2017/07/13 - 2017/07/15
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nichiさん
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数年前、自宅近くの横浜美術館でプーシキン美術館展が開催されました。
いつも混んでいましたが、開催期間中、家内と2度も足を運びました。
今回はモスクワのプーシキン美術館別館でゆっくりじっくり空いている中でゆっくり鑑賞することができました。
その後、アルパート通りの歩行者天国でお土産物を探し、ロシア料理のチェーン店であるムームーで夕飯。
その後ホテルに戻って荷物をピックアップして、地下鉄からアエロエクスプレスに乗り継いでシェレメチェヴォ空港へ。
帰国の途につきました。
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プーシキン美術館の本館を拝見した後は、お隣の別館であるプーシキン19-20世紀欧米美術ギャラリーへ。
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中に入ります。
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入場料は一人300ルーブル×2人。
このとき気づいたのですが、本館で、本館500ルーブル、と別館300ルーブルのセットチケットがあったようです。
それであれば両方入場して750ルーブルだったようです。
英語が通じないのは苦労します。。 -
いきなりマティスから。
「Figurine and Vase on Oriental Carpet 」
オリエンタルカーペットの上の人形と花瓶 そのまんま翻訳ですが、、、
帰国後ネットで調べたら、「ヴェネツィアンレッドの静物」と表記されていました。 -
これもマティスです。
「FRUIT AND BRONZE」 -
次の部屋へ。。
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マティスが続きます。
「THE ARTIST'S STUDIO」(THE PINK STUDIO) -
マティスの
「金魚」
和っぽいっすね。 -
興味深い絵が続くので、、、、
夫婦でゆっくりじっくり拝見します。
かなり空いている美術館です。 -
ユトリロ
「モンマルトル」 -
これもユトリロ
「広い家」
です。 -
今度はピカソです。
「The poet and his muse」 -
ワクワクしながら次へ。
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これもピカソ。
「ハイメ・サバルテースの肖像」
ピカソの友人であるサバルテースのカフェでの姿を描いた作品です。 -
これもピカソ
「Blind Begger with a boy」 -
空いているので見やすいです。
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ドガ
「青色の踊り子たち」
ドガは色々な踊り子を描いているんですね。 -
ドガ
「バレー リハーサル」
ドガは同じ題名で数々の画を描いています。
その中でもこの画が一番好きです。 -
ルノワールの代表先の一つ。
「女優ジャンヌ・サマリーの肖像」
ジャンヌ・サマリーはコメディ・フランセーズの女優です。
ルノワールは、1877年から1880年の間にジャンヌ・サマリーを数多く描きました。その中でも傑作といえるのが、この作品です。
バックがピンクなんです。 -
次の部屋に。
ルノワールの画が並んでいます。 -
これもルノワール
「BATHING ON THE SEINE」 -
モネの画が並んで見えます。
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モネです!
いかにもモネです。
「ルーアンの大聖堂 正午」
ルーアン大聖堂にあたる光の反射を描いたチョー有名な作品です。
全部で20枚の連作の中の一枚です。 -
「White Water lilies 」
安藤広重の太鼓橋の絵に影響を受けて描いた作品です。
モネらしい作品です。 -
セザンヌです。
「Trees in a Park」 -
セザンヌ
「ピエロとアルルカン」 -
ゴッホ
「医師フェリックス・レイの肖像」
1888年、ゴッホはゴーギャンと共同生活をしていた時、自分の耳を切るという狂気とも言える「耳切り事件」をおこしました。
精神的に病んでいたゴッホがゴーギャンと喧嘩した時におこした事件です。
その際ゴッホを診察したのが医師フェリックス・レーです。
ゴッホはその際、この絵を謝礼として贈っています。
先生の目の優しさは、ゴッホが見た先生なんですね。 -
ゴッホの作品
「囚人たちの輪」
白黒の木版画をゴッホが油彩で模写した作品です。
囚人の中で帽子をかぶっていない囚人はゴッホ自身とも言われているそうです。
この画が描かれたのが1890年ですので、もう精神を病んでいたころですね。 -
ゴッホ
「雨上がりのオーヴェールの風景」 -
ゴーギャンのタヒチシリーズのうちの一作。
「Tahiti is a Wonder-Land,Gathering Fruit」 -
これもゴーギャンのタヒチシリーズのうちの一作。
「Te Arii Vahine」 (The Queen, the King's Wife) -
プーシキン美術館を出て北に向かいます。
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緑道を進むと、
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アルパート通りに出ました。
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似顔絵を描く作家が待機。
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歩行者天国です。
お洒落なカフェや雑貨屋さん、お土産屋さんが並んでます。
昔はこんなに活気はなかったです。 -
色々なお店を覗いてお土産を物色します。
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ロシア料理のチェーン店であるムームーに入ります。
ここで昼食です。 -
どんなシステムかな?
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メニュー
ふむふむ -
食べたいものをトレーに乗せて
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これボルシチ。
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これはなーに?
ピロシキも戴ましょう。 -
トレーに乗せたものを最後に清算。
大学の学食かスキー場のレストランみたいです。 -
さあ戴きます。
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ロシアにおける最後の食事です。
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取りすぎ?
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安価なレストランでしたが美味しかったです。
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昼食後、再びアルパート通りでお土産を購入。
そしてキエフスカヤ駅より地下鉄に乗ってホテルに戻ります。 -
このキエフスカヤ駅は宮殿のような豪華な装飾が有名な駅です。
前日は警察の方の許可が下りず撮影できませんでした。
駅構内の美しさに見とれていたら、どこかの国の団体さんが皆でカメラを構えて堂々と撮影しているではありませんか!!! -
えっ?
と思ったらガイドさんらしき方と警備の方が一緒。。
そのどこかの国の旗を持ったガイドさんに英語で撮影していいか尋ねると、OKとのこと。
警備の方も私たちを見て頷いてくれました。 -
そうとなったら警備の方の目の前で堂々と夫婦で撮りまくります。
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この写真、どう見たって地下鉄駅構内の写真には見えないですよね。
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宮殿みたい。
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もっと構内を動き回って撮影したいのですが、警備の方の目の前でしか撮影できないため、撮影できる場所とアングルが限られます。
残念。。 -
どこかの国のガイドさんと警備の方に撮影許可のお礼を言って
5号線に乗ります。
どこかの国のガイドさんは英語が通じるので少しお話ししましたが、警備の方は全く英語が通じませんでした。 -
ホテルに戻り、荷物をピックアップして空港に向かいます。
地下鉄へラルースカヤ駅の乗り換えで、丁度ホームに降りた時に警察の方がいたので身振り手振りで撮影交渉。
すると黙ってうなずいてくれました。
やったー! -
天井画です。。
レベル高いっす! -
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ホームのベンチまで大理石です。
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アエロエクスプレスを目指します
。 -
しかし美しい地下鉄駅構内です。
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地下鉄を出てアエロエクスプレスの駅に向かいます。
昔と違い、表示は英語併記です。
ロシアも変わりましたね。 -
ここで買うのかな?
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自販機でチケット購入。
ちゃんと英語表記もありました。 -
これがチケットです。
ビックリですね。
一人500ルーブルです。 -
ホームに列車が入ってきました。
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なんかローカルっぽい!
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車内は自由席ですが、すぐに満席に。
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約40分で空港に着きました。
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先ほどのチケットのQRコードをかざして空港に入ります。
でも機械がなかなか認識してくれず、時間がかかります。 -
このアエロフロートで帰国します。
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帰りもビジネスでございます。
アエロフロートのビジネスは他のヨーロッパ系の飛行機会社のエコノミーより安いチケットが出ることがあります。
今回もたまたま安ーいチケットで夫婦でビジネスに乗りました。 -
最低限のライトも。
昔のイリューシンやツボレフではありません。
機材はボーイング社なんです。 -
受けるカムドリンクのスパークリングワインを戴きます。
プラスティックではなくちゃんとしたガラスのグラスでした。
家内はお代わりをもらっていました。 -
足もの十分に伸ばせます。
私は172cmですが足が短いのでこの写真はあまり参考にはなりませんね。 -
ビジネスクラス全員に配られるアメニティグッズはフェラガモです。
アエロフロートも随分変わりました。 -
中には色々なグッズ。。
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ゆったりーーーー
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ここでロシア人パーサー(男性)が私たちの席にバラ1輪持って挨拶に来られました。
流ちょうな英語で
パーサー「ようこそアエロフロートへ。お仕事ですか?観光ですか?」
私「観光です。」
パーサー「モスクワは十分楽しめましたか?」
私「はい。たった2泊でしたが短い時間を満喫しました。」
パーサー「何が一番印象に残っていますか?」
私「プーシキン美術館別館です。」
パーサー「ロシアが誇る美術館の一つです。トレチャコフ美術館にもいらっしゃいましたか?」
家内「行く時間がありませんでした。今度はぜひ訪れたい場所の一つです。」
パーサー「第3のローマであるモスクワをまた訪れてください。」
ムム?
第3のローマ?
夫婦共に意味が分からず帰国後に調べました。
すると、
ビザンチン帝国(東ローマ帝国)が滅んだのが15世紀。
この時の皇帝であったコンスタンチヌス11世の姪が嫁いだのがイワン大帝。
イワン大帝はモスクワこそがローマの継承地であり、第3のローマとして自負していたようです。
ふーん。。。。 -
USBは席の右後ろ。
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そろそろ離陸です。
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電源は2人の席の間。
家内はもう靴下脱いじゃった。
行儀悪くてすみません。 -
離陸!
モスクワさようなら。 -
席をフルフラットにして読書開始。
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夕飯のメニューが配られました。
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フムフム
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ビール!
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何か飲み物が来た!
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私は白ワイン。
家内はビール。 -
こんなフォアグラ食べたことありません。
美味しかったーーー!!!! -
前菜プレート。
ローストビーフです。 -
サラダを戴いて、
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スープの後は、
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骨付きラム肉です。
これでディナーはおしまい。
少し寝ます。 -
何時間寝たでしょうか?
機内は非常灯のみで真っ暗。
目が覚めて席のスポットライトを点けて読書を始めたら、CAが「アイスクリーム召し上がる?」
「おねがいしまーす!!」 -
ウトウトしていたら朝食。
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フライトインフォメーションを見ると、もう日本に近いです。
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まもなく成田です。
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この旅行記へのコメント (2)
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- リリーさん 2017/12/05 22:02:42
- nichiさん、こんにちは♪
- The poet and his muse、ピカソが描いた友人のマリーローランサンとその恋人ギョームアポリネールですよね。私、この絵をずっと見たいと思っていたのですが、なんとモスクワにあるのですね~。
プーシキン美術館、レベル高いです^ ^。
- nichiさん からの返信 2017/12/06 09:03:00
- RE: nichiさん、こんにちは♪
- いいね そしてコメントありがとうございます。。
絵、お好きなんですね。
私も良く知らなかったのですが、地元の横浜美術館でプーシキン美術館展があった時、その所蔵のすごさにビックリし、一度モスクワのプーシキン美術館に訪れたいと思っておりました。。
今年の7月に訪れ、家内と2人、ゆっくり感動に浸ることができました。
その時の旅行記をよろしかったらご覧ください。
↓ ↓ ↓
https://4travel.jp/travelogue/11294265
ご指摘の「The poet and his muse」
絶世の美女と言われたマリー・ローランサンは、パリのモンマルトルにある アトリエ「洗濯船」で「ミューズ」と呼ばれていたマドンナ的な存在だったんですよね。
機会があったらリリーさんも是非一度いらしてみてください。
一見の価値のある美術館だと思います。
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