2017/08/01 - 2017/08/08
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がぶがぶさん
今年沖縄でぶっ倒れ、実は健康診断で、ここ数年、まさかの貧血で要受診だったこともあり、いよいよやばいと医者に行ったら、子宮筋腫で即手術を勧められた次第。
しかし、私の単身赴任先である某首都圏を持ってしても、その手術ができる医療機関が少ないらしい。それに、手術は必ず家族の立会いが必要。
と言うことで、旦那がすぐ来れる東北某政令市で医療機関を探すことに。
医者からは紹介先は知らないと言われ、宛名のない紹介状を1ヶ月以内に先方に渡せと言われ、医者探しの旅に。
おかげさまで、手術が無事終わったので、
なぜか医療ツーリズムとして記載。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
手術前日も仕事して、最終の新幹線で仙台入り。
心配する義姉から変わりはないかたずねられる。
ふざけたこんな写真を返す。
そして最終の新幹線に乗り、一晩はうちで。 -
9時には病院に、と言われたのに、ナースステーションは申し送り中でかなり待たされる。
オリエンテーション受けた後、病室に案内される。
個室もあったが、10000とか言われたので、普通の部屋でお願いする
(生命保険が昔の入院特約なので、入院1週間とかなので。県民共済は1000円のなので、診断書代で相殺されそうで結局生命保険使ってない)
さっそくベッドのセッティング。
延長コード、フックのついたかご、S字フック、マグネットフック、吊り下げ型ティッシュペーパーいれ、役に立ちます。 -
セットはこんなかんじ。
入院のお供にチビコダック。
このチビコダックは、その後散々な目にあう運命だった。
ネットサーフィンできるように、ねぐらで使ってるポケットワイファイも持ってきました。 -
暇つぶしの漫画(ハイカラさんが通る)、バックライト付き目覚まし時計、ウエットティッシュ。
どれも役に立ちました。
あとはポータブルDVDとシンゴジラを持参。テレビは全く見ませんでした(元々普段も見ないので) -
暇つぶしにラジオも持ってきたが、元々ラジオ聞かないのでほとんど使いませんでした。
売店でセブンイレブンのようなアイスコーヒーが売っており、コーヒー中毒として大変お世話になりました。 -
そんなことしてたら初めてのお昼。
昔20年位前に入院したが、随分変わった。
いや、美味い。
もっとも、前入院した某医大病院は、食事まずいことで有名だったせいもあるのでしょうが。
ハンバーグもアツアツです。
そのころ、旦那は私が家にスマホ忘れたので取りに戻っていた… -
スマホ発見の瞬間(旦那から写メされてきたもの)
コダックのぬいぐるみが順調に増えてます -
明日の手術に備え、このような切ない札が掛けられる。
明日は一切食事できない。 -
これが手術前最後の夕飯。
このあとゼリーだのコーヒーだの、とにかくギリギリまで飲み食いしていた。
夜は眠剤処方されたのに、ハイカラさんが通るを読破。 -
いよいよ手術日です。
絶飲食スタートし、点滴開始です。
点滴は1番若いドクターがしました。
この他腕に2箇所穴が空きました
(私の血管は献血ルームの看護師が悩むくらい見にくい血管です。前の入院の時は手の甲に刺されたので、それよりはまだマシです)
違和感はあるので、最後までもってくれるといいですが。 -
普段はバレッタ使いですが、手術の時は横2つわけでゴム利用が指定
久しぶりに三つ編みなぞになる。
不織布の術衣にも着替え。
足には弾性ストッキング。
旦那も到着。
朝患者同士で話したが、どうやら今日の手術は三組。
トップバッターが私(子宮鏡下手術、1時間程度)、次が内視鏡+子宮鏡で2時間の予定、最後が開腹で4時間とのこと。
ということで時間になったので歩いて手術室へ。病室には翌朝まで戻ってこない。
入り口で旦那と別れて手術室へ。
手術室は給食の調理室みたい、と思う。
自分で手術台によじ登り、手足に色々つけられ、どうせすぐ麻酔なので眠いし寝ちゃえと思ってから意識なし。 -
手術室で声掛けられてお礼言ったあと、また意識なし。気づいたら部屋(病室の隣の処置室)に移っている。
最初は酸素吸入も、心拍モニターも、エコノミー症候群予防エアーマッサージも付いてます。
少し気持ち悪いのと、傷口傷んだら嫌なので、点滴に吐き気どめと痛み止めを入れてもらう。そしてしばらく意識あったりなかったり。
旦那にマスクにコダック乗せられたのは記憶あり。 -
しかしその後コダックはずっとこのような目にあっていたらしい(旦那による再現)
夕方にはトイレのみ歩行可となり、水も許可になり、痛みもほとんどなく(傷口は筋腫切ったところだけだし、患部にバルーンカテーテル入れて止血中なので、見た目出血もない)、暇つぶしにシンゴジラをみるのだが結構人の出入りが激しくその度中断。
その後2番目3番目も来たが、3番目が来たのは7時を回っていた。
いや、病院の医者って大変だ。
結局麻酔医は夜10時近くにも翌朝6時過ぎにも来たし。
そして、開腹の痛みで一晩苦しんでいるのを横に見て、その後ロキソニン飲んで痛み止め終了の私は何と運が良かったか、としみじみ思う。麻酔医も、子宮鏡下手術の患者は、一晩暇つぶしが1番大変、と言っていたし。
筋腫としてはもっとも悪質な(すぐに貧血に進むなど体に影響出るので、他の子宮筋腫のように閉経逃げ切りが難しい)粘膜下筋腫のおかげで子宮鏡下手術となったが、医者にとっては大変な手術(だからできる病院がほとんどない)だろうけど、そのぶん患者にとっての負担は本当軽かった。
多分今回1番大変だったのは、病院探しでした。
これは結局、ネットで一件ずつ病院のホームページの子宮鏡下手術の実施件数を見て、1番多いところにとりあえず乗り込んだ次第。実はこの分野では著名な病院だったらしいが、病院名が変わってたのでわからなかった。ちなみにその医師は主治医ではないですが(特に希望もしないし)、回診には一緒に来てました。 -
翌朝。
ようやく移動の許可がでで、元の病室に戻りました。
コダック受難もとりあえず終了。 -
さっそく1日以上ぶりのご飯です。
昨日を一緒に乗り越えた、コダックと水と記念撮影。 -
ということで朝食。
見た目質素だけど卵とじだしきいてうまし。 -
このあと10時には全点滴のノルマをこなし、点滴外して晴れて拘束から脱出、のはずだった。
しかし、その前から、点滴の痛みがひどくてスピードをゆっくりに、最後は点滴が全くストップ。
ということで、あと少しの点滴をいれきるために、また腕に2箇所穴が開いた…
でも最後はバッチリ入ったようで、そこから終わるまではあっという間。で解放。
初めからここだったら、余計に腕に穴が4つも空かなかっただろうになあ。 -
見た目前の日手術の人とは思えない普段どおりの元気さで昼ごはん。
カレーでした。
普通にうまし。 -
先生外来終了後診察。同時にバルーンカテーテルを取ってもらう。
このまま急変なければ明日退院可能とのこと。土曜日退院なので、精算も金曜中に、ということで、会計行ったり次の外来予約したりでバタバタ。
カード払いできるので、マイルを貯めるため、高額療養費のたてかえ払いは利用しなかったのだが、医療費みてびっくり。
10万ちょっとでした。高額療養費そもそも使えるかビミョーな額だった。
こんな負担で済むなんて、そりゃ今や海外から手術受けに来る外国人が出るわけだよな…
退院祝いで売店でプリンを買う。
旦那は仕事帰りに面会に来たので、さっそくいらない荷物を持ち帰ってもらう。 -
最後の夕飯は八宝菜でした。
この日はカレーといい、病院食としては、食事が豪華で良かった。 -
翌朝。
いよいよ最後の食事です。
魚もアツアツでおいしいです。
安い予算で、バランスよく、これだけの内容のものを出せるとは、本当すごいです。
前入院してたときは、朝は食パン、牛乳、ミックスベジタブルをゆでたの(味なし)とかすごかったのだが(だから常時飢えている)この病院の腕が良いのか、時代が変わったのか。 -
退院準備に入ります。
コダックは、お茶飲むのに使ってた紙コップカバー(ダイソーの)に投入。 -
最後こんな感じで収まりました。
旦那も迎えに来て、バンド切ってもらって退院です。 -
一旦家でシャワー浴びたあと、退院祝いでまる讃でクリーミーカレーうどん。
うまし。さぬきうどん ○讃 グルメ・レストラン
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まだ基本は家で寝て過ごすので(患部からの出血は続いているため)、基本外食か買って来るか。
翌日は贅沢に子虎の和風ローストビーフ丼。
そして翌日から仕事なので夜新幹線でねぐらまで。
しかしこの日から七夕が始まり、新幹線が混んでいて、血が止まらない中移動することを後悔。
しかもねぐらはロフトベット…。
階段登り降りも禁止なのにハードル高い。
ということで即大事を取って翌日職場近くのホテルを取る。山形黒毛和牛 米沢牛焼肉 仔虎 ベガロポリス仙台南店 グルメ・レストラン
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翌日から仕事。
しかし、患部からの出血は止まる気配なし。(基本それまで横になってたのに、歩いたり座ったりで腰や腹に負担がかかるので)病院からの止血剤も底をつく。
出血がひどいなら病院に連絡をと言われてるけど、新幹線の距離。
で、県内でそもそもこの手術できるところもほとんどないから、近くの病院に駆け込む訳にもいかない。
2時間どうにか早引きさせてもらい、予約してあったホテルにチェックイン。
もらった止血剤はトラネキサム酸と書いてあるので、市販薬で含まれているのはないかスマホで調べる。
ペラックT錠でヒット(良い子は真似しないように)。近くの薬局でロキソニンとともに買って飲んでひと休み。
(一応全身麻酔だと気管挿管するのでたいていのどの痛みがしばらくあるのです(ということで))ホテルメトロポリタンさいたま新都心 宿・ホテル
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ちなみにホテルのトイレ。
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ホテルのアメニティ。
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ひと眠りが効いたのか、薬が効いたのか、8時過ぎには落ち着いて来ました。
なので夕飯を。
夕飯は、海鮮あんかけ焼そばを。 -
翌朝も、大事を取って2時間遅く行くことに。
ホテルで朝食。
これは値段の割にぱっとはせず。多分次止まっても、近くのロイホの方が安くてうまいかと。
このあとはペラック様のおかげで仕事も何とかこなし、みるみると翌日にはほとんど血も出なくなり、その結果容赦無く仕事に追われる毎日となりました。
というか、本当は夏休み使って手術する予定が、代休消化優先で夏休み1日も使わずに済むってどういうことだ。
ということで医療ツーリズム手術はおしまい。
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