イスラエル④（ガリラヤ湖周辺とゴラン高原）

2017/08/28 - 2017/09/08

3日目の行程はガリラヤ湖周辺の観光地を巡ると言う事で、あきさんにおまかせです。唯一のリクエストは、セントピーターズ　フィッシュと食べたいと言う事とワイナリー。

エリア ガリラヤ湖周辺(イスラエル)

ガリラヤ湖から昇る朝日。感動的でした。

本日の朝食会場は、う～んやっぱり食堂っぽいかな。
これは空いてますが、入った瞬間は団体さんで溢れていて、席を確保するのも大変なほど。戦闘態勢でした。

野菜もモリモリ嬉しいです。ここのレモン汁は絞り立てで、果肉まで入っていて新鮮そのもの、酸っぱくないです。

ここは乳製品と冷製のお魚、ジャムのコーナー。

温かい物のコーナー。この横に卵を焼いてくれるところがあります。
今回のホテルは全て卵を焼くコーナーがありました。

チーズの種類も豊富です。左端のカラフルなのもチーズ。

この右下の緑色は青唐辛子の酢漬け。毎食必ず出て来る物で本当に美味しい。全ての食材に合う万能調味料です。

さて、本日は連泊なのでパッキングがない！　楽チンだわ～。
まず最初は、ガリラヤ湖遊覧。　９：３０の予約だそうですが、着いたら丁度スタッフも到着。前方に停泊しているのが私達の船だそうで、こちらに来るのを待ちます。
水は、黒っぽく見えますが透明な水で、魚がウヨウヨいました。巨大なまずも。

来た来た、あれです。貸し切りだそうで、２人なのにすみません。

イエスの時代と同じ形の船だそうです。

ほとんど揺れず、快適です。

前方から同じタイプの船が。よく見ると日本の日の丸が！
船頭さん曰く、これが本当は私達が乗る船だったけど、私達が来る前にこの欧米のお客様達がいらしたので、急遽変更したそう。
　
この写真が撮れたから、結果オーライでしょ。日の丸格好良い。

私達のホテルを湖側から。
遊覧は大体30分ほど。

では、車に乗って出発です。

途中、マグダラと言う街を通過。車を停めるところは無いのですが、路肩に停めてくれました。

目的は、これ。

マグダラのマリアのお墓だそう。

ジノサールと言う村のガリラヤ奇跡センターに来ました。
世紀の発見と言われた、1986年にイエスの時代の船が発見され展示されている場所です。

これがその模型図。こういう船だったそうです。先ほどの船と似ている。
まず、日本語の字幕付きの映像で発見された時の映像やどうやって発掘したかを見ました。

なかなか発掘して、地上に持ち出すのに苦労された様です。結局発砲スチロールの様な物を船全体に吹きかけて、浮かせる様にして持ち上げたそうです。これを外すのも大変だったと思います。奥がその時の写真。

これが本物です。

この船は、部分ごとに違った木が使われていたそうで、どこがどの木材かという説明。

次は、山上の垂訓教会
お昼休みがあるそうで、閉まっちゃうかもとちょっと焦ってるところ。

大丈夫でした。

素敵です。

ここで８つの教えを集まった群衆に語りかけたところだそうです。
山上の垂訓教会てひくとその８つの教えが出て来ると思います。

その場面をイメージした感じですね。

下はガリラヤ湖。イエスがここまで登ってきたであろう、道も残っているそうです。

本当に綺麗な風景。

次は、パンと魚の奇跡の教会。
ここは火事になってしまって、新しく建てたそうでとても綺麗です。

中庭のお堀には色鮮やかな鯉が。

パンが５つと魚が２匹しかなかったので、集まった群衆を弟子達が解散させようとした。イエスがそれをとめて、祈りを捧げると皆に分け与えた。それで約5000人の人が満腹になった。という奇跡を起こした場所。

祭壇の下にこのモザイクがあります。黒くなった岩は、ここで魚を焼いたのだろうと言われている場所。
祭壇には近づけないので、手を思いっきり伸ばして撮った写真。

駐車場にザクロジュースが。
見つける度に飲んでます。US$2

続いて、聖ペテロ首位権教会

ハイラックスと言う小さいモルモットの様な小動物がいるそう。探したけど見つからなかった。

敷地が狭くて全体を写す事が難しい。

逆光なので、詳細がわかりづらいですが、これはこれで雰囲気があっていいかも。
イエスとペテロの像。

復活後のイエスがここで弟子達と食事をとったとされる岩。外からもつながっている天然の岩です。
「イエスがペテロに朝食を与えた」で調べるとが出てくと思います。

教会入口の扉

次はカペナウム。

入口にあった看板。銃はダメって、持ってる人いるの？

１０年以上前に、チェコのお店の入口でよく見かけたけど、久し振りに見ました。

これは、オリーブから油を絞っていた臼。

「イエスが歩いたであろう石段です。」と言われ、思わず触ってしまった。

ここがイエスが布教活動をメインで行っていたシナゴーグ。

ペテロの住居跡とされている所の上に聖堂が浮く様に建てられています。

教会内部。とても近代的。

中央はガラス張りになっていて、下にあるペテロの実家跡の遺跡が見られる様になっています。
まるでこの教会に守られている様。

これも逆光。
聖ペテロです。

足元に魚。

手には天国の扉の鍵。

かなり遅めのランチです。

リクエスト通り、セントピーターズフィッスを食べるべく、セントピーターズレストランへ。

湖畔にあります。

前菜はバフェスタイルで、好きな物を好きなだけ食べられます。
ここに来たからには全員セントピーターズフィッスでしょ！と思いきや、外人さんは結構お肉を食べている。魚が苦手なひともいる様です。

これはサービスで出して下さった、前菜達。

ジャーン、来ましたセントピーターズフィッシュ！

って、おかしいから。バターライスのセントピーターズフィッシュ添えになってるから。魚メインですよー！
あんまり美味しそうじゃないけど、めっちゃ美味かったです。皮パリパリで身はしっとり。念のためお醤油持って来たけれど（花ちゃんが）、不要なほど。

食後は40分ほどドライブして、ゴラン高原へ。
勿論、お休みなさい。

気がつくと、こんな風景。有刺鉄線一杯でドクロマーク。ヨルダン軍が撤退する時に、地雷をあちこち埋めていったそうで、まだ撤去できていないところは立ち入り禁止になってます。

車窓から撮ってるから、わかりづらいですね。

戦車発見！

お先です。

ゴラン高原の展望台に到着。
この白い建物群はUNDOF（国際連合兵力引き離し監視軍）と言う組織の建物で、日本の自衛隊も物資を運ぶ為に暫くいた時期もあるそうです。

写真だとわかりづらいですが、白い建物群のもっと奥に村があり、それはシリアの村で、今は無人だそうです。

この道路を北上すると、あの山の向こうはレバノン。

レバノン行ってみたいなぁ。

この先にイスラエルのスキー場もあるそう。

ここはシリアの領地でイスラエルが勝手に自国だと言っているそう。今返還協議が行われているそうで、もし返還と言う事になるとここはシリア領に。
複雑です。

帰りに、ワイナリーへ。

意外、意外、すごく綺麗で大きい。

イスラエルはもともとぶどうが栽培されていてワインも飲まれていたそうですが、アラブ人が入って来た事で全滅してしまったそうです。それを19世紀にロスチャイルド家が大規模投資でこの辺りにワイナリーをつくったそう。土壌やぶどうの品種も吟味して、美味しいワインというより、世界中のユダヤ人が飲めるワインをいうことで始まったらしいです。

US$3で３杯の試飲ができるそう。

暗くてわかりづらいですが、このガラスケースにワインのボトルが入っていて、ボタンを押すと一定量のワインが出て来る。
以前、船の中にもあった機械。懐かしい。

試飲ですが、乾杯！

折角ですから、ここで一番おすすめの赤ワインを頂きたい。
大きく「ヘルモン」「ガムラ」「ヤルデン」とあり、「ヤルデン」が一番おすすめと言う事でヤルデンから選ぶ。
次にぶどうの種類。メルロー、カベルネソービニヨン、シラー、マルベック
私達は、濃いフルボディーが好きなので、シラーとマルベックに。年代はお店の方のお任せ。若いさわやかな男性で、ワインオープナーをプレゼントしてくれました。

今日の観光も終了ー。ホテルに戻ります。

途中で、戦車置き場！！

ティベリア到着時は西側から入って来ました。今日は北側から入りますので、北側の海抜０mの看板。

車の後部座席からよくぞ撮れた！と自分で褒める。

この先、ヨルダン川と平行して走るそうですが、川は見えないそう。橋を渡って終わりでした。

そしたら、あきさんがちょっと戻って川の写真が撮れる場所に行ってくれたのです。
えっ、これ？　き、汚い・・・。

そこに家族連れが遊びに来ていて、とっても可愛かったので写真を撮らせてもらいました。

どこの国の方かわかりませんが、カメラを出して「OK?」って言ったら笑顔で頷いてくれたので良かった。

ホテルに着いて、一休み。

昨日のレストランで気になっていたステーキがあったので、またまた同じレストランへ。
シンプルな味付けで、大正解。美味しかったわぁ～。

で、お店のミランダカーちゃんと記念写真。

顔　ちっちゃっ。何等身かね。並ぶんじゃなかった。

と言う事で、本日もフラフラしながらホテルへ帰りました。お休みなさい。