませんが。
あと学校が静かなのは仕方ない。 -
島の北東部にはちょっとした広場。
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記念碑が2つあります。
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この辺りはビュースポットで眺望が良い場所だと思います。
この日はあいにくの曇天で季節外れの寒波。
風も強いので寒くて撤退。 -
第二次大戦中にこのあたりの道を旧帝国陸軍が整備したことから記念碑を建てたとか。
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周遊道路を回って港に戻って昼食に。
島っ子食堂へ。 -
外にバーベキュー用のテーブルがありますが、寒いのでみんな店内で食べています。
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サフォークラム肉のバーベキューだー!
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この肉を!
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こうしてくれるわ!
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味付けは塩のみ!
羊の臭みなど一切ない。普通の肉だ!
ちょっと高い!せめて野菜をもうちょっと増やしてくれ。
どうも島の人にも高すぎでしょって評判らしい! -
食後は再びサイクリングへ、
今後は周回道路ではなく島の真ん中を突っ切りたい。 -
オンコ林自転車ロードもありますよ。
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体育館に。
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高齢者支援センター。
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町役場支所。
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そして、オンコの原生林への入り口を発見。
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貴重な自然林の中をサイクリング!文字が小さい……。
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自動車は進入禁止です。
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島のほとんどが国定公園とな。
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自転車はOK。
いざ、参らん。 -
ここでも、奇木に名前が付けられています。
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遊歩道では自転車は歩行者とすれ違う時は降りるようにって。
でも誰とも会わなくて逆に心細かったくらい。 -
古木の伝説とな。
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狭い島だけど、いろんな伝承があるんやね。
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確かにこの古木は周囲の木よりも古そうだ、
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奇木
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奇木だ
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また奇木。
奇木がいっぱい。 -
公園っていうこと、少し開けた場所がありました。
でもゆっくりできる雰囲気ではない。
もうちょっと暖かい日で人がたくさんいたらなぁ。 -
森を抜けると島の中央部のサフォーク放牧場にでてきました。
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さらに西に真っすぐ突っ切ります。道路標識にもサフォーク。
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再び島の北側へ。
島にお寺があるらしいけどなかなか見つけられず。
で、たぶんこの奥の方にあるっぽい。 -
曹洞宗隻嶺山願海寺を発見。
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焼尻島に発電所!
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島の東の方まで戻って、厳島神社にたどり着きました。
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鳥居の歴史
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焼尻島にも郷土資料館があります。
資料館内でちょっとお勉強です。
それにしても寒い!
郷土資料館の人もこの時期に寒すぎるということで、ストーブをつけていました。
昔はニシンで栄えた焼尻天売も乱獲でニシンがいなくなって、
一気に衰退してしまったって感じ。 -
ハート模様が施された坂。
だからどうした! -
資料館内も寒くてやってられないし、もう島も2周はしたし、
ちょっと温まりたいってことで、喫茶店にいきます。
「アトリエおくむら」さんへ。
焼尻島に来たらここは外せないお店です。
店主の女性はおしゃべりだから結構楽しく過ごせますよ。 -
今回はチャイを注文。
正直、サフォークラムバーベキューが大したことなかったので、
こっちのスパゲティかカレーを食べてみたかった。 -
本がいっぱいです。
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お洒落なお店です。
店主は高名なデザイナーなそうで、焼尻島が気に入って移住してきたとのこと。
島民とは付かず離れずの関係を保っていて、だからこそ島民の本音のグチというか相談も受けることがあるのだとか。 -
チャイチャーイ。
香り高くて凄くおいしいチャイ。
チャイってこんなにスパイシーなんだ! -
だいぶ話し込んでしまったけど、磯乃屋さんに到着。
磯乃屋さんは黄色い建物が目印。
宿の旦那さんも、「この時期にここまで寒いのは異常、ストーブがあるので使ってください」ってことでした。 -
お風呂に入ってゆっくりして、午後6時に夕食です。
この日はもう1名の宿泊客がいました。 -
さらに雑穀が少し入ったご飯が炊飯器に入っていて取り放題。
何と蟹が!
蟹は普段食べないから食べ方がわからない。
ちょっと恥ずかしいなぁって思っていたけど、もう一人の方も同じく下手っぴな食べ方をしていたので一安心。ってなんじゃそりゃ。 -
翌朝の朝食です!
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朝一番の船に乗って天売島に渡るために自転車に乗って港へ。
荷物は磯乃屋さんに港まで届けてもらいました。 -
1泊だけでしたがお世話になりました。
またいつの日か。
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