ドイツ～スイス 家族でレンタカーの旅⑤：ミューレン１/2

2017/08/05 - 2017/08/16

クールからスイスアルプスのミューレンに向かいます。
予定では、スイスの有名な峠を3,4つ越え、ローヌ氷河を見学し、、、という絶景ルートの予定でしたが、朝からの大雨とチロル地方での山道の苦戦を思い出すと、断念するのが賢明と判断しました。
よって、アウトバーンの通常ルートで直接ミューレンに向かいます。

【日程】
8/5 成田発（ヘルシンキ経由）、ミュンヘン着
8/6 ミュンヘン観光
8/7 アウトレット → ローテンブルク
8/8 ローテンブルク観光
8/9 シュタイフミュージアム → ヴィース教会 → フュッセン
8/10 ノイシュヴァンシュタイン城 → レッヒ（オーストリア）
8/11 リヒテンシュタイン → アウトレット → クール（スイス）
8/12 ミューレン
8/13 ハイキング → ミューレン
8/14 チューリッヒ
8/15 チューリッヒ発（ヒースロー経由）
8/16 成田着

エリア ミューレン(スイス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道 レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

通常ルートとはいっても、2,3の山道を通ります。でも道幅は狭くないので、運転はまだしやすいです。
朝からの雨が、昼前から徐々に上がってきました。
天気の回復と共に、自分の風邪もやっと治ってきました。

インターラーケンを過ぎて徐々に道を進んでいくと、突然奥に白い大きな山が見えてきました。明らかに規模が違う山だと分かります。
改めてスイスに来たなぁという瞬間です。

ラウターブルンネンに着きました。
スイスアルプス・ユングフラウの深い谷にある町です。
目的地のミューレンは、車は入れません。
よって、ここの大きな駐車場に車を停めて、大きな荷物はトランクに入れたままにして、ロープウェーと電車でミューレンまで移動します。

天気もすっかり回復しました。
ラウターブルンネンからの景色も絶景です。
崖は半端なく高いし、雄大な山は見えるし、滝もあり、遠くに見える草原や山小屋もいかにもスイスです。
これから行くミューレンは、右側の崖の上にあります。

その前に、ラウターブルンネンで昼食です。
駅前にあったレストランのメニューにチーズフォンデュがあったので、迷わずそこに入りました。
おいしかったです。日本でたまに食べるものとは何かが違う。

まずはロープウェーで、ラウターブルンネンからグリュッチアルプまで崖を一気に登ります。

ロープウェーからの眺めも最高です。
麓の草原や山小屋がみるみる小さくなっていきます。

グリュッチアルプからミューレンまでは、電車での移動です。

車窓からの眺めです。
崖の近くに沿って走っていきます。

電車から氷河もいくつか見えます。
ラウターブルンネンからここまで絶景が続きます。

15分ぐらい電車に乗り、終点のミューレン駅に着きました。

駅の目の前で、すでにこの景色です。
目の前はすぐ深い谷、谷の向かいの大きな崖、さらにその先はユングフラウの雪山。
素晴らしい場所に来ました。

ひとまずホテルに向かいます。
ミューレン駅から3分ぐらいのところにあるホテル「アルペンブリック 」です。
ここの3階（最上階）の部屋に泊まりました。

部屋のベランダからは、ユングフラウの山々が正面に見えます。
ラウターブルンネンの谷、遠くの草原や山小屋、氷河、滝、とにかく素晴らしかった。
アイガーも見えます。

峠越えのドライブルートを断念したため、ミューレンに早く着きました。
なので、ミューレンの町を散歩し、シルトホルン展望台に行くことにしました。
車は通らないし、大規模なホテルもなくて団体客も少なく、のどかで静かないい町です。

ミューレンは崖の上にある町です。
なので、片側はずっと深い谷になっています。
日本にはない景色や規模なので、感覚がちょっとおかしくなります。

写真ではちょっと分かりにくいですが、奥はかなり深い谷です。
とにかくスケールが違います。

ミューレンからロープウェーでシルトホルン展望台に向かいます。
ですが、下の駅のモニターで見たら、シルトホルン展望台は真っ白で景色は何も見えないようなので、途中駅までで断念しました。

途中駅のビルク駅で降ります。
元々ここで降りる予定ではありました。
目的は、スリル・ウォークです。

山の上は雪が積もっていました。
おそらく、昨日までの雨は、山の上では雪だったようです。

ビルク展望台にあるスリル・ウォークに来ました。

崖にそって道があります。
真下も崖です。

途中でこんな道もあります。

自分はこのあたりで恐怖を憶え、足が震えて、引き返しました。
実は黒部渓谷で崖から転落して死にそうになった経験があり、そのトラウマで自分には無理です。
崖は無理。

自分以外の3人は、崖から転落した経験もないので、果敢に突き進んでいきました。
こういう道もあります。
真下は崖というか、何もないです。

ビルク展望台からミューレンまで降りてきてました。
町の一本裏の道を通ってホテルに戻ります。

途中の公園です。

こちらホテルの目の前です。目の前は線路になっています。
電車の音はまったく気にならず、逆にいい感じでした。

ホテルの横は川が流れています。
この川がミューレンの崖の上から落ちて、ラウターブルンネンの数ある滝の一つになっています。

部屋の南側の窓からの眺めです。

今日は、ミューレンのコープで食べ物を買い、ベランダで簡単な夕食としました。

ベランダの目の前は、静かで雄大な景色が広がっています。
これこそ贅沢な夕食でした。

この旅行記へのコメント （2）

• Belmontさん 2018/05/08 21:03:49

  写真も文章もお上手ですね

  とても読み応えのある旅行記でした。写真のアングルも素晴らしいし、文章も短くて読みやすく、ミューレンに本当に行ってみたくなりました。

  きむこうさん からの返信 2018/05/10 22:12:02

  RE: 写真も文章もお上手ですね

  > とても読み応えのある旅行記でした。写真のアングルも素晴らしいし、文章も短くて読みやすく、ミューレンに本当に行ってみたくなりました。
  
  ありがとうございます。
  「いいね」も嬉しいですが、実際に返事をもらうと嬉しいですね。
  ミューレンは今まで行った中で（そんなにいろいろ行ってませんが）、自分の中では一番かもしれません。