2017/07/15 - 2017/07/15
737位(同エリア1398件中)
船尾唯智さん
南海フェリーで徳島港に着いた後、徳島駅前でのバス乗り継ぎを経て、淡路交通の洲本行高速バスで洲本に向かいます。
徳島滞在時間1時間ちょいでした。
洲本を散策した後は、期間限定で復活した洲本→深日港の航路に乗って、再び大阪側に戻ります。
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淡路交通の徳島→洲本高速バス。平日は1日4往復、土休日は3往復しかありません。
どちらかと言えばマニアックな高速バス路線なのでしょうが、ただ淡路島は江戸時代は阿波藩の領地。淡路島の名の起源も阿波への道の島という意味で「阿波路島」であり、昔から徳島県と淡路島の交流は結構あるゆえに、このバス路線もあるのでしょう。
画像は徳島県の大河、吉野川です。 -
このバス、徳島県側は専ら下道を行きます。鳴門北インターチェンジに入るまで常に下道。
ゆえに徳島本町の渋滞での遅れ10数分を取り戻すことはなかなか難しいでした。
画像は小鳴門橋入口にある小鳴門橋乗り場。徳島バスの営業所兼待合所になってます。 -
小鳴門橋を渡り、鳴門島に上陸すると、砂の畑が広がります。ラッキョ畑とのことらしい。
まあ地図を見ると、鳴門島、特に中部から北部は大きな川もなく、水路を引っ張ったり、水を確保するのが難儀そうな地形ですね。 -
で、鳴門北インターチェンジからようやく高速に入ると、このバス路線の最大の見所、鳴門海峡大橋を渡ります。
名物渦潮はパッと見、見つかりませんでした。
主に鳴門から遊覧船が出ていますが、出来れば昔みたいに淡路島の福良までの航路があると個人的には嬉しいのですが。 -
この日の高速バスは、運転本数の割には意外と客が多く、淡路島の途中のバス停で次々で降りて行きます。今も徳島と淡路島の交流がそれなりにあるのだな、と認識します。
洲本インターを降りて、洲本の市街地に入ろうとすると大渋滞に巻き込まれます。三連休で島外の観光のクルマ、そして市街地中心部にあるショッピングモールに向かう地元のクルマが集中し、終点には30分も遅れて到着。
洲本って、特に市街地付近はあまり道路事情は良くないですね。道も狭いところが多いし。
でバスを降りて、洲本市街地の散策をスタートさせますが、いきなり見つけたのがこの看板。
おお、足湯があるのね。けど今日はメチャクチャ暑いから遠慮しときます。 -
洲本の市街地には、このような江戸時代からの商家も残っています。
うん、こういう町並みが好きだなあ。味があって。 -
洲本の中心街からちょい南にある厳嶋神社です。広島の宮島の厳島神社と何か関係性があるのか分からないまま、手を清め、お詣りします。
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その厳島神社の参道。洲本の中心市街地の一部と化しています。
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そのため、沿道には飲み屋が多い。
その看板に「おかま ゲイ ニューハーフ」って。神社沿道とは思えない俗世界。なんてバチあたりな(笑) -
その参道からちょい北の地点から、西の方角にアーケード街が始まります。洲本のメインストリートですね。
アーケードの北の離れたところのショッピングモールに客足を奪われている模様。 -
そこそこ長いアーケード街。
こういう暑い日にアーケードを歩くのは、日陰になっていいですね。
特に一部の店の前を通ると、店内のクーラーの冷気がアーケードの通りに流れてきて、非常に涼しくて良い。電気代を考えると、太っ腹なお店だ(笑) -
こういう地方都市のアーケードも、昭和レトロ感が満載で非常に雰囲気が良い。
こんな風情あるものは、ショッピングモール行っても全然味わえないですよ。 -
こういう木味のある看板を掲げた木造の店もある。
ただ、どう見ても営業している気配はない。 -
アーケードは橋の手前で終わり。これが洲本のアーケードの西の端。
ここから洲本港フェリーターミナルのある、東の方角に引き返す。暑くて汗ダラダラ。途中の自販機で水分補給をしないと、脱水症状&熱中症を起こしてもおかしくない状況だった。 -
洲本のフェリーターミナル。さきほど高速バスを降りたところから、すぐに見えるところ。
ゆえにバスとのアクセスは悪くはないが、先述通り渋滞に巻き込まれることもあるので、バスからフェリーに乗り継ぐ際は十二分に時間的余裕を見ましょう。 -
そしてここから大阪深日行の航路に乗る。「深日洲本ライナー」の愛称が付いている。
実はこれ、交通実験のために、9月末までの期間限定で「復活」した航路。昔、この航路が存在していて、南海鉄道もこの航路に接続する急行列車を走らせていたとか。
1日4往復で大人片道1500円。私が乗った便は、淡路島観光を終えた大阪からの客で満席でした。
汗ビッショリになった私は船内でジュースを購入。100円ポッキリで買えるのが良い。
あとこの日、フェリーからずっと外を眺めてましたが、神戸港で開港150周年のイベントがあったためか、恐ろしいほど船が見当たりませんでした。本当は船がウヨウヨいてもおかしくないのに。 -
約55分という比較的ゆっくりしたスピードで大阪深日港に到着。
多くの釣り人に出迎えられました。 -
こちらが深日港のフェリーターミナル。交通実験の期間限定の航路の割には、比較的立派なフェリーターミナル。
地元の大阪府岬町はどうしてもこの航路を復活させたいのでしょう。 -
ただ、ほほ同時期に関空~洲本航路も復活しました。こちら淡路関空ラインは交通実験ではなく、本格営業。
これと見事にバッティングしたような形になってしまいました。先日の新聞報道によると、どちらも利用は芳しくない模様。関空洲本航路は事前のPR不足を指摘され、こちら深日洲本航路では平日の客が少な過ぎる模様。 -
深日港からは徒歩数分のところに南海深日港駅があります。その間に、短くて小さいながらも古いアーケードと商店街を歩きます。
かつて鉄道と航路の接続点として繁栄した往時を偲ぶことができます。
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