真っ赤な蔵王　ひとり旅で東北紅葉狩り２

2017/10/13 - 2017/10/14

真っ赤な紅葉を目指して紅葉最前線の東北へ行ってきた。

１日目　山形県立石寺（通称「山寺」）→蔵王温泉で一泊
２日目　宮城県「お釜」→山形駅周辺観光

旅行記その２は、蔵王温泉での紅葉狩り。
期待以上に色とりどりの紅葉を見ることができ、目的達成！

エリア 蔵王温泉(山形)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円

山寺駅から山形駅まではＪＲ仙山線で２０分ほど。
山形駅から蔵王温泉まではバスで４０分ほど。

バスからの車窓。爽やかに晴れてきた。

田んぼがたくさん。

蔵王温泉到着。

宿泊はバスターミナルから徒歩３分ほどの場所にある「高砂屋旅館」。
ちょうど１５時を過ぎたところだったので、さっそくチェックインをすまし、荷物を置いてすぐに中央ロープウェイ乗り場へ向かう。

宿から徒歩１０分ほどで到着。

ゴンドラは１０１人乗り。２０分間隔で運行されている。
平日だからか、空いていた。

少し曇ってきた。山の天気は変わりやすい。

山の中腹は色づきはじめたばかりというところだろうか。

案内係の男性が、「真ん中に見えるのが有名な「大露天風呂」です！」とうれしそうに説明してくれた。２００名が同時に入れるという。
手前が女風呂で奥が男風呂。
上から丸見え・・・。とはいえ、この後もちろん入りにいく。

だんだん木々の色づきが濃くなってきた。

このあたりから真っ赤！

一緒に乗り合わせた方々からも大きな歓声が。
あちこちから「来てよかったー！」の声が。

本当に来てよかった。

ゴンドラを下車し、こちらが鳥兜山からの眺め。雲で何もみえない。
でもいいや、ロープウェイからの眺めを満喫したし、と自分を納得させる。

蔵王大黒天。家内安全と商売繁盛、観光客の旅の安全を願って昭和５５年に建立。

雲が晴れるようなでいてなかなか晴れずもどかしい。

一緒にロープウェイに乗ってきた人たちが順番待ちで鐘を打つ。

鳥兜山からリフトに乗って、ドッコ沼を目指す。
リフトは１６時までの運行で、既に１６時を若干過ぎていたが、窓口で試しに聞いてみたら、別にいいですよーと気軽に乗せてくれた。
ちょっと見たらすぐに戻ってきますので！とお願いしてダッシュで出発。

リフトから見る景色も真っ赤！

ドッコ沼！
誰もいない。
絶景。来てよかった。

色とりどりの木々。

ここも今がちょうど紅葉が見頃のようだった。

ドッコ沼は山形市の水瓶ともいわれる水源。

この沼に住んでいた滝を鎮めるため覚山法師が呪文を唱えながら金剛杵の独鈷（ドッコ）を投げたことにより、ドッコ沼と言われるようになったという。

もっとゆっくり見ていたかったが、リフトが止まったら一人旅で遭難しそうだなと思ったので、５分ほどの滞在で急いで引き返した。でもこんなに綺麗な景色を独り占めできて、大満足。

帰りのロープウェイから眺め。山頂から少し下ると絶景。

５時前に宿に戻ったら、さっそく宿の方が大露天風呂に車で連れていってくれた。

混んでる時期はイモ洗い状態になるというが、この日は女風呂は数名しか入っていなかった。ロープウェイが上を通過していないかはらはらしたが、そういえばロープウェイの運行は５時までだったはず。もちろんゴンドラから見えたとしても、望遠鏡とか持ち出して苦労して見ない限り絶対に見える距離ではないが、なんとなく気になる。

２００人同時に入れるだけだって、敷地はかなり広かった。

大露天風呂、今まで入った露天風呂の中で一番といっていいほど気持ちよかった。
温泉の温度も私の好きな湯加減、設備のボロさも秘湯風で味があった。

「高砂屋旅館」のお部屋。家族経営の親切ですごしやすいお宿だった。
若女将と思われる方の赤ちゃんと２歳くらいの小さな女の子がいて可愛かった。

夕食は食堂だろうなと思っていたが、部屋食だった。
大満足でお腹いっぱい。
食後、宿のお風呂に行ったら、若女将と赤ちゃん、女の子一行と一緒になった。
赤ちゃんが人見知りでワンワン泣いてしまっていたが、にぎやかで楽しいお風呂だった。

明日は宮城の「お釜」を目指す。