2017/08/05 - 2017/08/07
140位(同エリア600件中)
うーぱんのパパさんさん
- うーぱんのパパさんさんTOP
- 旅行記106冊
- クチコミ26件
- Q&A回答1件
- 115,237アクセス
- フォロワー21人
昨年に続いて夏の北海道旅行に出かけてきました。目的は、日本の最北端に行ってみること、そして「花の浮島」礼文島でトレッキングをすること。
天候にもほぼ恵まれ、最果ての地らしい雄大な景色やグルメを楽しんだ3日間の記録です。
旅の概要
1日目:飛行機で稚内まで飛び、そのまま稚内港からフェリーで香深へ
(ホテル礼文に宿泊)
2日目:午前中桃岩登山口から知床までトレッキング、北のカナリアパークにも立ち寄り。午後は宗谷バスの定期観光バスで澄海岬・スコトン岬へ。
夕方のフェリーで稚内に戻り、みなと南極祭りの花火大会を見物
(ホテルおかべ汐彩亭に宿泊)
3日目:レンタカーで稚内から旭川まで移動。稚内公園や宗谷岬、名寄市智恵文のひまわり畑など見ながらドライブ。旭川空港から帰京
【この旅行記】礼文島内巡り
http://4travel.jp/travelogue/11270073
稚内から旭川までドライブ
http://4travel.jp/travelogue/11270075
港や甲板から撮ったフェリーの写真を並べた番外編
http://4travel.jp/travelogue/11270076
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス 船 レンタカー JALグループ ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
自宅を8時過ぎに出て羽田空港へ。
いつもの旅立ちとは違い、今日は第二ターミナルからの出発です。ANAの翼がずらり。 -
10時30分発でしたがチェックインカウンターで10分遅延の案内。その後もなかなか搭乗が始まらず、結局スポットを離れたのは11時10分近く。でも今日は急ぐ旅ではないから大して気にせず。
ベアドゥとくまモンに見送られて、いざ北海道へ向かうよー。 -
離陸後はいたって順調、どんどん北を目指します。
眼下に見えているのは十和田湖。 -
徐々に高度を下げてきた所で、利尻富士の姿が望めました。
稚内空港にはそのまま40分遅れの13時に到着。 -
空港からの連絡バスは路線バスタイプのため、早めに乗らないと座れません。この日の稚内市内行バスは2台で対応していたけど、どちらも満車状態だし空港出発も13時半過ぎでした。
ちなみに1台がフェリーターミナル直行便として運行されてました。 -
飛行機やバスが遅れたおかげ?で、フェリー乗り場での待ち合わせ時間がそんなに長くならずに済みました(50分くらい)。
14時45分の香深行に乗船し礼文島に渡る。神戸港でも乗ったし、この夏は船に縁がありますな。 -
途中からは青空の下をスムーズなクルージング。
利尻島がだんだん近づいてきた。 -
右側に回ると・・・海がキラキラ。礼文の島影はまだ見えないかな。
甲板に出て景色を眺めたり、中の船室(大部屋タイプ)でゴロンとしたり、売店で見つけた稚内牛乳アイスを食べたりして過ごします。 -
香深港まであと30分ほど。利尻富士の山頂がくっきり見えてます。
-
さぁ、礼文島にまもなく到着だ。
-
定刻通り16時40分に香深港に入港・接岸しました。
お天気もわりと良くて一安心。 -
今宵の宿はフェリーターミナルすぐ前、右手に写ってる「ホテル礼文」。どこに行くにも便利な立地です。
2階から6階が客室で、一番上の7階は展望風呂。 -
部屋に入るとてるてる坊主がちょこんとお出迎え。明日はトレッキングだから天気よろしくねー。
-
部屋は超コンパクトツインの502号室。これだけ見るとどこかの研修施設みたい(ホテル礼文さんすみません)。
1ヵ月前に宿探しを始めた時点でこのタイプの部屋しか空きがなく、花れぶんも満室だったので、割り切っての宿泊です。事前リサーチで狭いことを承知で伺ったので気にならなかったけど、知らないと愕然かもね・・・ -
夕食までの間、香深の街をちょっと散策。
花れぶんの方まで歩いて行き、スーパーやホテル内ショップを覗いたりしました。 -
漁港前からの利尻富士。柔らかな夕日が差し込む静かな光景。
-
夕食・朝食とも1階のレストラン「花れん」での食事。
この日はJTBの団体さんがかなりの人数泊まってました(3階のレストランは団体さん専用だったのかも)。 -
手前の皿が前菜(イクラ醤油漬け、干し柿バター、サーモン押し寿司、蛸と芋の串打ち、胡麻豆腐など)、右がお造り(海老、サーモン、ふわふわ帆立)。
大盛りじゃないけど、ちゃんと生ウニもいただけます。 -
これは鶏肉と野菜の白味噌鍋。
このほか、玉ねぎ餡かけやポテト饅頭、ほっけの煮つけ、揚げ物(百合根と蟹シュウマイ)などが並んで、バラエティ豊かな食卓。
生ウニはもちろん、どの料理もとっても美味しく、このホテルにしてよかったと思いました。 -
最後の牛乳ムース ハスカップソースかけまで、十分に満足できた礼文島でのディナーでございました。
-
イチオシ
食事を終えて戻った部屋からの眺め。
とっぷり暮れた夕闇に浮かび上がる利尻富士と、お月様。 -
月に照らされた海と利尻の影を狙ったショット。
ただ、明るい時間帯も夜もカモメの鳴き声がなかなか賑やかでした。まさに海辺に泊まった感たっぷり。 -
翌日の朝、朝焼けです。
利尻富士は雲の中だよ、トレッキングできるかな? -
なんとかなるでしょと考えて、7時に朝ごはん会場へ。右側の茶碗蒸しの中にはまたウニが隠れてました。
礼文っぽいおかずが並んでて嬉しい。 -
チェックアウト後、フェリーターミナルを8時40分に出る桃岩登山口行バスで出発。
バスは40人近くが乗車(半分以上がガイドツアーのお客さんのようでした)。 -
整備されたトレッキングコースを桃岩展望台に向けて登ります。
天気は曇り、幸い雨が降ることもなく後半には日射しも。 -
徐々に高度を上げます。
小さな花があちこちに咲いてて、まさに原生花園という印象でした。 -
最初の頃は、こんな風にうっすらと利尻富士が(見えるでしょうか?)。
手前にエゾニュウやオニシモツケを添えて撮ってみる。 -
礼文島西側の荒々しい海岸が目の前に現れました。
-
猫岩です。斜面の花々とともに。
-
桃岩展望台から元地灯台まで、雄大な景色とお花畑を楽しみながらのトレッキングです。
ただ残念なことに、利尻富士はずっと雲の中。 -
北に続く海岸線と稜線の眺め。
下の方に見える赤い屋根はYH桃岩荘だね。 -
ではここから咲いていた花をご紹介。
(いつものごとく植物の知識がない中での記録で、ごめんなさい)
主にこちらの情報を参考にしました。
http://www10.plala.or.jp/rebun-hana/ -
イチオシ
トウゲブキ。黄色が映えて見つけやすかったです。
-
エゾノコギリソウ(だと思う)。
-
ツリガネニンジン。
これはわかりやすいですね。 -
レブンウスユキソウ。
エーデルワイスの仲間で礼文島固有種とのこと。
何ヵ所かで群生しているのを見ました。 -
イチオシ
エゾカワラナデシコ。
ピンクの色が最果ての景色を彩ります。 -
これは、ミソガワソウ?
(表紙の写真もこの花) -
この可憐な花は、キタノコギリソウだと思います。
-
こちらの薄桃色の花も綺麗と思って撮影したけど・・・名前はわからず。元地灯台の少し先で見かけました。
この他、ヨロイグサ、アザミ、エゾイブキトラノオなどが咲いてました。レブンキンバイソウやレブンソウは見つけられず(単なる見逃しかも知れません・・・)。
※追記:これはアカツメクサの花らしいです。もともと北海道(日本)にはない植物で牧草として日本全国に広まり、北海道ブルーリストではA2ランク(生態系に影響を及ぼしている外来種)になっていることを後日知りました。
はるか昔から頑張って繋いできている礼文の植物たちを脅かすことのないよう祈るばかり。 -
イチオシ
利尻をバックにした眺望は叶わなかったけど、花々を観賞しながらの充実したトレッキングを体験できました。
この写真は元地灯台付近で「礼文ブルー」を撮ってみたところです。 -
知床登山口(看板の所)には11時ジャストに到着。バスまで時間があったので、集落内のバス停には向かわず左手の「北のカナリアパーク」まで足を延ばす。(登山口からカナリアパークまで、近道経由で20分位でした)
-
麗端小学校岬分校という設定で作られた建物が記念館になっています。
教室では吉永小百合さんが説明をしてくれます。 -
ほんとはこの先に利尻富士の立派な姿があるんだけど・・・
-
快晴時の素晴らしい景色を絵葉書でどうぞ。
この絵葉書は併設の売店で切手付100円で買ったもので、分校内のポストに自宅宛に投函してみました。後日北からの涼しげなお便りが届いたです。 -
カナリアパーク一帯も北の大地らしい風景が広がり、のどかな雰囲気。
-
カナリアパークから海岸の差閉集落までてくてく歩き、路線バスで香深まで戻りました。
-
フェリーターミナル2階の武ちゃん寿司でランチタイム。
礼文に来たらやっぱりこれでしょ、キタムラサキウニの軍艦巻。 -
数量限定のほっけフライ。
骨がちょっと多くて食べにくかったけれど身がほくほくで美味。
にぎり寿司セットも頼んで、全部で4200円なり。 -
午後は定期観光バスのお世話になります。
手前の白系が乗車した観光バス。奥の赤系3台はチャーター便で行く利尻礼文ツアーご一行様用のバス。利尻島からのフェリーの到着待ち。 -
8割程度の乗車率で出発。途中、日蝕観測記念碑や久種湖を車窓より見学しつつ、最初の下車観光地である澄海岬へ。
-
イチオシ
急坂の遊歩道を上った先には、荒々しい海岸の中にブルーの穏やかな入り江が佇む風景が待っていました。
-
手前に咲いている花々も取り込んで写してみる。
-
桃岩遊歩道では巡り合えなかったチシマリンドウ。
-
最果ての島の雄大な眺めを青空の下で見ることができ、ラッキーでした。
-
次に向かったのは礼文島最北端のスコトン岬。
バスは別ですが例のチャーター便ご一行様もほぼ同じ時間に着いているので、結構な人数での観光です(澄海岬でも行列をなして展望台まで歩いたっけ)。 -
真っ青な海に浮かぶトド島。
はるか彼方にはサハリンがあるはず。 -
キラキラ海をバックにしたエゾカワラナデシコ。
沈む夕陽もまた絶景なんだろうな。
2ヵ所だけのシンプルな観光でしたが、ガイドさんの説明も楽しくまた勉強にもなり、乗って正解でした。 -
予定通り16時半に香深のフェリーターミナルに帰着して解散。
ほどなく稚内からのフェリーも入港し、折り返し便で稚内に戻ります。24時間の短い滞在でしたが「花の浮島」ともこれでお別れ。楽しかったよ。
礼文島編はここまで。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
よろしければ後半の稚内編もご覧下さい。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
礼文島(北海道) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
60