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ブログレス小屋からアドルフ・ミュンケル道(Adolf Munkel Weg)を通り、ザンネス小屋(Malga Zannes / Zanser Alm)までトレッキングしました。途中、2か所の山小屋に立ち寄りながら、ガイスラー山脈北麓の風景を満喫しました。

ドロミテ・ブログレス小屋~アドルフ・ミュンケル道~ザンネス小屋へ

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2015/09/04 - 2015/09/07

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sinx

sinxさん

ブログレス小屋からアドルフ・ミュンケル道(Adolf Munkel Weg)を通り、ザンネス小屋(Malga Zannes / Zanser Alm)までトレッキングしました。途中、2か所の山小屋に立ち寄りながら、ガイスラー山脈北麓の風景を満喫しました。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
5.0
グルメ
5.0
同行者
カップル・夫婦
交通手段
鉄道 高速・路線バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • ブログレス小屋とサンタ・マッダレーナ村付近の地図です。<br />ブログレス小屋からフネス谷へは、28番のトレッキングルートで下りると、サン・ヨハン教会前に到着します。最初はこのルートを行く予定だったのですが、僕は一度行ったことがあるし、連れももっと歩きたいと言うので、トレッキングルート35番のアドルフ・ミュンケル道~グラッチアルム小屋~トレッキングルート36番~ザンネス小屋を行くことにしました。(地図では、オレンジ色の太線7~4~4a~6です)<br />起点のブログレス小屋が2045m,終点のザンネス小屋が1680mなので、標高差約360mを10kmほどかけて下ります。途中でややきつい上り坂はあるものの、全体的には歩きやすい快適なコースです。<br />

    ブログレス小屋とサンタ・マッダレーナ村付近の地図です。
    ブログレス小屋からフネス谷へは、28番のトレッキングルートで下りると、サン・ヨハン教会前に到着します。最初はこのルートを行く予定だったのですが、僕は一度行ったことがあるし、連れももっと歩きたいと言うので、トレッキングルート35番のアドルフ・ミュンケル道~グラッチアルム小屋~トレッキングルート36番~ザンネス小屋を行くことにしました。(地図では、オレンジ色の太線7~4~4a~6です)
    起点のブログレス小屋が2045m,終点のザンネス小屋が1680mなので、標高差約360mを10kmほどかけて下ります。途中でややきつい上り坂はあるものの、全体的には歩きやすい快適なコースです。

  • ブログレス小屋で小休憩し、10時に出発しました。

    ブログレス小屋で小休憩し、10時に出発しました。

  • 最初は下り。すぐに森の中に入ります。

    最初は下り。すぐに森の中に入ります。

  • 森とガイスラーのギザギザ山脈です。

    森とガイスラーのギザギザ山脈です。

  • 28番フネス谷方面の分岐点です。僕らはまっすぐ35番のアドルフ・ミュンケル道を進みます。ガイスラー小屋・カスナゴ小屋・グラッチアルム小屋の案内板も見えます。このルートは、だいたい1時間おきに山小屋があるので、とても安心です。

    28番フネス谷方面の分岐点です。僕らはまっすぐ35番のアドルフ・ミュンケル道を進みます。ガイスラー小屋・カスナゴ小屋・グラッチアルム小屋の案内板も見えます。このルートは、だいたい1時間おきに山小屋があるので、とても安心です。

  • ガイスラー山脈を眺めながら、緩やかな登りが続きます。

    ガイスラー山脈を眺めながら、緩やかな登りが続きます。

  • ガイスラー山脈を構成するGran Odlaの山。ここからも崖を下りて北麓に至る上級コースがあるそうです。

    ガイスラー山脈を構成するGran Odlaの山。ここからも崖を下りて北麓に至る上級コースがあるそうです。

  • 森が深くなって来ました。

    森が深くなって来ました。

  • 森をいったん抜けると、石がごろごろと転がっているガレ場に出ます。距離300mくらい続く上りのガレ場なので、ここが一番の難所かな(と言っても、アドルフ・ミュンケル道は初級コースです)。

    森をいったん抜けると、石がごろごろと転がっているガレ場に出ます。距離300mくらい続く上りのガレ場なので、ここが一番の難所かな(と言っても、アドルフ・ミュンケル道は初級コースです)。

  • 沢水も流れており、山からの水が急に増水することも考えられるので、雨が降っている時はやや注意が必要だと思います。

    沢水も流れており、山からの水が急に増水することも考えられるので、雨が降っている時はやや注意が必要だと思います。

  • ガレ場を抜けて、再び森の中に入ります。

    ガレ場を抜けて、再び森の中に入ります。

  • ちょっと疲れたので、山小屋で休憩することにしました。アドルフ・ミュンケル道をはずれて、34番のルートを示す案内板の方向に向かいます。

    ちょっと疲れたので、山小屋で休憩することにしました。アドルフ・ミュンケル道をはずれて、34番のルートを示す案内板の方向に向かいます。

  • Gschnagenhardt小屋。何と読むのか謎。イタリア語ではカスナゴ小屋です。<br />11時過ぎに到着。すぐ近くに宿泊もできるガイスラー小屋もあるのですが、こっちの方が新しい。向こう側はフネス谷のはずですが、あまり見通しは良くなかった。<br />

    Gschnagenhardt小屋。何と読むのか謎。イタリア語ではカスナゴ小屋です。
    11時過ぎに到着。すぐ近くに宿泊もできるガイスラー小屋もあるのですが、こっちの方が新しい。向こう側はフネス谷のはずですが、あまり見通しは良くなかった。

  • Gschnagenhardt小屋から見る雄大なガイスラー山脈。<br />コーヒー・ジュース類は2ユーロと安かったです。バイトの子も親切でした。<br />

    Gschnagenhardt小屋から見る雄大なガイスラー山脈。
    コーヒー・ジュース類は2ユーロと安かったです。バイトの子も親切でした。

  • 再び35番のアドルフ・ミュンケル道へ。この辺りから、ザンネス小屋から登って来る登山客をよく見かけるようになりました。

    再び35番のアドルフ・ミュンケル道へ。この辺りから、ザンネス小屋から登って来る登山客をよく見かけるようになりました。

  • 下り道。

    下り道。

  • 35番のアドルフ・ミュンケル道は、ガイスラー山脈の東端のジェノバ小屋までまだまだ続きますが、僕らはここで別れを告げ、グラッチアルム小屋へ。案内板の方向に進みます。

    35番のアドルフ・ミュンケル道は、ガイスラー山脈の東端のジェノバ小屋までまだまだ続きますが、僕らはここで別れを告げ、グラッチアルム小屋へ。案内板の方向に進みます。

  • 小規模の草原です。

    小規模の草原です。

  • グラッチアルム(Glatsch Alm)小屋に着きました。時計は12時20分を指しています。ちょうどお昼時なので、軽い食事を取りました。スープとスパゲッティーを注文し、二人で分け合うことに。

    グラッチアルム(Glatsch Alm)小屋に着きました。時計は12時20分を指しています。ちょうどお昼時なので、軽い食事を取りました。スープとスパゲッティーを注文し、二人で分け合うことに。

  • ミネストローネ。見た目どおり、美味しくありません。

    ミネストローネ。見た目どおり、美味しくありません。

  • ボロネーゼ。麺がのびていて美味しくありません。まあでも、山小屋のご飯ってこんなものだよね。

    ボロネーゼ。麺がのびていて美味しくありません。まあでも、山小屋のご飯ってこんなものだよね。

  • ただし、ガイスラーの眺めは最高です。

    ただし、ガイスラーの眺めは最高です。

  • 13時過ぎにザンネス小屋へ向けて出発。

    13時過ぎにザンネス小屋へ向けて出発。

  • グラッチアルム小屋からザンネス小屋までは、舗装されていない車道です。車と数台すれ違ったので、近くにキャンプ場か宿泊施設があるのかもしれません。

    グラッチアルム小屋からザンネス小屋までは、舗装されていない車道です。車と数台すれ違ったので、近くにキャンプ場か宿泊施設があるのかもしれません。

  • 13時20分、ザンネス小屋の駐車場に到着。<br />340番の路線バスの始発駅です。1時間に1本運行しています。<br />出発までちょっと時間があったので、写真前方のバールで7upを飲みました。店員さんにバス停はどこか聞いたら、隣でコーヒーを飲んでるお兄さんがバスの運転手さんでした。<br />運転手さんがトム・クルーズに似てて、嫁が大興奮。<br />「sinx君と別れて運転手さんと結婚する!」

    13時20分、ザンネス小屋の駐車場に到着。
    340番の路線バスの始発駅です。1時間に1本運行しています。
    出発までちょっと時間があったので、写真前方のバールで7upを飲みました。店員さんにバス停はどこか聞いたら、隣でコーヒーを飲んでるお兄さんがバスの運転手さんでした。
    運転手さんがトム・クルーズに似てて、嫁が大興奮。
    「sinx君と別れて運転手さんと結婚する!」

  • ・・・言うと思ったぜ。<br />嫁がキャーキャー言うもんだから、運転手さんに通訳したら、苦笑して「ごめんね、俺もう結婚して子供もいるから。このまま君たち二人で暮らしてよ」だって。<br />ハハハ、言わんこっちゃない。<br />

    ・・・言うと思ったぜ。
    嫁がキャーキャー言うもんだから、運転手さんに通訳したら、苦笑して「ごめんね、俺もう結婚して子供もいるから。このまま君たち二人で暮らしてよ」だって。
    ハハハ、言わんこっちゃない。

  • バスはサンタ・マッダレーナ教会の近くに停まりました。ここで降りて、サンタ・マッダレーナ村のポスターで見かける「あの風景」を見に行きます。

    バスはサンタ・マッダレーナ教会の近くに停まりました。ここで降りて、サンタ・マッダレーナ村のポスターで見かける「あの風景」を見に行きます。

  • やっぱりきれいですね!<br /><br />ここでベンチに座っている老夫婦に話しかけられました。<br />「どこから来たの?」「日本です」<br />「観光かい?」「そうです。オルティセイからガイスラーの山を越えて歩いて来ました」<br />「そりゃすごいね。山が好きなら、メスナーを知ってるかい?」<br />「ええ、名前くらいは」<br />「そりゃ結構。実は我々はメスナーのいとこなんだよ」<br />ということで、この地で育ったメスナーの話をずーっと聞かされました。イタリア語の実践練習と思って聞きましたが途中から分かんなくなったし、正直メスナーよりも、オルティセイに住んでるらしい作曲家のジョルジォ・モロダーの方が興味があるんだけどなあ。<br />

    やっぱりきれいですね!

    ここでベンチに座っている老夫婦に話しかけられました。
    「どこから来たの?」「日本です」
    「観光かい?」「そうです。オルティセイからガイスラーの山を越えて歩いて来ました」
    「そりゃすごいね。山が好きなら、メスナーを知ってるかい?」
    「ええ、名前くらいは」
    「そりゃ結構。実は我々はメスナーのいとこなんだよ」
    ということで、この地で育ったメスナーの話をずーっと聞かされました。イタリア語の実践練習と思って聞きましたが途中から分かんなくなったし、正直メスナーよりも、オルティセイに住んでるらしい作曲家のジョルジォ・モロダーの方が興味があるんだけどなあ。

  • バスの時間があるので、と言ってお別れの挨拶をし、キューザの町まで帰って来ました。キューザでバスを乗り換えてオルティセイに帰ります。1時間くらいかかるので、疲れて二人とも眠ってしまいました。

    バスの時間があるので、と言ってお別れの挨拶をし、キューザの町まで帰って来ました。キューザでバスを乗り換えてオルティセイに帰ります。1時間くらいかかるので、疲れて二人とも眠ってしまいました。

  • オルティセイに到着。ホテルやお店、民家まで色とりどりのお花で飾られており、本当にかわいらしい村です。

    オルティセイに到着。ホテルやお店、民家まで色とりどりのお花で飾られており、本当にかわいらしい村です。

  • オルティセイの教会へ続く小道。

    オルティセイの教会へ続く小道。

  • ホテル・Genzianaに帰ってきました。<br />2015年のイタリア・アルプスお勧めの宿TOP50にも選ばれた、リゾートホテルです。ガルデーナ渓谷のホテルは、値段も良心的で、料理が美味しいことで評判です。<br />

    ホテル・Genzianaに帰ってきました。
    2015年のイタリア・アルプスお勧めの宿TOP50にも選ばれた、リゾートホテルです。ガルデーナ渓谷のホテルは、値段も良心的で、料理が美味しいことで評判です。

  • 今日の晩ご飯です。ビュッフェ形式のサラダ。

    今日の晩ご飯です。ビュッフェ形式のサラダ。

  • tofu(豆腐)のカルパッチョ風サラダ。っていうか、冷や奴じゃん。<br />でも、さっぱりしていて、なかなか美味しかった。<br />

    tofu(豆腐)のカルパッチョ風サラダ。っていうか、冷や奴じゃん。
    でも、さっぱりしていて、なかなか美味しかった。

  • クリームスープ。山小屋で食べたスープと段違いの美味しさです。

    クリームスープ。山小屋で食べたスープと段違いの美味しさです。

  • ラビオリ。これはまあ普通。

    ラビオリ。これはまあ普通。

  • 子羊のグリルと野菜添え。ジューシーでやわらかく、とても美味しかった。

    子羊のグリルと野菜添え。ジューシーでやわらかく、とても美味しかった。

  • デザートはあんずのジェラートでミントのソース。爽やか。<br />今日のトレッキングは大成功でした。<br />

    デザートはあんずのジェラートでミントのソース。爽やか。
    今日のトレッキングは大成功でした。

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