2017/09/09 - 2017/09/12
863位(同エリア1779件中)
chikiroomさん
- chikiroomさんTOP
- 旅行記79冊
- クチコミ83件
- Q&A回答11件
- 128,765アクセス
- フォロワー28人
富良野という地名をここまで有名にしたのは間違いなく倉本聰さんでしょう。放映から36年経って初めて見た「北の国から」の本編。故伊丹十三さんも出演していたのですね。しかもご夫婦で。伊丹ファンとしてはビックリ嬉しい。
なぜ36年経って本編を見る気になったかというと、息子その2が子供の頃の純君そっくり。平成生まれの彼は「北の国から」を知らない世代ですが、学校の先生たちから「純君」と呼ばれていました。小学生の純君が生き生きと動いているのを見ると、幼かったその2がそこにいるよう。(息子その2は生きてます!)
大人になった純君が不幸になっていくのを見ると「倉本センセイ!うちの子にヒドイじゃないか!」といつも思う。
その2とそっくりな純君が過ごした富良野の自然に触れたくて、ミーハーと呼ばれようがかまわずやってきた麓郷。
幼なかった息子その2に再会するための旅の始まりです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- 楽天トラベル
-
昨日の腹痛はまだ尾を引いて、万全とは言えない腹具合。でも、この健康的な朝食を見たら、モクモク食欲がわいてきて、結局鮭の皮だけ残して完食。
8時前には同宿の方たちが次々と出発していかれます。ツーリングの方から「富良野マクドナルドの隣にあるスーパーで富良野野菜や果物をたくさん買ってそのまま送った。東京まで20キロで1400円だった。東京に帰ってから、北の恵みを毎食食べられる。楽しみ♪」という耳より情報を伺いφ(.. )メモシテオコウ
こういう庶民的な情報交換がこのアットホームな宿のいい点だよねぇ。
宿のオーナーさんから「明日から3日間、道内雨が降り続く予報」と伺い、観光する予定のところは全部今日中にまわることにしました。 -
宿を出て富良野ナビの案内してくれる方へ走ると、この「ベベルイの湧き水」小屋が。空のペットボトルへ給水。
-
向かうは「青い池」。ベベルイからは旭川方面に戻る感じになります。途中、観光バスと何台もすれ違いました。
「『青い池』は土日は車の渋滞で待ち時間がすごいから、土日の午後は止めた方がいいですよ」と観光案内所の方からアドバイスをいただいていたので、今日にしたのです。 -
森の中に忽然とこの青い色の池ができるって、神秘的。
角度によって色が変わるのですね。 -
平日午前中のせいか、それほど人は多くありませんでした。
大陸の方たちが観光バスで来ていましたが、以前より静かに観光するようになった気がします。 -
「青い池」の近くにある「白ひげの滝」。車で4分。
見物はこの滝だけでなので、時間はかかりません。夏に来たら爽やかだろうなぁ。
ここは白銀温泉のあるところ。いかにもな温泉ホテルが沢山ありました。 -
「ファーム富田」に行く途中にある「フラワーランド」。無料です。ここは観光案内所の方のお勧めだった場所。観光する人は数人のみで、静かな場所です。
休憩所も沢山あり、ゆっくりお花見物ができます。紫色の花は遅咲きのラベンダー? -
遠くに十勝連峰が見え、花も沢山咲いていました。
なんだかここでまったりしたいなぁ。
売店でカフェオレを注文したら、丁寧に作ってくれました。 -
こちら「ファーム富田」は沢山の人でにぎわっています。
-
お腹が本調子ではないので、昼ご飯はこのメロンタルトとメロンパンで済ませました。
しかしながら、このメロンタルト、おちょぼ口の私が3口で食べられる大きさ。
選択に失敗したなと食べながら思った。 -
平原を旭川方面に走る2両の列車。
旭川の看護学校に通っていた蛍ちゃんもきっと乗ったよね。 -
「風のガーデン」に行く途中、このような花畑がいくつかありました。
ラベンダーの季節は匂いでむせかえるのかしら。
ふとケン・ソゴルを思い出したりして。
↑これがわかった人は同年代 (*゚v゚*) -
「風のガーデン」がある「新富良野プリンスホテル」へ行きます。
ホテルの駐車場へ車を止めて、チケット800円也を買いました。 -
入口から10人乗りくらいの車で1~2分。ガーデンまで連れて行ってくれます。
-
「今咲いている花はこれです」の看板。
-
この写真を見たら、「イギリス?」と見えそうなほどの完璧なイングリッシュガーデン。
-
9月の北海道はもうシーズンオフ。営業していない店がちらほらと。
「蛍のそふとくりん」って食べてみたかった。 -
実は私、「北の国から」を見た後「風のガーデン」に取りかかったのですが、時間がなくて5話までしか見ていないのです。というわけで、お話の途中までしか知りません。
「風のガーデン」は、女たらしの麻酔科医がガンに侵され、死ぬ前に別れた子供たちに会いたいと、故郷の富良野へ帰ってくるというお話。
下の子どもは知的障がいがあり、お姉ちゃんと一緒にこの「風のガーデン」のお世話をしています。彼は風のガーデンにいた父に会っても、それが父だということに気付かず、「大天使ガブリエル様」だと思い込みます。
というわけで、この大天使ガブリエル様は、髪が中井貴一と同じ七三分けです。 -
ガブリエル様から見たガーデン。
-
本当の天使になったガブリエル様は、風に吹かれてガーデンで寝転んでおります。
-
どこを見ても絵になり、全部写真に残しておきたいほどの庭園。
なんだかうるっとしてきました。 -
作業をしていた女性に伺いました。
「秋に来たら夏の花は見られない。でも夏は秋の花が見られないんです」
華やかな夏の花はないけれど、日本で一番早く秋が来る北海道で見る初秋のガーデン。
「秋でよかった」と思いました。
女性に「別の季節にまた来ます!」と言ったら、ぱあっと破顔になって「ぜひ!!」と。 -
帰る送迎車の中で、運転手さんが「春になって一番最初に出てくる草は全部取るんです。二番目に出る芽を成長させるために」とのことでした。
この広大なガーデンの草を全部取るって、大変な作業です。
「このきれいな庭を造るために、途方もない地道な作業をしているんです」
それで、このガーデンは春、夏、秋と、姿を変えて私たちを感動させてくれるわけですね。
ところで、友人は私が一昨日もう少し早く旭川に到着したら、「『上野ガーデン』に一緒に行こうと思ってた」と言っていました。4トラに「『風のガーデン』よりも『上野ガーデン』の方がよかった」との口コミをみて、「上野ガーデン」にもぜひ行ってみたくなりました。
またも一度来るために、思い残しは作っておきましょう。 -
あちこちでまったりしていたために、「北の国から」巡りの時間が少なくなってしまいました。
アセアセと車を麓郷に向けて走らせました。途中、「空知川イカダ下りレース」があった空知川や、一家が汽車を降りた布部駅への案内標識がありましたが、もう時間が押しているのでパスです。
撮影に使われた家がある場所がわからないのですが、ナビにでていた「拾って来た家」に行ってみます。「こういうものがあるよ」というのはわかるのですが、どの順に回ったらよいのかがわからない。
「拾って来た家」のところにあった「北の国からスペシャル版~遺言」の碑。
しかしながら「スペシャル版~遺言」は甚だ評判が悪い。昨日同宿した方と「あれはわけわかんなかったね~」
場所が富良野でなかったからでないかい?
入場は3か所まわると1200円。一か所ずつだと500円。
とにかく位置関係がわからず、遠いんだか近いんだかもわからなかったので、「もう時間がないので一か所だけになるかも」と、個別に買ってしまいました。余計に払った分は家の保存のために使ってください。 -
その「拾って来た家」です。
倉本聰さん、廃品で家を作ったり、純君を市役所のゴミ収集員にしたり、なんでも捨てて新しいものを買うという現代に「ち~が~う~だ~ろ~!」ってアンチテーゼを投げかけているんでしょう。 -
夏はいいけど、冬はどうかな~。ここいらは一等の厳寒地ですよ。
-
チケットを買うときにもらった地図に、ドラマで使われた場所がいろいろ書いてありました。先にこの地図をもらってたら、3か所巡りチケットを買ったのにさぁ(#゚з゚#)ブー
その地図にあった「中畑木材店」のそばにあった麓郷のバス停。よくこのバス停からバスに乗ってたよね~。
中畑木材店は、ちゃんと「中畑木材店」の看板がかかっていました。 -
二か所目。麓郷の森です。
-
家が火事で焼けた後に住んだ家。屋根には純君が作ったタケコプターみたいな風力発電装置がついています。
-
五郎さんが作った丸太小屋。
-
その中。
昨日同宿した方が「悲しくなるくらい荒れ果てていた」と仰っていたので、覚悟して来たのですが、その覚悟のせいか、それほどヒドイとは感じませんでした。 -
今も五郎さんが住んでいることになっている「石の家」。
-
その中。五郎さんがよくお風呂で寝て溺れそうになっていたので、そのお風呂を探したのですが、見つけられませんでした。遠くにお風呂を作ってたけど、毎日あそこへは行けないよね。
石造りのペチカ。趣があります。 -
「このシーンの場所はここですよ」看板。
スタンプラリーみたいな感じになっていて、その場所にスタンプが置いてあるようですが(中畑木材店にもある)、日が暮れる前に宿につきたいので(理由はこちら https://4travel.jp/travelogue/11291687)、また思い残しリストに入れておきます。 -
一か所だけ、ふたりが通った分校に行ってみました。今は集会場になっていますが、ちゃんと「中の沢小学校分校」の看板がかかっています。
ところがです、北の国から家巡りの後、この分校を目指したのですが、遠い!
しかも「本当にこの道でいいのかしらん・・・」という不安がずっとつきまとうドライブ!あのニューメキシコの彷徨がよみがえる。
この道は、酪農場にいた方に「ずーっと真っすぐで不安になったら、道端にピカピカ光る目印があるから」と教えていただいたので、その通りに走りました。ご一家で酪農を営んでおられる様子。猫を沢山飼っておられて、ほっこりしました。 -
そして秋の日は容赦なく落ちていき、薄暗くなった頃、やっとたどり着いたのはツーリングの方の教えていただいた「富良野マクドナルドの隣のスーパー」。
それは「エーコープフォーレスト店」でした。どうせなら北海道土産も一緒に買って送ってしまおうと、お店の方に「フラノマルシェ」を紹介していただいたのですが、私が欲しかった白いブラックサンダー他の商品が無く、結局ここで富良野の食品を買い込んで、スーパーの方に10キロ千円で送っていただきました。コーンが入るとクール便になるとのことだったので、コーンだけは手荷物です。
この富良野野菜ソース、ただいま我が家の食卓で大活躍しております。
ホワイトコーン、絶品だった! -
「富良野市内限定販売」のワインもしっかり梱包されて届きました。
富良野農協のみなさま、ありがとうございました! -
完全にどっぷり暗くなってからの宿探し。
しかし、本日の宿「ペンションラベンダー」はエーコープフォレスト店からはさほど離れておらず、無事に到着。だってこの場所、新富良野プリンスホテルに行くときに通ったんだもの。
宿に着いたらオーナーさんから「今日は貸し切りですから、どこでもお好きな部屋をどうぞ」と言われまして。
宿泊者は私ひとりσ(・・?)
バス無しの部屋からバス付の部屋へアップグレードされました(o^∇^o)ノ -
この広いリビングルームを独り占め。スキーの後、このストーブにあたったら温いだろうなぁ。
付近にあまり食事のできるところはないと電話で伺っていたので、フォレストで買ってきたお寿司をこのリビングでまったりテレビを見ながら食べました。
お昼を軽くしたせいか、やっとお腹が治ってきました。 -
ベッドの枕元にはアロマランプが。ラベンダーのポプリは無料でいただけます。
-
窓の外に富良野の街灯りが見えます。
ラベンダーの香りに包まれながら、純君や蛍ちゃんが見た街灯りと同じ灯の中で、今日は終了です。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 北の国からを求めて~富良野・美瑛~
0
41