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7月10日はゼヴェンヒュッテ(Sewenhü t t e、2150m)を目指す。昨年、お隣のスストリヒュッテ(Sustlihü t t e、2257m)からこのヒュッテを目指す予定だったが、降雨のため、スストリヒュッテだけの往復になった経緯がある。天候はもうひとつなので眺望等はどうだろうか?

スイス・ハイキングの旅 2017夏(6) (ゼヴェンヒュッテ往復)

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2017/07/10 - 2017/07/10

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ロク69

ロク69さん

7月10日はゼヴェンヒュッテ(Sewenhü t t e、2150m)を目指す。昨年、お隣のスストリヒュッテ(Sustlihü t t e、2257m)からこのヒュッテを目指す予定だったが、降雨のため、スストリヒュッテだけの往復になった経緯がある。天候はもうひとつなので眺望等はどうだろうか?

旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
鉄道 高速・路線バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 本日のルート。バスでゴレツメッテルン(Gorezmettelen、1560m)まで行き歩き始める(9:35)。左上の直進ルートは、誤って最初に進んだコースで往復40分を掛けて出発点に戻ったものだ。

    本日のルート。バスでゴレツメッテルン(Gorezmettelen、1560m)まで行き歩き始める(9:35)。左上の直進ルートは、誤って最初に進んだコースで往復40分を掛けて出発点に戻ったものだ。

  • バスを降りるとすぐに目指すヒュッテの大きな看板が目に入る。10名前後の人たちが集まって打合せをしている。

    バスを降りるとすぐに目指すヒュッテの大きな看板が目に入る。10名前後の人たちが集まって打合せをしている。

  • さらにその横には大きな岩にペンキで印がある。

    さらにその横には大きな岩にペンキで印がある。

  • この看板や岩を右手に見ながら轍のある緩やかな道を進む。しかし、このコース選択が大きな間違いであったと後に気付く。<br />中央奥の三角ピークは、ケェファドシュトック(Chü fad s t o c k、2796m)、右端のピークはユズファドシュトック(Juzfadstock,2771m)、そのすぐ左の平らなピークはクリ・シュパンノート(Chli Spannort、3140m)だ。

    この看板や岩を右手に見ながら轍のある緩やかな道を進む。しかし、このコース選択が大きな間違いであったと後に気付く。
    中央奥の三角ピークは、ケェファドシュトック(Chü fad s t o c k、2796m)、右端のピークはユズファドシュトック(Juzfadstock,2771m)、そのすぐ左の平らなピークはクリ・シュパンノート(Chli Spannort、3140m)だ。

  • ずっと轍の道を疑いもなく進む。

    ずっと轍の道を疑いもなく進む。

  • 川(Gorezmettelenbach)沿いの道を進みつつ振り返ってみる。中央奥のピークはシュトゥクリシュトック(Stucklistock、3313m)、すぐ右はグロス・グレイセンホルン(Gross Greissenhorn、3202m)だ。一番高度のあるフレッキシュトック(Fleckistock、3417m)は雲の向こうで見えない。

    川(Gorezmettelenbach)沿いの道を進みつつ振り返ってみる。中央奥のピークはシュトゥクリシュトック(Stucklistock、3313m)、すぐ右はグロス・グレイセンホルン(Gross Greissenhorn、3202m)だ。一番高度のあるフレッキシュトック(Fleckistock、3417m)は雲の向こうで見えない。

  • その拡大。雲とガスで明瞭な眺望にはならない。

    その拡大。雲とガスで明瞭な眺望にはならない。

  • 緩い勾配のコースに疑問を抱き始めたころ、牛がたくさん集まっている場所にやってきた。

    緩い勾配のコースに疑問を抱き始めたころ、牛がたくさん集まっている場所にやってきた。

  • 道路はたくさんの牛の排泄物とぬかるみで歩きにくい。

    道路はたくさんの牛の排泄物とぬかるみで歩きにくい。

  • 酪農小屋があって通り過ぎると、道が分からなくなってくる。ちょうど、小屋の人たちがトラックでやって来たのでコースを尋ねると、最初から間違った道を歩いていると教えられる。バス停の横の大きな岩を左手ではなく、右手を進むべきだと言われてやってきた道を戻る。

    酪農小屋があって通り過ぎると、道が分からなくなってくる。ちょうど、小屋の人たちがトラックでやって来たのでコースを尋ねると、最初から間違った道を歩いていると教えられる。バス停の横の大きな岩を左手ではなく、右手を進むべきだと言われてやってきた道を戻る。

  • 振り出しのバス停に戻ると、我が家が入っていった入り口には進入禁止のバー(跳ね上げ式)がある。先ほどトラックでやってきた酪農の人たちが設置したようだ。正しいコースを登り始める(10:15)とシュトゥクリシュトックが木々の間に見える。結局、往復40分掛かって戻ってきたことになる。

    振り出しのバス停に戻ると、我が家が入っていった入り口には進入禁止のバー(跳ね上げ式)がある。先ほどトラックでやってきた酪農の人たちが設置したようだ。正しいコースを登り始める(10:15)とシュトゥクリシュトックが木々の間に見える。結局、往復40分掛かって戻ってきたことになる。

  • バス道路を見ると多くの牛たちがいる。先ほどの牛舎で見た牛たちが運ばれて道路を歩いているようだ。

    バス道路を見ると多くの牛たちがいる。先ほどの牛舎で見た牛たちが運ばれて道路を歩いているようだ。

  • 正しいルートには、可愛らしい道標の杭が随所に立っているので、安心して進むことができる。

    正しいルートには、可愛らしい道標の杭が随所に立っているので、安心して進むことができる。

  • 進む左手後方には、右から尖がったピークのスステンロッホシュピッツ(Susutenlochspitz、2917m)、鞍部を経て丸い山はオーバーホイウベルグ、Oberheuwberg、2785m)が霞んだ空気の向こうに見えている。

    進む左手後方には、右から尖がったピークのスステンロッホシュピッツ(Susutenlochspitz、2917m)、鞍部を経て丸い山はオーバーホイウベルグ、Oberheuwberg、2785m)が霞んだ空気の向こうに見えている。

  • さらに高度が上がって、山々の連なりがはっきりとしてくる。右の鋭いピークがウェンデンホルン(Wendenhorn、3023m)、左にフュンフフィンガーシュテック(Fü n f f i n g e r s t ö c k、2993m)の連山、次の尖がりがスステンロッホシュピッツ、オーバーホイウベルグと続いている。山腹にはスステンパスに向かうバス道路が白く見えている。

    さらに高度が上がって、山々の連なりがはっきりとしてくる。右の鋭いピークがウェンデンホルン(Wendenhorn、3023m)、左にフュンフフィンガーシュテック(Fü n f f i n g e r s t ö c k、2993m)の連山、次の尖がりがスステンロッホシュピッツ、オーバーホイウベルグと続いている。山腹にはスステンパスに向かうバス道路が白く見えている。

  • 同じ方向の眺め。高度が上がって、一番高いウェンデンホルンの右手にやっとワッセンホルン(Wassenhorn、2930m)の頂部も見えてくる。地図では別名フュンフフィンガーシュトック(Fü n f fingerstock)とも記されている。

    同じ方向の眺め。高度が上がって、一番高いウェンデンホルンの右手にやっとワッセンホルン(Wassenhorn、2930m)の頂部も見えてくる。地図では別名フュンフフィンガーシュトック(Fü n f fingerstock)とも記されている。

  • さらに右手の山山の展望も開けてくる。谷奥の左から、マーメッツプラングシュトック(Murmetsplasnggstock、2864m)、ついで鋭い2つの岩峰のトロッツィプラングシュトック(Trotzingplanggstock、2954m)とヴィッケルプラングシュトック(Wichelplanggstock、2974m)連なり、グラッセングラート(Graseengrat)の連なりと続く。

    さらに右手の山山の展望も開けてくる。谷奥の左から、マーメッツプラングシュトック(Murmetsplasnggstock、2864m)、ついで鋭い2つの岩峰のトロッツィプラングシュトック(Trotzingplanggstock、2954m)とヴィッケルプラングシュトック(Wichelplanggstock、2974m)連なり、グラッセングラート(Graseengrat)の連なりと続く。

  • 小屋には11:35に到着、最初の歩き始めから丁度2時間、再出発からは1時間20分だった。上部の雲は厚いが山並みは何とか見えている。

    小屋には11:35に到着、最初の歩き始めから丁度2時間、再出発からは1時間20分だった。上部の雲は厚いが山並みは何とか見えている。

  • 谷向こうの山々の様子。アルペン的な雰囲気があるグラッセングラートの山並みは素敵だと思う。

    谷向こうの山々の様子。アルペン的な雰囲気があるグラッセングラートの山並みは素敵だと思う。

  • 小屋の背後の眺め。たぶんこの山はゼヴェンケーゲル(Sewenchegel、2400m)と思われる。

    小屋の背後の眺め。たぶんこの山はゼヴェンケーゲル(Sewenchegel、2400m)と思われる。

  • ヒュッテの銘板。新しい感じのするきれいなものだった。

    ヒュッテの銘板。新しい感じのするきれいなものだった。

  • 内部の様子。木の基調が懐かしく落ち着ける空間になっている。

    内部の様子。木の基調が懐かしく落ち着ける空間になっている。

  • 同じく配膳室の入り口付近。まだ新しい感じの雰囲気がする。

    同じく配膳室の入り口付近。まだ新しい感じの雰囲気がする。

  • 外のテラスでビールと赤ワインで乾杯。山と氷河、山小屋をあしらったビールのラベルが楽しい。

    外のテラスでビールと赤ワインで乾杯。山と氷河、山小屋をあしらったビールのラベルが楽しい。

  • スープも追加して持参のおにぎりとサンドウィッチで昼食にする。スープはコンソメ味で温かくて嬉しい。

    スープも追加して持参のおにぎりとサンドウィッチで昼食にする。スープはコンソメ味で温かくて嬉しい。

  • 小屋から南方向の眺め。上部は雲で覆われて肝心の山(フレキシュトックなど)は見えない。

    小屋から南方向の眺め。上部は雲で覆われて肝心の山(フレキシュトックなど)は見えない。

  • バスで登ってきたマイエンタール(Meiental)の眺め。はるか向こうに聳えるのはリエンツェンシュトック(Rienzenstock、2957m)の山並みだ。

    バスで登ってきたマイエンタール(Meiental)の眺め。はるか向こうに聳えるのはリエンツェンシュトック(Rienzenstock、2957m)の山並みだ。

  • 小屋の前にある小さな池で子供たちが楽しそうに遊んでいる。

    小屋の前にある小さな池で子供たちが楽しそうに遊んでいる。

  • 50分の休憩ののち、12:25に出発する。ヒュッテをもう一度眺めておく。

    50分の休憩ののち、12:25に出発する。ヒュッテをもう一度眺めておく。

  • 下り道は速い、どんどん降っていく。前方にはゼヴェンアルプ(Sewenalp、2089m)の無名池が見えるが、手前を右折して進む。

    下り道は速い、どんどん降っていく。前方にはゼヴェンアルプ(Sewenalp、2089m)の無名池が見えるが、手前を右折して進む。

  • ヒュッテを少し下から見上げる。空は雲が広がってきたようだ。

    ヒュッテを少し下から見上げる。空は雲が広がってきたようだ。

  • 谷向こうの眺め。こちらはやや明るいが、見通しはあまりよくない。

    谷向こうの眺め。こちらはやや明るいが、見通しはあまりよくない。

  • バス道路まで出てきて、谷奥方向へは行かず降りの東方向へ歩く。

    バス道路まで出てきて、谷奥方向へは行かず降りの東方向へ歩く。

  • ところが降って行く方向に、バス停はなかなか現れない。右下の川底にスイス国旗が上がるレストランらしき建物が見えたが、また戻ってくるのに一苦労しそうなので、立ち寄らずにそのまま歩いていく。

    ところが降って行く方向に、バス停はなかなか現れない。右下の川底にスイス国旗が上がるレストランらしき建物が見えたが、また戻ってくるのに一苦労しそうなので、立ち寄らずにそのまま歩いていく。

  • バス道路を15分歩いてやっとフェルニゲン(Fä r n i g e n、1467m)のバス停に着いた(13:58)。リエンツェンシュトックの山並みがはるかに望まれる。あとで調べると谷奥へ向かったほうが半分くらいの距離でバス停(朝下車したゴレツメッテルン)があったようだ。

    バス道路を15分歩いてやっとフェルニゲン(Fä r n i g e n、1467m)のバス停に着いた(13:58)。リエンツェンシュトックの山並みがはるかに望まれる。あとで調べると谷奥へ向かったほうが半分くらいの距離でバス停(朝下車したゴレツメッテルン)があったようだ。

  • バスを待つ間に谷奥の山々を眺める。雲が多くフュンフフィンガーシュテックも辛うじて見える程度だ。

    バスを待つ間に谷奥の山々を眺める。雲が多くフュンフフィンガーシュテックも辛うじて見える程度だ。

  • 雲の流れが速く、やっと雲が切れた瞬間をとらえる。右からウェンデンホルン、フュンフフィンガーシュテック、スステンロッホシュピッツが雲間に見えている。幻想的な雰囲気を作っている。<br />14時50分のバスでゲッシェネンまでもどり、列車に乗り換えてアンデルマットに帰った。

    雲の流れが速く、やっと雲が切れた瞬間をとらえる。右からウェンデンホルン、フュンフフィンガーシュテック、スステンロッホシュピッツが雲間に見えている。幻想的な雰囲気を作っている。
    14時50分のバスでゲッシェネンまでもどり、列車に乗り換えてアンデルマットに帰った。

  • 夕食は、パクチーのフォー、ラム肉の野菜炒め、きうりサラダ、ビール、赤ワインだ。<br />本日の全行動時間は4時間23分、休憩50分、実動3時間33分、登り600m、降り700m。雲が多い一日だったが、山々の眺望はまずまずで満足のいくハイキングだった。最初のコース間違いは、不注意極まりないもので慎重に行動すべきだと反省する。

    夕食は、パクチーのフォー、ラム肉の野菜炒め、きうりサラダ、ビール、赤ワインだ。
    本日の全行動時間は4時間23分、休憩50分、実動3時間33分、登り600m、降り700m。雲が多い一日だったが、山々の眺望はまずまずで満足のいくハイキングだった。最初のコース間違いは、不注意極まりないもので慎重に行動すべきだと反省する。

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