2017/07/26 - 2017/07/26
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xiaomaiさん
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歌舞伎座で初めて幕見席にて観劇。非常に人気のある公演であったため、昼の部を観るために早起きして出かけた。
かんかん(堀越勸玄)が宙乗りすることで話題となった夜の部は、あらかじめチケットを入手してあった。演目自体に興味があって、観たいという強い気持ちがそもそもあったが、闘病中の麻央さんと海老蔵を励ましたいという気持ちも強かった。残念な結果になってしまったけど、かんかんの演技を空から見て、麻央さんは安心し、これからもかんかんを見守っていくことだろう。歌舞伎ファンの自分も引き続き成田屋を応援していきたい。
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海老蔵とかんかん(勸玄)が宙乗りをする夜の部は7月24日に2階席で観た。そして、昼の部も急に観たくなったものの、チケットは完売状態。やむなく幕見席で観ることにした。ところが、今回の公演は大人気。かんかんが出ない昼の部さえ、早く行かないと座って観られない。それで、早起きして出かけた。
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7時ごろ家を出るつもりだったんだけど、早く目が覚め、予定を早めて出発。7時10分ごろ有楽町に着くと、激しい土砂降りに見舞われた。しかし、雨宿りなどしていたら、他の人に先を越されてしまう。膝から下がびしょびしょになることを覚悟で歌舞伎座へ。焦っていたせいか、和光あたりで滑って転倒するも、めげずに前進!
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7時25分に到着すると、先着は4名。1番の人は6時に到着されたとのことだった。土砂降りの雨が降っていたのは、7時15分ごろから8時ごろまでで、ちょうど豪雨のときに晴海通りを歩いていたことになる。
普段とは異なり、早起きして来て並ばなければいけない今回の公演には、外国人はさすがに来ないかと思っていたら、大間違い。8時ごろ並んでいた10人のうち、2人は外国人だった。4番目の方は日光から来られ、前日に東京に宿泊されたとのことだった。並んで待っているとき、前後の方と仲良くなりお喋りが弾む。
(おそらくこの日は悪天候のため、客の出足が遅かったと思われる。2日前にスタッフに聞いたところ、遅くとも8時までには来たほうがよいと言われていた) -
8時半ごろ、スタッフが出てきて、長椅子のセッティング。この長椅子が出されるまでは、建物がくぼんでちょうど座れるところに皆行儀よく座っていた。
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公演予定表のはりつけなど、スタッフは忙しく働いていた。
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そして、1番の人から、観たい公演を尋ねられる。1、5番(自分)は昼の通し、外国人の9・10番は昼の部の一部で、2、3、4、7、8番は夜の部だった。やはり、多くの人のお目当てはかんかん。
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場所を区切るための赤いビニールテープが設定され、その中に並んで座っている我々は見せ物のようになった。
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前後の人に断りをいれ、トイレへ行ってきた。その帰りに撮った画像。
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9時の段階で、昼の部の第1演目である、11時からの「矢の根」は立見。
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その後も、歌舞伎を観たい人々が次々と押し寄せた。
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10時15分になり、昼の部の幕見席の販売が開始された。
(16時45分からの夜の部の希望者は14時半までさらに並んで待つ。前にいらした日光から来られた方は7時間座って並ばれたことになる) -
7時半から並んだ結果、入手した幕見席チケット。昼の部の通しなので3枚。番号は2番。
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10時半ごろ、幕見席直通の専用エレベーターで4階へ。そして、幕見席チケットに書かれている順番で再度並び、誘導に従って劇場内へ。スタッフがしっかりしているため、乱れはまったくない。2列あるうちの後ろのほうの通路席を確保。占有の目印とするために荷物を置き、幕見席探訪に出かける。
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こちらは立見エリア。お立ち台に座って観ることは、視線が低くなり過ぎて不可能。あくまでも、立って観るための台。
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夜の部で海老蔵・かんかん親子が宙乗りをするため、半分の座席が潰されている。
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飲み物の自動販売機あり。
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ロッカーもあり。
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イヤホンガイドもあり。幕見席では500円で借りられる(通常席では700円)。でも、階下のおみやげ店やたいやき屋、レストランには行けない。
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2日前には2階東側で靴を脱いでじっくりかんかんの演技を楽しんだ。花道をピョンピョン飛び跳ねながら現れ、「勸玄白虎、御前に」。宙乗りのときも堂々としていた。海老蔵はメイク後の見た目が夏雄さん(父)にそっくりになってきて、團十郎を襲名してもよいほど成長したけど、4歳にしてまったく物怖じをせず、観客に手まで振って愛嬌を振りまくかんかんの八代目新之助襲名もそう遠くはないだろう(現海老蔵は7歳で新之助襲名)。
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これが、幕見席からの眺望。舞台からは確かに遠いものの、オペラグラスがあれば、芝居は楽しめる。
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七三も見える。
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ただ、座席が1、2階席に比べると、やや狭い。
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白人男性はホントにきつそうに見えた。
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これはかんかんが宙乗りするときに使うロープ。
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芝居が終わると、階段で1階まで下りる。出てくるのはピンクの服の女性が立っているところ。
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帰り際に見たら、夜の部は大詰め以外は売り切れ。皆さん、かんかんが登場する二幕目が目当て。
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夜の部は売り切れる前に複数回分購入しておけばよかった。そして、昼の部も買っておけばよかった。今回の公演がとてもよいものであっただけに、自分のように、こう後悔している人は少なくないと思う。
次のかんかんの芝居も非常に楽しみだ。もちろん、海老蔵にも期待をしている。 -
松本幸四郎、市川染五郎、松本金太郎もそれぞれ襲名。若いと言われてきた世代がますます成長し、歌舞伎界で中心的な役割を果たすようになってきている。日本伝統文化継承者としてその責務は重く、プレッシャーも相当なものだろうが、梨園の方々にはよりいっそうの精進を続けていただきたい。歌舞伎ファンとして、自分も惜しまぬ応援をしていく。
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