スペーシアとリバティ会津で湯西川ダックツアー・界川治宿泊。ＳＬ大樹「転車台広場・SL展示館」見ました。

2017/08/19 - 2017/08/20

東武鉄道特急スペーシアの個室に乗って温泉に行く、のがミッションです。

スペーシアの個室は以前に利用して鬼怒川温泉に行ったので、違う場所へ。湯西川温泉か川治温泉か。迷って※イベントがあって退屈しない※ということで選んだ星野リゾート界川治、です。若いカップル、子連れ、倦怠期のオールド夫婦には飽きさせない工夫があり、廃墟ホテルが多い哀しい川治温泉で頑張っている宿、でした。

湯西川ダックツアーは、水陸両用車で湯西川ダムにドボーン、ですが、ダムの底までエレベータで降りられて、黒部ダムよりもお勧め、とガイドさん。アブをハエたたきでやっつけながらガイド説明が、とても面白かったです。

2017年8月10日に運転開始されたばかりのＳＬ大樹、乗り換えの下今市駅で開設されたばかりの「転車台広場・SL展示館」に遭遇でき、ラッキーでした。

画像は湯西川ダムに着いた水陸両用車です。

エリア 湯西川温泉(栃木)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

北千住8時42分発の東武特急スペーシア、けごん００９号。スペーシア１００系
コンパートメントは6号車に6室です。
※スペーシアはJR乗り入れの新宿や池袋発にすると値段が高いので、東武浅草か北千住発がお勧め。個室予約は℡か窓口で。東武トラベル使いました。個室でなくてよいなら、東武トラベルのホテル＆電車がお得です。

スペーシアは何度も乗っているけど、コンパートメントは２回め。
ちょっと嬉しい。ホントは９時台に乗りたかったけど、夏休みでソールドアウトでした。いつもはガラガラなのにね。

北千住駅 駅

スペーシア車体

特急スペーシア (スペーシアX) 乗り物

コンパートメント車両の通路と部屋　

車内販売で、夏季限定の「夏色御膳」というお弁当。
１３００円とは思えない充実の内容とお味。これがデパートで売っていたらいつも買いたいです。（牛ひつまぶし、だし巻き、鮭塩焼き、里芋煮、さつま芋密煮、酢取り茗荷、粟麩田楽、かまぼこ、鳥の塩麹焼き、丸十（黒ごま）、楓麩、茄子のオランダ煮、ホッケフライ、麩まんじゅう）と盛りだくさんでとっても割安で感動。

予約必要なのですが、キャンセル出て、ゲット出来ました！！
東武って電車賃も弁当もお安いわ。

新今市駅で乗り換えの為に降ります。乗り継時間が３０分、

北千住08;42けごん009号東武日光行→10:13下今市乗換え10:46発リバティ会津111号→湯西川温泉11:42着

下今市駅 駅

下今市駅

下今市駅 駅

乗継の３０分をどうやって過ごそうかと思っていたら、「転車台広場・SL展示館」って表示を駅内で見つけ。

２０１７年７月２３日に新しく出来たＳＬ大樹、記念の展示館でした。
両側にＳＬ大樹の説明パネルがある廊下を通って入ります。
自販機にも壁にも大樹、大樹、です。刷り込み効果狙っている！！
ＳＬ展示館の中には鉄道模型ジオラマ。
http://www.tobu.co.jp/sl/about/gallery/
SL大樹は2017年8月10日東武鬼怒川線で運転開始です。

駅舎から出たら
転車台広場

転車台の建物ありました。

ＳＬ展開時刻表示・・時間が合わないから見られないわ。

東武下今市駅前にある「みちくさ」は、
2015年の日光焼きそばグランプリで、準優勝をしたらしい。

栃木はソース焼きそばが名物。さらさらのソースをひたるほどかけて作る、って聞いたので、買って食べなきゃ。さらさらのソースが付いていました。自分で栃木のソースを使って作る焼きそばとは違った味でした。５分ほどで作ってもらえました。

下今市駅から新型特急リバティに乗ります。右は車内です。

指定席を買ったのですが、新今市→鬼怒川間は普通客も客席に入れるので、ガサガサして落ち着かない車内でした。

鬼怒川温泉駅で、ホームに入ってきたＳＬ大樹を見られてラッキー。

鬼怒川温泉駅 駅

ＳＬ大樹です。

全車両が黒、ではなく、引っ張る車両だけがＳＬの黒い車両、客車はブルーっぽい新しい感じでした。一番後ろは赤いお仕事車両でした。子供連れで満席。予約しないと乗れません。

鬼怒川温泉ホテルだと思うんですが,,


鬼怒川温泉駅から鬼怒川公園駅までの川の対岸には鬼怒川プラザホテル、鬼怒川温泉ホテル、あさや、と大きな旅館が立ち並んでいます。

この３つの中ではお手軽な金谷系列の温泉ホテルを利用していました。
旅行会社いわく、家族で行くなら鬼怒川温泉ホテル、子育てが終わったら鬼怒川金谷ホテル、だったんです・・
鬼怒川温泉から新藤原間は鉄道沿いに廃墟ホテルが並び、川の対岸は現役ホテルが並ぶ景観で面白いです。今回は鬼怒川と川治で廃墟ホテルを沢山見ました。ニッポンの観光地頑張って欲しい・・

リバティは鬼怒川温泉を過ぎると空いてスッキリした車内になります。
湯西川温泉駅に着きました。
鬼怒川温泉→新藤原→龍王峡→川治温泉→川治湯元→湯西川温泉。
新藤原からは野岩鉄道です。

湯西川温泉駅 駅

野岩鉄道（やがんてつどう）湯西川温泉駅と直結してるのが「道の駅湯西川」

栃木名物のいちごパン買わなきゃ。
食パンの生地がピンク。丸いいちごパンは中にイチゴジャムがはいっているのでなく、生地にイチゴを練り込んでいてほんのり甘いパンです。とちおとめ。ですよ。

道の駅 湯西川 道の駅

道の駅湯西川の名物はダムカレーと鹿コロッケです。

川治ダムカレーが小さくて、こちらは大きな湯西川ダムカレー

ご飯をダムに見立て、カレーパウダーと小麦粉で作ったと思われるカレールーが素朴で大根ゴロゴロのとても美味しいカレーです。

食べてばかり、でも、家族でシェアしましたからね。

わさび漬けの瓶を２本かったら生わさび一本頂けました。白いワサビ漬けでなく、しょうゆにつけたワサビです。

道の駅湯西川、の建物外にダックツアー水陸両用バスのチケット売り場があります。
予約しておいたので、現金で払います。１人３０００円。

湯西川温泉駅１１時４２分着、ダックツアーは１３時１５分発にしました。

食事して、足湯して、退屈しません。足湯は無料。
ここの足湯はほのかに硫黄の香りがして、本物の温泉。熱めで温まります。

２階には温泉があります。なかなかよい道の駅、でした。

道の駅湯西川、からダックツアーが出発です。13時15分～14時35分。
普通のバスに乗って湯西川ダムへ行き、ダム見学後、水陸両用バスに乗り換えてダム湖を周遊します。

出発時に機内持ち込みキャリーケースは車に乗せられないと言われ、なくなくコインロッカー500円で預けました。

湯西川ダックツアー 水陸両用バス 乗り物

湯西川ダムを上から見下ろしたところ。ここまでは誰でも見られます。

湯西川ダックツアーで国土交通省から許されているのがダム管理棟ＥＶよりの立ち入りです。入り口でヘルメットを着けてエレベーターで下ります。担当者が別室で監視カメラで見て、不審者が入らないようにチェックしています。

エレベーターで降り、ダムの中を歩きます。鍾乳洞のような感じで湿ってベチャベチャしています。

湯西川ダムRCD工法の施工の説明パネルあり、土木建築に興味のある人は見るべき

はい、ダムの下に降りてダム外に出て、下からダムを見上げます。

湯西川ダムというのは水門のないダム、近くでコンクリートパネルを作って短い時間で建設できたそうです。

湯西川の町はダムに沈んだので、住民は、代替で湯西川駅近くに綺麗な新しい家を建てて住んでいます。7年以上前に湯西川温泉に行った人は旧道なので、風景が違ったそうです。（道理で、知っている旅館がなくなっていた・・・）

ダックツアーに参加したから、体験できる、貴重な場所でした。

ガイドさんが、黒部ダム見学よりいいよ、って。黒部ダムはずっと昔に行ったので人が多かった観光地のイメージしかありませんが、こちらは小さいけど、新しいピカピカダムで面白いです。水門がなく、放流は上の四角く空いた窓から。今まで一回しか放流していないそうです。放流時は水がさざ波のように流れるそうです。

ダムの見学後、水陸両用車に乗り込みます。

赤い車体でいすずのトラックを改良して1億円する車だそうです。
窓はありません。だから、アブや虫が入ってくるので要注意。子供達には虫払いの為にうちわ、を配っていました。

山の中を走ってトンネル抜けて急角度でダムに入る道を進んで、いざ、着水、ですが、瞬間を動画モードにしていて、撮影を失敗しちゃいました。

静かな湖面に山がさかさにうつって、ダムが見えて、良い感じ

ガイドさんも船長もアブに刺されながら、ハエたたきで戦いながらのお仕事です。

掛け合い漫才のような説明が面白いです。
このツアーは年齢問わず、楽しめて、参加してよかったです。

ダム湖を囲む山の中に鹿がいました。

船長が操舵中に見つけてくれました。動体視力凄いわ。

湖上ドライブは、揺れないし、ゆっくり景色が眺められて、水陸両用車って楽しい。

水陸両用車でそのまま湯西川駅まで送ってもらえました。

ダックツアーは日本で9か所あり、湯西川ダックツアーはそのうち４か所（大阪、湯西川、諏訪湖、ハウステンボス）を開催している日本水陸株式会社がやっています。

湯西川温泉駅から野岩鉄道（快速AIZU)14時43分→川治湯元駅14時47分着。

川治湯元駅の次が川治温泉駅ですが、ホテルのお迎えは川治湯元駅だけです。
ホテルから近いのが川治湯元駅だから？東京からは川治温泉駅が手前なのにね。

川治湯元駅です。駅を降りて外はロータリーですが、ベンチとひげじいさんの像があるだけ。店はありません。駅の人が「どの旅館ですか？お迎えに来てもらいましょう」と、界川治の現地℡番号を教えてもらって架けましたが、ダメだと。歩いても行けるとつれないお返事。東京方面から着く電車の時刻に合わせて15時16分のお迎えをぼーっと待ちます。ここにはタクシーはありません！！というかこのあたりにタクシーなくて、鬼怒川から呼ばないといけないのです！！

恐るべし星野リゾート。客に妥協しないから大きくなるんだわ。公式HPの℡番号は課金制の０５７０で沖縄のコールセンターにつながり、現地の情報はわからないし。今回は寂しい川治温泉で夜、楽しめそうなのはここしかない、と選びました。

続くhttp://4travel.jp/travelogue/11274040

川治湯元駅 駅