2017/08/26 - 2017/08/26
26位(同エリア950件中)
かっちんさん
月江寺(げっこうじ)は、山梨県南東部、富士山の北麓に位置する富士吉田市下吉田町にあります。
富士吉田は明治以降、織物産業が栄え、月江寺の町並みには昭和の面影が残っています。
名物の「吉田うどん」は腰が強く、豊富な付け合わせ具材をのせています。
大月から月江寺まで乗る富士急行線は、興味深いデザインの車両が走り、かつて活躍した車両が展示されています。
なお、旅行記は富士急行のHP、富士五湖ドットTV、富士の国やまなし観光ネットなどを参考にしました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
イチオシ
美しい田んぼパッチワーク
立川からJR中央本線に乗り鳥沢を過ぎると、新桂川橋梁から四季折々に変化する絶景が見られます。 -
富士山ビュー特急8500系
大月駅から富士急行線に乗り換えます。
2016年より運行を開始した「富士山ビュー特急」がホームに停車しています。
元々、JR東海の371系特急形電車で、JR御殿場線と小田急小田原線を特急「あさぎり」として相互直通運転しました。
2015年に富士急行に譲渡され、水戸岡鋭治氏のデザインにより改造されました。 -
普通6000系
こちらの電車に乗り、月江寺へ向かいます。
JR京葉線を走っていた205系を改造しています。 -
暖簾のかかる貫通扉(6000系)
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木製の吊り手(6000系)
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木の温もりのある車内(6000系)
水戸岡鋭治氏のデザインです。 -
お洒落なデザインの座席(6000系)
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運転席(6000系)
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キャラクター「フジサンクン」
2016年2月に引退した「フジサン特急」2000系の外観に描かれていた富士山をキャラクター化した「フジサンクン」たちです。
全部で165山あり、一つづつ名前が付いています。
左から、武将フジ、フジのみや、フジ王、フジの女王、エコフジ、フジサンクン、ムッシュフジ。
なるほどと思う名前ばかり。 -
CT6000
Commuter Trainとは、通勤列車という意味です。 -
富士急線の路線図
大月と河口湖を結ぶ路線で、大月から月江寺まで乗ります。
富士山駅は、富士山の吉田口登山道の玄関になっていることから、2011年7月に富士吉田駅から改称されました。 -
JRから富士急線に直通運転する快速「山梨富士3号」
かつて特急だった車両を使っています。 -
宙に浮くハット
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山梨リニア実験線と交差
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6000系マッターホルン号
壬生駅で反対列車のマッターホルン号とすれ違います。 -
姉妹鉄道提携25周年
富士急行とスイスのマッターホルン・ゴッタルド鉄道(以下MGB)は、姉妹鉄道提携を結んで昨年で25周年を迎えたことを記念し、MGBの車両デザインを6000系に再現しました。 -
古いホームの上屋(都留市、つるし)
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1200系マッターホルン号
東桂駅ですれ違います。 -
花で彩られる東桂駅
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天使の像(三つ峠駅前)
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寝台特急「富士」14系
富士急行ゆかりの車両を展示する「下吉田駅ブルートレインテラス」が見えます。
富士急行線では、かつて「ふじ」という名の列車が運転されていたので、同様に親しまれていた九州寝台特急「富士」を展示しています。
実際には同一形式の寝台特急「北陸」を走っていた車両です。 -
「フジサン特急2000系」展望車両(テラスに展示)
富士急行線の名物特急として14年間(平成14年~平成28年)運行していました。 -
「月江寺」に到着
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「寿」入場券
「寿駅」は「月江寺駅」より3つ手前にあり、「幸せへの入場」ということで結婚式やお祝いの席で好評な入場券です。
ところで、寿駅は開業当初「暮地(くれち)」という名前でしたが、「墓地」と似ていることから、今後の発展を祈りおめでたい名前「寿」に改称されました。 -
月江寺駅
「月江寺」はお寺の名前に由来しています。 -
昭和の街 月江寺駅界隈
これから、昭和の街が残る中央通り・西裏通り・国道139号線(本町通り)と、月江寺・小室浅間神社を散策します。 -
舌を出す新幹線(中央通り)
駅前にある旅行センターです。 -
古い建物のスナック(中央通り)
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揚げ物の店(中央通り)
創業から60年の「日の出屋のコロッケ」。
うまそう~!
でも、吉田うどんを食べるのでガマン、ガマン。 -
昭和レトロの「西裏通り」
中央通りから西裏通りに入ります。 -
吉田のうどん「べんけい」
創業60余年のお店です。
昭和28年(1953)に創業した当時、織物産業の全盛期で、店の周辺には京都出身者が営む織物業者が多くありました。
今晩、吉田の火祭りがあるので、赤飯やお弁当が売れています。 -
吉田のうどん(べんけい)
硬く太い麺が有名な「吉田のうどん」ですが、この店では麺が軟らかです。
創業当時のお客さんだった京都の織物業者の口に合うようにしたもので、昆布とカツオでだしを取った醤油ベースの汁はあっさりしています。
付け合わせ具材に、野菜のかき揚げ、キャベツ、ニンジン、ネギ、豚肉、ワカメなど盛り沢山。
山椒と唐辛子、黒ごまを混ぜて作った薬味を「すりだね」といい、少し入れると山椒のきいた別の味に変身します。
うどんと具の多さに満足し、美味しくいただきました。 -
西裏通り
今は人通りが少なく、昭和の町並みを探しながら歩きます。 -
イチオシ
お城のような玄関「アポロ」
最初に出会ったレトロな建物です。 -
屋根から日が昇る建物
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風情のある丸窓
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旧日昇旅館
確かに日が昇る建物です。 -
新世界乾杯通り
このあたりは織物で儲けた商人たちの歓楽街でした。 -
イチオシ
2階が張り出した板壁(乾杯通り)
唐破風屋根の玄関も見えます。
「・・・食堂」と書かれていますが・・・ -
路地(乾杯通り)
夜の世界に吸い込まれそう・・・ -
「こらっ、まだ昼だぞ。何を考えとる」
乾杯通り入口にあるお店で鬼が睨んでいます。 -
イチオシ
旧角田医院(月江寺大門商店街)
昭和3年(1928)に建築され、当時織物の町の高級料亭だった建物です。
神社仏閣のような建物で、2階戸袋に素晴らしい彫り物があります。
外観からの見学です。 -
月江寺の池
透明な湧水を満々とたたえています。 -
月江寺
月江寺は臨済宗の寺院です。 -
イチオシ
木造の町工場
何をつくっているのでしょうか。 -
7叉路
下吉田3丁目に、珍しい7叉路があります。 -
イチオシ
誰もが立ち止まり、6方向を確認する7叉路
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小室浅間神社
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御神馬
神社では毎年9/19に例大祭流鏑馬祭りが行われます。
多くの馬主奉仕者が出て祭りを存続する思いで、神社では神馬を飼育しています。 -
流鏑馬の馬場
さっきの7叉路の道の1本です。 -
狛犬かな
参道横の水天宮のところです。 -
縁結びの御神木
参道の桜の木にハート形の瘤が現れ、「縁結びの御神木」としてお祀りしています。 -
月の江書店(月江寺大門商店街)
昭和24年の建物です。
新刊、漫画、プラモデルなどを販売しています。 -
いました、月光仮面!
「げっこうじ」には「月光仮面」が現れると思っていました。
左にいるのは「力道山」ですね。 -
カフェ「月光」
大正末期の古民家を、昭和初期に岐阜県から移築し改装したお店です。
2階は舟底天井になっています。
落ち着いた雰囲気のカフェでコーヒーを飲みたいですね。 -
路地にある「富士吉田ユースホステル」
昭和11年に割烹旅館として建てられ、昭和31年頃からユースホステルを始めました。
ヨーロッパやカナダなどから来る外国人旅行者が多く泊まります。 -
赤いトタン張りの建物(路地の先)
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旧山一酒店(本町通りの裏)
昭和27年に開業した酒店で、看板は昭和30年頃のものです。 -
絹屋町の町並み
大正11年(1922)に富士織物株式会社が設立され、糸屋、撚糸屋、染色屋がたくさんの軒を並べるようになりました。
ここで織られた織物を目当てに、東京・大阪・名古屋などから絹織物問屋や仲買人が出張してくるようになり、この辺りの家の座敷を間借りして市が開かれました。 -
絹屋町を流れる水路
月江寺界隈のレトロな町並みを見て、昭和の生活を思い出しました。
これから本町通りを30分ほど歩き、富士吉田の火祭り会場へ向かいます。
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