2017/07/07 - 2017/07/17
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ミズ旅撮る人さん
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第13回は、クロアチアのトロギールです。お昼にスプリットの観光をして、15時過ぎにトロギールへ向かいました。スプリットからトロギールまでは25km、バスで30分程度です。
トロギールは、本土とチオヴォ島との間に、飛び石のようにある小さな島で、一周歩いても1時間は掛からないほどです。
島の北側は本土と、南側はチオヴォ島と橋でつながっており、チオヴォ島に渡る車がトロギールの東側の道を常に通過して行きます。
トロギールの旧市街には13~15世紀の建物が多く遺され、古代ギリシャ、古代ローマ、ヴェネツィア共和国などの建築物を見ることが出来ます。
主要な観光地であるロヴロ大聖堂は13世紀から17世紀まで建設が続けられたため、鐘楼は階層によって様式が異なる珍しい建築物となっています。ここに上るとトロギールが島であることがよくわかります。
とても小さな島なので、ぷらぷらと適当に路地歩きをしても迷いようがないのが、安心です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
-
スプリットからトロギールに向かう途中にスプリット空港があります。
名前はスプリット空港ですが、実際にはトロギールの方が近く6kmほどです。
首都ザグレブからの飛行機が夏場は多くなるそうです。この時は、遊覧飛行らしいヘリが飛び立って行きました。
スプリットは緑の半島の向こう側です。 -
空港を過ぎて海沿いの道を走ると、チオヴォ島が見えて来ました。
チオヴォ島は東西約7km程ある大きな島で、わずか500mしかないトロギールとは比べ物になりません。 -
チオヴォ島にある4つ星のブラウン・ビーチ・ホテル(Brown Beach House)です。
この建物が見えると、トロギールはもう目の前です。 -
トロギールの旧市街が見えて来ました。左端で島は終わり、その向こうにチオヴォ島の建物が見えています。
ここでバスを降りて島には橋を歩いて渡って入ります。
チオヴォ島に行く車は旧市街の縁を通る唯一の車道を通って、渡って行きます。 -
左が本土、右が旧市街の島です。この町は紀元前3世紀にギリシャの植民都市として造られました。
中世には、敵の侵入を防ぐために設けられた水路によって本土と隔てられ、周囲に堅固な城壁が造られました。なので、今渡っているのは運河です。 -
運河の水はとても綺麗なので、泳いでいる魚の姿を橋の上から見ることが出来ます。
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北門です。17世紀半ばに造られたバロック様式の門で、18世紀に改修されています。
旧市街は中世にはぐるっと城壁で囲まれていましたが、今では一部分と要塞が遺されているのみです。
門の上にいるのは、この町の守護聖人・聖イヴァン・ウルスィニです。
ツアーでは、この門からは入りませんでした。向かって左に回り込みます。北門 建造物
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Gradska通りは、島の外周を通る車道から、一気に聖ロヴロ大聖堂まで抜ける一本道です。
でも、北門から入って、ちょこっと曲がっても、本来の道を歩きたかったな。これが団体の哀しいところ。 -
聖ロヴロ大聖堂です。こちらが西側、正面です。
ロヴロは英語でローレンス、イタリア語でロレンツォです。聖ロヴロ大聖堂 寺院・教会
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南西の角に、この像が立っています。おそらくは聖イヴァン・ウルスィニと思われます。
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像の正面には、裕福な人の邸宅があります。中世では、こうしたバルコニーは、富裕階級の象徴でした。イタリア・ヴェローナのジュリエットの家もそうです。
ましてや、この家は大聖堂の真ん前です。特権階級中のトップだったことでしょう。 -
聖ロヴロ大聖堂の南側にあるイヴァナ・パヴラ広場に来ました。
イヴァン パヴァオ ドゥルギ広場 広場・公園
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時計塔の下には、1477年に建てられた聖セバスチャン教会があります。
入り口の上の像は聖セバスチャンです。 -
中を覗いて見ると、これだけでした。
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広場の突き当りには市庁舎があります。13~14世紀の建造で、かつては宮殿として使われていました。
3階の旗は、左がクロアチアの国旗、右がトロギールの町章です。 -
2階に取り付けられている町の紋章。これが、3階の旗に描かれています。
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振り返って、仰ぎ見る大聖堂の鐘楼。建築に200年もかかったので、それぞれの様式が違うのが特徴です。
一番上が1605年完成の後期ルネッサンスのマヌエリスム様式。
真ん中が15世紀半ばで、ヴェネチアン・ゴシック様式。
その下が1422年に修復されたゴシック様式です。後で、鐘楼に上ります。 -
時計塔の向かって右側には、アドリア海沿岸でよく見られるロッジアという建物があります。
屋根付きテラスのような、回廊に似た部分で、地上階にあることが多いけれど、最上階にあることもあります。町の集会スペースとして活用されました。 -
ロッジアの前には、犯罪者を見せしめのために吊るす場所があります。現地ガイドが楽しそうに吊るされていました。
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ロッジアの奥にある彫刻。
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守護聖人である聖イヴァン・ウルスィニがトロギールの町を抱えています。
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ここにも市章が見られます。
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まるで格天井(ごうてんじょう)のように四角く仕切られた天井板の一枚一枚に丸い紋章のようなデザインが描かれています。
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ロッジアには、領主の騎馬像も描かれていました。誰だか忘れましたが。
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イヴァナ・パヴラ広場から南下して路地を歩きます。真横に聖ニコラ修道院があります。
ベネディクト会の女子修道院です。聖ニコラ修道院 寺院・教会
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南門を出ると、目の前は海を挟んでチオヴォ島です。
本土とは旧市街を跨ぐ橋一本で繋がっています。 -
大きなヨットが停泊していました。
旧市街は1123年、サラセン人によって町全域が征服されほぼ完全に破壊されました。
しかし、短期間で復興し、12~13世紀には経済的繁栄を遂げました。
やがて1420年に、ヴェネツィア共和国の支配が始まり、1797年にヴェネツィアが崩壊すると、今度はハプスブルク帝国の一部となって、それは1918年まで続きました。
このように、何度も様々な大国の支配を受けたトロギールは、旧ユーゴスラヴィアを経て、現在クロアチアの都市として多くの観光客を迎えています。 -
南側の海岸通りを西に歩きます。車が通るのは東側だけなので、安心してブラブラ歩けます。
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海岸通りには、白い瀟洒な建物が並びます。
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ドミニコ会修道院。ここから北に向かって旧市街の中に戻ります。
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左が修道院の建物です。教会は南端にありますが、修道院自体は左側の一角を全て占める大きさです。
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ドミニコ会のエンブレム?それともレストランの?洒落たデザインです。
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修道院の道を北上し、中程まで来ると東の路地に入って行きました。
31人もの団体で長い列のまま、入り組んだ路地に入って、脇目も振らずにズンズン歩いて行くので、次第に列が長くなりました。
途中の狭い場所で写真を撮るために道を塞いだ人のために、その後に続いていた何人かがツアーからはぐれてしまいました。
ツアー会社ご自慢のガイディングレシーバーは絶不調のため、添乗員の言葉は普段からほとんど聞き取れません。
どの角を曲がればいいのか、さっぱりわからない数人が取り残されました。 -
こんな時、このトロギールの町はこじんまりしているので、簡単です。どちらか決めた方向に真っすぐ進みます。
すると必ず町の外周に出てしまうのです。そこから推測するのは容易(たやす)いので、迷子のなり甲斐がありません。
迷子たちは、それぞれ自分の思うように散り散りになり、各自でツアーを追いました。 -
Kosciol sw. Piotraと地図に表示されたカトリック教会のバラ窓が見えます。
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適当に散策するにはいい感じの路地ですが、まだ集合時間ではないので、ツアーを見つけて合流しなければなりません。しかもツアーの行先も知らないのです。
おそらくは大聖堂に戻ってから、一旦解散するのでしょうが、そこで待っていてくれるかどうかも不安です。 -
イチオシ
物語の一場面のような一枚。ああ、急いでいなければ、もっと撮りたい!
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この階段は何だろう?おもしろそうな場所がいっぱい。
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古い石畳が綺麗です。結局、目検討で歩いて大聖堂の真横に出ました。
ツアーを探すと、既に大聖堂の中に入ろうとしています。
しんがりにいた添乗員に何人かが、はぐれている旨を伝えました。そこで彼女は初めて人数が足りないことに気づいたのです。
そして、「私はここを曲がりますとレシーバーで言いましたよ!」と言い放ちました。
数日前から何人もが聞こえないと言っているのに、取り合いもせず、こんな事態を招きました。そもそも31人目に「ここ」がどこだかわかると思っているのでしょうか?
あとの数人も、無事回収できたらしく、事無きを得ましたが、なってないなと思います。これがスプリットでなくて良かったです。 -
既に自由行動の時間になっていたので、そのまま聖ロヴロ大聖堂に入ります。
正面玄関の彫刻が素晴らしいことで有名です。1240年頃、ダルマチア地方の彫刻家ラドヴァンによって彫られています。
この写真は入り口の上部で、半円形の部分には、キリストの誕生が描かれています。
その外側には、キリストの生涯が表されています。外側のアーチの真ん中に磔刑像があります。聖ロヴロ大聖堂 寺院・教会
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玄関の右側。ヴェネツィア共和国のシンボルであるライオンの上にアダムがいます。
柱の下部には、それを支える異教徒の姿があります。キリスト教徒の優越を表します。 -
玄関の左側。ライオンの上にイブの姿があります。
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先ずは、鐘楼に上ります。最初に回り階段を上って回廊の屋上に出ます。
聖ロヴロ大聖堂 寺院・教会
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屋上を歩いて鐘楼の根元にある入り口から、階段を上って行きます。
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見上げると、吹き抜けになっていました。このタイプの鐘楼は上りやすいです。
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イヴァナ・パヴラ広場を見下ろします。左が市庁舎です。
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この鐘楼は、3層ともに造られた年代が違うので、内部の階段と窓が噛み合っていません。
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最上階の床に丸い穴が開いていて、上にいる人たちが見下ろしています。
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だいぶ高くなって来ました。
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最上階からの眺めです。東側。左が本土、右がチオヴォ島です。
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南側。時計塔から一列に塔が並び、海を隔てて、チオヴォ島が広がっています。
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その西側にはヨットハーバーが続きます。
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本土側です。左の奥の方に小さくスプリット空港の管制塔が見えます。
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この鐘は今も鳴るんだろうか?時計塔の上の鐘は鳴るらしいけど。
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北側。右手のバスが見えている辺りから橋までは駐車場。ここでバスは待っています。
橋を渡った本土側には大きなKONZUM(スーパー)があります。 -
西側。右が本土。レンガ色の家並みが途切れた所が島の突端です。右側の木々の間に運河があります。
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最上階から床に開けられた丸窓を通して、下を覗き込みます。
鐘楼の中の階段は、結構上りやすいのですが、最後の部分がまるでハシゴと同じで、上るのはまだいいのですが、降りる時に怖がる人が多くて、なかなか降りられず、上に人が溜まってしまって大変でした。
ぐるっと一渡り見回せるので、眺めはまあまあでしたが、わずかな自由時間を費やしてまで上る価値があったかどうか・・・
午前中に上ったスプリットの大聖堂の鐘楼が良すぎたんでしょうね。 -
聖ロヴロ大聖堂の中に入ります。正面が主祭壇。右手が聖歌隊席。
左が説教壇でその脇を左に入ると聖イヴァン礼拝堂です。天井の仕切り壁とアーチはロマネスク様式です。聖ロヴロ大聖堂 寺院・教会
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主祭壇。13世紀の物で、4本の柱と八角形の天蓋が置かれています。天蓋の両脇には「受胎告知」を表す像が。
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足元には埋葬された聖職者の碑。
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右側の聖歌隊席。15世紀中頃に造られました。
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左側の聖歌隊席。ゴシック様式でイヴァン・ブディスラヴィッチの作。
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その上には、マグダラのマリアの絵。
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聖イヴァン礼拝堂。身廊の説教壇の左側にはトロギールの町の守護聖人である12世紀の初代トロギール司教イヴァン・ウルスィニの石棺があります。
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参拝者が見やすいように、棺の上の像は斜めに寝ています。うなされているように見えるのはそのせい?
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上部の天井付近には、「聖母の戴冠」。周りの天使たちが丸っこい顔で可愛いのですが、同様にイエスの顔まで童顔?
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礼拝堂の左右の壁には十二使徒の像が並んでいます。
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左側の十二使徒像です。ステンドグラスは、まだ技術が未発達な時代の物なので、瓶底のような丸を組み合わせたものになっています。
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主祭壇には台しかなかったのですが、天井から磔刑図を描いた十字架が吊り下げられています。
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大聖堂の入り口付近にある「イエスの洗礼」。
イエスは、ヨルダン川の岸辺で洗礼者ヨハネによって洗礼を受け、神が現れて「神の子」であると告げられます。以後、イエスによる宗教活動が始まるのです。
イエスの乙女チックなポーズが怖い・・・
わずかな自由時間が終わりました。大聖堂だけで終わってしまった。なんとも局所的で、つまらないなあ。 -
ツアーの場合はもう仕方がないけれど、個人的に訪れるならスプリットから日帰りで来て、一日ゆったりプラプラ歩くのがとても気楽でちょうどいい街だと思います。
この後はスプリットに戻って夕飯ですが、その様子は「スプリット夜編」で、夜景と共に掲載しました。
次回はいよいよ旅の後半に入り、北上してプリトヴィツェ国立公園に向かいます。旧市街の街並みとはお別れで、今度は自然探訪の日々です。
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