沖縄最北の離島　伊平屋島

2017/08/22 - 2017/08/22

本部半島の奥にある運天港からフェリーで８０分ほどかかる沖縄最北の有人離島。
北端は与論島より北にあたる。
那覇から運天港までは２時間ほどかかるから、もしかすると県庁から一番遠い島かも。

エリア 沖縄

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 2.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: その他
• 旅行の手配内容: 個別手配

運天港。
馬琴の椿説弓張月では、源為朝が嵐の中この港にたどり着いたとされる。
もちろんこれはフィクションだがそれほど古い歴史を持つ港である。
いまはここから伊平屋、伊是名の2つの島にそれぞれフェリーが出ている。

運天港 乗り物

300名乗りの大型フェリー「フェリーいへや」。

運天港 乗り物

しばらくすると伊是名島が見えてきた。
琉球王朝第二尚氏の祖尚円の生まれた島。

伊是名島 自然・景勝地

続いて現れたのが沖縄最北の有人島、伊平屋島。
こちらは琉球王朝第一尚氏のご先祖の出身地だ。

伊平屋島 自然・景勝地

港についた。
この島に来るのは初めて。

伊平屋島 自然・景勝地

村のスタッフが連れて行ってくれたのは島の北部にあるクマヤ洞窟。

クマヤ洞窟 自然・景勝地

この割れ目の先に洞窟が広がっているらしい。

クマヤ洞窟 自然・景勝地

ひと一人がようやく入れる狭い割れ目をすり抜ける。

クマヤ洞窟 自然・景勝地

入り口をふりかえるとこの狭さ。

クマヤ洞窟 自然・景勝地

中には意外に広い空間が。

クマヤ洞窟 自然・景勝地

江戸時代の国学者藤井貞幹が「衝口発」という書物でこの洞窟が天の岩戸であると発表。本居宣長はこの説に猛反対だったとのこと。
これが御神体でしょうか。

クマヤ洞窟 自然・景勝地

中から外を見ると幻想的な光が。

クマヤ洞窟 自然・景勝地

港に戻り、ワークショップを開催します。

伊平屋島 自然・景勝地

4時間ほど島おこしのディスカッション。

伊平屋島 自然・景勝地

終わってから海の幸を堪能。

海産物料理 海魚 グルメ・レストラン

驚いたのは、このイソアワモチと野菜の炒め物。
イソアワモチはウミウシのことのようだ。
意外にちゃんと食べられる。

海産物料理 海魚 グルメ・レストラン

伊平屋島は宿泊施設がどこに行っても貧相。
なかなか観光客は呼び込みにくい。

ホテル にしえ 宿・ホテル

伊平屋島と橋でつながっている野甫島。
隆起珊瑚の島だ。

伊平屋島 自然・景勝地

朝一番のフェリーで戻ろう。

伊平屋島 自然・景勝地

海風が気持ちいい。

伊平屋島 自然・景勝地

運天港を見下ろす道の駅。
本部半島と屋我地島に挟まれた羽地内海。

DRIVE IN リカリカワルミ グルメ・レストラン

古宇利島に渡るとオーシャンタワーが。
伊平屋島の産品の売り場を探そうとお土産売り場をチェック。

古宇利島 自然・景勝地

自動運転の車に乗って上を目指す。

古宇利オーシャンタワー 名所・史跡

はるか古宇利大橋の向こうに屋我地島が見える。
この橋の下の海はいつも美しい。

古宇利オーシャンタワー 名所・史跡

オーシャンタワー下の売店。恋の聖地とあって恋愛ネタのグッズがいっぱい。

古宇利オーシャンタワー 名所・史跡

こちらは名護にある道の駅。
ここにはすでに棚があった。

羽地の駅 やんばるたまご 道の駅

産品も並んでいる。
おもてなしを意味する「いへやじゅうてー」の紺のバナーが伊平屋産品の目印。

羽地の駅 やんばるたまご 道の駅

やんばるの野菜をたっぷり食べられるしゃぶしゃぶの店でランチ。

パーラーバオバブ グルメ・レストラン

ということで、那覇から帰路につく。