～ラトビア～　５カ国周遊旅行　３

2017/04/03 - 2017/04/11

ドバイ経由でヨーロッパに入り、ポーランドからバルト３国を経て、ロシアのサンクトペテルブルグまで１週間のバスの旅をしました。どの国も旧市街を保護していて美しい街並みが見られたこと、国土が平坦で畑や野原、林が広がっていて山に出合わなかったことなど印象に残りました。初めての土地ばかりで初体験をいっぱいでき、思い出に残る旅行になりました。

４日目午前中に、バルト３国の２つ目、ラトビアの首都、リガの旧市街の街歩き。歴史地区内を歩き、ブラッドヘッドの会館や聖ペテロ大聖堂、小ギルド広場の猫の家やいろいろなアールヌーボー（ユーゲントスティール）様式の建築物を見た。午後には、国境を越えてエストニアへ向かう。

エリア リガ(ラトビア)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

４／７　　～ラトビア・リガ～
今日は夫の誕生日。遠い異国のリガの地で、６４歳になった。６時過ぎに起床。朝食は野菜がいっぱいとれてよかった。

↑　宿泊したホテル

ホテルの廊下

朝８時半にホテルを出て、まずは、リガ市街観光。

↑　リガ市街

リガ市街２

チョコレートと呼ばれる国会議事堂

車窓からリガ駅や図書館を見て、大統領官邸前でバスから降りて、昨日のレストランのあった通りを歩く。石畳の道は、昔は水路で川を埋め立てて作ったのだという。「３兄弟」の建物は長男だけ写真に撮る。窓が小さいラトビア国会議事堂は、チョコレート呼ばれているのだとか。１７７３という数字は、建てられた年を示している。あちこちに４桁の数字を見つけた。井戸が合った印や城門の跡が残っている。石畳の道の突き当たりにスウェーデン兵の宿舎があったという。今も門のドアのところで兵が見張っていた。すぐそばのカフェは、スウェーデン兵と恋に落ちて壁に塗り込められた女性ゆかりの建物。この辺りには、ビール職人が多く住んでいて、アールヌーボーの建築様式が強く残る建築物が多い。

↑　石畳の道を歩く

「３人兄弟」の建物一つ

通りにあった

門の向こうは兵舎があったとか

兵士と酒場の女性の恋物語が　店の名前に残っている

ビール職人が多く住んでいた

「猫の家」の屋根には、黒猫がいる。ギルドに入れてもらえなくて、猫のお尻を向けて建てたら、裁判沙汰になり、猫の奉公を変えたのだとか。でも、結局ギルドには入れたらしい。小ギルド広場には個性的な建物が建ち並ぶ。ハチミツに蜂が飛んでいたり、狼が上からねらっていたり。

↑　猫の家

屋根の上の猫

アールヌーボー建築　狼

アールヌーボー様式では、動物とか植物とか自然のものがモチーフになっている。

アールヌーボーの建築　ライオン？

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アールヌーボー建築　蜂が飛んでいる

歴史地区内の広場

聖ペテロ教会の前には、ブレーメンの音楽隊の動物の像があった。なでると願いが叶うのだとか。教会の正面に回ると、広場になっていて、中央に石像があり、その前にはブラッドヘッドの会館があった。１３３４年の建物がドイツ軍の空爆で破壊され、１９９９年に再建されたのだという。彫金加工と彫刻が個性的な外観で、大時計がきれい。

↑　ブレーメンの音楽隊

ブレーメンの音楽隊２

聖ペテロ教会

聖ペテロ教会２

ブラッドヘッドの会館

会館の上部

会館の前の広場にある石像

その後で、聖ペテロ大聖堂の中に入る。ステンドグラスが美しい。昔はカトリック教会で、今はプロテスタント教会だという内部は、華美な彫刻などは取り払われたが、窓のステンドグラスは残されたらしい。今は、前からマイクを使って司教が話すが、昔は真ん中にある台で話をしたという。側面にマリア像、バラの花の模様の丸いステンドグラス、キリスト像、リマの歴史がステンドグラスの中に描かれている。柱やら壁に貴族とか商人の多額の寄付をした家のマークみたいなのが飾ってある。広場の反対側にあったブラッドヘッドの家のもあった。相当な資産家だったのだろう。大聖堂荷は中庭もあって、四方から囲まれていることが分かる。ここで野外コンサートが開かれることもあるのだとか。

↑　丸いステンドグラス

ステンドグラス２

ステンドグラス３　

ステンドグラスが美しい

パイプオルガン

中庭につながる廊下

中庭

中庭２

大聖堂入り口

再び川縁の道に戻り、バスに乗ったのは１１時過ぎ。ラトビアを出て、隣国エストニアをめざす。１２時２０分に国境に到着。国境の店でトイレ休憩とちょっと買い物。

↑　川岸に戻る

川？海？

エストニア　タリンへ

国境のコンビニ

チョコレートの種類が豊富

ラトビアとエストニアの国境