2017/08/26 - 2017/08/26
34位(同エリア950件中)
かっちんさん
毎年8月26日・27日に開催される「吉田の火祭り」は、北口本宮富士浅間神社と諏訪神社の秋祭りであるとともに、富士山のお山じまいの祭りです。
26日午後、本殿祭、諏訪神社祭の後、神輿が浅間神社を出発し氏子中に神幸します。夕方、御旅所に奉安されると、高さ3m、直径80cmの筍形にしつらえた70本以上の大たいまつに一斉に点火されます。
たいまつは氏子の門前にも立てられ、「富士みち」通りがオレンジ色の炎に染まります。
「吉田の火祭り」は日本三奇祭の一つで、国指定重要無形民俗文化財になっています。
なお旅行記は、「富士の国やまなし観光ネット」、「富士五湖ぐるっとつながるガイド」、「富士吉田観光」、「北口本宮富士浅間神社HP」等を参考にしました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
吉田の火祭りポスター
2017年8月26日(土)夕方の火祭り(鎮火祭)を見学します。 -
火祭り会場の地図
富士吉田駅(現富士山駅)に近い、御師(おし)の宿坊が並ぶ「富士みち(国道137・139号線)」に大たいまつが灯ります。
かっちんは、午前中に訪れた昭和レトロの町「月江寺界隈」から「富士みち」を歩いてきました。 -
大たいまつ
「富士みち」沿いに、高さ3mもある「大たいまつ」が用意されています。
「大たいまつ」は、赤松などの薪を経木で囲み荒縄で締めて筒状にしています。 -
鳥居のある富士山駅
「富士みち」から離れ、富士急行線の富士山駅に立ち寄ります。 -
金鳥居(かなどりい)
再び「富士みち」に戻り、北口本宮富士浅間神社へ向かいます。
金鳥居は富士山を登拝(信仰的な登山)をする人びとを迎え入れる門として、俗界と神聖な富士山の「結界」として建てられています。 -
金鳥居から見える富士山(昔の写真展示)
道路の中央に都留馬車鉄道(明治36年~昭和4年)が、小沼~金鳥居上~籠坂まで走っていました。
大正期に小沼~金鳥居上間が電化されたので、写真にチンチン電車が見えます。
今の金鳥居付近にはその面影がありませんが・・・ -
入りたくなる薬局
薬袋、軟膏、・・・が手招きしています。 -
富士吉田制水弁蓋のデザイン
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「富士みち」の大たいまつ
金鳥居から先には、大たいまつがいくつも用意されています。 -
御師住宅「旧外川家住宅」
御師(おし)の家は、個人の住宅でありながら、夏の登拝シーズンは富士講の信仰者を迎え入れ、宿坊として、また祈祷などの信仰の案内まで請け負っていました。 -
御師住宅「大黒屋」
今でも御師民宿を営業しています。 -
ブサイクちゃん
変わった看板を見つけました。
不細工には見えませんが・・・ -
旧上吉田郵便局
「富士みち」を上宿交差点で左に曲がり、北口本宮富士浅間神社へ向かう途中です。
新築の郵便局は近くにあります。 -
北口本宮富士浅間神社の参道
神社入口に到着。
15時から本殿祭が始まるので、氏子たちが集まって来ています。 -
参道の大たいまつ(富士浅間神社)
ここの大たいまつは、先端にススキが差してあります。 -
大鳥居(富士浅間神社)
日本最大の木造鳥居です。 -
随神門(富士浅間神社)
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拝殿(富士浅間神社)
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天狗の拝殿(富士浅間神社)
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本殿祭(富士浅間神社)
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イチオシ
御神木「富士太郎杉」(境内)
根周りが立派で、樹齢約千年といわれています。 -
御神木「富士夫婦桧」(境内)
こちらも樹齢約千年といわれています。 -
イチオシ
諏訪神社
同じ境内に北口本宮富士浅間神社の摂社「諏訪神社」があります。
浅間神社での祭りが行われ、浅間様が諏訪神社へお遷しされ、神輿に移ります。
奥にある明神型神輿の「お明神さん」には、浅間様3柱とお諏訪様2柱がお遷しされます。
手前にある噴火する荒ぶる富士を表す「御影」(お山さん)には、浅間大神の荒霊(あらみたま)が乗ると言われています。 -
子供神輿から出発
16時過ぎ、神輿が出発します。 -
参道を飛ぶドローン
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神輿が神社から出発
17時前、神輿が参道を通り、氏子中へ向かいます。 -
大たいまつを立てます
神輿が参道を通り過ぎると、世話人たちが大たいまつを順番に立てていきます。
かっちんは神輿を追って「富士みち」へ向かいます。 -
大たいまつを立てる土台
「富士みち」の中央に土台があります。 -
イチオシ
カラフルな電球ソーダ
富士みち沿道に並ぶ祭りの屋台で売っています。
最近はこんな物があります。 -
吉田のうどん
大たいまつが点火される前に、富士山駅ビル地下の「麺'ズ富士山」で夕食にします。 -
富士山うどん(麺'ズ富士山)
かき揚げが富士山の形をしています。 -
うっすらと顔を出す富士山
18:30、火祭り会場となる「富士みち」に戻ってきました。
ほんの一瞬富士山が見えました。 -
大勢集まる見物客
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次々と立てる大たいまつ
全部で80本近くある大たいまつを世話人が立てています。
高さ約3m、重さ約200kgあるので重労働です。 -
イチオシ
大たいまつに点火
一斉に拍手が沸き起こります。 -
燃える大たいまつ
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暗闇を灯す炎
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イチオシ
沿道はまさに「火の海」
豪快な眺めです。 -
井桁に積まれた「たいまつ」
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金鳥居と火祭り
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世話人の皆様、お疲れ様
19時過ぎになり、火祭りを後にします。 -
色鮮やかなイルミネーション
富士山駅ホームから富士急ハイランドが見えます。
ここから富士急線、中央線に乗り自宅に帰りました。
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