2015年夏 スイスひとり旅（４）絶景のトゥーン湖クルーズ、前回の宿題を果たす

2015/07/10 - 2015/07/20

　スイス５日目の朝は４時に目が覚める。昨日の血尿のこともあり早めに寝たので、たっぷり７時間は寝られた。インターネットで調べたところ、疲労から血尿が出ることもある様で、たっぷり水分を摂る様にとのこと。くよくよ考えても仕方ないので、余り気にしないことにする。

　さて、今日はグリンデルワルトへの移動の日。前回のスイス旅行で心に誓った、「次回来るときはトゥーン湖を渡る定期船に乗る」という宿題を果たす日だ。

　また、４年ぶりのグリンデルワルドも楽しみ。天高く聳えるアイガー、そして麓に広がる緑のアルプは、どの様な表情を見せてくれるのだろうか。

エリア トゥーン(スイス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 船
• 航空会社: エールフランス
• 旅行の手配内容: 個別手配

５時過ぎにカーテンを開けると予報どおり天気は良さそう。日の出はまだだが、散歩をしにカメラを持ってホテルを出る。

サンモリッツ湖に出て、湖岸沿いの遊歩道をまずはバート地区を目指して歩く。

バート地区にある石造りの「ザンクトカール・カトリック教会」。朝日が上空の雲を照らし始めた。

湖畔を一周する遊歩道には散歩する人がチラホラ。

対岸からドルフ地区を望む。鏡のような湖面に街や青空が映り込む。

水鳥が着水した軌跡が逆光に照らされる。

これでサンモリッツともお別れ。世界遺産レイティッシュ鉄道アルブラ線沿線には、美しい村が点在している。

小高い丘の上に建つ教会の尖塔。

チューリッヒ中央駅とベルンで電車を乗り換え、トゥーンに到着。

トゥーン湖の定期船乗り場は駅の目の前。

午後１時４０分発の船に乗る。終点のインターラーケンヴェストまでの間、１１箇所の停泊地に寄っていく。

船の改札を待つ間、足下にスズメが餌をねだりに来た。スイスのスズメは人懐っこい。

いよいよ出発だ。スイストラベルパスの１等を持っているので、船は２階の特等席。見晴らしが良い。

船は水路を通って湖に出る。晴天の下、ベルナーオーバーランド３山の「アイガー(左)」、「メンヒ(中央)」、「ユングフラウ(右)」がハッキリ見える。

湖岸にはお城が点在している。写真は「ヒュネック城」。

ここも停泊地のひとつ。緑の森の中に佇む白壁にレンガ色の屋根の建物。そして遠くにベルナーオーバーランド３山、美しい。

屋根に十字架、教会か？

ヨットが係留されている。セレブの別荘か？

この停泊地はオーバーホーフェン城。大きな停泊地だ。

桟橋は赤いゼラニュームでキレイに飾られている。

屋根の模様が面白い。

１３世紀に建てられたオーバーホーフェン城は、ハプスブルグ家のお城だそうだ。

湖水浴を楽しむ人々。船に手を振ってくれる人もたくさんいた。

家の下が船庫になっている。さしずめスイス版「伊根の舟屋」。

きれいな三角形の「ニーセン山(2,362m)」。

青い湖面に白い水鳥が映える。

この停泊地は高級そうなリゾートホテル。

昔ながらの外輪船とすれ違った。終点のインターラーケンヴェストも近い。乗船時間２時間１０分の船旅に大満足。お勧めだ！

インターラーケンヴェストからは電車を乗り継ぎ、午後５時過ぎにグリンデルワルド到着。４年前と比べ、駅前は再開発されコープが入ったショッピングセンターが建っている。

グリンデルワルドのホテルは、４年前にも泊まった「ユングフラウロッジ」だ。

窓からはアイガーが望める。明朝のモルゲンロートが楽しみだ。