2017/08/12 - 2017/08/12
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お散歩花子さん
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この旅行記スケジュールを元に
私のツボ「中国の大きめ文化財」を見るために西安旅行してきました。
おおまかな日程はこの通り。
1日目:名古屋⇒北京(飛行機・エティハド)
2日目:北京⇒西安(飛行機・海南) 西安⇔天水(高速鉄道) *麦積山石窟観光
3日目:西安⇔華山(高速鉄道) *華山ハイキング
4日目:*兵馬俑博物館、*西安市内観光 西安⇒洛陽(夜行列車)
5日目:*龍門石窟観光 洛陽⇒北京(高速鉄道)
6日目:北京⇒名古屋(飛行機・エティハド)
【3日目】
西安近くの華山にハイキングに行きました。険しい岩山に、階段の登山道、売店、寺、記念碑がたくさんありまして、観光としてもおもしろかったです。山頂付近は地上より全然爽やか!
運動不足の人間が行くとどうなるか、参考におおよその時刻も残します。
華山ハイキングは峰々を渡り歩くことになるのでアップダウンが繰り返されます。それも急な階段で。
歩いたのは4時間強だけど途中バテて色々スキップしました。
-memo
ロープウェイ:北峰と西峰にかかっている。
北峰:1614m 華山で一番低くて、他の峰と離れている。北峰から登りはじめると登り道が多くなる。
蒼龍嶺:北峰~金鎖関の間にある、急で幅狭で一直線の階段。
金鎖関:全部の峰に通じている場所。
中峰:2037m
東峰:2096m
鷂子翻身:東峰のアトラクション。断崖を下った後下棋亭まで歩く。
下棋亭:仙人と王様が将棋をさした庵。断崖絶壁の上にちょこんと建つ。
南峰:2154m 華山で一番高い峰。
長空桟道:南峰の超有名アトラクション。簡素な足場を渡って、断崖のお堂を参拝する。
南天門:長空桟道の入り口。鐘がつけるみたいです。
- 旅行の満足度
- 4.0
-
寝坊してバタバタした後タクシーで西安北駅へ。始発の高速鉄道で華山北駅へ。
雨を心配していた割に全然いい天気で、ゆっくり山を歩き回ることにしました。なので駅に着いてから16時半発の帰りの切符を買っておきました。
駅近くの売店で水、朝ごはんを買ってから、無料公共バスの乗り場へ。西安北駅 駅
-
游客中心(ビジターセンター)行きのバスが全然発車せず、結局タクシーに乗る。白タク10元。1人10元計算で言ってくるのかな…白くないタクシーもたくさん走ってるので、そっちの方が安心かも。
游客中心付近にたくさんいる、物売りのおばちゃんから絵地図も買っておきました。 -
游客中心にあるロープウェー連絡バス乗り場に行ったところ、人が多すぎてしばらくバス乗り場の入場ゲートに近づけませんでした。
実は西峰ロープウェイ行きが断然人気があって大混雑しているだけで、北峰ロープウェイ行きはガラガラです。
30分もみくちゃにされた後計画を変えて、まず北峰ロープウェイで上がることにしました。 -
チケットは、前述の白タク運転手にチケット欲しいと言ったら旅行社に連れていかれたのでそこで買いました。旅行社のお姉さんによりチケット一枚一枚に「北バス・下り」とかキーワードを書いてもらってます。
まとめて買うと西と北のロープウェーチケット、それぞれロープウェイまでの連絡バスチケット、入山チケットで5枚もあるのでした。
値切る必要があったのか?私の詰めの甘さで結局定価でメリットなし。
旅行社のお姉さんにはハイキングルートを筆談で確認したのだけど
「西峰ロープウェイ→下り多めの登山道→北峰ロープウェイ(すなわち省エネルート)」
で行く気でした、チケットを買った時は。
でも結局連絡バスの混雑で気が変わって
「北峰ロープウェイ→上り多めの登山道→西峰ロープウェイ」のコースになりました。 -
8:40 北峰ロープウェイ乗り場に向かうバス。岩山が豪快で、すでに写真撮りまくり。
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ロープウェイ駅手前に売店が並んでました。山にハイキングに行く時、みなさん食べ物は何を食べますか?
私は朝昼兼用にビスケットしか持っていなかったので、ここでトマトと蒸しサツマイモを買いました。農薬とか気になるけど…絶対お腹空くから(笑笑)
中段にある茶色の丸いのは卵で、となりの黒いのはトウモロコシだって。
華山に限らず、桃を食べている人を良く見かけて私も食べたくなりました。でもみんな皮ごとかじっていてその食べ方は無理そうなのであきらめました。 -
北峰ロープウェイ。ゴンドラ1台に私だけ。急上昇だしすごい景色で大興奮。
ロープウェイを降りて階段を上ると北峰頂上にたどり着きます。石段の一段一段は奥行きがないことが多くて、踵が乗りきらず少し大変だということが発覚。 -
9:20北峰。北峰は他の峰々より低く場所も離れていて、お山の姿をきれいに見ることができました。おー絶景!(その後ずーっと絶景だったけどね!)
華山 山・渓谷
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9:50蒼龍嶺。フォトジェニックな超有名スポットだけど、気が急いていて全景を撮ってない(笑)
絶壁に延々と続く直線ストレート階段地獄でして、ほんと疲れました。
ここに来るまでは自撮りしたり「ヤッホー」とかやってた人たちもここは黙ってのぼっていました。 -
直線が終わってもしばらく階段が続きます。
足が痛くなってきたのでゆっくりと進むことしかできなかったけど、木陰の休憩所や売店が頻繁にあって助かりました~
このあたりだったか、西峰→北峰ルートの人たちのための蒼龍嶺迂回路がチラッと見えます。結構急な階段下ってた。 -
10:50金鎖関
やっと自由!金鎖関は山頂やお寺を結ぶ道が網羅されているから、行き先は自由自在。
疲れた、足痛い、もう帰る。西峰ロープウェイ方向に向かいました。 -
西峰方向に歩いていると、これまでと違って平坦な遊歩道が続くので調子が上がってきました。
階段地獄のために気が付かなかったけど、山の上は空気はおいしいし、爽やかな風が吹いているのです。 -
分岐点には行き先別距離と地図が書かれた看板が立ってます。
気持ちリフレッシュできたし帰りの電車の時間まで相当余裕があるので、東峰へ引き返す。 -
比較的平坦な道が続く。平坦な道かどうかは地図じゃわからなかったのでラッキーです。木陰を歩くピースフルなひと時。
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11時過ぎ、東峰への階段。通常北峰からやってくる人々は逆方向から東峰に辿り着くと思われますが、私は回り道をしたのでここを登ります。
階段じゃない部分を調子良く下りてずっこけてる子がいました。人を巻き添えにするなよ。 -
いろんな場所に同じ句碑が立っていて気になった。北峰でもらったチラシによると華山は金庸さんが書いた小説?華山論剣の舞台らしく。
この石付近には写真屋さんがいることが多くて、素晴らしい景色をバックに刀や槍の小道具を持って記念写真を撮ってもらえます。もしや、大量増殖してるのは商売のためなのかしら。。。 -
下棋亭
ポツーンと離れたすごいとこに庵。あそこには将棋盤があるらしいですよ! -
映ってる人達は崖っぷちに立っていて、はしごで崖を下りたあと、下棋亭まで行くそうです。これが鷂子翻身。あわわ、こういうアトラクションは冷やかしで十分だわ。
頂上に行った後、南峯へ。 -
一枚岩の下にある階段を見かけて、なにあれ!?とおりたい~と思ったけど、下ってくる人の列が途切れなかったです。
南峯に近づくあたりから人が多くなりました。あちこち行っても混んでいる…再び疲れがきてたので、こういう時はあっさりあきらめる。 -
12時 南峰頂上に登る前にトマト休憩をしました。
南峰頂上へは、この金天宮というお寺を通り抜けました。今回華山で見かけた建物の中で一番豪華だった気がします。 -
南峰頂上。脚立の上で大きな傘を持っているのは写真屋さんです。狭い山頂なのに撮影エリアを確保しています。
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頂上からの眺め。向かいに見えるのは三公山だか三鳳山とかいう岩山です。この岩山の険しさはすごいです…ハイキング中こういう激しい山をずっと眺めていました。
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どの山頂の石碑も記念撮影のために大混雑。周りの人々も入れて撮っちゃえ!
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南峰から西峰に移動。西峰ロープウェイ往復+南峰+西峰コースのお気楽登山な人もたくさんいるのではないかと思われます。山の上なんだけどこの人出はいったい。
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荷物を運ぶおじさん。さすがにおじさんの周りには誰もが空間を作り、パパは子供が邪魔にならないように呼び寄せてました。どこから登っているんだろう。ロープウェー口から?もしや麓から?
商売なんでしょうけど、暑い日に重い荷物を担いで階段で。 -
遠くから見た西峰の登山道。
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12:50西峰へ。遠目から見ると厳しそうだったけど、そんなにキツくない(私の感覚比)
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「臥薪嘗胆」。華山の岩にはたくさん文字が刻んであります。
文字なんてどこにでも書かれてていつの間にかスルーしていたけど、偶然目に入った文字が知ってる言葉でした。 -
刻まれた階段と垂れている鎖を使って岩を上ります。スカートはいたお嬢さんも手提げのお土産バッグ持ってるおじさまもみんな登っていました。
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西峰頂上からの眺め。
風が通り抜けて爽やかなのです。赤いリボンが風になびいていました。 -
西峰は下界がよく見えて、まっすぐな道路とか眺めることができました。
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十分楽しんだので帰る。今考えるといろいろ見どころをすっ飛ばしてるけど、私の体力でのベストエフォート対応でした。
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13:30西峰ロープウェー。
まだ早い時間だからか、乗車までほとんど並びませんでした。
このロープウェーは時間にして15~20分、山2つ分ぐらい超えて下界に降りていきます。 -
ちなみにこの日はずっと天気が良かったのですが
何日か後の華山は雷だったか夕方から天気が悪くなったらしいです。
一応山登りだし天気も注意した方が良いと思います。 -
西峰ロープウェイは北峰よりさらに景色が良かったです。
まわりに険しい美しい山がぼこぼこそびえてました。
降りた後の土産センターもロープウェイ連絡バスも、北峰ロープウェイより小ぎれい。さすが北峰より料金が高いだけある…太華索道 (陝西省華山西峰) その他の交通機関
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13:50 ロープウェーを降りると、今から上る人たちが待ってました。特別に日よけを作った場所にも並んでいて、私の感覚では600~700人ぐらいですかね?
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游客中心まで連絡バスで戻り、無料バスに乗り換えて華山北駅まで戻りました。
購入済みきっぷの時間より早く着いたけど、空席がなく列車変更できず。駅で1時間以上待ちました。
ネットで西安ご飯情報を調べながら時間をつぶす。
(意外と有意義で役に立ちました!) -
西安に戻りホテルで休憩したら、西安市街に遊びに行きます。
(続く)
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