長崎旅は夜景と軍艦島①

2017/10/03 - 2017/10/05

４７都道府県制覇もいよいよカウントダウン！

なかなか遠くて手が出なかった九州を少しずつ制覇していこうと今回決めた先は長崎県
魅力的な町はたくさんあるけれど日数が限られているので今回は世界新三大夜景を見ることと、
軍艦島に上陸してみたいな～という夢を叶えることにしました♪

【手配内容など内訳】

<航空券>　ピーチ航空（オフィシャルＨＰより）
　　　　　MM523 09:00 11:05
MM526 16:25 18:20
シンプルピーチ　15,440円（成田空港使用料+手数料込み）


<高速バス>　九州急行バス（福岡空港ＨＰから）
　　　　　　福岡空港～長崎駅　往復　4,630円（路面電車乗車券+施設割引券付き）


<ホテル>　ＪＲ九州ホテル長崎（Ｂｏｏｋｉｎｇ，ｃｏｍより）
　　　　　シングル禁煙　朝食なし　２泊　17,100円

エリア 長崎市(長崎)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩 Peach
• 旅行の手配内容: 個別手配

他県からの乗り継ぎで利用したことはあるものの、
今回は成田からの初ピーチです。

LCCは料金がお得なんだけど、やっぱり移動が面倒なんですよね。
成田の第３ターミナルだと第２から連絡バスで乗り継ぎ、
搭乗ゲートまでもかなり遠いんです。

機内預けをしない手荷物を持っての移動はちょっと大変。

その点、ピーチは第１ターミナルからなので鉄道駅から上に上がればカウンターという利便さ。

とはいうものの、初ピーチで不安なので２時間半前にカウンターに行って見るともちろんクローズ。
オープンは90分前とのことで展望デッキや空港内をぶらぶらしました。

成田空港第1ターミナル 空港

カウンターオープンの10分前くらいから人が並び始めます。

ピーチは座席指定をすると追加料金がかかります。
メリットは座席を選べるのはもちろん、席が決まっているのでチェックインは30分前までにすればオッケーということ。

これは各航空会社によって違うので事前にチェックが必要です。

私は特に座席指定をせずにチェックインしてみました。
まぁ案の定、３列－３列の真ん中でした。

往復ともに満席でしたし、空いていても席は原則移動できませんので、
座席指定しておくのもいいかもしれませんね。

成田空港第1ターミナル 空港

チェックインカウンターの左奥が国内線の出発ロビーです。

第１ターミナルからの国内線利用は実は初めて。
海外からの乗り継ぎで利用しない限りは羽田が多いですものね。

でも第3ターミナルよりは出国審査も早く終わることができました。

成田空港第1ターミナル 空港

Ａゲートより搭乗です。

国際線同様のゆとりのある搭乗ロビーです。

成田空港第1ターミナル 空港

2時間のフライトで無事に定刻通り福岡空港に到着しました。

数年前に利用したことがあったのですが、
今は増改築中のようで空港内の様子がイマイチわかりません。

福岡～長崎行きのバスは国内線ターミナルから連絡バスで国際線の方へ移動します。

案内板がわかりやすく出ているのでそれに沿って歩いていきます。

福岡空港 国内線 国際線連絡バス 乗り物

案内板に沿って外に出るとすぐに国際線行きの連絡バス乗り場に到着しました。
だいたい５～６分間隔で動いているようです。

バスは貨物エリアを抜けて１０分くらいで国際線ターミナルに到着します。
空港職員、外国人、日本人旅行者でバスはいっぱいでした。

福岡空港 国内線 国際線連絡バス 乗り物

１階到着ロビーの中央に連絡バスが止まり、
各方面へのバスは前方にわかれています。

一度中に入りバスカウンターで手続きをします。
（バスは事前予約制です）

カウンターはアジアからの旅行者で溢れかえっていました。
逆に日本人が数人しかいない・・・(^_^;)

予約制なので時間に余裕を見て１時間後のバスにしたのですが、
間に合ったので１本早いバスに乗れました！
この１時間は貴重です。

福岡空港 国内線 国際線連絡バス 乗り物

バスの予約はネットでできますが、
私はこの特典付の「長崎ぶらぶらきっぷ」が欲しかったので電話で予約をしました。

これは数か所のカウンターでしか取り扱っていないので、こちらも要チェックです。

往復切符には長崎市内の路面電車４回分のチケットや施設の割引券などが付いています。
私は700円分くらいお得でした！

福岡空港 国内線 国際線連絡バス 乗り物

福岡空港を出発した九州号はインターでのトイレ休憩（バスもトイレ付）、数か所の停留所を経て無事に長崎駅のバスターミナルに到着しました。

ここは乗り場の待合室。
イスは少ないですが人もそれほどいませんでした。

路線バス (JR九州バス) 乗り物

地下通路を通って上がるとこちらは他方面行きのバスが出ています。
昔ながらの懐かしいバスターミナルですね。

売店、自販機あり。
上に行くと食堂、物産館あり。

物産館のある階から歩道橋で駅のターミナルへと繋がっています。

歩道橋を歩いていくと前方にＪＲ長崎駅とアミュプラザ長崎という商業施設、そして今回宿泊するＪＲ九州ホテル長崎が見えます。

後ろを振り返ると右側の茶色の建物が長崎バスターミナルです。

手前のロータリーが路面電車や路線バスが走っています。

アミュプラザを抜けると奥にホテルの入り口が見えてきます。
とりあえず荷物はいったん部屋に置きたい。

予定の15時には少し早かったけどチェックインできました。
事前精算制なのでチェックアウトはカードキー返却のみです。

JR九州ホテル長崎 宿・ホテル

今回は朝食なしにしたのですが、このホテルは朝食会場がありません。

フロント前にロイヤルホストがあり、870円で宿泊者はモーニングセットをオーダーできるそうです。

もちろん一般の方もレストランは利用可能です。
長崎名物のちゃんぽんやトルコライスなどのメニューもありました。

JR九州ホテル長崎 宿・ホテル

部屋は８Ｆでした。

シングルでしたが、セミダブルのベッドで広さもあります。
今回はアクセスの良いこのホテルにしたので、利用する時間も長いだろうと思いホテルはいつもよりちょっとランクをあげました。

JR九州ホテル長崎 宿・ホテル

部屋からの眺め。

今夜行く稲佐山や左手には長崎港の海が見えます。

JR九州ホテル長崎 宿・ホテル

入り口すぐ左手にハンガー、スリッパ、消臭ミスト、予備の枕など。

JR九州ホテル長崎 宿・ホテル

バスルームもリノベーションされたのか綺麗でした。

アメニティもすべてそろっています。

JR九州ホテル長崎 宿・ホテル

１階ＪＲ構内の広場から上を見上げたところ。

隣接するアミュプラザ長崎はファッション、レストランの他にもお土産物屋さん、コンビニ、フードコート、スーパー西友などもありました。

アミュプラザ長崎 ショッピングモール

反対側はすぐホームになっています。

ホテルのエレベーターや部屋からも電車が見えたので、電車好きの方にもいい立地かもしれませんね。

観光地ポストシリーズ

長崎は「くんちポスト」でした。

アミュプラザ長崎 ショッピングモール

稲佐山のロープウェイ乗り場まで行く無料の送迎バスの予約をしに観光案内所に来ました。

平日にも関わらず外国人観光客を含め混雑しています。

無料バスは４便あるのですが１，２便はすでに満席。
仕方なく３便の20：17発に予約をします。
（土日は当日予約にしない方が無難です）

ついでに観光案内の相談もしました。
夜景を見る時間までに周れるルートで、明日は軍艦島に行くので平和記念公園の方を勧められました。

原爆資料館に行って見ることにします。

ロータリーから出ている路面電車の「赤迫」行きに乗って浜口町で降りるとのこと。
路面電車は一律120円です。
さっそくぶらぶら切符に付いている切符を使います。

浜口町駅から徒歩７～８分で原爆資料館へ。

入館料200円がぶらぶら切符利用で団体料金160円になりました。

ここは修学旅行生の団体がたくさんいましたね。
広島の資料館よりは規模もそれほど大きくなかったのでサラりと回れました。

長崎原爆資料館 美術館・博物館

展望台があり爆心地一帯の地図が出ています。

天気のせいか、人が少ないせいか、
被爆した爆心地という町の面影が信じられないくらいの景色です。

長崎原爆資料館 美術館・博物館

原爆資料館の通路を渡って、追悼平和祈念館に来ました（無料）
ここには原爆によって亡くなられたすべての方々を追悼する空間がありました。

修学旅行生はここには来ないのか、急にひっそりしています。
通路の突き当りには水が流れていて美術館のような雰囲気です。

国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 美術館・博物館

ここは地下にある「追悼空間」で、地下神殿のようですね。

正面の名簿棚には原爆死没者の名簿が納められていて、
この棚の方向が原爆落下の中心地になっているそうです。

国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 美術館・博物館

歩いて５～６分のところにその原爆投下の中心地である公園があります。

中心地とされるところには黒御影の石塔が建っています。
奥のレンガの塔は浦上天主堂の残った一部だそうです。

原爆が投下された時、この一帯はむこう７０年は草木が生えないだろうと言われていましたが一か月後には約３０種類の植物が芽生えたそうです。
春には桜も満開になるそうです。

平和公園 公園・植物園

公園の一角に建つ燈篭があります。

これは爆心地から1,500メートル離れた聖徳寺の燈篭で、
この燈篭が倒れずに残ったことからこちらに寄贈されたものとか。

平和公園 公園・植物園

その先を少し歩くと平和公園があります。

最近できたのか、上まではエスカレーターがありました。
坂の多い長崎、慣れない旅行者にはありがたいです。

平和公園 公園・植物園

エスカレーターを上がると噴水があり奥に平和祈念像が見えます。

晴れ渡った空に架かるように噴水の反射でプリズムがきれいに見えました。
何もないというこの平和がどれほどありがたいものなのか、
ここでは嘆くことも祈ることもいらずにただ感じるだけでいいんじゃないかな・・という気持ちになりました。

平和公園 公園・植物園

巨大な平和祈念像です。

修学旅行生をガイドしているおじさんが、
「記念像」ではなくて「祈念像」だからね、と念を押していました。
そんなことも今まで気にしたこともなかったです。

天に伸びた指は原爆の脅威を、横に伸びた手は平和を表しているそうです。

平和公園 公園・植物園

この日は秋だというのにとっても暑い！

ふと見るとアイスの屋台がありました。
気になっていた「ちりんちりんアイス」です。

おばさんがきれいなお花の形に盛り付けてくれるんですよ。
味はミルクセーキのシャーベットのような優しい味がしました。

平和公園 公園・植物園

路面電車でホテルに戻る途中、アミュプラザ内で角煮まんの試食をしてしまったので美味しくてつい買ってしまいました。

大トロ角煮まんは高いだけあって美味しかった！

岩崎本舗 JR長崎駅アミュプラザ長崎店 グルメ・レストラン

１時間くらい部屋で仮眠して、夜景観賞に行く前に腹ごしらえ。

アミュプラザ内のレストランに向かいます。
エレベーターに乗ると５階が宿泊者専用の連絡口があり、
２２時までカードキーで出入りできるんです。

レストランでカードキーを見せるとサービスが受けられたり、
ちょっと特別感ありますね。

JR九州ホテル長崎 宿・ホテル

５階で降りるとアミュプラザへの通用出口です。

出入りはカードをタッチします。
外に出ると目の前のレストラン案内の掲示板のスイッチが入ります。
よくできてますね。

JR九州ホテル長崎 宿・ホテル

やっぱり長崎ちゃんぽんが食べたいな～ということで、
皇上皇という中華屋さんに入ります。

中は結構広くて１人席も多いので安心して入れますよ。

皇上皇 グルメ・レストラン

とりあえずスタンダードなちゃんぽんを注文しました。

リンガーハットしか知らない私ですが、スープにうまみがあって美味しかったです。
ホテルのカードキーを見せるとソフトドリンク（250円相当）か生ビール半額になります。

皇上皇 グルメ・レストラン

そのまま外に出て稲佐山ロープウェイ乗り場まで出ている無料バスの乗り場に向かいます。

ロータリー側のタクシー乗り場の左手、交番側の方にバス停があります。

各ホテルや停留所を回ってくるのでバスはやっぱり混雑していました。
なので行きの便の時間と帰りの便の時間は指定されています。

３便に乗ってもう少しいたいからと４便で帰ってくるのはできません。

長崎ロープウェイ 乗り物

バス停から淵神社を抜けていくとロープウェイ乗り場があります。

2016年にリニューアルしたようできれいです。
ホテルで割引券をもらったのですが、当日券売り場が混みます！

前売り券を買っている人からロープウェイに乗ったので１便出遅れてしまいました。
外国の方も多いのでなかなか列が進みません。

長崎ロープウェイ 乗り物

写真が撮れなかったのですが、長崎ロープウェイのゴンドラはパノラマの夜景を楽しめるように全面ガラス張りになっていました。

アナウンスを聞きながら５分くらいで到着します。

長崎ロープウェイ 乗り物

展望台までは少し歩きます。

ここは光のトンネルです。

長崎ロープウェイ 乗り物

この夜景がモナコ、香港と並んで「世界新三大夜景」に認定になった長崎の夜景です。

香港の時は高い高層ビルと色鮮やかな夜景でしたが、
こちらは暖色系の暖かい雰囲気の夜景でした。

山頂の電波塔もライトアップされていました。

日没から夜１０時まで毎日点灯されていて、季節や特別な日には色が変わるようです。

長崎ロープウェイ 乗り物

ゴンドラを１本逃したせいもあってか、展望台の滞在時間が１５分くらいしかありません。

下りのゴンドラの時間とバスの出発時間を考えると慌ただしい・・
屋上の展望台までは行かずに途中の非常階段からもう１枚撮りました。

展望台のレストランを利用したり、のんびりしたい人は個別に行った方がよいかもしれませんね。

長崎ロープウェイ 乗り物