横浜の山手で朝からお散歩　午後編

2015/05/20 - 2015/05/20

午前中　イタリア山庭園内の　
ブラフ18番館　外交官の家　べーリックホールを回り　
お腹が空いたので　ランチを食べることにしました

この日は五月晴れの気持ちのいい日でしたが　
ちょっと暑めだったので　体力を使いました

江戸末期に　西洋列強からのリクエストで　
横浜という寒村が　港として開かれてから　
どんどん発展してきた結果　
大型クルーズ船を迎え入れ　多くのタンカーが荷下ろしをする　
活き活きとした港町になりました

歴史の足跡は　あちらこちらに残されていて　
散策するのも楽しいし　
オシャレなレストラン　中華街など　
見どころいっぱいな街です

エリア 横浜(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル

朝一番に訪れたのが

ブラフ18番館

ブラフ18番館 名所・史跡

その次に　
同じイタリア山庭園の中にある　
外交官の家で　
薔薇を楽しみ

外交官の家 名所・史跡

べーリックホールを　
見て周り

ベーリック・ホール 名所・史跡

横浜雙葉の前を　
通り過ぎて

エリスマン邸に到着

ここの厨房は　今はレストラン！

とうちゃ～く
ランチ～
のつもりが

観光客が　すでに列

入るまでに　相当時間がかかりそう・・・

エリスマン邸 名所・史跡

エリスマン邸に押し寄せている　
観光客の皆様・・・

ふと見ると　道の反対側に ティールーム！

「えの木てい」

1927年築の西洋館が　喫茶になっていました

えの木てい 本店 グルメ・レストラン

こんな感じで　エリスマン邸を眺めながらの　
食事になりました

庭のテーブル席

隣のテーブルには　ワンちゃん連れのお二人

庭なら　ワンちゃんOKです

木陰ができているので　
風も通り　
気持ちの良い　ランチになりました

Ｍのオーダーした　
ハンバーガー　

800円＋税

http://www.enokitei.co.jp/

父が選んだのは　
ローストチキンサンド　

750円＋税

隣で　ワンちゃんも　お食事中

えの木てい　の建物は
日本人の設計

元々アメリカ人検事が住んでいたのですが　
現オーナーが1970年に買い取ってから
趣味が高じた　菓子店　兼　ティールームになったそうです

ビスケット類が　お勧めなんだそうですが
ランチも　充分おいしかったです

柵越しに　隣の西洋館
「山手234番館」が見えています

その前が　「元町公園前」の　バス停でした

保土谷駅行のバスが来ていました

室内の席も　
アンティック調で　とても素敵でした

隣の　山手234番館

アメリカ人用のアパートとして　
建てられたものです

建築設計は　えの木てい　と同じ　
日本人の　朝香吉蔵さん

山手２３４番館 名所・史跡

３ＬＤＫのアパートが
一階に２つ　
二階に２つ

玄関を中心に　左右対称に配置されていました

戦後は　アメリカ軍が接収

その後1980年頃まで　
実際にアパートとして　
使われていたそうです

えの木てい　と　山手234番館　の向い側に広がる　
元町公園

元町公園 公園・植物園

公園の前には　
すごいクラシカルな　
電話ボックス

現役のようです

横浜山手聖公会

http://anglican.jp/yamate/

イギリス国教会の流れをくむ　
教会です

横浜山手聖公会 名所・史跡

この教会を過ぎると　
外人墓地

外人墓地の始まりは　ペリーの時代に遡ります

黒船ミシシッピー号でやって来た　
水兵さんの一人　Robert　Williamsが
船から落ちて死亡

ペリーが海の見える外人用の墓地を　幕府に よこせと威嚇
トランプみたいな人かな？

幕府は 仕方ないから 今の外人墓地の土地を　提供した
というのが始まりだそうです

かいがらざか　の石碑　

この辺を掘ると　貝殻がザクザクでてくるため　
名付けられたそうです

はまぐり坂とも呼ばれているそうです

山手資料館

開港当時の生活が分かるような　
家具や　ガラス食器などが　
陳列されている　資料館

入場料は210円

グリーンベンチ

昭和元年　アメリカから　横浜共立学園に
送られてきたもの

「伝道の椅子」として　
親しまれていたそうです


ガス灯は　昭和5年　馬車道に設置されたもの

こちらの庭には 観光客の姿もあまりなく

というか　全く誰もいない！

きれいに　手入れされていました

横浜マリンタワー(^.^)が見える
この道の向かって右側に 資料館
外人墓地が　向かって左側

山手十番館

懐かしいレストランです
学生時代　授業が終わると　
みんなで車に飛び乗って　
ここまでお茶を飲みに来ましたねぇ

当時のM達にとって　ここは　外国でした！

来るのが好きでした

でもこの日は閉店中・・・

十番館の向かい側に 外人墓地がひろがる

Cemetary Office

墓地を管理するところかな？

関係者以外　立入禁止と書いてありました

墓地には入れないみたいです

有名人のお墓も　色々あると聞いていたので　
ちょっと残念

墓地の中を　散策できないので　
Cemetary Officeの中へ　
入ってみました

墓地に眠る　方々なのかな？

孤児院を設立した　修道女のマティルドは　
フランス人

米英の人ばかりじゃなかったんですね

この孤児院は　多分 雙葉学園の前身

色々な資料が　展示されていました

入場料は　無料

名もなき　街角の公園

きれいな蝶が　ひらひら

ひらひら　と・・・

薔薇のアーチ　
満開の時期は
素敵だろう・・・

さて問題

猫のいる風景

猫は (=^ェ^=) どこでしょう？

こんなところに　餌が置いてあるんだ～

次に右手に見えてきたのが　
岩崎博物館

商業劇場　ゲーテ座が　建てられていた場所
1923年の関東大震災の時に　残念ながら
ゲーテ劇場は　倒壊

岩崎博物館(ゲーテ座記念) 美術館・博物館

現在の建物は
岩崎学園の
横浜洋裁学院創立50周年記念事業の一貫で
1980年に建設されたもの　

服飾関係の資料や　収集品を中心に展示している博物館　

博物館の先の交差点で　
今度は右折

ちょっと歩くと　左側に　
イギリス館への入口

横浜市イギリス館(旧英国総領事公邸) 名所・史跡

1937年　英国総領事公邸として　
建築された洋館

館内を見学してみます　

横浜市の指定文化財です

イギリス館の中も　
お花が飾ってあって　
緑の美しい季節を　
より一層　強調しているようです

横浜市イギリス館(旧英国総領事公邸) 名所・史跡

寝室の様子

二階の寝室や　化粧室を見てから　
再び階下へ

主屋の1階の南側には
西からサンポーチ　客間　食堂

広々としたテラスから芝生の庭につながっている様子は　
東京の半蔵門にある　
英国大使館の　大使公邸と　
共通してませ～ん？

庭が窓越しに 見えてます

ポアロでも 出てきそう

庭へでました

階段を上がっていくと　
「山手111番館」

山手１１１番館(旧ラフィン邸) 名所・史跡

J.H.モーガンの設計

アメリカ人J.E.ラフィン氏の住宅として
1926年に建てられたもの　

スパニッシュスタイルの赤瓦と白い壁が美しい西洋館

山手111番館の　邸内

昭和初期の洋館の雰囲気を 再現

山手１１１番館(旧ラフィン邸) 名所・史跡

重厚な感じの 邸内

二階には　回廊

http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/yamate-seiyoukan/yamate111/

山手111番館のホームページです

山手111番館の　玄関付近

横浜市の市営観光スポット周遊バス
「あかいくつ」が ちょうど 到着

港の見える丘公園前　のバス停は　
イギリス館と　山手111番館に　はさまれた
この場所だったんだ(*^。^*)

一日乗り放題のチケットは　500円

http://www.city.yokohama.lg.jp/koutuu/kankou/akaikutsu/

でも 乗らな～い

午後の4時を過ぎました

さすがに少々 お疲れのMと父

山手111番館を　あとに
先を急ぎます

さあ　最後の行程

港の見える丘公園を通って　
中華街へ　

夕飯が待っている～

この丘の上は　イギリス館があるように　
外国人居留地時代　
主にイギリス人が住んでいたエリア
何となくイギリス感が 漂う

ルピナスの花越しに　
赤レンガの建物が　
目にはいってきました

大佛次郎記念館

大佛次郎は横浜生まれの 作家
（おさらぎじろう　と　読みます）

大佛次郎記念館 美術館・博物館

「パリ燃ゆ」
「天皇の世紀」
「帰郷」
「赤穂浪士」などの名作を残した作家

「鞍馬天狗」も有名

でも　あまり読んでないな((T_T))

ティールーム 霧笛 グルメ・レストラン

開花期の横浜を書いた

「霧笛」にちなんで

喫茶部には

「霧笛」という名がつけられていました

公園の様子です

花畑が きれい

ここは　色々なドラマなどで使われている　
有名なロケ地

ＮＨＫの朝ドラ　「まれ」　でも
使われていました！

港の見える丘公園 公園・植物園

横浜港と　
停泊中の大型船が　
見えています

さすが　港の見える丘公園！

ベイブリッジも　見えています

港の見える丘公園 公園・植物園

フランス山の風車

平成16年に　
フランス領事公邸にあった風車を
資料から　復元して　
設置したもの

大切に残されているイギリス館に対して　

フランス領事館は　廃墟のまま

港の見える丘公園 公園・植物園

フランス山は　予想以上に　
本格的な小山でした

マリンタワーが　
近くなってきた！

マリンタワーは　横浜開港100周年の　
記念事業として　建てられたもの

ゴールまで　あと一歩

山の中から　
やっと都会に　
戻ってきました

フランス山を　振り返って・・・

港の見える丘は　

この小山の向こうだった

橋を渡って　中華街に入って行こうとしたら

なんと　クラゲが　気持ちよさそうに泳いでいました

長崎の出島と同じで　

昔は　この中華街のエリアも　
囲われたエリアになっていて　
一般の日本人とは
一線を画していたって！

だから　川と言っても　
半分もう海なんでしょうね

龍門は とてもすいてました

特筆すべき　美味しさとかはないですが
普通においしかったです

コース料理を食べて　
帰宅しました

よく歩いた一日でした

この旅行記へのコメント （2）

• ガブリエラさん 2017/08/13 19:28:57

  だいぶつじろう、って思ってました(^_^;)

  Ｍさん☆
  
  こんばんは♪
  
  今日は、ガブ家のある町では、盆踊り＆花火大会なのです(*^_^*)
  もうすぐ、花火の時間なので、毎年挑戦している「花火撮影」に挑んできます（笑）。
  
  横浜の洋館の数々、本当に素敵ですね♪
  洋館を見ながらの、ランチも憧れちゃいます！
  ハンバーガーや、サンドイッチも、なんだかお洒落ですねヽ(^o^)丿
  
  ペリーさん、強引に海の見える場所を、外国人墓地用に出させたんですね。
  うーん、日本人としてはちょっと<`ヘ´>という感じですね・・・。
  
  大佛次郎さん、ずっと「だいぶつじろう」だと思ってました(^_^;)
  勉強不足ですね(^_^;)
  教えて下さって、ありがとうございます♪
  
  Ｍさんに、クルーズ一緒にと言っていただいたのが、とっても嬉しかったです！！！
  
  ガブ(^_^)v
  

  M-koku1さん からの返信 2017/08/18 23:51:24

  RE: だいぶつじろう、って思ってました(^_^;)

  ガブちゃん
  
  花火　どうだったかな？
  きっといい写真が撮れたことでしょう
  
  お返事遅くなりました
  気合いを入れて　お返事を書く時は　PCなので　
  どうしても　週末になってしまいます　
  ごめんなさいね　
  
  横浜の洋館は　神戸の異人館　長崎の異人館と同様
  素敵なものが多いです
  うれしいのは　ほとんどが無料で公開している点です
  
  またボランティアさんたちによる　お花の飾りつけや　
  クリスマスの飾りつけが　とても素敵なんです
  
  キリスト教にまつわる建物なども多く　
  本当に　外国臭　ぷんぷんです
  そこが何ともいいんですけれどね
  
  ペリーさんがごり押しして　外人墓地のエリアを獲得したために　
  そこが開発されずに残って　今　観光におおいに貢献しているので
  あまり怒らないであげてください　(笑）
  
  大佛次郎の読み方　難しいですね
  実は　Ｍは　「おさなぎじろう」と覚えていて
  打ち込んだら　字が出てこないので　あせりました
  ふり仮名を書いておいたのは　自分のためでもあるんです
  （^0^）
  
  クルーズ　お得なのがあったら　ご連絡しますね
  
  ではまた
  Ｍより