北の国からを求めて～富良野・美瑛～その１　どうなる初めてのＬＣＣ編

2017/09/09 - 2017/09/12

私の旅はだいたいどこかで何か引っかかったから行きたくなったというのが多いけど、今回もそれ。
今年のお正月、暇すぎて初めて「冬のソナタ」という韓国ドラマを見ました。なるほど、こういうストーリーだったのね。
それが終わった後に始まったのが「北の国から～スペシャル編」。

その昔、「北の国から」というドラマがたいそう人気があったのは知っていたけど、連続ドラマって最初を見逃すと特に見たいという気にならないでしょ？ということで、見たことがありませんでした。まだビデオが一般的でなかった時代のこと。

今回スペシャル版を見たけど、何しろ本編を見たことがないので、途中に挿入される回顧シーンが意味不明、人物相関図がハテナ？いうことで、フジテレビオンデマンド1ヶ月無料視聴でしっかりと見ました。

スペシャル版では五郎さんがだんだんヘンなおじさんになっていくし、純君も蛍ちゃんも妙に不幸になっていくし、ストーリーが混沌としていくのに比べ、本編は子どもたちの熱演と富良野の景色が相まって「めでたし、めでたし」。

見終わった時には、

「富良野、行くべ」

「暑い夏に北海道に行って、メインランドの奴らをうらやましがらせるべ」

久しぶりに旭川の友人に会って、アラカン談義もしたいわ。
ということで今年の夏は、

　　　　　　　　ちょっと遅れた「北の国から」
　　　　　　　　　　　涼しい夏と美味いもん巡りの旅
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　それ　行ってみよ！

エリア 旭川(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー JRローカル ジェットスター
• 旅行の手配内容: 個別手配

旭川１泊４日の航空機＋ホテル１泊のツアーなら2万9,800円だったのですが、思いついた８月ではすでに満席。ANAやJALでは航空機代金だけで５万円行ってしまう、ということで、初めて国内LCCというものに乗ってみることにしました。旭川往復のLCCは高いので、成田→札幌往復です。海外LCCは10年前に沢山乗ったけど、日本のは初めてで勝手がわからない。ともかく一番安くて早朝でも深夜でもない時間帯のものを選びました。ジェットスターです。

そして初めて知った日本のLCC事情。

奥様ぁ！！
東京からのLCCって、成田から飛ぶってご存知でした？！
成田に第３ターミナルがあるってご存知でした？！

知らなかった～～！１時間ちょい飛ぶ飛行機に乗るのに、家から２時間かかるってそれどうよとは思ったけど、茨城空港と言われなかっただけマシか。

と言うわけで、次のミッション。

＜今回の行程＞　家→青春18切符→成田空港→ジェットスター→新千歳空港→青春18切符→旭川　

はい！東京から旭川まで青春18切符を利用してみました。特急を使っても、乗り継ぎの関係で到着が30分しか違わないのです。30分だったら18切符でいいべ。

ということでやってきました東京駅。11時過ぎの飛行機に乗るのに７時に家を出ました。早～い(＠_＠;)

これから乗るのは「成田エクスプレス」ではなく、「エアポート成田」という快速です。出るホームは一緒ですけど。

中近東っぽい外人さんが沢山乗っていました。途中成田駅で15分停車したら、キャリーを持った人たちが沢山成田駅で降りたのですが、みなさん、どちらに行かれるのでしょうか。

鉄道は第２ターミナルまでなので、第３ターミナルへはシャトルバス移動になります。迷わないよう、予習を重ねたけど、あちこちに表示や色分けされたサインがあるので迷いようがない。

第３ターミナルへは歩いた方がよい、と言うのは過去のこと。バスでの移動時間は２～３分。バスは次から次へと来る。シャトルバスに乗りましょう。

チェックインカウンターですが、前日にウェッブチェックインを済ませているのでスルー。航空会社の日程表には「ウェッブチェックインはできません」と書いてありましたが、アプリを落としてやってみたら「あら、できるじゃん」

何事も試してみようね。

予約の時に便を決めるだけで、他に何も聞かれないのが不思議でした。海外のLCCは荷物は何個だの、ペットは一緒だの、シニアかだのネット予約の時にいろいろ聞かれるのに何もない。はて？？

何だかわからないけど、私は荷物を預けることができず、手荷物２個のみ許されているということがわかりました。その総重量も７キロまで。重量チェックはすんごく厳しいらしい。機内持ち込みできる大きさのキャリーはそれだけで３キロあったのでボツ。結局大型リュックとショルダーバッグの２個を持ち込むことに。中身も削って削って４キロに納めた。もし帰りが重くなったら、追加料金払えばいいや、ということで。

でもね、100キロの人が７キロ持ち込むのと、50キロの人が20キロ持ち込むのでは意味が違うんじゃね？？おかしくね？？

友人が「第３ターミナルって倉庫みたいなんだって」と言っていたとおり、IKEYAの倉庫みたい。華々しさがまったくない。乗客も若い人たちばかり。まるでバスタ新宿。

まるでスーパーのフードコート。
朝４時から営業しているって。この朝定食に惹かれるわ。

厳しいと聞いていた手荷物重量チェックらしきものがまったくなく、何だか簡単にセキュリティが終わっちゃったよ。なんで？？釈然としないままセキュリティを通過。

ここで私は大きな間違いをしていたのです！！
いつもと同じようにペットボトルの水を捨て、セキュリティを通過したら給水器があるものと思っていたら、ない！ない！

さっきフードコートで食べた長崎ちゃんぽんの塩分が水分を要求するけど、たかが１時間40分の飛行時間だから無しでいいかと諦めたのですが。

成田第1、第2ターミナルに止まっている飛行機とはちょいっと違う飛行機が沢山。

バスで移動し、乗り込みます。
いいよ、これくらい。がんばるよ、安いんだから。

国内移動で飛行機を使うことがほとんどない（３年ぶり）のと、初めてのLCCなので、何でも物珍しい。購入できる飲食物、結構種類があります。

札幌駅発の快速岩見沢行きまで時間があったので、案内所に行って観光すべき場所など地図上に書いてもらいました。場所の名前は大体わかるのですが、位置関係がわからず、この地図がこの旅行手放せなくなりました。

この道順で走ればいいのね。

北海道旅行に来ている友人とちょうど入れ違いになるスケジュール。「これ、激うま！！爆買いした！！」のLineが入り、さっそく札幌駅の売店で購入。

駄菓子のレベルじゃない！
内村君も食べたかしら。内村家には段ボールで送られているわよね、きっと。

岩見沢でローカル電車の待ち合わせのため下車。外に出てみたら、「空そば祭り」なる催しが開催されていました。

どうやらそばの愛好家たちがグループを作ってそばを提供しているようです。

http://iwamizawa-kankou.jp/event/%E7%A9%BA%E3%81%9D%E3%81%B0%E3%81%BE%E3%81%A4%E3%82%8A/

「辛みそば」500円也をいただきました。冷たいおそばです。

ん～、可もなく不可もなく。もうちょっとおつゆが欲しい。
岩見沢から旭川まではローカル列車です。純君もこの電車に乗ったのかしら。

友人が旭川駅まで迎えに来てくれていました。８年ぶりの再会です。
初めて旭川に来たのが14，5年前かな。10月で、朝、ものすごく寒かったのを覚えています。駅も相当変わりました。

土曜のせいか、駅前のホテルがほとんど満室でちょっと離れたところにある「ビジネスホテル飛鳥」に宿泊。三六からタクシーで７～８分。夜間割り増しで860円でした。三六って「さぶろく（じゅうはち）」だと思っていたら、「さんろく」でした。友人に何度も「さんろくだよヾ(ｰｰ )ｫｨ」とツッコまれ続け。

この夜は友人と、久しぶりの再会で一献。