家族のマレーシア滞在中の週末旅行にバンコクを訪れることにした。クアラルンプールとバンコク間にはタイ航空、マレーシア航空、エアアジアなどが就航しており便数は多い。運良く金曜朝出発、日曜夜帰国のタイ航空グループのタイ・スマイル航空のチケットが安価に予約できた。バンコク滞在3日間のうち最終日は家族のためショッピングに当てるとして、あとどこを訪れるか迷ったが、初日はワット・ポーとディナーショー、翌日は同僚のコルテップさんが案内してくれると言うので、アユタヤ遺跡に出かけることにした。小生はいずれも2回目になる。<br /><br />バンコクはもちろんタイの首都、最大都市で人口800万人以上、周辺人口を含めると1,500万人とも言われる巨大都市だ。ASEAN10ヶ国を訪問して勝手な比較をさせてもらうと、シンガポールはダントツで先進国並み、いやそれ以上にインフラは整備されており、クアラルンプールはかなり近いレベルにある。バンコクはジャカルタ、マニラ、ヤンゴン、ハノイよりも一歩リードしているとはいえ、前者の2都市と比べると、交通渋滞、鉄道の普及、大気汚染、衛生状態などまだまだ課題は多いと思う。逆にその混沌としたところが魅力となって、多くの観光客を集めているのだろう。2016年のある調査によれば「世界で最も外国人が訪れる都市」に選ばれたそうだ。<br /><br />バンコクの数ある寺院の中でワット・ポーは最大、最古の歴史を持つ大寺院、大寝釈迦仏が名高いだけでなく、タイ・古式マッサージの総本山であり、19世紀タイの知の殿堂、とも言われる。蒸し暑い中、約2時間かけて寺院、仏像を参観した後、1時間ほど待って定番のマッサージに出かけた。日頃の疲れを忘れてうとうとしているとあっという間に1時間が過ぎてしまう。ただ汗をかいた後であり、冷房がきつくて寒すぎるのが難点だ。<br /><br />夕食は家内のたっての希望で、マンダリン・オリエンタルホテル直営のサラ・リム・ナームのディナーショーに出かけた。夕暮れ時にホテルから専用の渡し船で、チャオプラヤー川の対岸のタイ寺院風建築のレストランに渡るのも素晴らしい演出だ。タイダンスは様々なきらびやかな民族衣装を着て優雅に舞う、ゆったりとした動きであるが決して退屈はしない。最後にはキックボクサーのショーまで登場して楽しませてくれた。スパイシーで鳴るタイ料理、辛さは控え目にして貰ったが、それでも我々には十分に辛い。レストランの行き届いたサービスに満足すること請け合いである。

タイ滞在記No.1：バンコクを散策し、サラ・リム・ナームでタイダンスとタイ料理を楽しむ

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2017/08/18 - 2017/08/19

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ハンクさん

家族のマレーシア滞在中の週末旅行にバンコクを訪れることにした。クアラルンプールとバンコク間にはタイ航空、マレーシア航空、エアアジアなどが就航しており便数は多い。運良く金曜朝出発、日曜夜帰国のタイ航空グループのタイ・スマイル航空のチケットが安価に予約できた。バンコク滞在3日間のうち最終日は家族のためショッピングに当てるとして、あとどこを訪れるか迷ったが、初日はワット・ポーとディナーショー、翌日は同僚のコルテップさんが案内してくれると言うので、アユタヤ遺跡に出かけることにした。小生はいずれも2回目になる。

バンコクはもちろんタイの首都、最大都市で人口800万人以上、周辺人口を含めると1,500万人とも言われる巨大都市だ。ASEAN10ヶ国を訪問して勝手な比較をさせてもらうと、シンガポールはダントツで先進国並み、いやそれ以上にインフラは整備されており、クアラルンプールはかなり近いレベルにある。バンコクはジャカルタ、マニラ、ヤンゴン、ハノイよりも一歩リードしているとはいえ、前者の2都市と比べると、交通渋滞、鉄道の普及、大気汚染、衛生状態などまだまだ課題は多いと思う。逆にその混沌としたところが魅力となって、多くの観光客を集めているのだろう。2016年のある調査によれば「世界で最も外国人が訪れる都市」に選ばれたそうだ。

バンコクの数ある寺院の中でワット・ポーは最大、最古の歴史を持つ大寺院、大寝釈迦仏が名高いだけでなく、タイ・古式マッサージの総本山であり、19世紀タイの知の殿堂、とも言われる。蒸し暑い中、約2時間かけて寺院、仏像を参観した後、1時間ほど待って定番のマッサージに出かけた。日頃の疲れを忘れてうとうとしているとあっという間に1時間が過ぎてしまう。ただ汗をかいた後であり、冷房がきつくて寒すぎるのが難点だ。

夕食は家内のたっての希望で、マンダリン・オリエンタルホテル直営のサラ・リム・ナームのディナーショーに出かけた。夕暮れ時にホテルから専用の渡し船で、チャオプラヤー川の対岸のタイ寺院風建築のレストランに渡るのも素晴らしい演出だ。タイダンスは様々なきらびやかな民族衣装を着て優雅に舞う、ゆったりとした動きであるが決して退屈はしない。最後にはキックボクサーのショーまで登場して楽しませてくれた。スパイシーで鳴るタイ料理、辛さは控え目にして貰ったが、それでも我々には十分に辛い。レストランの行き届いたサービスに満足すること請け合いである。