ポルトガル一人旅・コインブラ その2

2016/10/27 - 2016/11/03

ボルトガル旅行から早いもので一年。日々の忙しさから旅行記も止まったまま。思い出はセピア色になりかけているけれど、再び書いてみようと思う。

エリア コインブラ(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 4.0

新カテドラル修道院を見学後、同修道院を右手に見てまっすぐ進むと、通りの突き当たりにエレベーターがあります。エレベーターは高台から下へ降りることができます(有料)。
降りて左の路地をいくとサンタクルス修道院。
そして、コインブラのメインストリートに出ます。
な～んだ、こんなに楽々移動できたのなら、大学まで急な坂を歩かなくても良かったのに…、と残念がる私でした。

気を取り直して、サンタクルス修道院の内部へ。赤いパイプオルガンが素敵です。こじんまりしていて可愛らしいオルガンでした。

メインストリートでは、コインブラ大学の学生さんたちが歌と演奏で大盛り上がり！通行人も拍手喝采、アンコールもあって楽しかった。みんな、ノリノリでしたよ。ありがとう！サービス精神旺盛な学生さんたち。

この方たちはプロみたい。

メインストリート。

ウィンドウには美味しそうなお菓子が。

よく見ると見覚えのある金平糖じゃありませんか。これが金平糖の語源になった"コンフィート"
ですか～。へぇ～。
ところが、今ではポルトガルでも、ここコインブラとあと一ヶ所の街でしかお目にかかれないらしく。もちろん、お土産に沢山買いました。
日本のより硬くて、お口の中で溶かして食べるキャンディといったところでしょうか。お味は、素朴で懐かしい、金平糖そのものでした。

夕方になり少し疲れたのでホテルに戻り一休み。
あまり遅くならないうちに夕食に出かけましょう。
写真はピントがずれていますがポルタジェン広場です。

ライトアップされたコインブラ駅。

さあ、本日の夕食はアデガ・パソ・ド・コンデ。
恐る恐る中へ入ったら、マスターとご家族や従業員さんたちが仕事前のまかないを頂いている最中でした。予約していないけど…と聞いたら、マスターはにっこりと微笑み、「もちろんOKさ！」と言ってくれました。ポルトガルでの夕食をレストランで頂くのは今日が初めて。かなり緊張していたと思う。そんな私にマスターは明るく振る舞って下さり嬉しかった。

一人だし、夜だからどうしょうか迷ったけれど、ポルト近辺の地酒というので思いきって注文しました。ワイン、やっぱり好きだな～。美味しい！

魚介と野菜のスープ

じゃがいもと干しだらのグリル。干しだらというわりには味は薄め。もっと塩がきいているのかと思った。戻したたらをオリーブオイルを振りかけて炭火で焼いたと思われます。ポルトガルの名物料理です。肝心のお味は、う～ん、人によって好みは別れるかな？私は嫌いじゃないです。

それより、何よりもマスターの明るさと、ろくに英語すら話せない私への気遣いで心は暖かくなりました。私にとっては最高のご馳走となりました。ありがとう。

さあ、一晩あけて、いよいよリスボンへ向けて出発の朝。見事な朝焼け。出発までにまだ時間がある。早起きして対岸へ渡ってみよう。

今朝はみごとな青空。眩しい～。

サンタ・クララ橋を渡りモンテゴ川をはさんだコインブラの街。気持ちいい～！

アストリアホテル近くの並木道。秋だから、葉がちらほらと枯れ始めています。

それにしても、ボルトよりも冷える朝。
早く戻って朝ご飯食べよ～

まだ早い時間だったからお客さんは少なかった。
古いけど味わいがあるな～。このホテルは。

パンが山ほど置いてありました。

いよいよ、リスボンへ向けて出発。

コインブラ駅内部です。発着場は小さいから乗り場はすぐに分かります。

では、出発～。

さようならコインブラ！