43年ぶりの ドイツ。激動の東ベルリン・西ベルリン　平和になってよかった。

2017/02/13 - 2017/02/15

夕方遅くにドレスデンから、ベルリン中央駅に到着。
S電車で待望の、旧東ベルリン、アレキサンダープラッツ駅へ。目の前には43年前に上がったテレビ塔がそびえている。
東西冷戦時、チェックポイントチャーリーから一人ブラブラと徒歩でテレビ塔まで来たことが夢のようでした。
当時は写真を撮る所が制限されたうえに、36枚撮りのフィルムだったので10枚程度しか撮っていない。
43年前、東ドイツと日本は国交がなく、チェックポイントチャーリーにて一日のビザを受け取り駆け足で東ベルリンのベルガモン博物館ほか、ウンタ―・デン・リンデン通りを散策、アレキサンダープラッツ駅からトレプトタワー　TREPTOWER PARK駅前にある、ソ連兵士の像まで行った。
今回は記憶をよみがえらせながら、トレプトタワー　パーク・ブランデンブルク門・議事堂・戦勝記念塔・ベルナウアー通のベルリンの壁他に一人ブラブラ訪れた。

エリア ベルリン(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホリデーイン　アレキサンダープラッツ　ホテルからテレビ塔を眺める。
テレビ塔の手前は、アレキサンダー駅。

アレクサンダー広場 広場・公園

真っ先に、43年前に訪れた、トレプトタワーパーク。へ
確か、1東ドイツマルクの切符を購入して電車で来た。
感動の瞬間でした。
当時、観光客は皆無見かけません。　
当然、日本人にも出会いませんでした。
遠くに　ソ連兵士の像。
日本の旅行社のツアーには入っていませんが、行ってみる値打ちはあります。
アレキサンダー駅から、S電車で15～20分余り。
絶対日本人には、出くわしません。

トレップトアーパーク 広場・公園

ソ連兵士が子供を抱き抱えている。
ドイツ語又は英語の自信のある方は、訪れてください。
旧東ベルリンが蘇るかも。
旧ソ連の兵士に出くわすかも。

ベルナウアー通り。
私には信じられません。でした。
現在の壁跡です。
43年前は西ベルリンと東ベルリンが、幅、30～40メートルの
地雷原と鉄線で遮られていました。

ベルリンの壁記念センター 博物館・美術館・ギャラリー

上空から

上空から

平和な、旧東ベルリンから西ベルリンを望む。
43年前は近ずくことさえできませんでした。
なんてことでしょう。多くの観光客でいっぱいです。

ブランデンブルク門 建造物

実際、43年前は、東ドイツの兵士が機関銃をかまえていました。

夜8時ごろに、大聖堂近くをお土産を見ながら散歩しても、大変治安よく夢のようでした。

ベルリン大聖堂 寺院・教会

展示パネル

現在の戦勝記念塔から、ブランデンブルク門を見る

戦勝記念塔

ジーゲスゾイレ (戦勝記念塔) モニュメント・記念碑

現在のチェックポイントチャーリー。
43年前は、この小さな建物の中で、東ドイツの入国手続きと
東ドイツのお金を両替しました。
ビザには、ドイツ語で、24時間以内に出国と書いてあったので、ベルリンオペラ劇場で、マダムバタフライ（蝶々夫人）を鑑賞後、夜遅く、東ドイツの兵士の横を、走り、すり抜けながら、チェックポイント・チャリティーまで戻り、西ベルリンに帰り着いた。
感無量の場所です。
昨日のように思い出しました。
平和になってよかった。

NH コレクション ベルリン ミッテ アム チェックポイント チャーリー ホテル

ベルリン大聖堂

冷戦時代の壁

ベルナウアー通りを挟んで建っていた教会が、1985年破壊された。

展示パネル

展示パネル

現在の、ベルナウアー　通り　と　
地雷原であった所には、公園になっていた。
遠くには、テレビ塔が見えます。

ベルリンの壁跡に行くには、地下鉄Ｓ電車の、ノルド　バ-ンフォフ駅　下車。
徒歩10分程度。

43年前の、トレップタワーパーク　のソ連兵士の像。
と、厚紙の切符。
Ｓ電車は、当時で　１東ドイツマルク。10円でした。

43年前の4月の私。

現在の私。

トレップタワーパーク公園

43年前に、ドイツ国立歌劇場に行って良かった。
オペラ　蝶々夫人　を初めて鑑賞した。
感無量であった。

ＤＤＲ　の　トランジット　です。
ドイツ語、よーくご覧ください。
日本と東ドイツ、国交がないので、発行された　様です。

裏面です。
下の、ＤＤＲの印は、
現在の、パスポートに押されている、出入国の表示です。

トランジット

43年前の　ベルナウアー　通り　から　東ベルリンを撮影。
信じられません。
地雷原が。　

ベルリンの壁記念センター 博物館・美術館・ギャラリー

地雷原がずーと。
遠くには、破壊された教会が建っています。
平和になってよかったです。

1985年以前には、建っていた教会。
43年前に、東ベルリンから、撮影したと思う。

43年前のチェックポイントチャーリー。
撮影禁止だったが。

チェックポイントチャーリー 散歩・街歩き

43年前のカイザー　ビルヘルム記念教会。
今も変わっていません。

東ベルリンから、ブランデンブルク門・西ベルリンを背景に。
43年前を、振り返れば、
東ドイツと日本は国交がなかったので、命がけの旅でした。

西ベルリン　から　ブランデンブルク門　に向かって左に行くと・・・・・・。
遠くに、東ベルリンのテレビ塔が見えます。
ハッキリ、撮影場所を覚えています。
ドイツ連邦議会議事堂　と　シュプレー　川の間です。
川を渡ろうとして、射殺された人たちの写真も飾られていました。
当時、観光客は誰一人いませんでした。

ドイツ連邦議会議事堂 現代・近代建築

西ベルリンと　東ベルリン　の国境です。
観光客も地元の人たちも、誰もいませんでした。

旧　西ベルリン　から　ブランデンブルク門　を撮影。
今では、信じられません。
「　アフツング　」　　壁をよじ登ったり、乗り越えたら、射殺されていたかも。

戦勝記念塔　と　ブランデンブルク門　の中間地点。
歩いて行くには。
フッス　ゲンガー　ベルク　ツム　ブランデンブルク　トアー。⇒。
と、表示がありました。
ドイツ語　無知であれば、とんでもないことになったかも。

戦勝記念塔　上部からブランデンブルク　を撮影。
静かな　交通量の少ない時代でした。

ジーゲスゾイレ (戦勝記念塔) モニュメント・記念碑

43年目、戦勝記念塔　入口から、ブランデンブルク門を撮影。
交通量は今とは、全く違っていました。

ジーゲスゾイレ (戦勝記念塔) モニュメント・記念碑

ベルガモン博物館の入口には、東ベルリンの兵士が立っていました。

博物館島 博物館・美術館・ギャラリー

ドイツ連邦議会議事堂
43年前には、観光客は見かけなかった。
もちろん、日本人はいませんでした。

ドイツ連邦議会議事堂 現代・近代建築

西ベルリン側のブランデンブルク門に向かって左の川沿いにて撮影。
余りにも衝撃でした。
射殺された人たちの写真が貼られていました。

43年前、東ベルリンのテレビ塔から　西ベルリンを撮影。
写真撮影は厳禁でしたが。

テレビ塔 建造物

西ベルリン　から　列車で、東ドイツを通過して、西ドイツのフランクフルトに、夜行列車で移動しました。
西ベルリンから、東ドイツに向かう、国境地点。
ここも、写真は厳禁でしたが。

ブランデンブルク門へ。歩道。

ジーゲスゾイレ (戦勝記念塔) モニュメント・記念碑

西ベルリンから　ブランデンブルク門を　撮影
アフツング。

ブランデンブルク門 建造物

西ベルリンから　東ベルリンを見る。
今考えると、なんて無謀な旅行なのか。
東ベルリン　からは、兵士が機関銃が　かまえていました。
周りには観光客も
地元の人たちも
誰もいませんでした。

ブランデンブルク門 建造物

国境近くの、東ベルリンの建物の内部は、訪れた、当時から壊されていました。

チェックポイント　チャーリー　で受け取った。
一度、解読してください。
表裏、理解しないと、西ベルリンには、戻れませんでした。

裏面
当時、旅行には荷物になるので、独英辞書はもっていかなかった。

東ベルリンでの切符

現在のユーレイルパス　と
43年前のユーレイルパス

1974年当時の、東ベルリンのテレビ塔入場券

テレビ塔 建造物

1974年

ベルリン アレクサンダー広場駅 駅

アレクサンダー広場 広場・公園

1974年。東ベルリンのパンフレット。

東ベルリンのパンフレット。

アレクサンダー広場 広場・公園

東ベルリンのパンフレット。

東ベルリンのパンフレット。

東ベルリンのパンフレット。

東ベルリンのパンフレット。

東ベルリンのパンフレット。

DDR東ベルリン

東ベルリン
パンフレット。

東ベルリンのパンフレット。

1974年の東ベルリンの日本語のパンフレット。
手書きです。

東ベルリンのパンフレット。

手書きのパンフレット。
東ベルリンのインフォメーションで入手。

DDR東ドイツ。
手書きのパンフレット。

東ドイツ。
東ベルリンの手書きのパンフレット。

当時の東ベルリン、手書きのパンフレット。

東ベルリンのパンフレット。

東ベルリンのパンフレット。

東ベルリンのパンフレット。

当時の東ベルリンのパンフレット
toreputoタワーパーク

ソビエト顕彰碑 モニュメント・記念碑

当時の東ベルリンのパンフレット

博物館島 博物館・美術館・ギャラリー

東ベルリンのパンフレット。

東ベルリンのパンフレット。

当時の東ベルリンテレビ塔
パンフレット。

テレビ塔 建造物

この旅行記へのコメント （7）

• mom Kさん 2019/07/08 05:53:44

  その場に立つ凄み

  toyonakayamadaさん、おはようございます。私の気まぐれ日記に目を止めてくださってありがとうございます。ベルリンの貴重な記録拝見。昨年まで堰を切ったように立てづづけて３年、ベルリン旅をしていましたから、もう食い入るように見入りました。私は、ベトナムとベルリンはなかなか足を踏み入れることができませんでした。私個人の「行けない」気持ちでした。それこそ行かねば、見なければならない地ですのに。
  なのに、４３年前！あなた様のその後の精神形成にどのようなことを育まれていかれたのかとても興味あるところです。とくに緊張の中の「オペラ」ですか。ここがとてもうらやましく思います。ちょうど旅友人からハンブルグに入ったというメールと写真が届いた日にあなた様の投票のお知らせでした。そして、今日が私の誕生日。ありがとうございます。

  toyonakayamadaさん からの返信 2019/07/11 15:17:28

  RE: その場に立つ凄み

  > toyonakayamadaさん、おはようございます。私の気まぐれ日記に目を止めてくださってありがとうございます。ベルリンの貴重な記録拝見。昨年まで堰を切ったように立てづづけて３年、ベルリン旅をしていましたから、もう食い入るように見入りました。私は、ベトナムとベルリンはなかなか足を踏み入れることができませんでした。私個人の「行けない」気持ちでした。それこそ行かねば、見なければならない地ですのに。
  > なのに、４３年前！あなた様のその後の精神形成にどのようなことを育まれていかれたのかとても興味あるところです。とくに緊張の中の「オペラ」ですか。ここがとてもうらやましく思います。ちょうど旅友人からハンブルグに入ったというメールと写真が届いた日にあなた様の投票のお知らせでした。そして、今日が私の誕生日。ありがとうございます。
  
  
  2019.07.08.
  
  お誕生日おめでとうございます！
  
  これからも素晴らしい旅行記を楽しみにしております。
  
  グーテ　ライゼ
  
  ヤマダ
  

• やすたびろくさん 2019/05/18 18:01:00

  1974年のベルリン

  　初めましてtoyonakayamadaさん。やすたびろくです。興味深く43年前のベルリンを読ませていただきました。2017年から43年ならば1974年ですか？私も同じころ（1972年）ベルリンに行きました。
  　私は当時マグデブルクからベルリンに入りました。列車で東ベルリンのフリードリッヒ通り駅に着きました。私の場合は同じく24時間ビザでもベルリンまでで、15時間くらい使ってましたので、チェックポイントチャーリイで検問を済ませて、すぐブランデンブルグ門をくぐりました。くぐればもう自由です。そういう感じでした。
  　ペルガモン、ベルリナードム、ライヒスターク、鴎外のマリエンキルヘなどは1993年の旅行の際に行きました。コンサートは1999年訪問の時にフランス教会近くのシャウシュピールハウスで初めて聞きました。演目はブラームスの第一シンフォニーでした。同ホールは今はコンツエルトハウスに名を変えてます。
  いずれにしろ1970年代のベルリンもドイツの他の町も懐かしいです。
  　他の旅行記も拝見させて頂きます。ではまた。
  　
  

  toyonakayamadaさん からの返信 2019/05/22 01:10:55

  RE: 1974年のベルリン

  > 　初めましてtoyonakayamadaさん。やすたびろくです。興味深く43年前のベルリンを読ませていただきました。2017年から43年ならば1974年ですか？私も同じころ（1972年）ベルリンに行きました。
  > 　私は当時マグデブルクからベルリンに入りました。列車で東ベルリンのフリードリッヒ通り駅に着きました。私の場合は同じく24時間ビザでもベルリンまでで、15時間くらい使ってましたので、チェックポイントチャーリイで検問を済ませて、すぐブランデンブルグ門をくぐりました。くぐればもう自由です。そういう感じでした。
  > 　ペルガモン、ベルリナードム、ライヒスターク、鴎外のマリエンキルヘなどは1993年の旅行の際に行きました。コンサートは1999年訪問の時にフランス教会近くのシャウシュピールハウスで初めて聞きました。演目はブラームスの第一シンフォニーでした。同ホールは今はコンツエルトハウスに名を変えてます。
  > いずれにしろ1970年代のベルリンもドイツの他の町も懐かしいです。
  > 　他の旅行記も拝見させて頂きます。ではまた。
  > 　
  >
  
  2019.5.23.
  
  やすたびろく様
  
  同じ時代にベルリンとは。
  驚きです。
  
  当時、ハンブルクから　トーマスクックの時刻表を頼りに、東ドイツを通過、西ベルリンのツオー駅に下車して、ユーゲントヘルベルゲ　ユースホステルを探した。
  
  西ベルリンでも東ベルリンでも、日本人には出くわさなかった。
  
  貴殿の４０数年前の旅行記が知りたいです。
  
  これからも貴殿の旅行記が楽しみです。
  
  グーテ　ライゼ
  
  豊中　やまだ
  
  

• mistralさん 2018/01/03 11:39:11

  24時間がどんなだったか！

  toyonakayamadaさん
  
  あけましておめでとうございます。
  ベルリンの旅行記、拝見しました。
  20代だった若き日のtoyonakayamadaさんの
  チェックポイントチャーリーを超えて東ベルリンへ
  行かれた24時間がどんなだったか！
  昨年ベルリンを旅して初めて
  実感を伴って味わえました。
  壁が崩壊してドイツが統一されて
  良かったと思いました。
  今年もよろしくお願いいたします。
  
  mistral

• frau.himmelさん 2017/09/05 22:23:49

  貴重な経験でしたね

  toyonakayamadaさん、こんにちは。
  
  43年ぶりの東ベルリン旅行記、大変興味深く拝見させていただきました。
  東西冷戦時代、一人で東ベルリンを散策なさったそうですね。
  貴重な経験でしたね。
  さぞかし緊張なさっただろうなーと思います。
  その時お撮りになった写真もとても貴重なものですね。
  
  あのソ連兵士の像の衛兵がお祈りしている写真、あれ素敵ですね。
  私もあそこに行きましたが、広くて疲れました。
  ともかくソ連関係はみんな巨大ですね。
  
  これからもよろしくお願いいたします。
  himmel

  toyonakayamadaさん からの返信 2017/09/05 23:03:45

  RE: 貴重な経験でしたね

  > toyonakayamadaさん、こんにちは。
  >
  > 43年ぶりの東ベルリン旅行記、大変興味深く拝見させていただきました。
  > 東西冷戦時代、一人で東ベルリンを散策なさったそうですね。
  > 貴重な経験でしたね。
  > さぞかし緊張なさっただろうなーと思います。
  > その時お撮りになった写真もとても貴重なものですね。
  >
  > あのソ連兵士の像の衛兵がお祈りしている写真、あれ素敵ですね。
  > 私もあそこに行きましたが、広くて疲れました。
  > ともかくソ連関係はみんな巨大ですね。
  >
  > これからもよろしくお願いいたします。
  > himmel
  
  お返事ありがとうございます。
  トレプトパークに行かれた方、初めてです。
  機会があればお話をいたしたいものです。
  43年前、往復の航空券　日本航空　16万円　だけを確保して、伊丹空港を出発、アンカレッジを経由した。
  ドイツを起点として2か月ドイツ語会話の勉強のつもりで滞在していました。