出雲蕎麦

2017/07/10 - 2017/07/15

夏の暑い日、おいしい蕎麦を求めて再び奥出雲へ出向きました。今度はそば打ちにも挑戦しようという魂胆です。

エリア 奥出雲(島根)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

【圏(県)外】羽田から飛行に乗る前、乗り換え地の川崎でお昼。行く先には蕎麦が待ち構えているので、向こうを張ってうどんにしました。
「カレーうどん千吉」の千吉うどんと黒うどん。

カレーうどん 千吉 川崎アゼリア店 グルメ・レストラン

【圏(県)外】着いた米子では、回転すし屋へ。

回転すし北海道 皆生店 グルメ・レストラン

【圏(県)外】米子は漁港に近いにも拘らず、良いモノがほとんど築地に行っちゃうそうで、この地ではひとり最低５桁するまともな鮨屋に行ってもネタの種類が少ないです。（で、普通に高い！）
ここは、米子の回転すし屋の中でもけっこうまともで、種類もそれなりにあり、値も張りません。

出雲横田駅で。この日は集中線路保守のため、留置中の気動車は夕方まで動きません。

出雲横田駅 駅

八川駅（左端の建物）の駅前に座する「八川そば」。駅前広場にケツを向けています。鉄道がここまで衰退する前も同じだったのでしょうか？ 今度行ったらぜひ聞いてみます！

本場手打ち 八川そば グルメ・レストラン

上ふたつが割子（わりご）そば、左が八川伍段そば。ここの割子は、薬味も割り子（丸い漆器）に入れて供されるのを知らず、一瞬「１枚多くて得した？！」と自分自身で狡いなーと思いきや、すぐさま単なる阿保ーに！

八川伍段そば。山菜の割子で、各段にぜんまい、わらび、山芋、わさび、きんぴらが分かれて。

上の５種に山椒が加え、それをひとつの丼に盛られた、ざいごそば。

前回の横田・一風庵の上げ底が気になって以来、割り子の「上げ底度」をチェック。ここのは上げ底度ゼロ、底板の厚さも普通で、問題なし！

広島県に抜ける国道314号線での二重ループ方式区間の「奥出雲おろちループ」。標高差は167mとのこと。どくろを巻くヤマタノオロチをイメージして設計され、命名されたそうです。赤い三井野大橋と、向かいの山肌に木次線の鉄路が見えます。こういうのは一歩下がって見ないと面白くなく、実際車で走っても感慨は少ないです。列車から見た方が絶対素敵なはずで、一度乗ってみたいと前から思っていますが、悲しいかな運転本数が超ー少な過ぎます。

奥出雲おろちループ 名所・史跡

対する鉄道は、その標高差の一部をスイッチバックで稼ぎます。
列車の制動性能や始動時の加速性能が悪かった昔、急勾配の途中に位置する停車場に平坦な引き込み線を設けた例が多かったスイッチバックですが、ここの場合は出雲坂根駅構内に二つの折り返し設備を作り、坂をジグザグに昇り降り。
ネットでの情報拡散（このサイトもね！）が容易になった今、一般人にもある程度有名な駅になりました。

出雲坂根駅 駅

駅舎横にある「延命水」の水源。

今回のメイン・エヴェントであるそば打ちを、この「山県そば」で体験します。

山県そば グルメ・レストラン

先ずは、木鉢にそば粉と水を入れ、かき混ぜる「水廻し」。

続いて「捏ね」。

そして、麺棒で均等に平べったくする「伸し」。

最後は「切り」。最初の５回くらいは超ーバラバラ。そのうち慣れてきて、10回を過ぎると結構まともに切れます。

「茹で」以降はお店がやり、割り子にしてくれました（上と左の３つ）。我ながら、美味くできていて満足。
写真のほかに少し土産用にしましたので、全部で約３～４人前。普通に（食べるだけ）３人前の値段より安い感じ。教えてもらって、楽しんで、賞味して、（自己）満足して、お得感いっぱい！
なお、右下はエクストラに頼んだこの店の名物「おろちそば」です。

店の入り口横に飾ってある、八岐大蛇の珪化木。

【圏(県)外】米子に戻り、山陰本線・米子駅隣接の米子運転所に留置中の気動車に、「名探偵コナン」のイラストが描かれているものを発見しました。

米子駅 駅

【圏(県)外】米子市内の境港に通ずる県道47号線沿いにある、地元で評判の蕎麦屋に立ち寄りました。ここに写っていませんが、この地方でも意識していないとあまりお目に掛からない白いかの天ぷらがあり、蕎麦との相性が良いです。左上の炊き込みご飯も良い味出してます！
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蕎麦とは離れますが、この後編として「美保関」がありますの、ご覧ください。

手打ちそば 昌庵 グルメ・レストラン