夫婦記念旅行　BERLIN～PARIS欲張り旅行①BERLIN

2017/06/24 - 2017/06/27

フライト時間が長いヨーロッパ。
旅行先の選択肢として上がることが今までなかったのですが、
夫婦の記念日にちょうどお休みを合わせることができたので
２人で初めてのヨーロッパです。

<フライト>
ANA
羽田 (HND)12:30～ミュンヘン(MUC) 17:20　
ミュンヘン(MUC)～ベルリン(TXL)19:50
ANA
ベルリン(TXL)12:25～パリ(CDG)14:10
ANA
パリ(CDG)20:05～羽田(HND)+14:55

ホテルをじっくり選びたかったので、今回フライトをexpediaで、
ホテルはHOTELS.comで探しました。
ホテルのこだわりがなければexpediaだと安くなったりするのですが、
選べるホテル数が少ないようなので、別サイトで探しました。

ここで、ご注意！
旅慣れている人はご存知でしょうが、
私は知らなくって驚いたので記しておきます。
６月末の予定を２月にはフライトを抑えていました。
その時、expediaのHPではシート指定予約までできます。
長旅なので、少しピッチが広いシートも選べて余裕な気持ちで当日空港に行ったら、席の確保はできているが座席指定はANAにて一切クリアにされていました。空いている席から選べ、という感じですね。
２人の記念旅行なのに、かなり離れた場所しか空いておらず、
それも３席横並びの真ん中という有様。カウンターの人はANAのHPから直接次回はお願いしますと、直前に出鼻を挫かれた感じでした。

旅の楽しみは何と言っても食事！な自分はガイドブックや旅行本、ネットを探しまくり、口コミを見まくってディナーのお店だけは全て日本から予約していきました。
これが大正解！山のようにレストランはあるけど、特にパリは人気のお店は地元の人にも人気なので、どの店も当日客は何組も断られていらっしゃいました。
旅の時間は限られているので、気になる店はリサーチ＆リザーブ必須です！

この徒然記が、これから旅行に行かれる方の少しでも参考になれば嬉しいです

エリア ベルリン(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 2.5
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

１１時間の長いフライトで、様々な経由先から選んだのはミュンヘン国際空港。
大きな空港で、乗り継ぎ時間が短いこと。ANAはなんと４０分でした！
空港内の動線は単純でそんなに離れていませんでしたが、手荷物検査があり、これが
すっごい冷汗もの。
ヨーロッパのおじいさんおばあさんの動作がスローリーだし、ペチャクチャお話ししておっそい！途中、順番を譲ってもらって走って１０分前にゲートに着いたら３０分ディレイ。。。

小さなBERLINのテーゲル空港に着いたら、まずはカードで現地通貨にキャッシング。
今回の旅は全てキャッシングにしましたが、手数料を考えると大分とお得でしたよ！

空港内のカフェはすでにドイツのスイーツがたっくさん。
バームクーヘンのお店もあります。

市内までは電車がないので横長の大きなバスに乗って。行き先はそんなにないので迷いませんし、カウンターで１日券を買えば、地下鉄も使えます。
まずは中心地のウンターデンリンデンで下車。
振り返るとブランデンブルグ門と
ピンクの大音量のEDMを鳴らしたロールスロイスで乗り付けて大騒ぎする
若い女子（と冷ややかに見つめる周囲）

中心地なので表参道くらい混み合っていると思い込んでいたのですが、土日は閑散としており、夜はほとんど人が通っていません。

ホテルはウェスティングランドベルリンにしました
ホテルはアクセスの良さ、ある程度のクオリティーと
新しくないところ（！）でセレクト。
ネットではフロントの対応がイマイチとのことでしたが、こんなものかな。

この日はベルリン在住の友達と朝まで夜遊び、、、

川沿いに色んなクラブやカフェが集結しているお店と、
Berghainに。。。（写真は禁止です）

翌日、地下鉄に乗ってカイザーヴィルヘルム教会へ。

古い教会は破壊されたままの姿さえ美しく、
無残な歴史をストレートに伝えてきます。

隣の青の教会。プラネタリウムにいるような、
深い青の光を見上げていると体が浮遊するような
気持ちが落ち着く感じがしました。

ドイツに来たらバームクーヘンを！と決めていたので、
Konditorei Buchwaldに。

ここはそれほど駅からも離れておらず、
観光のスケジュールで訪れるにはベストの老舗でした。

小さなショップの奥にはティールームがあります。
ショップにはたくさんのバームクーヘンと大ぶりなケーキが並んでいます。
どれもあ～～～～まそう！
ティールームは満席でなければ、勝手に座ってウェイターを呼びます。
ちょうど入った時は３時くらい。
１テーブル丁度空いてそのまま座れましたが、
その後は行列になっていたのでラッキーでした。

バームクーヘンは、、、あっっっっっまいです。SOOOOO SWEEEEEET!!
バームクーヘン好きな自分達は結構たくさんのお店のを日本では食べていますが、どこよりもずっしり。
密度濃ゆい。
バターのせいなのでしょうか？
円形の４分の１が出されるのですが、十分でした。
本当はお土産も買う予定でしたが、あまりの重さにやめて起きましたw

ですが、可愛い内装に、老舗の本場の味なので、是非オススメしたいです。

天気も晴れていたので、そのままチェックポイントチャーリーへ
おきまりの写真もしっかり撮ってもらいました。
観光客は多いのですが、お金を払って一緒に撮ってもらっている人は
少なかったです。
（すごいギャラリーなんで、ちょっと恥ずかしかったけど）

ディナーは友人とベルリンのガイド本何冊かで紹介されていて、
ネットもそこそこ評判良かったOderquelleへ。
ここはレストランが軒を連ねる高級エリアにあります。
向かい合った建物も街路樹も綺麗に整備された素敵なエリアです。

２０時に予約しましたが、６月末ですとまだ太陽が眩しい時間。
チキンが美味しいとのことだったので、自分はチキンを。
連れはポークでしたが、すんごいボリューム。
付け合わせのポテトもどっさり。
日本の感覚であれこれ頼みたくなってしまったけど、
4人でピザ１枚と各自一皿で満腹！

飲んで食べても一人３０００円ちょっとくらいでした。

今回のお宿、WESTIN GRAND BERLIN

グランドフロアの階段はゴージャス。
行かなかったけど、夜にカクテル飲むのも良さげ

お部屋はデラックスガーデンビュー。

古くて小さなお部屋ですが、大きなホテルの中庭がのぞめます。

ここは是非、朝食を付けるべき。
周りにはカフェがないのと、落ち着いたフロアで
しっかりと美味しいご飯がいただけます。

チーズやハム、パンにフルーツとたくさんの種類があり、
コーヒーはシルバーの大きなポットでテーブルごとにサーブしてくれます。
フルーツジュースだけでなく、スムージーも３種類あって美味しかったです。
卵料理は注文用紙に記入して渡せば、お席まで持ってきてくれます。

どのウェイターも柔らかく、丁寧な接客で毎朝気分良し！

翌日は日本から予約していたベルガモン博物館へ。

ここはHPから予約できるのですが、英語表記がないので
ドイツ語のみという不便なサイトなのですが、翻訳サイトを開きながら見ると、
そこまで入力するところがないので簡単ですしオススメします。

１０時のオープン時間から並んでいますが、
予約をして時間通りに入り口に直接バウチャーを持っていけば
並ばずにそのまま入れます。

内容は、、、圧巻です。
スケールの大きさと展示品の多さにびっくり。時間がないので、気になるところだけ足を止めて。

この後はボーデ博物館に行ったのですが、なんと月曜日お休み！
おきまりの写真だけ撮りました。
博物館島は集中しているので便利ですが、
小さな島ように見えても意外と歩くので、
休館日は事前にリサーチしましょう～

その後、旧博物館へ。
ここも建物自体が美しく、
古い壁画と床のタイル、そして展示品が美しく調和していました。

そして、ベルリン大聖堂へ。

離れて見ても圧倒される荘厳な姿。
ドーム型の屋根、数々の彫刻、目の前にあるのが信じられない！

と外観だけでも感動しましたが、、、

中に入って言葉を失いました。

宗教の持つ歴史、宗教芸術の極み。
これを見るだけでも、ベルリンの価値はあると思います。
素晴らしい。

この後、上の天井まで登りましたが、結構ヘビーなので、時間がない人は
メインのフロアだけでも十分だと思います。
階段が狭く長いので、お年寄りはかなり大変そうでした。。。
（狭いから引き返せないw）

大聖堂を出る頃にはお昼を回っていたので、
すぐ近くの川沿いのカフェでランチ。
自分は生ハムのピザを頼みましたが、大正解！
連れのバジルパスタは恐っっろしい不味さ！

どこの国でもパスタと中華は冒険ですww

次は、ハッケーシャーマルクトへ

建物に囲われた敷地内に奥へ奥へ伸びるように、カフェ、お土産屋、
服屋、ベジタリアン食品店などが連なっています。

通りから入ったところは写真スポットでちょっと可愛いですが、
正直なところわざわざ見に行くほどのショップもカフェもないので、
ここは時間があれば、、、ぐらいでいいと思います。

駅を出たところに無印良品やUNICLOがあるので、
比較しに覗いてみては？

またまた電車を乗り継いでこの日のレストランへ。
GASTHAUS KROMBACHという、
ドイツ料理を洗練させたスタイルでいただけるお店です。
ベルリンにしてはサービス満点のベテラン女将みたいな女性が
素敵な笑顔で接客してくれます。

ここでは一度は食べて見たかったアイスバインと、時間ががなくて
食べれていないカリーヴルストとチッコリととチーズのサラダを。
サラダはやはりビックサイズ！
けど、ドレッシングとオリーブとチーズがベストマッチ。
ランチとかならこれだけ食べていたい感じ。

メインのカリーヴルストはレストランなので、
ちょっと上品になっていましたが、それでもボリューム満点。
ソーセージも美味しく、フライドポテトも美味しかったです。

アイスバインは正直期待しておらず、
名物だし～とその程度で頼んだのですが、びっくり！
美味しい！よく煮込んであるので、想像以上に柔らかくあっさりしているし、
付け合せのホースラディッシュをたっぷり付けるとお酒もグイグイ進んじゃう。

ここもボリュームがすごいので、２人で３品ではち切れそうに。
２杯ずつ飲んでも合計１万円くらいです。
トリップアドバイザーでも高評価でしたが、気取らず、
カジュアルな格好でもいけて、
ちゃんと美味しいお店を探している方にはオススメです！

ライトアップされたブランデンブルク門

門を少し離れると、通りの人はいなくなる。

ベルリン最後の朝はホテル近くのホロコースト慰霊碑へ

ホロコースト慰霊碑は地上階のモニュメントしか見る時間がありません
でしたが、街中の一等地のとても広い敷地にそびえ立つ無機質な
コンクリート群がこうやって街中にあることで、時が経っても過去の
過ちの歴史を忘れない、強い思いを感じました。

たとえ今は子供の遊び場になってたり、
おじさんが腰かけてお弁当食べていても。
そこにあるだけで、忘れないから。

連邦議事堂

近くまで来ると、上部のガラスドームは見えません。
上に登るのは、建物横のセキュリティー入り口からで、
今はかなり厳重でしたよ。

ベルリン中央駅。

ガラスのファザードが美しいです。
長距離電車もここから出るのでしょうが、ちょっと分かりにくかった。

ベルリン市内旅行は色々調べたのですが、博物館島のフリーパスを買って、後は毎日、１日乗車券を買いました。１日券だと７００円くらいですし、Uバーン、Sバーンで主要なところはすぐ行けるのでとても便利でした。タクシーも安いです。
乗り降り自由の２階建周遊バスも悩みましたが、ルートが決まっており、チェックポイントチャーリーや壁画エリアでかなり時間を食うので、ちゃんと検討して買ったほうが良さそうでした。
治安もとても良く、夜に出歩いても地下鉄に乗っても特に危険さは感じられません。

ベルリンの街は総じてのんびりした印象です。
ですが、人はとても真面目な感じがします。
着ているものも地味で実用的なものが多い印象で、
食事も地元の方は自炊する方が多く、外ではビールやソーセージ
食べたりぐらいがほとんどと聞きました。
倹約家が多いのかな？

かと思えば、音楽やアートにはとても力を入れていて、
政府が補助するナイトクラブまであるのが面白いですね。

初めてのベルリンはこれで終わりです。