宮崎カーフェリーから南海特急「サザン」指定席車両の旅へ

2017/07/15 - 2017/07/15

7月三連休に、宮崎カーフェリーで関西入りした後、鉄道を乗り継いで、まだ乗った事のない和歌山～徳島間南海フェリーに乗りに行くべく、南海特急「サザン」の指定席車両に初乗車しました。

エリア 岸和田・貝塚(大阪)

宮崎カーフェリー上り便で眠りにつき、5時ごろに目が覚めたら陸地が見えました。
船の揺れも消え、瀬戸内海に入りました。

まだ多くのお客さんは眠りについたまま。

デッキに出ると、さすがに昨夜の時ほどの湿気はありませんでした。
ただ早朝でもやはり少々蒸し暑いのは、この季節だから仕方がない。

あれは淡路島だったかな？忘れてしまいましたが、瀬戸内海の朝の景色は素晴らしいです。

レストランで朝食をとります。カレーで500円なり。

朝からカレーを食べたい私としては嬉しいものの、贅沢を言えば、出来ればサラダも欲しいところ。

こうして三宮フェリーターミナルに降り立ちました。非常に快適な一夜の航路を過ごしました。目覚めは最高！

ここからバスでJR三ノ宮駅に向かいます。

沢山の客を乗せたバスでしたが、JR三ノ宮駅に着くと降りた客は一斉に散らばりました。

私は地下に潜り、阪神の駅から大阪難波に向かいます。阪神なんば線が出来たおかげで、三宮から快速急行に乗れば難波や奈良まで乗り換え無し・直通で行けるようになりました。非常に便利です。

三宮から30分程度で大阪難波に到着。そこには伊勢志摩ライナーが待ち受けていました。

三宮から伊勢志摩に行くのも、一回の乗り継ぎで済むようになったので便利ですね～。

伊勢志摩ライナーの前面展望も是非一度は楽しみたいところですが、今回は後ろ髪引かれる思いでここの改札を出て、南海難波駅に徒歩に向かいます。

大阪難波駅から南海難波駅までの徒歩は、全て地下道ながらも冷房があまりきかず、更に人が多く距離が意外と長く、結構苦労します。特に重い荷物を持っていたら尚更。

あんまり歩きたくないなら、乗換回数は増えるけど、西九条→JR→新今宮→南海の方が歩かなくて済むかな？

で、私は南海フェリーに乗るため、券売機で「徳島好きっぷ」を買います。南海フェリーの運賃は2000円ですが、この切符は南海フェリー＋南海線で2000円ですから、非常にお得です。

たた、和歌山港行特急「サザン」の指定席券510円を別途買うため、再び指定席券窓口に並び直しました。ここは関空行特急ラピートの指定席券を買い求める外国人客でいっぱい。

こんなことなら、最初から券売機には行かずに、この指定席券窓口に並んで徳島好きっぷもまとめて買った方が楽だったかな？

で、こちらは南海難波駅構内の和歌山港行き 特急サザン。こちらは通勤型電車の自由席でロングシートの車両。
で、私の乗る指定席は、、、

こちらです。「サザンプレミアム」と車体に書いてある。確か最近投入された指定席車両の新車ですね。

こちらは先頭車両。うーむ、なかなかいい外観デザインの車両ですね。

そして指定席車両に乗り込みます。おお、快適そうなリクライニングシートが並んでます。
自由席の場合はロングシートですが、500円ちょっと追加して払えばこちらに乗れることになります。

こちらが先頭座席から眺めた前面展望。
ああ、この席を取りたかったなあ。難波→和歌山市方面の特急サザンは、この指定席車両が先頭になる模様です。

こちらリクライニング座席の様子。

新車の指定席車両だけにコンセントもあって、サービスは充実。

南海特急サザン指定席の座席番号の付け方は、JRの1Ａ、1Bという風ではなく、33、34と単純に番号を付けてますね。
今度乗る時は先頭座席に乗りたいから、そのことを頭の片隅に入れておかねば。

定刻を迎え出発すると、新今宮、天下茶屋、堺と停車。JRと接続する新今宮は当然のこと、堺を出た後も指定席車両に乗り込む客が数人程度ちょくちょく見られます。
岸和田では出発後、町の建物の隙間から岸和田城が垣間見えました。

岸和田城の写真をもう一枚。まあ走ってる電車から撮ったから上手くはないですが(^^;
南海本線は結構高架化されてますが、沿線は古くからの下町で、今も結構古い建物が多いですね。

ちなみに私は以前、天王寺からJR阪和線に乗って関空に行ったら、途中で人身事故が発生して列車が大幅に遅延し、あわや飛行機に乗り遅れそうになったことがあります。

それに懲りて、関空へのアクセスは南海を使うことが多くなりました。JR阪和線はよく遅れる模様ですね。

泉佐野で隣ホームの和歌山市行普通と接続します。

【続く】