2017/09/13 - 2017/09/18
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keipandaさん
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10ウン年ぶりの北京再訪、その2。
前回の滞在で、いわゆるガイドに載っている
観光地のメインどころはほぼ行きつくしていたけれど、
その中で、行かなかったことをずっと後悔していたのが「胡同散策」
「胡同」とは、北京に点在する細い路地ことで、
まさに老北京な風景がたくさん残っている。
しかも再開発が加速し、どんどん取り壊されているから、
早く、この目でみて、歩かないと…と意味もなく使命感(??)に駆られていたり…
二番手の観光名所とキニナル路地や通りを歩きまくって、
やっぱり夕方にはヘロヘロになる3日目。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- 中国国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
どんよりな朝、
ぎりぎり雨が踏ん張ってる感じでちょっとジットリ。
ご近所胡同散策からスタート。 -
ホテルから出て、東に進むとすぐ現れる立派な門。
礼士胡同129号
どんな人が住んでいるのかな。。 -
百度百科(中国版wiki)で「礼士胡同」を検索すると、
このお屋敷について触れている。
北京で唯一無二な装飾壁を有する、有名なお屋敷、
しかし現在は家主が ”謝絶参観”=見学お断り を掲げているとある。
そういわれると…めちゃくちゃ見てみたいじゃないかぁぁ。 -
小学校もある。
わが子を見守るチチハハ…? -
玄関先にちらばるオモチャ。
散らかり具合がややエキセントリック( ;´Д`) -
こちらも立派な装飾壁。
たたずむオババのマオカラーのシャツとタイトスカートの組み合わせがスキ。 -
ところどころに、
”保護”が決まっている建物のしるしが。
ところどころと言わずに、
そのままの姿で残すことは難しいのかしら…。 -
胡同の名前はおもしろい。そのすべてに成り立ちがある。
「礼士胡同」はかつて驢馬(ロバ)の市場があり、”驢市胡同”と言われていた。
とか、
「灯草胡同」はランプの灯芯の原料となる灯草を売っていたことから。
とかとか。。 -
美しい装飾と”如意吉祥”の文字。
ちなみに、門扉の上についているこの六角形の飾りは”門簪(メンザン)”といい、
飾りが4つの場合は高級官僚のオウチだそう。 -
史家胡同にある、胡同の博物館を見学しまっす。
-
門をくぐると、ドーンと立派な木がお出迎え。
-
トリさんたちにもオハヨー。
-
四合院をたっぷり使った展示ホールとなっています。
-
おじゃましますー。
-
北京の家屋の特徴的な屋根と独特の埃っぽさ。
-
街並みをミニチュアで再現。
そして、もれなくデカい。 -
屋号プレートのコラージュ。
-
窓の飾りと光と緑と…たまらん。
-
どこに行っても、
俄然クギヅケなのは、人々の暮らしと道具。 -
”キッチュ” という言葉がまさにドンズバ。
大中(←中華雑貨やさんオボエテル??)好きだったなー。
とか、ぼんやり思い出す。 -
中でもコレ!
欲しいよー、売ってくんないかなー、と
しばらくへばりついて愛でていた日傘。
レプリカじゃとてもこのガチな感じは出せまい。 -
ホーローの洗面台が良い。
-
かつて史家胡同に住んでいた人びとの写真。
-
中庭。
バラがたくさん咲くころに来たい。 -
四合院は楽しいな。
-
ぐるっと一周して戻ると、
施設のスタッフらしきおねぇさんがトリさんと会話中。 -
胡同にもウォールアート。
-
地下鉄で一駅、【雍和宮】へ。
-
無駄に豪華な入口をくぐって…
-
やっぱ遠い笑。
-
北京最大のチベット教寺院です。
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入口で無料でお線香がもらえるので、
地元の方に観光客も、
老いも若きも、各々の思いを祈っている。 -
お線香の煙が絶えることはなく、
その効果で幻想的な風景にも見える。 -
右から
満州語、漢語、蔵(チベット)語、蒙(モンゴル)語の
四つの言語で書かれています。 -
お祈りの形に決まりはあるのかな、と
しばらく観察してみましたが、フリースタイルでした。 -
立ったままの人、ひざまずく人、
叩頭している人とイロイロ。 -
ちなみに、
”仏殿内撮影禁止”と地球の歩き方に記載されておりました。
帰ってきてから気づきました爆。 -
なので以後、自粛。。
この荘厳さは収めたくなっちゃうけどね… -
まだ前半戦ですが、すでにやや疲労感…
地図の縮尺おかしい笑。←北京あるあるアゲイン -
雍和宮を出て向かい側、国子監街。
滞在中のベストオブ雰囲気がイイ通り(*´ω`) -
ほどなく現れる、
【孔子廟】と【国子監】はセットになっております。 -
孔子廟の方から入場します。
ソ連??と思ったら、思いっきり共産党旗ですね…。 -
その名の通り、
儒教の祖、孔子を祀った場所。 -
中国のあちこちに孔子廟はあるが、
北京の孔子廟は孔子の故郷・曲阜(きょくふ)に次ぐ規模だとか。 -
ここも鋭意補修中。
働くおじじたち。 -
樹齢700年。
-
孔子廟のメイン、”大成殿”
主張がすごくて、目がチカチカ☆ -
内部に孔子さまが祀られています。
-
ただただ、広大。
-
ひそかな見どころ、大木のオンパレード。
-
こんがらがっちゃってる人とか。
-
ボコボコしてる人とか。
-
歴史を見守ってきたであろう、
どっしりとした姿はどこか神々しい。
癒されます。 -
次は、敷地内で続いている、【国子監】へ。
-
元・明・清の三代にわたる最高学府。
”太学門”をくぐると、 -
リッパな瑠璃の牌坊。
-
国子監の中心、”辟雍(へきよう)”が見えてきます。
-
周りに池を巡らせていて、小さな橋が渡してある。
皇帝が出向き、古典の講義を行った場所だそう。 -
中には豪華な玉座。
お勉強するにはゴージャスすぎやしないか… -
建物の中に柱がないせいか、さらに視界が広い。
それにしても、色と柄のハーモニー(?)にクラクラ(@_@)するわ。 -
こちらにも孔子さま。
-
その後方にはまた赤の主張が激しい、”彝倫堂(いりんどう)”
蔵書庫です。 -
それほど人も多くないので、のんびりするのによいなぁ。
しかし、ガス欠でイロイロすっ飛ばしてしまってるので、
またいつか来たい。 -
建物を出て、国子監街を再び西に進む。
-
自転車で駆け抜けたい衝動がマックス。
-
香港の旗がはためいていたんだけど、
うまく撮れてなかった…。
ちびギャルズがカワイイからよし。 -
ぬはっ。
-
瓢箪たくさん。縁起良さげな店先。
-
ナチュラル系ブランド ”如洗”のショップ。
試着させてもらったが、購入には至らず。
ルーズシルエットに、控えめなスタッフ、いわゆるチャイナっぽくない空間。 -
こちらも、おしゃれ雑貨セレクトの”Lost & Found”
こういうお店が増えてきているみたい。 -
国子監の西端がぶつかる、安定門大街を北上すると
右手に【五道営胡同】がある。
オシャレ胡同として整備されて、やや観光地化。
折り返すように再び、東に進もう。 -
アラ、お嬢さん…ニィハオ!!
-
ツーーン。
…どこのお国も美人はツレナイネェ( ;´Д`)エーン -
楽しいウインドウたくさん。
-
ひとやすみは
名前がかわいいコチラのカフェに決め。 -
ほぼ貸し切り。
スタッフの兄さん、寝てた笑。 -
ここんちにはしっぽフッサラーな子が。
イスをガシガシする寸前、狙いを定めるの図。 -
カラフル自転車やさん。
-
場所柄、チベットスタイルなカフェも。
-
玄関先に鮮やかな花。
なんてことないひと手間も絵になる。 -
お次は【南羅鼓巷】にやってきたゼ。
イエーイ(''ω'')イエーイ -
有名な観光地ストリート。
右も左も人民人民人民… -
通りにはオシャレショップからお土産屋までひしめき合ってます。
-
でも、もれなく雰囲気はとてもよい。
なんだかもったいなぁぁ、とぼんやり。 -
アッ、このお店見覚えある。
香港のPMQの向かいにある、ラッキーモチーフのお店だ。
コチラは北京の旗艦店でした。 -
スタッフさんがとても素晴らしかった。
私でもわかるようにゆっくりわかりやすい北京語で、
一つ一つ意味を説明してくれたり、すっかり長居。 -
中でもかぶりつき必至な北京風物詩シリーズ。
しばらく悩み倒したした挙句(お値段がオゥ…って感じなのでね)、
アノ人とコノ人を連れ帰りました。…おみや編にて。 -
人間観察するスキマもないほどだけど、
なんだかんだで楽しかったワ(単純)。 -
この通りの良いトコロ。
南羅鼓巷の東西にはたくさんの胡同が伸びていて、
黒芝麻胡同、、帽児胡同、、雨児胡同、、興味深いネーミングばかり。 -
すぐそばの喧噪とは別世界のいつもの生活。
でも観光客も流れてたくさん入ってくるんだろうなぁ。
(ワタシもそのひとりだな。) -
観光地と共存できているのかな、
この環境をどう思っているのかな、
なんて、またしてもぼーんやり。
=3=に続きまふ。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- こえださん 2017/12/01 20:31:47
- 字体も色も たまらんです。
- のっけから、ですが「ご近所胡同散策からスタート」の一文だけでも、ひたすら羨ましい…胡同が「近所」って言えるなんてさぁ、夢のような(笑)。
トップの写真のような風景が実在するんですもんね。豊かな街路樹が続いてて、その下を行き交う暮らしの姿があって。映画で憧れた風景でしかないのに、やっぱり(当たり前だけど)実在するんですね。あー歩きたい。前へ歩けず佇むしかないかもしれんけど。。。
素敵なマオカラーシャツのばあちゃん、の次の写真、【京城区史家胡同】、石板に彫られてるこの字体と緑色にノックアウトです。そうやって見てると(簡体字は苦手ながらも)惹かれる字体や、それが書かれてる板や字などの色って、魅力的なのが凄くたくさん。記事ラスト3枚上の赤地に白文字表示まで、あれもこれも。…どれか1枚外して、そーっと持ち帰ることが出来んやろか?…出来ちゃったら空港で呼び出しがかかったりして大変なことになるやろなぁ…等々真剣に思います。
…史家胡同博物館の窓枠越しの外の風景、「たまらん」 → はい、たまらんですね。
- keipandaさん からの返信 2017/12/03 18:14:48
- RE: 字体も色も たまらんです。
- こえださん
こんにちは!
胡同、かなり減ってきているとはいえ、まだまだ健在です。
一本路地に入るだけでタイムスリップ…ですね♪
胡同の名前を掲げた看板、むかしながらのものはホーロー製だそうです。
最近は新しいものにだんだん付け替えられてきているようですが、
赤字に白抜きの文字と、ところどころ剥げていたり、の
混じりっけなしのレトロが「たまらんがたまらん…」なんです。。
こえださんツボな緑の文字や、街路樹だったり、キーワードは「緑」ですかね。
香港も台湾もそうですが、中華圏はミドリが良く似合います。
緑ラー(ミドラー)としてはそこも萌ポイントですね(*´ω`)/
keipanda
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