三連休で行く、1泊3日弾丸プノンペン その2

2017/09/16 - 2017/09/18

プノンペン2日目です。
1泊3日なのでこれが実質最終日（笑）
この日は交通手段に頼らず、自分の足で移動できる範囲の場所をウロウロします。
プノンペン市内のスポットだけなら何とかなるはず！？
それでは2日目スタートです！

エリア プノンペン(カンボジア)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩

プノンペン2日目です。
今朝も市内のジョギングからスタートです。
そもそも道がジョギングする様なつくりになっていないので、あっちウロウロこっちウロウロ…。

メコン川のリバーサイドは現在開発ラッシュの様で、カンボジアでは想像つかない様な高層ビルの建設が進んでいます。

かと思えばカンボジアらしい屋台や露店が建設現場の真下で開かれています。
プノンペンの人は皆んな朝早いですね。

メコン川沿いに建つ白い綺麗な建物はカンボジア王国環境省の建物。
当然外から見るだけで！

メコン川を行き交うフェリーです。
車と沢山のスクーターを載せて対岸まで行くんでしょうか？

メコン川沿いに来るとようやくジョギングに適した整備された遊歩道が現れます。
川を眺めながら気分良く走っていると反対から外国人ランナーの方が。
ここは挨拶してすれ違い。

ホテルに帰ってシャワーを浴びて身支度を整えてから朝食にします。
ここは朝食ビュッフェが付いていたのでレストランに向かいます。
品数は…ちょっと少ないかな？

コラブソー プノンペン ホテル ホテル

サラダ関係はそこそこ充実しています。
生物が良いか悪いかは別として、サラダはちょっと嬉しい。

一応四つ星のホテルのビュッフェと言うことで、卵をリクエストで焼いてもらえますので具材を指定してオムレツを焼いてもらいました。
オムレツは美味しかったのですが、それ以外は少し微妙…。

食事を済ませたら、チェックアウトして荷物をホテルに預けて出掛けます。
まずはワットボトムパークに向かいました。
ここにはカンボジア-ベトナム友好記念碑があります。
クメール政権をベトナム軍が制圧した記念に建てられたそう。
有名なスポットみたいですが、あまり人はいなかったな。
記念撮影を頼まれたネパール人だけ。

ワット ボトム パーク 広場・公園

すぐ側には宗教関係の建物が多く、日曜の午前中だけあって多くの人が集まってました。

ワットボトムもせっかくなんで寄ってみました。
Tシャツ、半パンという出で立ちなんで遠巻きに見学して退散します。

ワット ボトム 寺院・教会

シルバーパゴダは何だかやってるんだかよく分からなかったんでパスして王宮を目指します。
メコン川沿いの通りは賑やかです。

歩道では食べ物や飲み物を扱う屋台や物売りが沢山いました。
こちらではトーマスもトランスフォームしちゃってます。
どうせ幾らもしないんだろうから洒落で買っても良かったな…。

王宮にやって来ました。
色合いがゴージャスで華やかな建物です。

王宮 (プノンペン) 城・宮殿

どうやらこの時は中には入れなそう（そもそも入って良い格好かどうかもある）だったので、外から眺めるだけで。
結構この界隈はトゥクトゥクの客引きがうざ目です。

すぐ近くだったのでワットウナロムにも寄ってみました。
もう参拝と言うよりちょこっと覗いているだけですけどね。
飾り付けがお祭りっぽくて賑やかです。

ワット ウナロム 寺院・教会

暑さと歩き回ったおかげで喉が渇いたんで近くにあったコンビニで。
ここプノンペンはセブンイレブンやファミリーマートと言った世界的な大手は見かけません。
ここはゲストハウスの1階に入っていたRS Martと言うカンボジアローカル？のコンビニです。

こちらではエナジードリンクが人気の様で、タイのレッドブルを始め数々の日本では見かけないブランドも並んでいる。
その中で韓国ブランドも多く進出していて、これは韓国のバッカスと言うブランドの物。
後で調べたらコーヒーの5倍のカフェイン量とか。

この辺りの露店は皆んな床屋さん。
カットのみならずパーマとかもやってました。

ブラブラと街歩き。
この街並みがプノンペンっぽいって思います。

ブラブラ歩いて昨日は閉まっていたセントラルマーケットにやって来ました。

セントラルマーケット 市場

建物の中心はこの様なドーム状になっていて貴金属や宝飾品を扱う店舗が入っています。
後は服飾系が多い感じでした。

乗客輸送は行われていないプノンペン駅の駅舎です。
長距離移動はバスなんでしょうね。

プノンペン 鉄道駅 駅

セントラルマーケットは心を動かされるものが無かったので、さらに北に向かってブラブラ。
プノンペン市内でひと際目を引くガラス張りの高層ビルバタナックキャピタルタワーです。

バタナックキャピタルタワー 現代・近代建築

39階建てのペンギンの様な形をしたガラス張りの高層ビル。
中にはオフィスや五つ星ホテル、有名ブランドショップが入っている様です。
どうも展望台の類は無さそう。
下まで行ってみましたが、ブランドショップしか無さそうなんで入りませんでした。

こちらはバタナックキャピタルタワーやプノンペン駅に隣接するヘルスサイエンシズ大学いわゆるプノンペンの医科大学です。

そろそろお昼ごはんの時間です。
今回はほぼノープランでブラついていますので、食べるお店のリサーチも甘め。
ググって評判が良さそうだったお店の１つが近くにあったので入って見ることにしました。
ちょっと高級な感じ？

カルメッテ 地元の料理

暑かったし歩き疲れてたので助かったと言えば助かったのですが、入った感じは高級店。
B級グルメ派なので（Cか？）、ちょっとやらかしちゃった感じです。

お昼のメニューはこっちに来てまだ麺を食べてなかったので、クメール料理版の焼きそば『ミークイティウ』を。
東南アジアの焼きそば、基本ハズレ無しで旨し！
お決まりの昼ビールは小ボトルで2USDとか高すぎ！
２本飲んだけど（笑）

サイドメニューも酒の肴にとオススメされた鳥の手羽先。
この辺は味は日本とそう変わらないですね。

お腹も満たされた所で再び街ブラ。
街中に至る所にあるパラソルは殆ど携帯キャリアの物。
各社宣伝がわりにばらまいているんですかね～？

ワットプノンまでやって来ました。
1373年に建立された仏教の寺院でプノンペンで一番標高が高いところに建っています。
と言っても標高27m！
プノンペンって本当の平地なんですね～。

ワットプノン 寺院・教会

色々ネットを見ていたら観光客は見つかると1$取られると言った見つからなければタダ、見つかると1$みたいな文献もありましたが、正しくは観光客は入場料が1$キッチリかかります。

入り口の横には小屋があってそこで1$払うとチケットくれます。
後で金払ったか？とかワーワー言われても面倒くさいので持っておいた方が良さそうです。

それでは中に入って行きます。
小高い丘にあるだけに階段で上がって行きます。

1番上にあるこちらが本堂でしょうか？
我々観光客も裸足になれば中に上がることが出来ます。
中の参拝の風景は日本と似ていますね。
使いにくいリエル紙幣をお賽銭に一応旅の安全をお祈りして来ました。

また別の場所にはこの様な神様が。
LEDで賑やかな今時っぽい神様なんでしょうか？

こちらワットプノンはプノンペンの一大パワースポットでもあると言うことですので、のんびりぐるっと見学していきました。
なんかパワーがみなぎった気がする！（笑）

そろそろオヤツタイムという事で再びセントラルマーケットにやって来ました。
先程は気が付きませんでしたがフードエリアがあって色々食べたり飲んだり出来ます。
まずはこちらのお店でフレッシュジュースを頂きます。

セントラルマーケット 市場

東南アジアでよくある奴ですが、オーダーすると目の前で果物絞ってジュースを作ってくれます。
今回はキウイジュースを頼んで見ました。
この辺はどの果物選んでも間違い無いです。

続いてデザートを頂きます。
フードエリアは焼き物系のお店が多く、デザート系のお店が少ないです。
その中でも色々デザートを扱っているお店を見つけました。
この中でカンボジアローカルのカボチャプリンを頂きました。
見た目はタネをくり抜いた中にプリンの生地が詰まっている感じです。

商品の並んでいる所にプラスチックの椅子があり、オーダーして着席します。
カボチャプリンは食べたい大きさを言って値段が決まります。
頼むともれなくこんな感じでお茶も出してくれます。
衛生面？そんなのは分かりません（笑）

ちょっと分かりにくいですがカボチャはカットした後皮を取って上からかき氷や練乳等をかけて出来上がりです。
見た目ほど甘ったるく無くサッパリと頂けます。
カボチャのホッコリした甘さとプリンの食感がなかなか絶妙な逸品。

デザートを食べて満足した後はお土産をチェックします。
セントラルマーケットのすぐ近くにソリアショッピンングセンターと言うショッピングモールがあったのでそこに寄って見ます。

ソリア ショッピングセンター ショッピングセンター

ここには旅のお土産購入先の定番、地元のスーパーが入っているのでここで購入する事にしました。

お値段の方はコンビニなんかと比較して決して激安ではありませんが、なかなかの品揃え。
ビールも日本円で約50～70円くらい。
免税範囲で購入してみました。
後お土産に最適、カンボジアコーナーって言うのもありました。

セントラルマーケットからそれ程遠く無かったのでオルセーマーケットにも寄ってみました。

オルセー マーケット 市場

こちらは完全地元の人向け市場って感じですね。
さすがにディープ過ぎて買える物も無さそうだったので、さらっと中を見回して退散しました。

歩道でさり気無く商売されてるパンク修理やさん。
結構トゥクトゥク相手に繁盛してると言うか需要が高い様でアッチコッチにいました。

ホテルに戻る前にコンビニで買い物。
自分用エナジードリンクのお土産は時にスーパーよりラインナップが多い事も。
それ程値段も高く無いですし。
日本では無いですが、レッドブルの瓶で1本50円くらい。

ホテルに戻って荷物を受け取ったらロビーでちょっと休憩。
荷物をパッキングし直して上着だけ着替えたら空港に向かいます。
ホテルからトゥクトゥクで向かうつもりだったので事前にホテルのフロントの子に空港までどの位掛かるの？と聞いた所、9USDとの事。
ホテルの前で客待ちしている運転手に料金を聞くとキッチリ9USD。
下手に値引き交渉せずに交渉成立。

走り出して暫くするといきなり曲がったかと思えばスタンドに。
行き同様帰りの人も客乗せてる途中で給油してるし。

夜でしたがそれ程の混雑も無く空港に到着しました。
支払いは交渉時に9USDで良いけど、1USD分リエルで払うよとの言っておいたので8USDと4,000リエル。
ちょっと嫌そうな顔してたけど約束だもんね。
空港着いたらもうほとんどお金使う事なくなっちゃうんで、この辺は事前に確認して交渉しておいた方が良いです。
USDは幾らでも使い道あるけど、リエルなんて日本に来たらただの紙切れ。
実際1,000リエルくらい余ったけど日本円で30円くらいでしょ？このくらいは仕方ない。

プノンペン国際空港 (PNH) 空港

空港が小さ過ぎてまさか国内線と国際線の出発ロビーが一緒とは気が付かず外でウロウロ。
それでも充分時間があり、ANAのチェックイン開始までロビーのベンチでwifi繋げて暇を潰す。
チェックインが始まったらさっさと出国まで。
免税店もろくに見ないでプラザプレミアムラウンジに向かいます。

ここは色々な方のレビューを見ていると、かなりレベルの高いラウンジだとか。
かなり期待して入室しましたが、抑えめの照明で良い感じの雰囲気です。
そして何と言っても広くて席数も多い。
乗り入れている航空会社のほとんどを受け入れる為でしょうが、そもそもそれ程便無いし。
なかなか快適な空間です。

まずは昼間の汗を流すべくシャワーを借ります。
フロント脇のトイレに向かう途中にシャワールームがあり、使いたい旨を伝えるとシャワーの担当の清掃スタッフがシャワールームの鍵を開けてくれます。
この時は待ち時間無し。
中にはシャンプー、ボディジェル、歯ブラシなど有り、バスタオルやドライヤーもあります。
こちらでスッキリした後はラウンジで食事とします。

噂どおりホットミールの種類は結構揃っていてその場で作ってくれるヌードルバーもあります。
味の方もなかなか美味しいじゃないですか！
ただ惜しむべくはアルコールが入室時に貰えるチケットで2杯までしか飲めない事でしょうか？
取り敢えず食事の時はアルコールは我慢！

食後はバーカウンターでビールを頼んでソファで寛ぎます。
ラウンジ内のレイアウトが食事スペース、作業スペース、ソファのスペースと別れていて目的別に使い易くなっています。

時間になったので搭乗開始です。
帰りも夜ですが窓側ゲット！
予約の際はガラガラでしたが、乗ってみたらカンボジアの方のツアーが入っていた様でほぼ満席に近い感じ。
ただ私の隣は空席でした。ラッキー♪

深夜のプノンペンをテイク・オフ！

本来プノンペン発のNH818は到着前に朝食がサーブされますが、この日は台風18号の接近で食事の提供時に揺れが発生する事が予想されるとの事で離陸後に食事がサーブされました。
先程ラウンジでしっかり食べたし、何と言っても朝メニュー。
夜中にお粥を食べるとは思いませんでした（笑）
CAさんも『人気メニューのお粥です♪』って言ってたけど、心苦しいよね。

そんな食事でしたので、食後程なくしてお菓子と水の入った軽食セットが配られました。
朝方小腹が空いたらこれでもどうぞ的な。
こういうところは流石しっかりしてますよね。

まあまあ寝た後朝日を感じて目を覚まし、ボケ～っとしていると眼下には九十九里浜が見えて来ました。

台風が去った後の風のせいでしょうか？いつもとルートが違う気がします。

着陸の瞬間だけ揺れましたが、それ以外は大した事もなくむしろ早着。
イミグレはちょっと並んでいたんで自動化レーンで通過して荷物を…。
そうだ！そんなに慌てて出て来ても荷物優先で出てこないんだった。
のんびり荷物を待ってピックアップしたら帰ります。

成田空港第1ターミナル 空港

機内泊の疲れも無く、時間も余裕でしたので帰りもアクセス成田に乗って帰ります。
今回はANAのマイルキャンペーンでかなり少ないマイルで飛べつつ直前でも予約できたのでプノンペンに行ってみましたが、さすがに弾丸過ぎたかも知れません。
ただプノンペン市内を色々見て街を感じる事が出来ましたし、食事も多少は楽しむ事が出来ました。
今回流石に郊外には足が伸ばせなかったのと、スケジュール的に惨殺系の施設はパスしてます。
残念だったのはクメール語が全く分からず屋台の料理にトライ出来なかった所ですね。
ANAの直行便が出来たおかげで決して行きにくい所では無くなったと思います。
まだビザも残っていますし、またリベンジしたいと思います。
懲りずに弾丸になると思いますが（笑）
拙い旅行記ですが最後までご覧頂きありがとうございました。
プノンペンに行って見たいという方の少しでも参考になれば幸いです。