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ソフィア(ブルガリア)二日目(8/31)の今日は、、、<br />初宿泊となった[SENSE HOTEL SOFIA]の心地よきベッドでの眠りから、元気よく目覚め…<br />“朝風呂”で乾いた喉の侭で向かったブッフェ朝食は、品揃えも“五つ星ランク”相応で遜色なく、草食系の我も一安心した。<br /><br />朝の清々しい空気が流れ込む中庭テラスも室内も余裕を持った配席であり…<br />何よりもスタッフの仕事振りが好印象であった事が幸先良く、(土地不案内での)徘徊を控えた“朝シャン(パン)”は、ハーフ・ボトルにセーブしながらも…<br />他には2,3組しか来なかった為、少し親しくなったスタッフと言葉を交わしたりしながら一時間余の時を過ごしたが…<br />特に、印象的であったのは(我等の今回8週間余の欧州巡りのスケジュールと共に)『このソフィアでは、“街歩き”だけで…<br />“四泊”もする!』って、知って驚いていた表情であった。<br /><br /><br /><br />昼前の「32℃、40%の快晴予想」の街を、足の赴く侭、気の向く侭に“初徘徊”をした。<br /><br />(五日間のベースである)[SENSE HOTEL SOFIA]から徒歩数分で現れた光景は、、、<br />金メッキされた高さ45mのドーム(鐘楼50.52m)が偉容を誇り…<br />そのネオ・ビザンティン建築様式の聖堂には、多くの観光客が訪れるソフィアのシンボル「アレクサンドル・ネフスキー大聖堂(世界最大級の正教会の聖堂の一つ)」は…<br />ブルガリアがオスマン人の支配から解放される結果となった(1877年の)露土戦争で戦死したロシア兵を讃えて建設されたと言う。<br /><br />昼前の時刻でも、たった一台の観光バスが来ているだけで…<br />“静かで落ち着いた”雰囲気と言うか…<br />「一寸、拍子抜けした!」事が印象的過ぎたランドマーク・スポットであり…<br />以降体験する事になる&quot;ソフィアらしさ&quot;を予感させる第一幕であった。<br /><br /><br />次には、、、<br />「当時は、“戦車”群が疾走したであろう軍用道路では!?」と想像をさせた、整備の行き届いて綺麗な碁盤舗装の「マリア・ルイザ大通り」の北側歩道を西に、西にと向かった!今回の長旅で、一番歩き易い街ソフィアを実感しつつ…<br />此の街ソフィアの由来と言われる「聖ソフィア教会」では、教会本体よりも(私的には)南側の「“永遠の炎”が灯されている無名戦士の記念碑(墓)」で…<br />幾多の戦火に塗れて散ったブルガリアの勇敢な戦死者に思いを馳せて佇む時…<br />その裏側から出て来ては、炎と献花を見廻っては戻る墓守オジサンの仕草の方が興味を引いた。<br /><br /><br />更に、通りすがりの公園内の広場では店開きの“プチ蚤の市”や、モニュメントの数々の中を通り抜けて…<br />途中出遭った「公衆電話」をつぶさに機能状態を観察しては、此のエリアの治安情況を推し量り…<br />公園外れのオープンカフェで寛ぐ人達を見掛けては、“EUの最貧国ブルガリア”と自嘲気味に話す幾人かの…<br />『現状は、どうなのか!?』なんて考えた。<br /><br /><br />重厚にして新しい建物群の官庁街を斜めに横切った先では…<br />前広場に湯上り格好が散見出来る、立派な建物の「公共温泉施設」に出た!先住のトラキア人が温泉大好きであった!?と言う。<br />(そう言えば、来る道中で)飲料用温泉が湧き出ている一角でペットボトル持参で汲んでいる光景もあった。<br /><br /><br />その後、更に西進し愈々、、、<br />(今日の)徘徊の西端(街の中央エリア)と決めた、「“セントラル・ハリ”(と呼ばれる中央市場)」が在る石造りの立派な建物に潜り込み…<br />流石、ブルガリアと言うだけあって“薔薇”関連製品の店が目立つ中を、“蜂蜜”や“チーズ”は観るだけにして、物珍しいを探し続けた末に…<br />地元民が並んでいる店を選んで(フードコート用の)“シー・フード珍味”や、“地物フルーツ”類を買い込んだ!使い込まれ、薄汚れた皺くちゃな紙幣を遣って…。<br /><br />物価は確かに安く、トータルで¥1000円程で充分であり(フライ等の調理品の“味”は別にして)、パン類や、葡萄類の美味さにはとても満足した。<br /><br />勿論、“ビール(若干アルコール濃度低いが)”も、“ヨーグルト”も二拍子揃って…<br />(我にとっては)安くて!旨かった!のは言う迄もない。<br /><br /><br />中央市場を後にして、更に少し南下して、堂々とした聖堂と尖塔が地上に聳え立つ「バニャバシ・モスク」と、身を低く屈め半地下に沈んだ無骨とも思える「聖ペトカ地下教会」を…<br />遠近対比して、その歴史的背景(時の実力差如実)を我流推測したり…<br />地下鉄の駅構内では、工事中に発見されたローマ帝国時代の「遺跡」を観たり…<br />駅の周囲の大掛かりな発掘現場(古代の城塞都市「セルディカ遺跡」の一部?)を覗き込んだり…<br /><br />視線を一転して上に向ければ、、、<br />16mの柱上で、繊細なローブを風になびかせて立つ8mの「聖ソフィアの像」と、“冠(権力)”、“月桂樹(名声)”、“フクロウ(英知)”が、青空を背景にして鮮やかに浮かんでいた!!以前は、レーニンの記念碑が在ったと言う同じ場所に…。<br /><br /><br /><br />1925年にブルガリア共産党が国王の命を狙った爆発事件で、国王は無事だったが120人以上の死者が出たことで知られ(事件後に再建されて現在の姿になったと言う)…<br />縦格子状ドームがユニークで、一層目立った「聖ネデリャ教会(&広場)」も周り…<br />ソフィア市で現存する最古の建物で、スラブ語による毎日の奉神礼(礼拝)が行われ、(ビザンチン音楽の)正教会合唱曲も歌われると言う「聖ゲオルギー丸教会」にも寄ったが…<br />直径約9.5mの円錐形の部分を持つ、高さ14mの教会堂は…<br />黒塗りの高級車がずらりと並ぶも、衛兵の警備はさほど厳しくはない大統領府の中庭に、隠れる様に在った。<br /><br /><br /><br />本日の締めとして、、、<br />オスマン帝国からのブルガリア解放を記念して,ロシア帝国によって建立されたと言う「聖ニコライ・ロシア教会」を観て…<br />結構ウロウロとした《ソフィアの二日目》であった。。。<br /><br /><br />

「ソフィア(ブルガリア)」二日目の徘徊!

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2015/07/16 - 2015/09/10

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旅空黄昏

旅空黄昏さん

ソフィア(ブルガリア)二日目(8/31)の今日は、、、
初宿泊となった[SENSE HOTEL SOFIA]の心地よきベッドでの眠りから、元気よく目覚め…
“朝風呂”で乾いた喉の侭で向かったブッフェ朝食は、品揃えも“五つ星ランク”相応で遜色なく、草食系の我も一安心した。

朝の清々しい空気が流れ込む中庭テラスも室内も余裕を持った配席であり…
何よりもスタッフの仕事振りが好印象であった事が幸先良く、(土地不案内での)徘徊を控えた“朝シャン(パン)”は、ハーフ・ボトルにセーブしながらも…
他には2,3組しか来なかった為、少し親しくなったスタッフと言葉を交わしたりしながら一時間余の時を過ごしたが…
特に、印象的であったのは(我等の今回8週間余の欧州巡りのスケジュールと共に)『このソフィアでは、“街歩き”だけで…
“四泊”もする!』って、知って驚いていた表情であった。



昼前の「32℃、40%の快晴予想」の街を、足の赴く侭、気の向く侭に“初徘徊”をした。

(五日間のベースである)[SENSE HOTEL SOFIA]から徒歩数分で現れた光景は、、、
金メッキされた高さ45mのドーム(鐘楼50.52m)が偉容を誇り…
そのネオ・ビザンティン建築様式の聖堂には、多くの観光客が訪れるソフィアのシンボル「アレクサンドル・ネフスキー大聖堂(世界最大級の正教会の聖堂の一つ)」は…
ブルガリアがオスマン人の支配から解放される結果となった(1877年の)露土戦争で戦死したロシア兵を讃えて建設されたと言う。

昼前の時刻でも、たった一台の観光バスが来ているだけで…
“静かで落ち着いた”雰囲気と言うか…
「一寸、拍子抜けした!」事が印象的過ぎたランドマーク・スポットであり…
以降体験する事になる"ソフィアらしさ"を予感させる第一幕であった。


次には、、、
「当時は、“戦車”群が疾走したであろう軍用道路では!?」と想像をさせた、整備の行き届いて綺麗な碁盤舗装の「マリア・ルイザ大通り」の北側歩道を西に、西にと向かった!今回の長旅で、一番歩き易い街ソフィアを実感しつつ…
此の街ソフィアの由来と言われる「聖ソフィア教会」では、教会本体よりも(私的には)南側の「“永遠の炎”が灯されている無名戦士の記念碑(墓)」で…
幾多の戦火に塗れて散ったブルガリアの勇敢な戦死者に思いを馳せて佇む時…
その裏側から出て来ては、炎と献花を見廻っては戻る墓守オジサンの仕草の方が興味を引いた。


更に、通りすがりの公園内の広場では店開きの“プチ蚤の市”や、モニュメントの数々の中を通り抜けて…
途中出遭った「公衆電話」をつぶさに機能状態を観察しては、此のエリアの治安情況を推し量り…
公園外れのオープンカフェで寛ぐ人達を見掛けては、“EUの最貧国ブルガリア”と自嘲気味に話す幾人かの…
『現状は、どうなのか!?』なんて考えた。


重厚にして新しい建物群の官庁街を斜めに横切った先では…
前広場に湯上り格好が散見出来る、立派な建物の「公共温泉施設」に出た!先住のトラキア人が温泉大好きであった!?と言う。
(そう言えば、来る道中で)飲料用温泉が湧き出ている一角でペットボトル持参で汲んでいる光景もあった。


その後、更に西進し愈々、、、
(今日の)徘徊の西端(街の中央エリア)と決めた、「“セントラル・ハリ”(と呼ばれる中央市場)」が在る石造りの立派な建物に潜り込み…
流石、ブルガリアと言うだけあって“薔薇”関連製品の店が目立つ中を、“蜂蜜”や“チーズ”は観るだけにして、物珍しいを探し続けた末に…
地元民が並んでいる店を選んで(フードコート用の)“シー・フード珍味”や、“地物フルーツ”類を買い込んだ!使い込まれ、薄汚れた皺くちゃな紙幣を遣って…。

物価は確かに安く、トータルで¥1000円程で充分であり(フライ等の調理品の“味”は別にして)、パン類や、葡萄類の美味さにはとても満足した。

勿論、“ビール(若干アルコール濃度低いが)”も、“ヨーグルト”も二拍子揃って…
(我にとっては)安くて!旨かった!のは言う迄もない。


中央市場を後にして、更に少し南下して、堂々とした聖堂と尖塔が地上に聳え立つ「バニャバシ・モスク」と、身を低く屈め半地下に沈んだ無骨とも思える「聖ペトカ地下教会」を…
遠近対比して、その歴史的背景(時の実力差如実)を我流推測したり…
地下鉄の駅構内では、工事中に発見されたローマ帝国時代の「遺跡」を観たり…
駅の周囲の大掛かりな発掘現場(古代の城塞都市「セルディカ遺跡」の一部?)を覗き込んだり…

視線を一転して上に向ければ、、、
16mの柱上で、繊細なローブを風になびかせて立つ8mの「聖ソフィアの像」と、“冠(権力)”、“月桂樹(名声)”、“フクロウ(英知)”が、青空を背景にして鮮やかに浮かんでいた!!以前は、レーニンの記念碑が在ったと言う同じ場所に…。



1925年にブルガリア共産党が国王の命を狙った爆発事件で、国王は無事だったが120人以上の死者が出たことで知られ(事件後に再建されて現在の姿になったと言う)…
縦格子状ドームがユニークで、一層目立った「聖ネデリャ教会(&広場)」も周り…
ソフィア市で現存する最古の建物で、スラブ語による毎日の奉神礼(礼拝)が行われ、(ビザンチン音楽の)正教会合唱曲も歌われると言う「聖ゲオルギー丸教会」にも寄ったが…
直径約9.5mの円錐形の部分を持つ、高さ14mの教会堂は…
黒塗りの高級車がずらりと並ぶも、衛兵の警備はさほど厳しくはない大統領府の中庭に、隠れる様に在った。



本日の締めとして、、、
オスマン帝国からのブルガリア解放を記念して,ロシア帝国によって建立されたと言う「聖ニコライ・ロシア教会」を観て…
結構ウロウロとした《ソフィアの二日目》であった。。。


同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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