2017/07/24 - 2017/07/25
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しょうさん
昨年7月に初めて韓国(ソウルと釜山)を旅行しましたが、この一年間で「イ・サン」や「トンイ」など朝鮮王朝が舞台のドラマを見て、色々な面で韓国に興味を持ちました。
と言うことで、今回2度目の韓国旅行は、ソウルの5大王宮と博物館めぐりをメインとして、街歩きやグルメを楽しむことにしました。
(二度目のソウル旅行の日程)
1日目 羽田空港発→金浦空港着、ソウルにて景福宮、徳寿宮、
慶熙宮、ソウル歴史博物館の見学
2日目 ソウルにて北村散策、宗廟(世界遺産)、昌徳宮(世界遺産)、
昌慶宮、大韓民国歴史博物館、古宮博物館の見学
3日目 水原にて水原華城と華城行宮(世界遺産)見学、
ソウルにて戦争記念館見学と漢江クルーズ
4日目 ソウルにて広蔵市場、清渓川散策、景福宮(慶会楼特別観覧)、
国立中央博物館見学、カジノとCOEX
5日目 仁川空港発→成田空港着
本旅行記は、4日目~5日目編ですが、5日目は帰国するだけですから、ソウル市内観光は最終日編です。
清渓川散策や景福宮の慶会楼の特別観覧、国立中央博物館見学、カジノとCOEXなど、色々と動き回った一日でした。
2回目のソウルも満喫しましたが、まだまだ訪れたい場所も沢山ありますから、また来年ソウルに来れるといいなと思っています。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
-
イビスアンバサダーソウル仁寺洞を朝早めに出て、朝食を撮る予定の広蔵市場に向かいます。
流石に4日目ともなると、最初は左を見る習慣もできてきます。
最初のうちは、右から見る癖(当然ですが)がありますから、信号のない横断歩道では左からくる車に気付くのが遅くなり、ヒヤリとする場面もありました。 -
またまた宗廟の前を通ります。
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宗廟市民公園は緑も豊かで散策も気持ちがいいです。
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広蔵市場に着きましたが、朝食の前に、荷物を鍾路5街駅のコインロッカーに預けるため、地下に入ります。
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まだ8時前ですから、商店街もオープン前でひっそり。
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韓服のお店がとても多い地下商店街です。
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無事、荷物を預けて、広蔵市場の中に入りましたが、こちらもまだ静かでした・・・
私の想像では、朝食を取る人でかなり混み合っていて活気があるイメージでしたが、まだ準備中のお店が多く、そうでもないようです。 -
少ないながらも営業している屋台を見ていたら、食べたかった麻薬キンパを発見!
屋台に座って、いただくことにしました。 -
麻薬キンパが8ケで2000W。かなりボリュームもあって、結構お腹がいっぱいになります。
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食べた屋台で、何やら調理中の食べ物が・・・
「これ、トッポッキですか?」と聞くと
(実際は、鍋指さしてトッポッキの単語だけですが)
「そう」とのことでした。
毎日、こうやって作っているのですね。 -
しっかり朝食をとったところで、次は清渓川の散策です。
昨年来た時は時間か取れず見送りしましたから、今回は楽しみにしていました。
10数年前には、この上に高架道路があったとは思えませんね。 -
広蔵市場から清渓川沿いに歩いていましたが、なかなか川べりに降りる場所がなく、しばらくしてやっと見つけました。
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上流(市庁駅の方向です)に向かって歩きます。
遊歩道も綺麗に整備されていますが、何より水が綺麗です。
川の中を見たら、5センチほどの魚が泳いでいました。 -
まだ早い時間帯のせいか、人影もほとんどなく貸切状態です。
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歩いているうちに、鳥を発見!!
こちら気づいていないのか、飛び立つ気配もありません。 -
川から上がって、今度は階段のところを歩きだしました。
水面を見ていて、餌の魚を探している雰囲気でした。 -
清渓川のスタート地点に到着。
ここでは、結構人が居ます。外国人観客の団体さんも見かけました。
予想以上に清渓川散策は、良い気分でした。
もしこの上に、高架道路があったとしたら、ソウルの雰囲気もだいぶ違うかもしれません。
帰国後、ソウルの関連本を読んでいたら、清渓川の復元は、元大統領の李明博氏がソウル市長時代に実現したもので、この復元について自身が書いた本があることを知りました。 -
その本がこれ「都会伝説 ソウル大改造」。
この本を読むと、復元にあたって、商人や露天商との交渉、交通渋滞、工事の工期、水の確保や水質などなど、多くの課題を良く克服したものだと感心します。
清渓川について興味がわいた方には、お勧めです。
現在、東京の日本橋の上にかかる首都高を地下化する計画があるようですが、清渓川のように、都会の中を流れる川が蘇るといいなと思います。 -
景福宮に到着。
10時からの慶会楼の特別観覧に間に合いそうです。 -
この慶会楼は国宝ですが、実際に中に入れるかと思うと、とても楽しみです。
この特別観覧は、確か1回20名限定だと思いますが、当日は私を入れて14名でした。(日本人は、私一人)
ちなみに、ガイドさんによる観覧ですが、韓国語のみです。所々で説明していただけますが、韓国語はわからなくても、なんとなく歴史や見える景色など説明しているように理解できますので、不便はありません。 -
慶会楼に渡る橋です。
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目の前で見れると、その建物の大きさが良くわかります。
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建物を支えている石柱は、48本とのことです。
これだけの建物を支えているのですから、太くていかにも頑丈そうです。 -
2階に上がると、下はすべて板敷でした。
勤政殿や勤政門も良く見えます。
こく慶会楼は、外国使節の接待などで使用されたとのことですが、当時の方々も、この景色を見ていたのかと思う、とても感動します。 -
ちょっと内側に入ると分からないのですが、近くによると金網が張ってあるのが分かります。
鳥が入らないためとのことですが、言われてみれば、窓もなくオープンですから、当然ですね。 -
外側から中央に向けて、高さが三段に分かれ、中心部が一番高くなっています。
それぞれ四方には戸が閉められるようになっており、すべて閉じれば個室になる構造でした。
これは、中に上がってみないと、わからないですよね。 -
北岳山も望むことが出来ます。
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西側は池と、遠くに仁王山が見えます。
どこも素晴らしい景色を愛でることができ、こういう場所で宴を開くことが、おもてなしなんでしょうね。、 -
池の向こうには、こちらを見ている方が沢山いますが、慶会楼が良く見える撮影スポットです。
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観覧を終わって、もう一度外から眺めてみると、あそこに入れたのかと感慨深いです。
今回のソウル観光は、どこも良かったのですが、その中でも一、二を争う高得点でした。 -
次は、こちらも、とても楽しみにしていた国立中央博物館です。
地下鉄に乗って、景福宮駅から博物館最寄駅の二村駅まで約30分です。
地上に出てみると、人気もなく、ちょっと予想外の風景でした。 -
駅から歩いて約5分、国立中央博物館に到着。
ここも想像していたより、ずっと巨大な建物です。
韓国の博物館は、どこも大きくて驚きます。
この中央博物館で、ソウルの博物館見学も5館目ですが、すべて無料でした。
また王宮の入場料も只みたいなものです。
たまたま帰国後に、某雑誌で日本や韓国の国家文化予算が出ていましたが、日本が1000億円に対して韓国は2300億円、国家予算に占める割合は、日本が0.1%、韓国は1%と、額・割合とも、韓国が大幅に上回っていました。
こうした建物の建築費やその維持費、展示物の内容など見ていると、本当にお金をかけていることを実感します。
それだけお金をかけるということは、国の歴史や国に対するアイデンティティを国民に浸透させる意志が、日本とは違って、相当強いと思います。 -
エントランスに向かう通路も綺麗に整備されています。
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博物館のエントランス。
見上げる高さです。 -
エントランスから、ふと後ろを振り返ると高層ビルが見えましたが、あれは昨日の漢江クルーズから眺めたビルのようです。
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博物館は1~3階が展示フロアですが、本当に広いです。
入口に案内カウンターがあり、日本語担当の方もいましたので、写真撮影について聞くと、フラッシュを焚かなければ、すべて館内は撮影OKとのことでした。 -
私のこの博物館での一番のお目当ては、国宝の半跏思惟像です。
301室に展示されているようです。 -
館内は、開放的な空間になっています。
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新羅時代の王冠は、眩いばかりの金でした。
必見作品の一つです。 -
広々とした展示室となっています。
展示物の説明は、ハングル語と英語で、日本語は展示物の見出し以外はありません。 -
3階から下を見ると、人も小さく見えますね。
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いよいよ楽しみにしていた三国時代(6世紀後半)の作品で国宝78号の半跏思惟像とご対面です。
流石に、韓国の至宝とあって個室での展示でした。 -
実は、国宝の半跏思惟像は2つありますが、私の見たかった像が、この時期展示されていて、本当に良かったです。
と言うのも、こちらの半跏思惟像は、2016年6~7月東京国立博物館で日韓国交正常化50周年記念「ほほえみの御仏-二つの半跏思惟像-」の特別展で、奈良の中宮寺の国宝「半跏思惟像」と一緒に展示されていた仏像で、もう一度見たかったのです。
東京の時とは違い、個室で、しかも人が誰も居ないなか鑑賞できて、訪れた甲斐がありました。 -
ちょっと駆け足でしたが、1階から3階を回り一通り見学すると、もう13時過ぎ。
そろそろお腹も減って、館内のフードコートで昼食です。
何軒かお店がありますが、野菜ビビンバに決定。8000Wです。
コチュジャンを好みで入れて混ぜ混ぜして、美味しかったです! -
フードコートは子供連れも多く、結構賑わっていましたね。
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国立中央博物館の後は、家内から頼まれていたお菓子類を買いに、ソウル駅に地下鉄で戻って、ロッテモールでお買い物です。
ガイドブックに書いてある通り、お土産をいっぱい買う観光客でいっぱいでした。 -
買い物した後、旧ソウル駅を見学しようと思ったのですが、ちょうど内部を工事中で入れず。残念でした。
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コインロッカーかに荷物を取り出しに、鍾路5街まで地下鉄で戻りましたが、朝オープン前だった地下街もオープンしています。
韓服は色が綺麗ですね。 -
本日の宿泊ホテルは、「イビスアンバサダー ソウル東大門」です。地下鉄の乙支路、鍾路5街、東大門歴史文化公園のどの駅からも徒歩圏内で、立地はとても良かったです。
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テルに荷物やお土産を置いて、小休止後、再び観光に出発です。
まずは地下鉄で会賢に出て、南大門市場をブラブラします。 -
その後は、ソウルのランドマークの南大門。
やっぱりソウルに来たら、一度は見なくてはです。 -
南大門から、次は、日本では体験できないカジノを楽しもうということで、セブンラックカジノのミレミアムヒルトン店に向かいます。
会賢駅からヒルトンに向かう途中の陸橋から、さきほど行った旧ソウル駅とロッテマートが見えます。
ソウル駅から南大門市場は徒歩圏ですね。 -
ヒルトンに向かう道路の右側の壁は、南大門から続いている城壁なんですよね。
去年は気付かなかったのですが、こうして残っているところが凄いです。 -
ミレミアム・ソウル・ヒルトンに到着。
高級ホテルらしい威容です。 -
館内もゴージャスです!
こういうところに泊まってみたいものですが、寝るだけでは全くコストが合いませんね。 -
セブンラックカジノのミレミアムヒルトン店は、ヒルトンの中からも入れますが、直接、外から入場することかできます。
THAADの影響で、ひょっとしたらカジノも閑古鳥が鳴いているのでは想像していましたが、全然違って、ルーレットなど大盛況でした。 -
時間がないため、ヒルトン店は覗いただけで終わり、セブンラックカジノの江南店に向かいますが、ヒルトン店から江南店まで、カジノの無料シャトルバスがあり、それを利用しました。
バスはヒルトンホテルの正面から出発します。
この日の乗客は私を入れて、5名くらいでしたが、窓には、ちゃんとスモークがありました。カジノのバスでは当然でしょうね。 -
約40分で、セブンラックカジノの江南店に到着。
一攫千金を夢見て、スロットマシンに挑戦しましたが、あえなく敗退。まぁ、楽しめて良かったです。
ちなみに、ヒルトン店よりはお客さんは少ないように関しました。
やっぱりヒルトンは高級ホテルに隣接して、しかもソウル駅近くの中心部ですから、場所の利が違うのしょうかね。 -
江南では、カジノの他、コエックス・モールが見たくてきましたが、ショッピングモールのほか、映画館や図書館など巨大な施設でした。
案内図がないと迷う大きさです。 -
コエックスで見たかったのが、ここピョルマダン図書館 です。
地下1階から地上1階までの吹き抜けに、天井まで本が展示されているデザインは凄いです。貸し出しは不可で閲覧のみのようですが、読書している方(若者が多いです)が多かったです。
コエックスに来たら、ここは必見です。 -
壁にも沢山の本が展示されています。
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初めての江南地区を楽しんだ後は、地下鉄2号線に乗って、三成駅から東大門歴史公園駅に戻ります。
昨年も思いましたが、東大門の夜はなかなか派手で見ていて楽しいです。 -
夕食は、グッドモーニングシティの裏側に並ぶ食堂街の、ある一軒にしました。
裏通りもネオンが華やかです。 -
注文したのはソルロンタンでしが、おかずが5品もあって、どれも美味しかったです。
-
ビールを飲んでいるうちに、ソルロンタン登場。
肉もたっぷり入っていました。
塩、胡椒で、好みの具合に味付けして、美味しくいただきました。これで7000Wは本当に安いです! -
夕食後、東大門から徒歩でホテルに帰還。
ソウル観光の最終日も十分楽しみました。
イビス系列のホテルは、どこも清潔で過ごしやすいです。 -
5日目は、仁川空港から帰るだけです。
ソウル駅から空港鉄道に乗って車窓を眺めると、ソウル市街を抜けると、ほとんど街もなく、緑豊かな風景が広がっていたのは、ちょっと予想外でした。 -
そろそろ仁川空港が近づいています。
リムジンバスは、大体15000W程度のようですが、空港鉄道は、指定席で7500Wですから、安いですね。 -
仁川空港内は撮影禁止ですが、平昌五輪のPRは皆さん写真を撮っていましたので、私も1枚。
初めて仁川空港を利用しましたが、出国審査が終わってから、ゲートに到着するまで30分は掛かり、非常な大きい印象でした。 -
無事、帰りのJAL機に乗れて良かったです。
サンドイッチも美味しく頂きました。 -
定刻より多少、早目に成田空港に到着!
とっても楽しい二度目のソウル旅行でした。
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2017年夏 二回目の韓国旅行(ソウル)
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