初秋の信州ぶらり旅（4）穂高連峰天空散歩・穂高本宮（里宮）・安曇野ちひろ美術館訪問

2017/10/05 - 2017/10/07

行楽の秋 妹とお仲間の皆さまとの「秋の信州探訪」その4です。

三日目　10月7日（土）は「坂巻温泉」7時朝食後　8時前に出発、
新穂高ロープウェイに乗ってまず、第1ロープウエイで新穂高温泉駅ー＞鍋平高原駅　第2ロープウエイへ乗り換えて　しらかば平ー＞西穂高口　展望台へ
安曇野の信州そば処「常念」でランチタイム。次いで穂高神社参拝、最後に「安曇野ちひろ美術館」を訪問しました。　

帰路はJＲ特急スーパーあずさ28号・新宿行で　松本駅16:58発ー新宿駅19：36着で旅を終えました。

とても楽しい旅で、いつものように素敵なひと時を過ごせました。　
今回もこの旅にご一緒いただいた皆様ありがとうございました。

注）ブログ記事のうち景勝地の紹介文はフリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』および各地の公式サイトから抜粋・加筆したものです。

エリア 穂高・安曇野(長野)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー タクシー JR特急 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

新穂高ロープウェイ

■住所・・・岐阜県吉城郡上宝村新穂高温泉、TEL：[phone]
■交通・・・JR高山本線高山駅より濃飛バス新穂高温泉行1時間30分、新穂高温泉より徒歩5分

　第1ロープウエイ　新穂高温泉駅

■営業時間・・・上り発8時30分～15時45分、下り発9時～16時30分（季節変動あり）

第1ロープウエイ　新穂高温泉駅

■休なしです。年中無休。
■駐車場・・・あります（有料）4時間500円、冬期は無料です。

新穂高温泉駅の売店

新穂高温泉駅　切符売り場

さあ、これから天空で雲上に宙吊りになるんですよ。
ロープウエイっていつも乗る前にワクワク感が高まりませんか？

新穂高ロープウェイ
展望台は、新穂高温泉駅から標高2156mの西穂高駅まで第1ロープウェイと日本初の二階建てゴンドラの第2ロープウェイを乗り継いで行きます。
第1ロープウェイは距離全長573メートルを　定員は45人。
第2ロープウェイは距離全長2,598メートルを　定員は121人。

駅舎屋上の展望台からは、北アルプスの眺め。笠ケ岳(2897m)、槍ケ岳(3180m)、奥穂高岳(3190m)など、穂高連峰3000m級の山岳大パノラマを満喫できます。

第1ロープウエイから第2ロープウエイへ

鍋平高原駅からの乗り換え

第1ロープウエイから第2ロープウエイへ

鍋平高原駅から　しらかば平駅の乗り換え

第2ロープウエイ　しらかば平駅

これが珍しい2階建てゴンドラ

この新穂高ロープウェイ（第２ロープウェイ）の２階建てゴンドラは2008年7月で10周年を迎えます。　定員１２１名、以前乗った北海道旭岳のロープウェイが１００人乗りで驚いたものですが、この２階建てゴンドラはそれを上回ります。

２階建てゴンドラで　しらかば平ー＞西穂高口へ向かいます。　

あいにくの雨模様のお天気で全長２５９８メートルの距離を雲上に宙吊りになるのです。ぶら下がってあたりを見渡そうにも、残念なことに視界はあまり芳しくありません。

山頂の西穂高口駅　標高：2156Mにあります。

そういえば富士山の5合目の標高は2305m、天地の境と呼ばれ、森林限界線に位置しています。下界とはかなり温度差を感じましたが、この時期にしてはここはもっと寒いのでは・・。

予想通り下界とはかなり温度差があります。駅構内でも　寒暖計は摂氏11度Cを表示。

西穂高口駅の展望台で記念撮影用プレート

むろん皆さんで記念写真は撮りました。日時表示は2017-10-07

西穂高口駅・駅舎屋上の展望台にて北アルプスの峰々についての説明版。

展望台からは、北アルプスが眺められ、笠ケ岳(2897m)、槍ケ岳(3180m)、奥穂高岳(3190m)など、穂高連峰3000m級の山岳大パノラマを満喫できる予定だったのですがこの天候では・・・。残念！！

第2ロープウエイ　西穂高口駅展望台での「笠ヶ岳しま模様」の説明板

説明板によると，この「水平な縞模様は，かつてカルデラ火山であったことの証」だそうです。「約６５００万年前の火山活動により，巨大な窪地，カルデラができ」その「カルデラ内には火山灰や溶岩が繰り返し堆積し，硬い溶結凝灰岩とそれ以外の軟らかい火山噴出物が交互に積み重なった層をなし，その後それが，隆起して，飛騨山脈が作られ，今の縞模様になった」と言うことです。

この天候ですから　とても見つけられません。

西穂高口駅展望台からの眺望も視界が良ければこんな感じであったそうです。
この写真は　同行のKさんが2013年8月に撮影された視界が良い時の「笠ヶ岳しま模様」の説明板と穂高連峰です。違いは歴然としています。

　西穂高口駅に設置された「やまびこポスト」

標高2156メートルにあります。

「山びこポスト」からの眺望も視界が良ければこんな感じであったそうです。

この写真は　同行のKさんが2013年8月に撮影された視界が良い時のものです。

標高2156メートルにあるポストの横でガイドのお兄さんが「ただ今の気温10度C」立て看で強調していました。　

その通りとても寒いんです。
10月10日を過ぎても夏日の気温を記録している都内とは大変な違いです。

飛騨牛乳　ソフトクリーム

見つけましたが、さすがに気温10度でしたから・・・。

ロープウエイを降りて　すぐに立ち寄ったのが地元の松茸直売屋さん

地元の松茸直売屋さん

けっしてお安い食材ではありませんが、これでも東京で買うより割安だそうです。

地元の「松茸」屋さんでもこの価格

3本入りで1パック　8千円也
軽々に食卓に乗らないわけです。

3日目のランチはそば処　「常念」さんへ

信州そば処　「常念」案内板

そば処　「常念」でのランチは　天ざるです。

信州へ来たら　もう絶対　蕎麦は必須です。

穂高神社の本宮（里宮）に到着しました。

穂高神社（ほたかじんじゃ）は、長野県安曇野市穂高にある神社です。
式内社（名神大社）、信濃国三宮。
旧社格は国幣小社で、現在は神社本庁の別表神社です。
（写真は　同行のMさん撮影分です）

穂高神社の本宮（里宮）にて本宮資料館。

安曇野市穂高の本宮（里宮）のほか、松本市安曇の上高地に奥宮、奥穂高岳山頂に嶺宮があることから、「日本アルプスの総鎮守」の通称があります。また、毎年9月27日に行われる例大祭（御船祭）が有名です。

本宮（里宮）
境内では、拝殿の前に神楽殿が立ち、その右手に若宮社と境内社数社が鎮座しています。主祭神は穂高見命、綿津見命それに瓊々杵命。
本宮の祭神は次の通りです。
中殿：穂高見命（ほたかみのみこと） - 別名を「宇都志日金拆命（うつしひかなさくのみこと）」。綿津見命の子。
左殿：綿津見命（わたつみのみこと） - 海神で、安曇氏の祖神。
右殿：瓊々杵命（ににぎのみこと）
別宮：天照大御神（あまてらすおおみかみ）
若宮：安曇連比羅夫命（あづみのむらじひらふのみこと）
若宮相殿：信濃中将（しなのちゅうしょう） - 御伽草子のものぐさ太郎のモデルとされる。

そのほか、手洗石と手水舎、神橋が安曇野市指定文化財に、大門の欅と若宮西の欅が安曇野市指定天然記念物に指定されています。

天保14年（1843年）の『善光寺道名所図会』には穂高神社が載せられており、当時の境内の様子がうかがわれます。

手洗石と手水舎、神橋が安曇野市指定文化財

本殿中殿の形式は「穂高造」と称されます。本殿は形式の等しい右殿・中殿・左殿が並ぶ三殿方式で、この三殿と規模の小さい神明社が一直線に並ぶ。このうち中殿には、穂高神社だけに伝わる独特の形式の「千木（ちぎ）」と「勝男木（かつおぎ）」が乗せられています。勝男木は釣竿または船の帆柱を表していると言われ、この形式は「穂高造」といわれます。式年の遷宮祭では、『定日記』に定められた方式で社殿の造替・配置替が行われます。
（以上解説はWEBフリー百科ウイキペディアより抜粋）

最後に「ちひろ美術館」に立ち寄ります。

安曇野ちひろ公園の入り口にて宮沢牧場のソフトクリーム

安曇野ちひろ公園　

安曇野ちひろ美術館の周囲に広がる53,500㎡の公園です。北アルプスの山々を望みながら、いわさきちひろが愛した光や風、豊かな自然を感じることができます。
さながら美術館の大きなお庭に見えます。

安曇野ちひろ公園では子どもから大人まで、日常を忘れ　1日ゆっくりと過ごすことができます。

（写真は　同行のMさん撮影分です）

「安曇野ちひろ美術館」
ちひろ美術館は、絵本画家いわさきちひろと世界の絵本画家の作品を展示する美術館です。周囲には、北アルプスを望む53,500平米の安曇野ちひろ公園が広がり、四季折々の風景を楽しみながら、1日ゆっくりと過ごすことができます。
（同館パンフをスキャンしました）

これが「ちひろ美術館」の入館証です。

この入館証で美術館に一日中出入り自由です。

安曇野ちひろ美術館

ちひろの作品や人生に出会う場所であるとともに、世界の絵本画家の作品にも出会える美術館です。
（写真は　同行のMさん撮影分です）

ちひろ美術館撮影スポット　
館内撮影禁止なのでここが来館者向け記念写真を撮るコーナーみたいです。
ここで撮影してTwitterなどに掲載するようにお薦めが記述されています。

（写真は　同行のMさん撮影分です）

松本駅から帰路につきます。

全行程を終了し

JＲ特急スーパーあずさ28号・16:58発　新宿行乗車

駅弁「山里おつまみ弁当」

駅弁「山里おつまみ弁当」

これをオカズにして　一人おにぎり一個あれば二人分は充分？
そんなことはありません。一人前はしっかりいただきました。

駅弁その２「大糸線の旅」

駅弁その２「大糸線の旅」

田舎っぽくて器だけでも雰囲気いっぱい、お味はそこそこでしたが・・・。

新宿19：36着 　乗車時間２時間４０分で無事帰京しました。

とても楽しい旅でした。おかげさまでいつも通り素敵なひと時を過ごせました。　
今回もこの旅にご一緒いただいた皆様ありがとうございました。

（図は「ちひろ美術館」のパンフ掲載分をスキャンしたものです）