ALLEGRO号で日帰り、美しいサンクトペテルブルクで、ロシア芸術、グルメを堪能してきました。午前編（地下鉄、宮殿広場、血の上の救世主教会、ロシア美術館）

2017/08/14 - 2017/08/14

フィンランド・ヘルシンキからALLEGRO号に乗って日帰りで、ロシア・サンクトペテルブルクを観光してきました。
美しい街サンクトペテルブルクで、ロシア芸術、グルメを堪能してきました！
他のロシアの都市に行ったことはありませんが、サンクトペテルブルクは西欧を見習って作られた計画都市なので、洗練された街並みであるそうです。
個人的には、メジャーな欧州の観光都市のパリなどよりも街は綺麗で、治安も良く、快適に観光できて良い街だと思いました。
とはいえ、やはりロシアの都市で、血の上の救世主教会を見るとロシアに来たことをしみじみ感じさせられました。
美術館は超定番のエルミタージュ美術館ではなく、ロシア芸術が堪能できるロシア芸術館に行きました。カルル・ブリュロフやアイヴァゾフスキー、レーピンの名画を堪能しました。
昼食は、定番ですが、ボルシチ、クワス、ツナサラダを頂きました！
午前中だけでも、濃密なサンクトペテルブルク観光が出来ました！

エリア サンクトペテルブルク(ロシア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 交通手段: 鉄道 徒歩

朝、ヘルシンキ中央駅からロシア・サンクトペテルブルク行のALLEGRO号に乗りました。

３時間半で国境を越えて、サンクトペテルブルクにあるヘルシンキ駅に到着しました。
列車内での国境越えなので、乗ってきた係員が出国審査、税関、入国審査の手続きをしてくれました。
列車移動中に手続きができるので、飛行機の様に着いてから入国審査や荷物のピックアップの列に並ぶ必要がないのでとても便利なシステムです。

駅周辺の景色です。

サンクトペテルブルク・ヘルシンキ駅前の様子です。
イメージより閑散とした感じでした。
公園奥にレーニン像がありました。

ヘルシンキ駅の建物です。
旧ソ連ぽく無骨な感じの建物です。

地下鉄に乗ってサンクトペテルブルグの中心部に出ます。
改札口にレーニンの壁画がありました。
これも旧ソ連らしい光景です。

改札を抜けるとホームに向けて長くて深いエスカレーターがありました。
日本ではなかなか見かけることのない長さのとても深いエスカレーターです。
しかもエスカレーターの速度は、日本の地下鉄の倍ぐらいありそうな勢いでした。

やっとホームに降りてきました。

地下鉄の路線図です。

ホームとホームの間の通路の突き当たりに壁画と像がありました。
地下鉄でアート観賞できるのが凄いです。

通路から見えるホームの様子です。

サンクトペテルブルグの地下鉄は西欧の地下鉄と比べても見劣りする事はないです。

無骨な感じのフォルムの車両ですが、車内は綺麗に保たれて快適でした。

乗り換え駅の壁画です。

日本の機能性重視でデザイン性に欠ける地下鉄に比べると、サンクトペテルブルグの地下鉄の駅は美しいです。

こちらの壁画もなかなか立派です！
美術館に到着する前にいろいろアートを見学できるのはサンクトペテルブルグの凄いところです。

地下鉄降りて地上に出ました。
お花屋さんで売られている花たちが可愛かったです。

サンクトペテルブルグ中心部の街の様子です。

とても天気の良い日でした。
前日まで1週間ほど雨が続いていたのでラッキーです！

表札の絵が日本とちょっと違っていて面白かったです。

街中を走っている車も日本で見かけるようなメジャーなメーカーの車が多かったです。ソ連製の車はほとんど見かけませんでした。

大きなアーチの門が見えてきました。
この先に宮殿広場があります。

宮殿広場に出てきました。

振り返って見た門の様子です。

門の上にある彫刻がなんとなくソ連ぽいです。
この横に広い建物はエルミタージュ新館も入っている旧参謀本部です。

宮殿広場はとても広かったです。
広場の中心にアレクサンドルの円柱が立っていました。

有名なエルミタージュ美術館がある冬宮の建物です。

アレクサンドルの円柱とエルミタージュ美術館の建物です。
奥の方に、旧海軍省の建物が見えました。

奥の建物にはエルミタージュ劇場が入っています。

モイカ川を渡ります。

遊覧船も航行する川です。

橋の欄干の模様が素敵です！

ショートカットするため建物の間をくぐり抜けて行きました。

中庭にある小さなお店が可愛かったです。

路地を抜けていきました。
西欧の観光都市にありがちな治安の悪さは全く感じませんでした。

大きな通りに出てきました。
整備された綺麗な街並みです。

ストリートにあるアートがいい感じでした。
奥に見える建物もとても味があって素敵でした！

グリボエードフ運河の先に、血の上の救世主教会が見えました。

望遠で写してみました。
サンクトペテルブルグに来たらやはりこの教会は外せません！
ロシアの教会らしい玉ねぎ型のドームが印象的でした！

血の上の救世主教会は後ほどゆっくり見学します。
まずはロシア美術館へ向かいます。

印象的な看板だったので撮りました。

ロシア美術館の手前にある芸術広場の中心部のプーシキン像です。
鳩がプーシキン像の頭にちょこんと乗っていて可愛かったです！

ロシア美術館が入っているミハイロフ宮殿です。

円柱が立派な素晴らしい建物です。
皇帝パーヴェル１世が王子ミハエルの為に建てた宮殿で、1825年に完成した古典主義様式の傑作の建物です。

入り口を入って内部を見た様子です。
大きな荷物はクロークに預けて美術館の内部を見学します。

建物の中もとても素敵でした。

まるで生きているかのような目つきのリアルな像です。

古いロシアの時代の家具です。

有名な11室「白の間」です。
シャンデリア、天井も素敵でした。

ロシア美術館に来たら絶対に見たい名画、巨匠カルル・ブリュロフの大作「ポンペイ最後の日」です。
天災の時に自分の大事にしているものを持って逃げ惑う人々の様子が描かれています。
この辺の左上のほうに小さくカルル・ブリュロフが絵画のセットを持って逃げる様子が描かれています。

これも有名な名画の1つアイヴァン・ゾロフスキーの作品です

海を描いた作品は日本でも人気が高いです。

こちらはレーピンの大作「国家評議会会議」の絵です。

ロシア美術館は思いのほか空いていて、1時間程度で有名な絵画を見て回ることができました。
やっと遅い昼食です。

プーシキンと言うホテルの1階にあるロシア料理が食べられるレストランです。

料理のメニューです。
写真が載っているのは珍しいです。
観光客にとっては食事がイメージできてとても助かります！

店内の様子です。

ツナのサラダです。
これはとても美味しかったです！
インスタ映えする盛り付けも素敵でした！

ロシアに来て絶対にはずせないのがボルシチです！
日本にあるロシア料理店のボルシチと違って別格の美味しさでした！

レストラン近くの建物の壁にサッカーの絵が描かれていました。
サッカーワールドカップを前にロシア国内で盛り上がっています！
午前中だけでかなりサンクトペテルブルグを満喫できました！